439 ： ◆O27xb/033o：2016/01/22(金) 23:29:46 ID:ELGCx/7I






　　　　　　胃潰瘍は労災おりますか？　それとも労災ありますか？　サブカルなのはBP





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　　　 ||. ||　 　 　 　 　 /　 　 　 j　　 　 只　　　　　　 /. 　 　 　!　　　　　 　 　 |　| 　|　　　 　 |


445 ： ◆O27xb/033o：2016/01/22(金) 23:33:10 ID:ELGCx/7I





　　　　　どうやら精神的ストレスにおける潰瘍では、労災は降りなかったようだ

　　　　　さて、管理局勤務初年目にして色々とヤバイ事の渦中に巻き込まれている、そろそろ謝罪すべき
　　　　　　案件をリストアップし始めるとキリが無くなってきた彼だが

　　　　　どういうわけか入局二週間目に突入しようとしているのに、立場としては未だ無役であった

　　　　　というか、商社でもあるまいに研修での部署巡りって何やねんという話である

　　　　　仮にも軍集団だ。一般事務希望だったとしても、最初から配属先くらい決めとけやと言いたくもなる





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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼三三二　　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Y──----　　　く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/三二　三二二 　 ヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ三二　三三二二　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l三二　三三.二二　 　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'三二　三三.二二. 　 　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三二 :∧:三三二二　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/三二 :/　∧三三二二 　 　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/三二 :/　/　 Y三三.二二　 　 ',.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /三二 :/_フ　　 j三三二二　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （｀ヽ____ノ　　　 ,厶三三二二__ ..イ
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449 ： ◆O27xb/033o：2016/01/22(金) 23:36:41 ID:ELGCx/7I





　　　　　そろそろぴかぴかの制服の襟に階級章と肩口に部隊章が欲しい所である

　　　　　何にも付けてないと凄く微妙な気分になるのだ。何より目立つし

　　　　　因みに、階級と所属であるが、決定が遅いのは他部署との取り合いが済んでなかったからである

　　　　　あんまり軽い階級にはできないし、かといって尉待遇にもできんしで、部署によって適切な階級が異なる

　　　　　そして部署が決まっていなければ何させるかもできないので、結局ミッド本局で宙ぶらりんするしかなく……





　　　　　　　　　　　＿,... -―-- ､__
　　　　　　　　　　/ 7//777ヽr777 }
　　　　　　　　　　{ミ/´ 　 ｀ー ´　V
　　　　　 　 　 　 l/ｲ ＿ 　､　 ,　_ }
　　　　　　 　 　 _l/!　 tｫｧ /　{ｨtｧ !
　　　　　　　 　 {(j/! 　 ¨　 　 } ¨ 　〉　　　　　　　まだ余所との折衝が済んでないだけだ
　　　　　　　　　∨/＼　,....-=-'_　/}
　　　　　　　 　 /!/////r―‐-ｭ}//,〉
　　　　　　 ,..ィ{　＼///ｰ7777////
　　_,　 ＜　}:::::l　　 ＼/////////}､､
＜´　 ＞'´ |::::::::.､　 く> ￣￣￣´ }::::､｀＞ ､
＞ '´i i i i i |::::::::::|＼　 　 /介∧　jl:::::',i i＜　＞､
i i i i i i i _ｲj::::::::::::,　 ＼_/ /-{　∨ l::::::,i i i i_i＜　 ＞､
i_iイ;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::､　　　{　 |　　　}:::::::､;;;;;;;;ヽi i i＜__}
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452 ： ◆O27xb/033o：2016/01/22(金) 23:41:32 ID:ELGCx/7I





　　　　　主な勤務地が狂王の試練場１０階、もとい人気の無い(一人のせいで)カフェテリアという有様である

　　　　　勤務内容？　白子のハヤテリックとファンタジートークを繰り広げたり、ポータブルDVDプレイヤーで
　　　　　　映画を見ることだ

　　　　　これで地球の平均月収よりおちんぎんを貰えるのだから、常識人である青年としては居心地が悪い

　　　　　無料でコーヒー啜って趣味話してるだけで金が入るのだ。しかしながら、人は誰もしもが見下げ果てた
　　　　　　先輩みたく、椅子の座面をケツで拭っているだけの日々に耐えられるわけではないのである


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞--=ミ　 ＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　＼/ ∧　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　 |　　　　　 ＼ _|_　∨ ∧／}]　 |
　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　 　 　 |　 　　 ´＼,　 ∨ ∧.く.|　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　´「＼∧　 芹≧ｫ,∨　＼|　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : 　　　　芹ミ ＼ 弋rｿ　ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　ト　　　}┐　 从弋） 　 　 　 　 | 　 　 从|
　　　　　　　　　　　　　　　　| l　　/ ｲ　　　 ゝ　 '　　,　　　 |　　|／
　　　　　　　　　　　　　　　　l├rく /}　　　 心 ,　 ｀ 　　 _ イ ／{
　　　　　　　　　　　　　　　　　入　|　N　　　}//＞-=≦ ⌒Y_　‘，
　　　　　　　　　　　　　　　 {　 }r　　ﾆつ＼/⌒V＼｀"'-=__ }∧　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 |　 　_厂　　　　　　 }こ ＞　｀"'-=ﾊ,＿)ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　 :.　　 {　 　 　 　 　 .ノ |　　　　　 ﾘ　｀"'-=:}_
　　　　　　　　　　　　　　　∧　　＼_　　　,.: ´　　 |　　　 　 /　　　　　　〉
　　　　　　　　　　　　　　./　∧　 / !ﾄ.　,: 　　　　 |　　　　,〃　ー　　　「
　　　　　　　　　　　　　　.　/　Ⅳ　}} ＼!　　　　 　　　　 ，　　　　 ⌒7
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 /　　 {　　　　　j　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　| ,/　 　　V　　 　_rく　　 |　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　|／＼　　/ 　　　{　　　　 　 　　/}
　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　　⌒「　　 ∧　　　ﾉ　　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　/　」　　/　 　 　/


459 ： ◆O27xb/033o：2016/01/22(金) 23:47:28 ID:ELGCx/7I





　　　　　そうだ、白子のハヤテリックの眷属、もとい彼女の家族の処遇について語ろう

　　　　　今ではバグ取り、というかバグ部分を取り込んだり取り込まれたりして混ざり合い、もうバグが仕様だったんだよ！
　　　　　　というKOTY案件一歩手前な闇の書の一部たるヴォルケンリッター
　
　　　　　当然、ハヤテリックの付属物として扱われ、彼女の立場をよくする為に働いている

　　　　　胃潰瘍中将の預かりであることもあり、騎士達はミッド治安維持を任務として与えられ、町の警邏やら増援として
　　　　　　かり出されているそうなのだが……各々、割と平気で魔法を使った凶悪事件が起こるので面食らったりもしている


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. : : ―-- ､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,. : ´: : : : ⌒＼: :ヽ､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : :⌒＼: :ヽ: : ＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 .:': /: : :,: : : : :|: ､: ヽ:∧: : : :.
　　　　　　　　　　　　　　　/: /: :/_:l: : : |:_|_:|:.V〉Vﾑ: : : :}
　　　　　　　　　　　 　 　 /:/:|: /: 从: : :|从:}｀:∨ ': |: : : ,
　　　　　　　　　 　 　 　 .':/: :{ｲ:{ｨ震 ＼l,ｨ震ﾐ|ﾊ:{!: | : : ′
　　　　　　　　　 　 　 　 {:|: |: l:从ﾋﾘ　　}' Vzﾘ}':}∧:|: : ,
　　　　　　　　　　　　　　 |: |: |: {　　'　　　　　l: l_,ﾉﾘ: : {　　　　　　イカれたメンバーを紹介するで！
　　　　　　　　　　　　　　 l从 {:込、　ﾏ ﾌ 　 /:ｲ:/: :/}/
　　　　　　　　　　　　　　 ∨ Ⅵ:从｀　-r ≦{/┴'rく/　　　　　　　　「主、それはあまりに……」
　　　　　　　　　　　　　　　　　｀＼　_,ｨ 〉´／../_/　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　_,ィ.´/〈_,:∨..../_//　 　}　　　　　　　　まずはタンクのヴィータや！
　　　　　　　　　　　　　　　　/|_/..//::l／.......{_,{ｲ　　 ∧
　　　　　　　　　　 　 　 　 ,. 　/....{_{イ..7Tt(..ﾏV　　/＿〉　　　　　　　「え、ちょっと」
　　　　　　　　　　　　 　／　,:'.......∨...〈_/V.....Ⅵ／====}
　　　　　　　　　　　　 ∧､　′...............................｀{, ｲ ￣ ｢　　　　　　　次はタンクのシグナム
　　　　　　　　　　　　 7ヽ､=|..............、.................../　l　　 |
　　　　　　　　　　　　' 　 　 |................＼..............,　ノ´　　　　　　　　　　「あの」
　　　　　　　　　　,.　　　 /　}.....................＼........{'　　　　ﾉ
　　　　　　　　　 /　 　 ,:　　|...........................｀...､ﾊ_, 　 ´　　　　　　　　　そんでタンクのザフィーラに
　 　 　 　 　 　 /　　 ,.:　　 /.........................................〉
　　　　　　　　/ 　 ,　　　　{....................._...-＜..T..∧　　　　　　　　　　　「…………」
　 　 　 　 　 /　 　　　　　 ｀}ー..r..＜..|＞― ┴-∧
　 　 　 　 ／　 /　　　　 　 /::7::::T:::´::|::::､::::､::∨::::ヽ　　　　　　　　　　アサシンのシャマル！！
　　　 　 /　,.:　 }　　　　　 ,::::/:::::::|:::|:::::,:::::､:::::l:::∨::::∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「えっ！？」



467 ： ◆O27xb/033o：2016/01/22(金) 23:53:42 ID:ELGCx/7I




　　　　　多分、陸士隊は米デトロイト市警くらいには忙しいのではなかろうか。ロボコップ世界の

　　　　　廃墟とかやたらハイテクな武装したテロリストがポップするあたりあながち間違いでもない気がするが……

　　　　　兎角、仕事終わりにやってくる彼らとも引き合わされ、烈火の将が割と目の毒なデザインをしていると青年は認識した

　　　　　正直、あのスリットの入り方は色々際どい

　　　　　あ、そうそう、余談だが湖の騎士はこっちでの湖の騎士を解説され、大変微妙な気分になったようだ



　　　　　　　　 　 　 　 ,. : : : ――-- ､
　　　　　　　　　　, . :´ : : : : : : : : : : ´￣｀ヽ､
　　　　　 　 　 ／:,: : : : : : : ／: : ／: ⌒＼: : ＼
　　　　　　　 /: :/ : : : : : : /: : : /: : : : : : : ヽ: : :ヽ
　　　　　　　' : /: : :/: : : :/:/: :/|: /: : : :、:､∧: : : .
　　　　　　/: :/: : :/: : : :/:/-:/-|､: : :,: : :}: :ﾊ:∨､∧
　　　　　　: : ': : :/: : : :/ィ==ﾐ､ {:|: : :|: :/: :l: |､_}//､}
　　　　　　|: :|: : |: : : : |{ん:::(_　从: /}:/|-/､:ﾄV:/ : :　　　　　ああ、ごめんなシャマル。忍びの者って言い方の方がよかった？
　　　　　　|: :|: : |: : : : |弋z(ソ　　}' ｨ笊､': :/: :|': : : |
　　　　　 / : |: : |: : : : |　　　　　　　Vｿﾉ: ｲ: :/} : : ,　　　　　　最近の流行やもんな！　映画もやったし
　　　 　 　 }∧: :|: : : : |　　　　　 　 ' 　∧,: :/: | : /
　 　 　 　 /{:∧:从: : : { ､　　　 σ　　人,':イ:/,: :/　　　　　　「いや、はやてちゃん、そうじゃなくて……後そのポジション、
　　　　　　 '　 }/_∧: : |　｀ ,..._.　　＜: :/' /:ｲ/: :'　　　　　　　　外見的にはヴィータちゃんの方が……」
　　　　　／/￣＼,>＼:}｀ く__/:_イ /:イ／ ／イ
　　　　 { /{/　　　＼_/＼/　/- }　　　　　　　　　　　　　　　「オーケー分かったぜ、サーランスロット、ちょっと表出ろや」
　　　　_| l/　　　　 ∧.＼...∨-､∧
　　　｛ _/{　　　　 /　}......＼.＼_∨＼_、　　　　　　　　　　　　「みっ、湖の騎士違いです！！」
　　 　V../　　　／　V/.........｀＜_}＞､_〉-､
　　　｢／　　／　　　}'.......................｀ ＜_/ハ、
　 　 /　　　　　　　　V...................................ヽ/{
　 　 乂　 　 ＿ 　 　 }............、....................∧_〉 、
　　　　 |´　　　 ｀ T ´.................................../....V....}
　　　　 |＿＿＿__∧....、....................................、Ⅵ
　　　　　|　 　 　{　 ∨..＼................,..................＼}


473 ： ◆O27xb/033o：2016/01/22(金) 23:57:56 ID:ELGCx/7I





　　　　　少し残念な話であるが、ヴォルケンリッターのかなり目に毒な人パート２だが

　　　　　彼女は魔導書の戦闘中枢と判断され、万が一の危険があると困るので軟禁状態で仕事はしていない

　　　　　ハヤテリックの部屋に封じ込められており、外に出てこられないのだ

　　　　　管制中枢さえ抑えておいて、ガキな子供の部分の機嫌とっときゃ何とかなるだろ、という中将の思考が透けて見えているが……

　　　　　すいません、その人魔導書部分の中枢で、本当にヤバイ弾頭なのはハヤテリックさんの方なんすよ




　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　 　 　 　 　 ,　 　 ´　 　　 　｀ヽ､　,...､
　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　／　 ﾑ
　 　 　 　 　 　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　 {ヽ
　　　　　　　　/　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　ﾏ{
　　　　　　　 ;'　　 　 ,:'　/ /　 ,　　 / |! '， '，　 ','，
　　　　　　　 ;　　 　 |　/ / / / 　 ｲ　|i! |ﾑ　'，　',ﾑ
　　　　　　　 |　 　 　 /,.ｲ /_/__／ｲ　} l ﾊ }　ﾑ　 }:ﾑ
　　　　　　　 |　　:|　//| ㌣笊㍉｀ } /　二ヽ　 }|　ﾄ､ﾑ
　　　　　　　 | |　 | /ﾊ {/! 弋)ｿ　 /　 {iｿ ﾒ|　/l}　|　ﾏ}.
　　　　　　　 | |　 |{ |　|　|　　　　　　　ゝ {!.| /　!,/ 　ﾏ|
　　　　　　　 | |　 || |rﾊ　! ､　　　　__　　人/|　/　 　 }:!
　 　 　 　 　 , ,'　 j{ {{､ヽ |　｀ヽ､　　　／　|　!　　　　 |:|
　　　　　　 ,:'/　 / {i!|/＼i､｀ヽr､{｀ ´/>＼j /　　　 　 ﾘ
　 　 　 　 // /777ﾊ､＼//} |:::::::ト､ヽ// /ｲ　　　　　/
　　　　　// ///////}//ヽil |::｀ヽ､::∨Ⅳ/∧
　　　　 ,..イ////////|///,| |:::::::::::::｀ヽ､:ｰ--'....._
　 　 　 {//////////ﾊ///| |::::::::::::::::::::::;ヽ::::::::::::::｀ヽ､
　　　　 ∨/////////∧/ | |::::::::::::::::::::::;;;;;;',;;;;;::::::::::::::;;;,
　　　 / ,ヽ//////////}//| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
　 　 / ,く_　｀＼__,//＞´/ !| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧ヽ;;;;;;;;;;;;;;/
.　　/ / / ｀ヽ､_////／>/il| |､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／:::{!::∨;;;;／
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　/ /　{　 　 ヽ　｀ 二二二__j!:::::::::::::::::://::::::::|!::::}ﾆ｣
. { /　　'，　 　 '， |　 |　　|r== 二二二 ヽ::::::/rミ､ |
　/　　　 ,　　　 '，|　 |　　|}/////////ﾏ'，:////{. |


478 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 00:01:46 ID:fSr/BaqU




　　　　　闇の書を最強最悪の魔導書たらしめていた、暴走したらえらいことになる防衛機能は未だハヤテリックの中にあり……

　　　　　現在はバグ取り進行中＋単独の戦闘補助機構として再構成される予定だ

　　　　　因みに、当人はこの防衛プログラムに喜んで“モーンブレイド”と名付けた

　　　　　率先して白と黒の剣を両方携えようとするエターナルチャンピオンの鏡

　　　　　というのはさておくとして、まだ結構先だが妖精調の呻く剣はきっちりポップするようだ




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{] 　 　 /⌒ゝ－- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 rｆ{]::Kﾌ 　 ／, /i　 ､ ､ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `‐ｆ::∧　 //.7ｵ ﾄ､トｌx|　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ﾍ. ＼lﾍ.l〈ﾋjヽﾋｿ! l　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ ｀ヽrゞワ ノ! l　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＞vｿi!三L_ﾚ'､. ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／イ /　// '"ﾚﾍ ＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 >べ≠ 〈〈　 ,ﾉ ＼＼ﾄﾆ三ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∠:::/-くｚ'∠／＼ﾄ､ヽﾘ)ﾖ　 ） l
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l 　 !　＼　丶:::）､ ヽ/／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !　　l　　 ヽ　};ｲ　＼｀丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　　 l　 ﾄ,/　.l:ｿ ＿__ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !　 　 !　l::!　 |ﾆ－― ﾆゝ,　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾄ､　　ヽく ﾄ-'l　　　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽﾆー->Yｰﾉ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣ 〈ゝﾍl
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾｰ'::〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣


487 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 00:07:34 ID:fSr/BaqU




　　　　内容的に明らかにガキに見せるもんじゃねーだろ！　というツッコミを受けつつ、ゲームオブスローンズ絶賛放映中

　　　　最新シーズンも撮影中なので目が離せないぞ、でもどうして１０話１シーズン構成なんだ

　　　　青年と「やっぱり前の方が良かった」と翻訳の語句変更に文句を垂れつつドラマを見ていれば時間は過ぎる

　　　　この二人、日がな一日これしかすることがないのだ。ある意味かわいそうとも言える

　　　　青年は貧乏性で割といらちなので、自分で動いて用事を片付けるのが好きだし

　　　　ハヤテリックは元車いすとは思えぬアグレッシヴ少女だ。どっちも延々と座っていられるタイプの生き物ではない




　　　　　 / : /: : : : :.,: : : : : : : : : : : : : :､: : : :､: : : :ヽ: : : : .
　　　　　,: : :' : : : : :/: : : : : : : : :､: : : : : :ヽ: : :∨､: :∧: : : :|
　　　　 /: :/: : : : :/: :/: : ,: : : : : :∨: : : : ,:∨=ﾑ ､V::∧ : : :
　　　　.': : : : : : : :|: :/,: / |: :|: : : : ∨: : : |: :∨={: :〉:∧|: : : |
　　　　|: : :|: l: : : :|: | |: |　{: :{: : : : : ∨|: :|:|: :l: : :V:/: : |: : : |
　　　　| : : : : : : : |: |_{:_|_　ﾏ: : : : : : :l,ム斗: |: : :.| : : : |: : : |
　　　　|: :|:|: :{: : : |: { ﾏ{　｀从:＼: : : | }/}∧∧: : | : : : |: : : |　　　　　　いやぁ、ゲームオブスローンズは絶妙にセットやら雰囲気が
　　　　|: :|:|: :|＼: | ,イ笊_雫ﾐ {　＼: |ｲ笊_雫ﾐ、:{!: : : :|: : : |　　　　　　　薄汚くて、ヨーロッパの封建社会感が素晴らしいなぁ
　　　　|: :|:lⅥ: |:从乂 {::::::(_; 从 　 ＼ {:::::(_;　 Ⅵ : : : |: : : |
　　　　|: :| : ﾘ: :,: :∧　 Vzソ　　　　 　 Vzソ　 ﾑ∧: : :|: : : |　　　　　　　そう思わん、やる夫さん
　　　　∨: ,: : : |: ､:∧　　 　 　 　 ,　 　 　 　 /＞､l: : :|!: :从
.　 　 　 ∨|: : :∧: ﾘ込、　　 　 　 _　　　　　ｲ/ 　∧: :|--く　　　　　　　　「そうねー(こんなんで金貰ってええんかな)」
　　　　　 ､|: :∧:／　 　 ＞ ⌒ ｰ´-｀--＜　/　　,:　}:∧／∧
　　　　　 ∧:{..|´　　　 /, ／　 __　　　　　 ｀¨¨ヽ/ /ｲ／...∧_｝
　　　 　 ∧.∨|　　　　{// ／´　 ｀ヽ､＿__,　　　∨.../...／.⌒ヽ
　 　 　 /....∨∧　 ／({〈ノ　　/'⌒ｰ､　}　∧ 　 　 V.../.............∧
　　 　 ﾊ........∨..∨ 　 　 　 ／／{_(_(_ノ∨　'. 　 　 ∨............./　 .
　　　/⌒＼....V./　　　 r≦,イ　////∧　 　 〉　　　 ∨......./　　 |
　 　 {　　　 ∨/　　 　∧　　　 {￣￣￣}　／...:.　　　 ∨../　 　 ｛
　　　|　　 　 {.,　　　　,../.＼ 　 |/////,／.........∧ 　 　 ∨　　　 ∧
　　 /　　　　/　　 　∧....../.＼ |　￣／....＼／....l　 　 　 ヽ　　/　 }


492 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 00:10:55 ID:fSr/BaqU





　　　　　　　　　　なので、またぞろよからぬ事をしはじめるのである






.　　　　　　　　　　　　　　　　-=､‐-...､
.　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _ヽ:::::::`:..､　 ＿__
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,..::':::::`ｰ::::::::::`´:::::::::::::::`:::::...､
　　　　　　　　　　　　　　 ,...:´:::::::::__:::::::::::::/`ヽ_/＼::_:::::::::::::｀::.､
　　　　　　 　 　 -==‐‐::´:::::::::::::::/:::`::::::::::′:::::::::::::`' ヽ:::::__:::::::.,
　　　　　　　　　　　 ￣フ:::::,:::::::,'::::::::::i::r､:,､::::::::::::::::::::::::',:::::::i::::::::i
　　　　　　　　　　　　 /::／::::::/::::::::::::l::!`ｰ'}::i:::::::::::::::::::',::',:::::l::::::::|
.　　　　　　　　　　　 /:,' /:::ｨ:::l:::i:::, --‐‐‐' i::l:::::::::::::::::::::',::',:::!:::::::i
.　　　　　　　　　　　 !/ ,':::/i::::!:ﾊ::::::iｲ赱=､.lﾊ::::::::::::::::::::::',::',:i)::::::|
.　　　　　　　　　　　 　 i::,' .l::::i/:::i::::|.　￣　 j ゝ::::::::::::::::::::}::ﾘ::::::::l
.　　　　　　　　　　　 　 ',i　.i::::::i::::ゝ:!､　 　 ´　　ヽ:::::::::::::ﾘ::i:::::::::::!　　　　　　　　　はぁ……？　ドラマ……？
　　　　　　　　　　　　　　　 ',::::|::::i:::`i:＼ 　 _ 　 　 ＼::::::i::::l:::::::::: l
　　　　　　　　　　　　　　　　ゝiゝ|::::::',:::へ'　 ￣` .ィ´iヽﾉ:::|::::::::::::|　　　　　　　　　問診に来たんであって……「ええからええからー！」
　　　　　　　　　　　 　 　 __ノ:::::::::',::::::',::::::::i`ｰ　´　　 |::::::::i::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　,'///`ー‐-',::::::'.,-‐′　　　　 .i::::::::l::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　 ,'//// ヽ/∧',:::::::':.,‐‐---,　　__|::::::::',ｰ､------､
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　　　　　　　　　　　 ,//////// i/.∧ゝ::::::::＼　　　　　 ',:::::::':., l///// |
　　　　　　　　 　 ／,//////// |/,//`ヽヽ:::::::ヽ　ヽ　 i　ヽ::::::::',!/////.i､
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　　　　　　　　,.:'::::::i///////// , ////// ﾉ::::::::i 　 　 ,! 　 　 ヽ:::::ヽ/ヽ':::::',
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　　　　　　 ,:'::::::::::::::::::::`ｰﾆﾆﾆﾆl /////,'::::::::::::{ ∧.　 　,　　　,'/}::::::i//∧:::,
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498 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 00:14:08 ID:fSr/BaqU




　　　　　　このアラウンド還暦な痴女スタイルが絶妙に似合う御仁

　　　　　　こう見えて機械系のエンジニア、それも発動機の設計畑に所属していた人間だ

　　　　　　もう一度言う、エンジニアだ。生体工学博士ではない

　　　　　　親子愛の執念があったし、幾らか青写真があったとはいえよくぞまークローン工学なんぞを取得したもんである

　　　　　　つまり何を言いたいのかと言えば、機械系の心得がある御仁ということだ



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　　　　　　　　,､／!　　　　　　　__　　　　 ,...:::::´::::::::::::::::::::｀::...､
　　　　　＼l､/　　.l/|　　 ,...::´:::::::::::ヽ.／::::::::::::::::::::::::::::::､:::::::::::::ヽrｰ一/
　　　　　　　　 　 　 |/!／´￣￣`≧､:::::::/＼／ヽ,::へ:::::::`ヽ::::::::::} プ {_,,､,､_/
　　　　　　　 ／　　　/　　　,..ィ::´:::::,､_::/::::::::ヽ::::::`:::::::＼:::::､:':,:::::} レ {　プ {
　　　　 　 ／|　　､､ .i_,ヽﾆ二::,:イ:::/::::::rﾐiil',::::::::::::::::::::::::::::ヽ::',:::',::} シ {　レ {
　　　　　　ヽヽ ノ 　 ./　　 /::::::::::::'::::::::i``´_',::::::::::::::::::::::::::::::`ｰﾐ:',} ア {　シ {
　　　　　　 ｰ ´　　 /.　　 ,':::,ｨ::::::::,:::::::l､iｰ`´i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ:´´`}.　ア {
. 　 　 　 　 ヽ／ 　 {,,　　 |::/,'::::::/:::::::::lﾍｲ　 ',::､::::::::::::::::::::::::::ヾ､::}::::::::ヾ. !! .ゝ
　　　　　　／ヽ　　 /.　 　l,' i::::::/ｨ:::::::::i´ヾzz､',::ヾ､:::::::::::::::::::ヾ､j/:::::::::ヽ_人_/
　　　　　　┼-､ヽ　{　　　 　|:::/i::::ﾍ:ﾍ:::ｨ宅ｱミ ヽヽ`ｰミ::::､::､::',:::::::',::::::}　B　{
　　　　　　/ ､_j　　 ',.　　　 ﾍ::::ﾊ:::i､ヽミト　/// { ｀'////ヽjl::i:::}:::::::::',::::}　B　{＼__
　　　　　　　　つ　　ヽ.　　　 ﾍ| ﾍ::',ヽ::f`ﾍ u　 ､　 　 _,-'　 iﾉi/}:::::::i､ヽ}　A　{::::::::::ヽ
　　　　　　　,　 ,　　 i`　　　 　 　 ﾍi　,ヽニ}`:..､　 ￣　　, ィ　 /:::::::::l `ｰヽ,､,f三三ミ､',
　　　 　 　 /　/　　､ヽ　　　　　 　 ／三三}::::::::`:lｰ.rへ＿___/::::､::::::::ヽ　 /三三ニﾐﾑ',
　　　　 　 ・　・　　､iヽ　　　　　 ／≧´｀≦ﾘ:::::::::::}ﾆi 　 ヽ-‐{::::::::}:::::::::::)./三,,-ミ三ﾆﾑ､
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509 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 00:19:00 ID:fSr/BaqU





　　　　　その上、若くして……そう、Force of willがスタンダードだった時代があるように、彼女にも若い頃があった

　　　　　多分写真見たら、目の剣呑さが無いだけで区別つかねーよ馬鹿！　と言われそうだが、若い頃で既に
　　　　　　何か凄い都市型発電機の研究開発主任に抜擢される才媛であった

　　　　　しかしながら、若くして成功した人間にありがちで娯楽への関与が薄く、趣味も殆ど無い

　　　　　つまりアイデアを形にする力はあれど、娯楽から影響を受けたことは殆ど無かったのである

　　　　　そんな所に……


　　　　　　　　　　___
　　　　　　 ｡s≦::::::::::::::::≧s｡　　 　 _
.　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::`7`'`´:',__
.　　　,ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,':::::,':::::::::::::',:::::ヽ
　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::i:::::::::::::::::,ヽ＼'.,
　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::l::::::::::::::::::l:::ﾑ　ヾ
　　　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::|::::::::::::::::::|:::::ﾑ
　　　::::::::::,'::::::::::::::/:::::::::::::|::::::|::::::::::::}:::::::l:::r､＼_,
　 　 ::::::::/:::::::::::::/:::::::::::r‐|::::::|!:l::::l::/::::j::l|::!　￣
　　　:::::/:::::::::::::/::::::::i:::::!r.|::::l:|ﾍ!:::l' i.|/|/|::}
　 　 :::/:::::::::::::,':::::::::::!::::ﾍ_l:::::l:!　ヽ!　ｧ　 }/　　　　　　　　光学ディスクねぇ……
　　　::':::::::::::::/:::::::::::,'::::::::::|:::::|'. _ _／
　　　:::::::::::::::'::::::::::::,'::::::::::::|__::', ／　　　　　　　　　　　　　メディアとしては随分と後進的なこと
　　　:::::::::::::::::::::::::::,::::::::::::::|ﾆニニ≧s｡､
　　　::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::|三三三三三ヽ､
　　　::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::|≧､ｰ-　_三三ニヽ
　　　:::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::',ﾆﾆヽ::}　　 ` ｰ､三ﾆ＼
　　　:::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::',ﾆﾆ三≧s｡　 　 `＜ニ＼
　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!ﾆニニニ≧､ 　 　 ｀￣ﾏヽ､__ ,,
　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',ﾆ三三三三}　　　　　　｀￣￣
　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}ﾆニニニニ}
　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|ﾆﾆニ三三ﾑ
　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|ニニニニ三}
　　　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,|ﾆ三三三三ﾑ
　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::/:|三三三三三ﾑ
　 　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::,'::::',ﾆﾆニニ三三ﾑ


512 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 00:21:47 ID:fSr/BaqU







　　　　　　　　変に実現できそうな娯楽を突っ込んだ場合、どうなるかは既にご存じの通りであろう










　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　-　￣￣｀　- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ｰ､　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　, -､　　　　 ヽ､＿　　　　 ﾊ
　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾉ!o　}　　!､_　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　/　＞　　　 ｏ｀ー--　　　　　　}　　　　　　「で、何コレ？」
　　　　　　　　　　　　　　{ /　　　　ヽー- ＿　　＿　　　!
　　　　　　　　　　　　　　ヽ｀ー〈　　 }　 　　 イ´　　ヽ　ｊ　　　　　　人狼 JIN-ROH　ってアニメ映画です
　　　　　　　　　　　　　　　＞､　 ー'　　　 （　 , イ⌒ヽ' |
　　　　　　　　　　　　　　 く　 ７ヽー-ァー-ヾ/　　　　.ﾊi
　　　　　 ｒ='ﾍ　　　　　　／ヽ!:::{　く´　　　 ハo　　　　　i
　　　　　 ∨l∧　　　　 ノ　 / 7::｀->　 ／　 　 ｊ　　 　 /
　　　　　　 ∨l∧　　_/ ｊ　/　/:;':::〈-イ　　 　 〈　　　 ..|
　　　　　　　,イ )ﾍ}-'　/　ｊ　/:::;:r´　　　　　 　 !　　　...|
　　　　　　　!　⌒)ﾍ　　ノ　/:::::;/　　　　　　　　}　　　..|
　　　　　　　ヽ　´ノﾍ／　 /::::::/　 　　　　　ヾ　/　　　 |


528 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 00:26:59 ID:fSr/BaqU






　　　　　　なんてことをしでかしてくれたのでしょうPartもう忘れた

　　　　　　世界設定こそミッドとは違うものの、高度な武装警察が跋扈している辺り設定は似ており……

　　　　　　そして、戦力が不足する陸士隊にパワードスーツがあれば状況は変わるのでは無いかと彼女は思ったのである

　　　　　　それも厳密には質量兵器と呼べない代物を仕立て上げればだ

　　　　　　その結果放り出されたのが、レジアス中将の所に叩き付けられた魔導甲冑の開発プランである

　　　　　　しかしプロテクトギアが警邏で彷徨く都市とか、物騒過ぎて彷徨きたくないな



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_..．-―-　、　　　　　　n
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　ヽ、　　 　 ||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　/　　　 　 　 　 　 }　　　　||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /_ =＝＝＝=　._　｜ 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／/(◯｀f_f´◯） 7ヽ｣　　　 {_〕
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　/-＜>'⌒く＞ｧ-､|∧　　　 ||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ fヽ }-/＿ﾑ-'　/ }}]∧　 　 ||_,ｨヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ}ヽく《〉‐-〈_》- ｰ'/-={　 ／´/､ _|- .._
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 _　-‐ｧｧくヽﾏﾏﾑ-=〉ﾆ〈=／-=≧=‐７ 　 ｀ー'　　 ｀ヽ、＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　〃ﾆ≧､ ＼=／ミx/ヽ≧=‐=ニﾐ|　　 　 　 　 　 _ -=￢く
　　　　　　　 　 　 　 n_ 　 　 　 　 / 　 　 {{ﾆ[コ]≧≦≧f´／≦[コ]r￢ｭﾐ|　　 　 　 _　-､　＼_／
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　　　＿＿　　　＿///　　　　　　7ヽ｣二/　　　　 〃　/　　　　　　_　_　-　¨　 　 　 ,ｨ ､＼＼＼
　〃⌒ヾヽ｀ヽs｡]7//　　　　　　/　／.ﾆl ,､ , ､　　{{.　{　　　　　_　- _ ＼　 　 　 　 《f狼ﾑ　＼＼＼
　{{::::::::::刈 }　} 三≧s｡_　　　 -ﾑｲ二二l{// /　　 |　 |　　　 rヽ二二=＼＼　　　　　＼｣_》　　＼〉/
　 ゞ=彡'　'_ノ三三三三≧s/　 /二二ﾆ＼ '　_ ｬァ　ｧｬx､ 　 ﾏﾑ二=／ﾆ＼＼　　　　　　　　　 //
　　　　｀ ¨ ､-=≡ =-ク 三三≧s｡/二ﾆ7ｧ｣ﾆ/ |｡|￣|｡|　ﾑ-　_ﾏr≦三ミｘ　＼＼　　　　　　　//
　　　　　　　｀ｰr､‐ ´　 ＜三三三三}}７/三=ｭ |｡|　 |｡| 　 ﾑ _∠ｱ´三ミｘ ﾏﾑ ＼＼　 　 ／, ' ′
　　　　　　 〃ﾀﾆ=､‐-E}ﾇ /Z∧＜三///fﾆ8ﾏ ｀'　└'　　 〉'´‐-￣_ ‐ _　ﾏﾑﾑV ＼＼　 , ′
　　　　　　 {{ {{ 〃 }ﾆ=7｀l三二ﾆ=-￣_ヽ/ﾆ８ ﾏ　　　　　 f(_)　‐-　_ ‐-　_ﾏﾑﾘ｣j／// , ′
　　　　　　　｀¨ －' - '__,ﾉ三三三三三二ﾆ=-　≧_　 　 /三/ 〉(_)_(_)_(_)_/ミ/／ .//, ′
　　　　　　　　　　　　　　 ￣　 r-=ﾆ二三三三三三三.７三/ /三/三 ｢三}ノ´　 〈_, ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾミｱ三８}|　l丁⊂ﾆ⊃/三/ /三/, 三/.三}｀l
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　　　　　　　　　　　　　　　/=- _/　＿8三ﾏ｡＿_ 　 ｡ lミ/＼lミ/｛ミ/ﾐ.／‐-r ´|
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537 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 00:31:52 ID:fSr/BaqU




　　　　まぁ治安が良くなるんだし、多少の物騒さには目をつぶろう。このデザインは正直格好良くて好きだ

　　　　無機質で冷徹にして強固そうな雰囲気も、彼女の擽ったのかも知れない。あと黒メインのカラーリングも

　　　　アラウンド還暦な彼女が六十手前にして押井守に嵌まるのは余談にしておくとして……

　　　　後に一人機動艦隊は、これのデザインをマローダーにしてくれるなら陸に転属する、と持ちかけて一悶着が
　　　　　起こったりするのだが、それもどっかに捨て置くとしよう





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __ 　 　 　 │
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550 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 00:37:29 ID:fSr/BaqU




　　　　　押井守好きの地球出身者がミッドに訪れて、ギアを見て死を覚悟するまで後どのくらいか

　　　　　しかし著作権が及ばないからと言って好き勝手したもんである

　　　　　これの開発プランを押しつけられたレジアス中将の心労は如何ほどか……何時かどっかに山積みにして
　　　　　　打ち棄てられるぐらい平和な時代がくればいいね！

　　　　　そんなこんなで娯楽を浪費しつつ過ごしているのだが、忘れてはいけない、ここはミッドチルダはクラナガン市

　　　　　管理局の中枢が(一応は)あるところ



　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,.．-‐…‐- .._　　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. .:´:.:.:/^ヽ: .: .:. :.:.ミｰ'´.: :.ミ:.、
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／.: .:∧/.: .:. :.）ヘ.:. .: : : .:. :‐-=ミ:.、
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /.: .. .:/ .:.`.:. .:. .:. .:. :.＼ヘ:.:Ｖヽ.: :＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 .:.:ｉ:.:.:.7. .:. .: .: . :. .. . . .. .:ヽ:.丶v.:.＼.:..＼　　　　　　……へぇ、いいわねコレ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ；:.ｉ:.:.7. .:.':./∧:. :. .. . . .. . :ハ.:.:|: :. :.vへ:.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:. ｉ:.7. .:.:ｉ∧i｢^V､..　.. .. . . .:.:ｉ:.:|:. :. :.ﾄ､　｀¨~`　　　　　「でしょ？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:И..j.:..i|‐-|ｉ--vﾍ : : : :. :.:.:.|:.:|::. :. :| !i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:.ﾚ:.:.|￢─jj‐--vﾍ :. :. : .:ｉ:.|:.:|::ｉ::;:.:| !i　　　　　　　　　　「私には、ちょっと肌に合わんなぁ……」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:从:.：:.::代旡Z`｀＼＼.:.ｉ:.:i:.|:.:|::i:.i:.:j jj
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:.{　vﾍ:.i i　　　 　 | ＼`j:.:i:.j:.:|::ﾚﾚﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:人从:.:＼　　　　 j〉　 )jﾚﾚ':.:.ｌ:::.:|　　_,,..．-‐=ﾆ二Ξ二ニ＝=‐-　　..,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:.:.:.／´⌒>‐､ 　_　_／／,ﾑl::.:ｌ:i斗＜　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _＿__｀ヽ、
　　　　　　　　　　 　 _,,..．-‐=ﾆ二Ξ＞'´　　／ 　 i 〉 ｀¨´ ´ ,ｲ　1::.l.:|　　　　　　　　　_三Ξﾆ=-‐ 　 ´
　_,,..．-‐=ﾆ二Ξ￣　　　　　　 　 ／く　 　 /　 ,ｨ==j＞ ..　イ　ト､|;:.:ｉ:.ｌ　 　 　 　 　 ／
‘──────────＜>､/ｉ:》　》,　厶イ r‐’ﾉ竺竺竺竺!　|i:.:;:.:ｌ　　　　　 ／_
　　　　　　　　　　　　　　　　んZi:i:i:i》　》////.:.:丁__｀¨¨¨¨¨¨´|　l:i:.:.从　　　 ／'///ミ>､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　〕i:i:i:/　/.:j///.:.:.:/＼　｀¨¨ヽ､　,ノ|:.ｉ :.:.:.:.＼／////////∧
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　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 ]ﾚﾞ ,ｲ.: .i|//:.:.:/　　 　 ＞.､_,r───┬=≦-=ミ:.:‐-:.｀Y///ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　f⌒~/レﾞ. : : :ｉ|/:.:.:んﾆ=孑'⌒＾ア`ー‐┬‐‐'￣￣￣|: :｀Ｙ:.:.:.:|,'///ﾊ
　　　　　　　　　 　 　 　 i|　'/: : : : : : :.ｉ| ｉ:.:.|////7: : : /　　　 　 :. 　 　 　 　 |: : :.|:.i:.:.i|/////ﾄ､
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　　　　　　　 　 　 　 ィ⌒!: : : : : : : :.:i:i:i:ｉ://///i: : : : ＼　　 　 　 ,へ　　　　/: : : : ﾑ'/i/i///j////!
　　　　 　 　 　 　 　 い__{: : : : : : :.:i:i:i:i:i厶////|: : : : : : ＼ _＿__人人_＿／.: : : ;ｲ///i/i//,'j'////!
　 　 　 　 　 　 　 Ｚ⌒ﾆ八: : : : : .:i:i:i／ ＼ﾞ///|: : : : : : : : : : : ;ｲY∀Y≧=‐=≦'/////i/i///j////!
　　　　　　|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|＼ /|///|≧=‐-,-‐=≦: : :.:∧:. : : : : : : : |,'////i/i//｣L｣L｣L、


557 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 00:42:13 ID:fSr/BaqU






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地球語に当てはめたら人外魔境である









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:.／￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿__/:.:∠＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.　'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＜｀ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:.:＞‐ｧ.只く:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.只-―- ､＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.／　 く__/:::ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:L|__〉:.:ヽヽNヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. /:./　　　　 「:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}_:.:.|:.|} }　 :i:.:.!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜:.|　 　 　 八:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ .}:.|:.|j/ 　 |:.:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜:.|　　 　　 {_ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/イ:/j/　　　!:.:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八八　　　　　 |:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,.ｲ:./j/　　　　/:./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼＼　 　　 ヽ:.:.{＼:.:.:.:.:.:.:.:.／　j/　 　 　 ／／　　　　　　　　あー、またこんな所で油売ってる……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼_＞　　　 ＞＜￣￣_＞＜　　　 ＜_／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. ＜　`ー-　　　　 　`　 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∠ _＼　　 　 　 　 　 　 / ／ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 .V∧　　　　 　 i　:/ /　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| 　 　 V∧ヽ　　 　 :| / /　　 :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 　 V∧__〉　　　j/ / 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　 V::::`――┘〈|　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　「￣￣￣￣ .!　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　 　 　 　 !　　　　　V￣￣￣￣ !　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:.　　　　　 V::::::::::::::::::/ 　 　 　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :.　　 　 　 :.　￣￣ / 　 　 　 ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､　　　　　:.　　　 / 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　 　 　 ､　　　 　 :. 　 ./ 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　V / 　 　 　 /



570 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 00:48:17 ID:fSr/BaqU






　　　　　そりゃそうだ。一人宇宙艦隊の現在の職場でもある。会敵しない訳が無い

　　　　　何気ない勢いで都市区画を単騎で木っ端微塵にできる、質量兵器こそ持つべきだろと思わせる破壊の権化

　　　　　我らが終身名誉ヒロインのエントリーだ

　　　　　現在彼女はアラフォー妖精……アラサーだっけ？　の尽力もあり、都市警邏という比較的穏やかな仕事をしている

　　　　　問題を一つあげるとすれば、アムステルダムの治安維持が安全化と言われれば、首を傾げざるを得ないところだが



　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ､_
　　　　　　　　　　 -―‐-､＼ヽ、
　　　　　　　 　 ￣.＞ー-､ ヽ}　ｒ‐-ｖ-―-　、
　　　　　　　 　 ／.:　　　　　　　　　　 　 　 :.＼ ,､ィ´￣.＼
　　 　 　 　 　 '／／.:　／.: 　　　　　　　 　 、彡Ｙヽ￣｀ヽ:.＼
　　　　　 　 ／ イ.:　／.:　/.:　　　　 　 　 　 :.∨,ﾊ__ >　　 ＼:.＼
　　　　　 ／／ /.: /.: 〃/.:　//.: /l｜　　 :ヽ. :.Ｖ }'　　　　 　 ＼:.ヽ
　 　 　 ./ ./　　! .:ﾊ:. /.:/.: ./メ､/人|匕人::.｜ﾊ.:,' 　 　 　 　 　 Y :.ﾍ
　　 　 /ハl　　 ∨ ｌ,｜ !:::./ ○　　 　 ○　ヽｲ//　　　　　　　　 |ハ }
　　　　　 　 　 　 　ﾘハﾍ:;'.""　　 　 　 """Y'「）　　　　　　 　 　 　 ﾉ
　　　　 　 　 　 　 　 　 〈:.ﾄ 、 　r―‐､　　 ｲﾉ´
　　　　　　　 　 　 　 　 .从　＞､￣￣_ イ　|'　　　　　　　　　　　　一緒にお仕事できるって聞いてたのにー……
　　　　　　　　　　　　　　　　　_ｒト三 トﾊ､
　　　　　　　　　 　 　 　 ,r＜´　 Ｖ ＾ Ｖ　 ｀ヽ、
　　　　　　　　　　 　 　 ∧　　 　 ∨∨　　 　 ｀>、
　　　　　 　 　 　 　 　 ∧ ﾍ　　　　∨ 　 　 .／ , ﾍ
　　　　　　　　　　 　 ./　V:∧_ ／7ⅳ＼ ／　Y 　 ',


577 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 00:54:22 ID:fSr/BaqU




　　　　　そして、つい最近公開されたエピソード７を自分の中で無かったことにした一人ジェダイオーダーもやってくる

　　　　　彼女も都市警邏任務に割り当てられているのだが……

　　　　　不謹慎な話ではあるのだが、今ミッドでやらかした犯罪者は可愛そうだ。何故かを言う必要はあるまいて

　　　　　彼女は大好きなおにーちゃんを探してやってきて、あの一件以来お母さんではなくプレシアさんと呼ぶようになった
　　　　　　遺伝子提供者の遺伝子提供者とエンカウントした



　 　 　 　 　 　 　 　 |ヽｰ=ﾐ　　　　　　　　　 　 　 　 ／|
　 　 　 　 　 　 　 　 |: : ) ＼＼　　　　　　　　　 　 /: : :|
　　　　　_＿　　　　_ﾑィ⌒ヽ)　))_＿___　　　　　　/∧: :|
　　　　 ⌒＼￣￣⌒　　　 　 ´￣　 ￣¨ '　､　　 |/: : :/
　　　　　　　 ＞'´　　／⌒　　　　／⌒ヽ、　＼　|l: : /⌒＼
.　　 　 　 ／(_＿　∠__＿__　__＿　-‐へ　＼　 V 〉:/⌒ヽ　ヽ
　　　　 〃⌒／(/7ｰi‐ ii- ∧ -‐ ii‐iｉ‐ｉｉvﾍ　 V´ 《////,　｀､ ｀､
　 　 　 {{ 　 '　ｌ　 |l　レr‐」　| 厂儿ﾌ7ﾒ　 l}　 〔ノ〈∧///, 　 　 :.
　 　 　 {レｲ　 |　 |l　ｊ ｨ沂ｊ　ｊﾉ孑ﾃ弌ⅵ　ｌ|　 ルjﾉｉ: Ｖ//,　　　 :!
　　　　 {{　|l　 |　小(〈爪_j}　 　 代_ﾉ}　》 从fれﾉ〈:ｉ: : Ｖ/,'　　　 ｌ
　　　　　　从j介　ﾄ､　)Vﾂ　 　 乂ﾆｨ　ｊﾚﾞ　 「 ﾘ∧:i: : :|/,　　　　ｌ　　　　　　　やる夫にーさ……あ
　　　　　　　ﾄ､ レヘ)价⊃ ､　　　⊂⊃ |l　　レ/|へ: : :|/,　　　　|
　　　　　　　|ｉ　iｉ　 ( |八　　 っ　　　　　|l　　ﾚﾞ　ｌ　ii＼|/,　　　　|
　　　　　　　|ｉ　ii　　 |l: : ＼　　　　　　_ |l　　| 　 |　iｉ'///'　 　 　|
　　　　　　　|ｉ　ii　　 |ﾄ､: :l| `ｰ=ﾆ千‐‐Hｌ　　|　　|　ｉｉ//,'　　　　 |
　　　　　　　ﾘ〉 ｉ　　 ﾘ　.:ムイ~Ｖ///// |l 　ｌト､_ |　ｉｉ/,　　 　 　 |
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　　 (　　,ｲ'　│ 　 |l　 　 〈 　　lﾆｌ　ｌﾆl乂_乂y'　_　　|　 |l,　＼,　|
　　　),ｲ'　　　|　　 |ｌ 　 _＿〉＿ｌﾆｌ　ｌﾆl＿_,∠⌒´ 　 |　 |l　　　ヽ!
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　 (　 　 　 ／ｌ　　│ 　 　 xへ￣ 　 ￣/　　　　　　,ｲ　 |ｌ　 　 イ
　 |ｌ 　　／　│　　ヽ　,ィ////ヘ`ー ,ィｉへ 　 　 ／　 　 !! 　(　 |


590 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 01:00:36 ID:fSr/BaqU




　　　　ここでこの奇妙な集まりが構成される以前も、一応は一月に一回は面会していた元親子である

　　　　多少の奇妙なしこりは残しつつも、大げんかやらかすようなことはなく普通の対応をしはじめる

　　　　違和感や、距離感を測りきれない故の余所余所しさは拭えなかったが

　　　　そして、ここにミッドが誇る怪物三体とマッドサイエンティスト

　　　　最後に無自覚な諸悪の根源が集ってしまった



.　　　　　　　　　　　　　　　　-=､‐-...､
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　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,..::':::::`ｰ::::::::::`´:::::::::::::::`:::::...､
　　　　　　　　　　　　　　 ,...:´:::::::::__:::::::::::::/`ヽ_/＼::_:::::::::::::｀::.､
　　　　　　 　 　 -==‐‐::´:::::::::::::::/:::`::::::::::′:::::::::::::`' ヽ:::::__:::::::.,
　　　　　　　　　　　 ￣フ:::::,:::::::,'::::::::::i::r､:,､::::::::::::::::::::::::',:::::::i::::::::i
　　　　　　　　　　　　 /::／::::::/::::::::::::l::!`ｰ'}::i:::::::::::::::::::',::',:::::l::::::::|　　　　　　　……お座りなさいな
.　　　　　　　　　　　 /:,' /:::ｨ:::l:::i:::, --‐‐‐' i::l:::::::::::::::::::::',::',:::!:::::::i
.　　　　　　　　　　　 !/ ,':::/i::::!:ﾊ::::::iｲ赱=､.lﾊ::::::::::::::::::::::',::',:i)::::::|　　　　　　　「あ、はい……」
.　　　　　　　　　　　 　 i::,' .l::::i/:::i::::|.　￣　 j ゝ::::::::::::::::::::}::ﾘ::::::::l
.　　　　　　　　　　　 　 ',i　.i::::::i::::ゝ:!､　 　 ´　　ヽ:::::::::::::ﾘ::i:::::::::::!　　　　　　　……紅茶は？
　　　　　　　　　　　　　　　 ',::::|::::i:::`i:＼ 　 _ 　 　 ＼::::::i::::l:::::::::: l
　　　　　　　　　　　　　　　　ゝiゝ|::::::',:::へ'　 ￣` .ィ´iヽﾉ:::|::::::::::::|　　　　　　　「いただきます」
　　　　　　　　　　　 　 　 __ノ:::::::::',::::::',::::::::i`ｰ　´　　 |::::::::i::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　,'///`ー‐-',::::::'.,-‐′　　　　 .i::::::::l::::::::::::::i　　　　　　　　お若いの、お代わりは？
　　　　　　　　　　　　 ,'//// ヽ/∧',:::::::':.,‐‐---,　　__|::::::::',ｰ､------､
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600 ： ◆O27xb/033o：2016/01/23(土) 01:04:41 ID:fSr/BaqU






　　　　　　　余人が彼のカフェテリアを避けるようになり、持ち回りの職員がいやがる事件が発生したのは……

　　　　　　　まぁ、無理からぬ話であった








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　　　　　　　　_,..＜/＼/////ィ7￣7＞､/ ∧
　　　　　　　{///7777 ヽr77////////////!
　 　 　 　 　 ∨////////ィ'''''´￣￣ヽ////,{　　　　　　　　　……あの辺、もう専用区画として隔離するか
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　　　　　　　　　|/l　　 - ､　{_／＿,.ィ　 {//ィi }
　　　　　　　　　}/{　 -r-｡,=-､_｀ｰﾟ' ノ　∨/' /
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　　　　　　　　　　}ﾊ＿_　j　 l　ヽ ＿＿///∧ /}::::＼
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