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VITA「ネットハイ」レビュー!リア充を炎上爆発させるゲーム!だが燃えたのは俺のハートだった!

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ネットハイのレビュー行くぜぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーッ!

システム|『ネットハイ』公式サイト|怒りの炎でリア充の嘘を暴く痛快アドベンチャー

ネットハイは2015年11月26日に5980円で発売されたVITA用パッケージソフトだ!
マーベラスによる新規IP!
開発はグルーブボックスジャパンで、シナリオはストーリーワークスが担当している。

内容は底辺の非リア充である主人公の「俺氏」が立ちはだかるリア充達に戦いを挑み、
ネットや街で集めたゴシップを叩きつけて炎上爆発させ、
その真実の姿を白日の下に晒していくADVだ!

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「リア充爆発しろ!」系の言い回しもこういう悪ノリ感もあまり好きじゃない俺としては
もうこの設定だけでスルー確定だったんだが、
悪ノリだけじゃないちゃんとした内容で面白いという話を聞いて購入してみた。

……すごく面白かった!
最初のシナリオが丸ごと遊べてセーブデータを製品版に引き継げる体験版もあるので
興味ある人はそこからプレイしてもいいぞ。


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20XX年に施工された「ネオコミュニケーション」法により、
政府公認SNS「ツイイッター」のフォロワー数で社会的地位が決まる時代が到来した!
国民のフォロワー数が可視化されたリア充ランキングが登場!
そして自分がいかにリア充であるかを討論で証明し合い、様子が動画サイトで中継され、
勝った方は相手のフォロワーを奪うことが出来るENJバトルが開幕!

国民の幸福のために作られたこれらのシステムだったが、
しかしそれはリア充と呼ばれる人間たちの特権階級っぷりを強くするだけだった!
フォロワーの多い人間がフォロワーが少ない人間を食い物にする地獄…!虐げられる非リア充!

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主人公である「俺氏」はある出来事をきっかけに、このシステムをぶち壊すために立ち上がる。
非リア充のコンビニバイトである俺氏は生放送でリア充と討論なんかしたら死んでしまうので、
メガネ型の高性能ウェアラブル端末と、そこにインストールされたAIの女の子であるシルがサポートだ。
設定だけ見るとディストピアSF。

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超一流のエリート、超人気芸能人、超人気ユーチューバー!
立ちふさがリア充たちは一筋縄じゃいかない連中ばかりだぜ。

探索パートで街を歩き待ったり、ツイイッターで質問したりして情報収集。
そこで集まった情報や証拠品を元に討論パート開始。
相手の発言を煽ったり噛み付いたりしてムジュンやツッコミ所を見つけ、ウソを暴く!

という流れでゲームは進行。逆転裁判とかダンガンロンパとかそういうノリ。
一本道でADVとしては割とオーソドックスではある。

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ネットコミュニティを風刺した内容だけあって、
ネットスラングやネットでよく見かけるやり取り、アニメ、マンガのパロネタが満載。

使い方が「あるある!」と言いたくなるそれっぽさだったり、
流行りネタをぶち込んだだけといっても、よくこれだけ入れられるなと思うくらいの密度。
黒歴史ネタの時にちゃんとターンAガンダムネタを入れてくる丁寧さも好きですね。

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Tipsのテキストも笑えるものからなんか納得するものまで色々で面白い。
Tipsが面白いゲームはいいゲーム。

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登場キャラもみんなキャラ立ちまくりの濃い連中ばかりで、
主人公であるオタ丸出しでヘタレの俺氏と、
ポンコツで毒舌ヒロインのシルのアホで軽快なやり取りに笑いっぱなしだわ。

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シルちゃん本当かわいい。
「んまっ!」「ほれほれー」とかボイスが耳に残る。
俺氏のヘタレっぷりもなんか実感篭ってていいんだよね。

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もういい…もういいだろ!

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議論パートであるENJ(エンジョイ)バトルは謎の露出狂オンナことMCちゃんが司会を担当だ。

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「視聴者を味方に付ければ勝ち」なので、
相手の発言を煽って失言を上手く引き出して相手のフォロワーを失望させたり、
スピーチで視聴者を先導してフォロワーを増やしたりしてバトルを展開させていく。
ゴシップで民意を味方に付ければ勝てるというのが色々と生々しい。

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そんなシステムだからチュートリアルがすげぇ嫌な感じの説明になってる!

突きつけるゴシップをミスったり、選択を間違えたりするとフォロワーが減る。
フォロワーがゼロになったらゲームオーバーだ。

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スピーチはこのように正しい文を選択して3行の文章を作る。
3行で説明しろ!

選択を間違えても、文章が成立すれば専用の失敗イベントが流れたりするのがまた細かい作り。
当然フォロワーは減ってやり直しになるけどね。

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これはフォロー切るわ……。

主人公も対戦相手も基本的に言ってる事ムチャクチャ。

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しかしこのバカバカし過ぎるノリと、
とにかく場の空気と民意を味方につけた方が勝ちっていうシステムが上手く噛み合っていて
独特の勢いと謎の説得力を生み出している。

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ENJバトルでは相手を追い詰めると姿がどんどん変化。
例えば強烈な一撃を加えるとおしゃれなストールがボロボロのタオルになったり。
そうやって相手のメッキを剥がして、偽りの仮面の下にある真の姿を晒せば勝利だ。

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こんなゲームだが、決して主人公がリア充をバカにして終わるだけの内容じゃない。
主人公が戦うのはあくまでも腐ったシステムと世の中の理不尽さ。
戦うリア充たちは負い目があるがゆえに自分を偽っているが、
主人公はそんな対戦相手たちとしっかり向き合って戦い、
真の姿を暴いた後も「胸を張れ!」と敬意を払う姿勢を忘れないのがカッコいい。

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最初に主人公が戦う理由を明確にして、
罪を憎んで人を憎まず的な決着にしてるので後味が悪くない作りだし、
民意を味方につけて相手を追い詰める場面では複雑な顔を見せる主人公にも好感が持てる。
「非リアの主人公が、集めたゴシップをリア充にぶつけて炎上させるネットネタ満載のゲーム」なのに、
読後感が良くて主人公も好感持てるキャラに出来てるのが本当に凄いと思うわ。

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展開に対してちょいちょい自虐を挟むのも上手い作り。
ノリが軽いのであんまり説教臭い感じにもなっていない。

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リア充たちも議論で負けて真の姿を晒したら終わりではなく、
その姿で登場し続けて主人公に絡むから広がりがあっていいね。
そのせいでキャラの話をするとどうしてもネタバレになってしまうのが悩ましいが。
シュバインシュタイガー好きなんだよなあ。

っていうか真の姿の方が可愛いキャラ結構多いよな……!?

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主人公の俺氏を演じた石川界人の熱演も100点満点で120点をつけたい。
熱いシーンはより熱く、笑えるシーンはより笑える。
とくに「エターナル」の発音だけで笑わせてくるのずるいだろ!
最終決戦の口上も熱過ぎて涙しか出ない。

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主人公以外も豪華声優が揃っていてみんな凄くイイ演技。
特に玄田哲章が「若者に人気な26歳のオシャレなボカロP」を演じているのが
色々と凄まじくて面白すぎるのでこれは是非ゲームで聞いてもらいたい。
キャスティングだけで真の姿ネタバレしてるようなもんじゃねーか!

声優といえば……。

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タイアップでアイドルが声やってるキャラを主人公が棒読み扱いするゲーム初めて見た。

BGMも名曲ぞろいで、特に盛り上がるシーンでかかるOP曲のサビ部分や、
「俺の時代が来た」辺りは流れるとキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!って言いたくなる。
MCちゃんが出てくる時に毎回流れる「スーパーチャンスクラッシャー」もお気に入り。
サウンドテストがあるのがありがたい。サントラも3月に出るので買うぞ!

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そんなわけで非常に楽しめたんだが、悪い意味で勢い任せ過ぎるというか、
全体的に見せたいシーン、やりたい展開を優先し過ぎて、設定面での突っ込みどころがかなり多い。
説明はあるんだけど、それじゃ説明つかなくね?って描写があったりね。
テンポが良くてサクサク進むのもいいんだけど、ややご都合主義が目立ったり、
終盤の展開が駆け足気味で、実質ラスボスのあいつは掘り下げ不足に感じたなあ。
エンディングも含めて全体的には満足のシナリオだったんだけども!

あと、難易度が低く、構成的にどうしても確認作業的に証拠を洗っていく感じになるので、
ゲームとしてのカタルシスが薄い感はあったかな。
相手の姿がどんどん変わっていくのは見た目的にも凄く楽しかっただけに惜しいところ。

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これはゲームと直接関係無いんだが、
発売前に「リア充を爆発炎上させるゲーム!」というのを前面に押し出して、
矢口真理を呼んで大々的にプロモに使ったり、
逆転裁判のプロデューサーと「パクリじゃないです、リスペクトです!」なんて対談したりするのは
もうちょっとなんとかならなかったのか……。

非リア充がリア充を爆発炎上させるゲームってのは間違っていないが、
それだけのゲームではないんだからさ!ギャップ狙いだったのかもしれないがドン引きだよ!
しかもあんま話題にならなかったよね!?

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決して完璧なゲームではない。
それでいてバカみたいに軽薄なのに、
いつの間にか引き込まれていて笑わされて、
熱く燃えさせられて最後には泣かされる。

パッケージには「すべての非リア充が望むものがここにある」とか書かれているが、
今のネットや日常で生き辛い思いをしている人や、つい自分を偽ってしまうことがある人。
なかなか一歩を踏み出せない人や、どうしても譲れないものを持っている人たちに向けた王道シナリオ。
リア充を炎上爆発させるゲームだが、最後に燃えたのは俺のハートだったぜ!

ノリがノリだし、
実際の炎上ネタをモデルにした展開なんかもあるので大分好き嫌い分かれる内容ではあるが、
魅力が伝わりやすい体験版もあるので気になったら是非遊んでもらいたい。



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[ 2016/01/31 03:38 ] Vitaレビュー | TB(0) | CM(21)



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