かなりシンプルに纏めようと思うので、内容は相当ザックリです。
どなたか詳しい方が補足して頂けると嬉しいです。
【ユダヤ教の誕生】
時代は紀元前1300年。
古代エジプトは、エジプト人の王であるファラオにより統治されていた。
(゚∀゚)「オラァ!我らがファラオ様の為に働けやイスラエル人ども!!」
(´;ω;`)「ひぃぃ。ピラミッド作るのしんどすぎぃ」
エジプトに住んでいた少数民族のイスラエル人は、
エジプト人によって奴隷として扱われていた。
当時、ファラオの権力は絶大であり、エジプトは強力な軍事国家でもある。
当時少数民族であったイスラエル人に、ファラオに逆らうことは不可能だったのだ。
5 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)08:20:22 ID:gRR
(主) そんなある日。
イスラエル人の青年モーゼがのほほんと焚き火をしていました。
(・ω・)「焚き火マジあったけー」
(´∀`)「hey boy」
(;・ω・)「うおっ!火の中から急に誰かでてきた!!あんた誰!?」
(´∀`)「誰ってアンタ、神ですがな神。GOD!」
(;・ω・)「GOD…」
(´∀`)「ところで、青年よ。こんなところでのほほんと焚き火してる場合じゃねーだろよ」
(;・ω・)「へ?」
(´∀`)「アンタの仲間のイスラエル人、めっちゃ酷い仕打ち受けてるじゃん?
神的にも可哀想だなって思ったから、パレスチナってとこにアンタらの土地を用意したよ!
You、仲間連れてそこに逃げちゃいなYO」
(;・ω・)「いやいやいや!あいつらの軍事力エゲツないし、そんなん無理ですがな!!」
(´∀`)「イケるイケる!俺も奇跡とか起こして手伝うから!」
(;・ω・)「えー!!」
(´∀`)「god bless you」
8 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)08:24:36 ID:gRR
(主) と言うわけで、モーゼはイスラエル人を引き連れて逃げ出そうとしましたが、
あっさりエジプト人に追い詰められてしまいました。
(´;ω;`)「モーゼさん、これより前は海でもう逃げられないっすよ」
(;・ω・)「あの神のやろー!全然助けてくれないじゃん!!」
(゚∀゚)「モーゼのカスがコラァ!調子こいた真似してくれたなぁ?
てめーらイスラエル人どうなるかわかってるよな?あーん!?」
(;・ω・)「ひえええええ!!神様おすけええええ!!」
パンパカパーン♪
(´∀`)「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!どーも神です」
(;・ω・)「来るのおせーよ!!どうにかしてよこの状況!!」
(´∀`)「OKOK。奇跡で海割っちゃうから、そこ通って逃げちゃってYO」
海パカー
(;・ω・)「すげぇ!海が割れて道ができた!!」
10 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)08:30:22 ID:gRR
(主) こうして、モーゼ率いるイスラエル人は無事にパレスチナに逃げ延びる事が出来ました。
一方、ヘブライ人の後を追いかけてきたエジプト兵達は海にのまれてしまったと言います。
(;・ω・)「あなた本当に神様だったんですね!
おかげで僕達イスラエル人は自由の身になる事ができました!!
このご恩に報いるために僕達なんでもします!!」
(´∀`)「OKOK。代わりと言っちゃなんだけど、色々人生訓を教えるから、それを書き取って代々伝えてってよ」
(・ω・)「わかりました!!」
こうして、モーゼが神から授かった教えは旧約聖書としてまとめられ、
その教えを信仰する『ユダヤ教』が誕生しました。
また、パレスチナに逃げ延びたイスラエル人達は自分達の国であるイスラエル王国を建国しましたとさ。
めでたしめでたし。
11 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)08:34:37 ID:TDl
壮大なヤラセじゃね?
モーゼと取り巻きがいれば後々の話なんてでっちあげられる
今みたいにネットみたいな情報網ないし。情報操作は容易い
宗教って全部そんなん
オウムもブッダも
正直、ムハンマドなんかは自身の権力を高めるために
意図的に神の教えの内容を作って利用してたと思う。
今で言う小説家とか漫画家に必要な物語を作る能力が、
世界を牛耳るのに必要な才能だったんだから、生まれる時代って大事だね。13 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)08:35:38 ID:gRR
(主) 【キリスト教の誕生】
モーゼの活躍から1300年が過ぎた西暦10年頃。
あれからイスラエル王国がどうなったのかというと、今度はローマ帝国の子分として虐められていました。
(`∀´)「オラァ!テキパキ働けやイスラエル人ども!!
てめーら、ユダヤ教とかいう訳のわかんねーもん信じてるから生産性悪いんじゃねーのかコラ!?」
(´;ω;`)「ひぃぃ。モーゼ様がエジプトから自由を勝ち取ったのに、
今度はローマ人に搾取されてるよ…。
神様に選ばれた民の僕達が、何故こんなに辛い思いをせにゃならんの??」
そんなイスラエルを救うべく、1人のヒーローが立ち上がった!
( ´_ゝ`)「どーもー。神の子イエスでーす」
(´;ω;`)「本当に神様の子なら、奇跡を起こして僕達救ってよ!」
( ´_ゝ`)「うぃーす。ほれほれ、ただの水をぶどう酒にしちゃうし、嵐だって沈めちゃうし、
目の見えない人を治療だってしちゃうんだから。なんなら海の上も歩いちゃうよ~」ドヤァ
(´;ω;`)「うおおお!イエス様は本当の神の子や!僕達をローマ帝国から救ってくれるのはイエス様しかいない!」
17 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)08:38:41 ID:TDl
ペテン師がどんどん表れて草20 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)08:42:23 ID:gRR
(主) ( ´_ゝ`)「この国の事は俺に任せとけ。
あと、ユダヤ教とかあんなん古すぎて時代のニーズに合ってねーわ。
俺が神様の最新の教えを伝えるから、耳の穴かっぽじって良く聞きな!」
(´;ω;`)「わかりましたぁぁ!」
こうして、イエスはイスラエル人達をまとめ上げ、一大勢力を築き上げていきました。
しかし、その反面古来からのユダヤ教を信じる人たちからの反発もありました。
( ´_ゝ`)「ユダヤ教じゃ週に1回の安息日は働くなと言われてるが、
こちとら困ってる人助けるのが仕事だ。年中無休で人助けするわ」
( ´_ゝ`)「それに、神様から授けられた土地であるエルサレム(パレスチナの中にある)で商売してんじゃねーよ!
ここは神の教えを学ぶ場だ!商人はエルサレムから出て行け!」
(´・∀・`)……。
(´・∀・`)「あいつ、自分は神の子とか言ってるけど胡散臭すぎだろ。
しかも、俺たちユダヤ教指導者の言う事もきかねーし、マジうぜえ」
(´・∀・`)……。
(´・∀・`)「やっちまうか」
21 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)08:47:42 ID:gRR
(主) (´・∀・`)「あのぉ、ローマの総督様ぁ」
(`∀´)「なんじゃいコラァ」
(´・∀・`)「最近、僕らの国で打倒ローマとかイキッちゃってるバカがいるんですよぉ。
サクッと処刑してもっちゃってもいいですかぁ?」
(`∀´)「あ?しらねーよそんな奴。めんどくせーし、ほっときゃいいんじゃねーの?」
(;´・∀・`)「いやいや、こいつがもー本当にロクでもない奴でして」
(`∀´)「っせーな。じゃあソイツ処刑すりゃいいのか?ったく、タリーな」
(´・∀・`)(へへへ、これでイエスも終わりだな)
イエスの事が面白くないユダヤ教の指導者達は、なんとローマ帝国のお偉いさんにチクリを入れるという暴挙にでたのでした。
(`∀´)「あばよペテン師」ヤリデグサー
( ;´_ゝ`)「イエス死すとも教えは死なず」ガクッ
こうして処刑されてしまったキリストですが、
その教えはキリスト教となり世界中に広がっていったのでした。
22 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)08:55:37 ID:gRR
(主) 【イスラム教の成立】
キリストの死から約600年後。
サウジアラビアのメッカに、ムハンマドという名の商人がいました。
彼は非常にリーダーシップに富んだ青年で、商人達のリーダーを任されていました。
彼はもともと、地元メッカに古くから伝わる信仰を信じていましたが、
ある日突然、大天使ガブリエルから神のお告げを聞き、神の教えを広めるという使命に目覚めました。
彡(゚)(゚)「みんな、聴いてや!ワイは神様のお告げを聴いたんや!
神様のお名前はアッラーというんや。アッラーこそが唯一にして絶対の神様や」
(´・ω・`)「えー、その話ほんとなの?」
彡(゚)(゚)「当たり前やろ!
ワイは、神様の世界でモーゼ様やイエス様にも会うたんや!
ユダヤ教もキリスト教も、教えが歪んでしまっとる。
ワイは世界中にはびこってる間違った教えを正すように神様から言われたんや!」
実は、イスラム教の神様はもともとキリスト教やユダヤ教と起源が同じなのです。
モーゼやイエスはイスラム教の聖人として崇められていたりします。
24 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)09:00:59 ID:TDl
胡散草過ぎわろたw
今では通用しないよなぁ。。
やっぱ頭がええやつが権力集めるためのでっちあげが宗教なんかな23 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)08:59:35 ID:gRR
(主) (´・ω・`)「商人のリーダーのムハンマドさんが言うなら本当なのかも…」
彡(゚)(゚)「せやで。ワイはこの教えをイスラムと名付けたんや。
悪い事言わんからお前も早いとこ改宗しとき」
(´・ω・`)「でも、ここメッカでは昔からの土着の神様をたくさん拝めてるよね?
それはどうなっちゃうの?僕も代々この神様の像を拝めてるよら」
彡(゚)(゚)「アホ!多神教なんてもってのほかや!
そもそも、神様の姿を人形にするなんてるありえへん!
偶像はみんなポイーやで!」ポイー ガシャッ
(;´・ω・`)「わわっ!僕んちに代々伝わる神様の像が!!」
彡(゚)(゚)「正しい教えを広めるためには、古い間違った宗教を駆逐せなアカンねん。
それには少々手荒な真似も必要や。
せやけど、その為の戦い、聖戦(ジハード)はアッラーも推奨されてはるんやで」
25 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)09:03:19 ID:TDl
こんなどうとでも言えるこじつけでよくここまで広まったな。。
昔の人は純粋やったのか。。
ムハンマドが信用集めてた人物だったという前提もあるだろうけど 現代の新興宗教も内容聴いたらかなりシュールだけどね笑26 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)09:05:16 ID:gRR
(主) (´・ω・`)「なんかすごそーだから、僕もイスラムの教えに従うことにするよ」
彡(^)(^)「ええ子やで」
ムハンマドは宗教家としてだけではなく、政治家や軍師としても優れていました。
彼は持ち前のリーダーシップで人々をまとめ上げると、イスラム帝国という一大宗教軍事国家を築き上げました。
彡(゚)(゚)「ワイが生まれたメッカはイスラムの聖地や。せやけど、もう一つの聖地がどこかわかるか?」
(´・ω・`)「それはもちろん、アッラーに与えられて、
モーゼ様やイエス様が護ってきたエルサレム(パレスチナ)です」
彡(゚)(゚)「せや、けど今は訳の分からん宗教を信じとるペルシャ人がエルサレムを支配しとる。
ワイらは聖戦でエルサレムを取り返さなアカン!」
27 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)09:09:02 ID:gRR
(主) キリストの時代にはイスラエル王国が支配していたエルサレムですが、
その後イスラエル王国は分裂し、エルサレムはアレクサンダー大王で有名なマケドニアの領土になったり、
ゾロアスター教を信仰するペルシャの領土になったりわちゃわちゃしてました。
つまり、エルサレムにはその頃、ユダヤ教徒もキリスト教徒も、もちろんイスラム教徒いなかったのです。
しかし、イスラム帝国の勢いは凄まじく、瞬く間にエルサレムの支配圏をペルシャから奪い取りました。
(´・ω・`)「ムハンマド様、我が帝国の領土もだいぶ広がりましたね」
彡(゚)(゚)「これもアッラーの、そしてみんなのおかげや。
ワイがおらんようになってもイスラムの教えをしっかり護って生きていくんやで」
こうしてムハンマドの死後もイスラム教の教えは守られ、イスラム帝国の領土も拡大していくのでした。
29 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)09:15:25 ID:gRR
(主) 【十字軍の遠征】
西暦1100年頃。
ヨーロッパ諸国ではキリスト教の教えが広まっていた一方で、
聖地エルサレムは依然としてイスラム帝国の支配下にありました。
もちろん、これはキリスト教徒達にとっては好ましい事ではありません。
(´ー`)「神の教えを曲解して広めたイスラムの邪教徒共め。
エルサレムは我々キリスト教徒の聖地だぞ。とっとと出て行け」
(´・ω・`)「ペルシャ人からエルサレムを奪還したのは僕達イスラムだよ。
て言うか、そもそも神の教えを正しく伝えてるのは僕達イスラムなんだけど?」
30 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)09:19:06 ID:gRR
(主) (´ー`)「俺たちヨーロッパ連合なめてんの?十字軍送ってボコボコにするよ?」
(´・ω・`)「はぁ…。くるなら来なよ、返り討ちにするけどね」
(´ー`)……。
(´・ω・`)……。
(´ー`)(´・ω・`)『戦争だ』
こうして、キリスト教圏のヨーロッパ諸国がエルサレムを奪還すべく軍隊を送るという、
かの有名な十字軍の遠征が始まりました。
しかし、当時のイスラム帝国はヨーロッパに負けず劣らずの強国であり、
エルサレムを巡る戦いは一進一退。戦乱は長引いたのです。
31 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)09:24:49 ID:gRR
(主) (´ー`;)ゼェッ…ゼェッ…
(;´・ω・`)(はやく帰ってくれないかな)
(´ー`;)(もう限界だ…まさか200年もかけてエルサレムを奪えないとは)
(´ー`;)……くそっ!覚えてやがれ!!
(;´・ω・`)……
(;´・ω・`)「やっと帰ってくれたけど、僕達もうボロボロだよ。国中メチャクチャだ」
(;´・ω・`)「あいつらは十字架を掲げて戦うけど、あんなものもう二度と見たくないよ。
あんな連中に利用されて、イエス様も浮かばれないだろうな……」
こうして十字軍の遠征はイスラム帝国の勝利に終わったものの、
戦乱の爪痕は国だけでなく、キリスト教徒.イスラム教徒の心の中に深く残されたのでした。
33 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)09:31:12 ID:gRR
(主) 【イスラエルの建国】
1900年以降、産業革命により近代化したヨーロッパ諸国は、
イスラム諸国を凌ぐ軍事力を持つようになっていました。
遥かな昔にイスラエル王国という母国を失ったユダヤ人ですが、
彼らは世界各地に散らばりながらも、ユダヤ教の教えを持ち続けていました。
(´・∀・`)「僕らユダヤ人は土地を持たない。じゃ、どうやって世界で生き抜くかって?そりゃ、金でしょ金!」
(´・∀・`)「僕らって土地がない分、お金を稼ぐ努力をしてきたんだよね。
しかも、近代化で世界各国との貿易も活発化してる」
(´・∀・`)「こりゃー、むしろ世界中に仲間がいる僕達ユダヤ人には好都合なんだよね。
ユダヤ人の人脈を使って金儲けできるから」
34 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)09:37:09 ID:gRR
(主) こうしてユダヤ人は自分達の国を持たないながらも、比較的裕福な生活をしていました。
ですが、そんな彼らに強い反発を覚える人物がいました。
(゚∀。)「アヒャ!我がドイツ国民は貧困に喘いでいるというのに、
何故ユダヤ人共は裕福に生きてるんだ!??」
(゚∀。)「アヒャヒャ!そうか!奴らユダヤ人が我がドイツを食い物にしてるから、
我らドイツ国民が貧困に喘いでいるのだ!」
(゚∀。)「アヒャヒャヒャ!!我がドイツの為に、ユダヤ人は抹殺だー!!!」
第1次世界大戦後、未曾有の貧困に苦しんでいたドイツ。
そんなドイツに独裁者として君臨したヒトラーは、ユダヤ人こそドイツの敵であるとして弾圧しました。
35 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)09:40:17 ID:gRR
(主) そして、第2次世界大戦終結後。
(;´・∀・`)「いやー、ヒトラーには参ったよほんと。かなり酷い目を見せられたからね。
でも、転んでもタダでは起きないのが僕達ユダヤ人なんだな」
(´・∀・`)「まぁ、見ててよ」
(´・∀・`)……
36 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)09:48:19 ID:gRR
(主) (=゚ω゚)(・_・)『おっ、ユダヤ君じゃん!』
(´・∀・`)「アメリカさんとイギリスさん!」
(=゚ω゚)「こないだは大変だったね。ヒトラーに随分酷い目に合わされてたでしょ」
(;´・∀・`)「いやもう本当、身体中ボロボロですよ…。マジで頭いっちゃってますよアイツ」
(・_・)「かわいそうに…」
(=゚ω゚)「俺たちにできる事あれば何でも言ってよ。ユダヤ人君と俺たちって、昔から仲良しじゃん!」
(´・∀・`)「いやー、そこなんですけどね。僕達って国がないじゃないですか?
だからこんな酷い目にあうのかなって。」
(=゚ω゚)「まぁ、それも一利あるかもね」
37 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)10:01:18 ID:gRR
(主) (´・∀・`)「だからそろそろ国持ちたいんですよ。エルサレムってあるじゃないですか?
あの辺て1000年くらい昔は僕達の国だったんですよぉ」
(・_・)「でも、あそこってイスラム教徒がもう長いこと住んでるよね」
(´・∀・`)「そーなんすよー。でも、あそこってもともと神様が僕達ユダヤ人にくれた土地なんです!
あいつらイスラム教徒がいるのがおかしいんです!」
(=゚ω゚)(その理屈はかなり無理があるけど、
仲のいいユダヤ君があそこに国建ててくれた方が俺的にも都合いいな。
戦争になれば武器売って一儲けできるし)
(・_・)(歴史的にみても、十字軍の恨みもあるし、どさくさに紛れてキリスト教徒もパレスチナに介入させよう)
(=゚ω゚)(・_・)『おっけー!俺らに任せて!』
38 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)10:07:18 ID:gRR
(主) 1948年。国連の決議により、パレスチナにイスラエルが建国されることとなりました。
しかし、当然イスラム諸国はこれに猛反発しました。
(´・ω・`)「僕達に出て行けってふざけてるの?」
(´・∀・`)「だーかーらー、国連の決議で決まったの!わかったら、とっとと失せろよ邪教徒ども」
(´・ω・`)「もうブチ切れた。徹底抗戦してやる!」
(´・∀・`)「あーん?俺たちにはアメリカ様がついてるんだよ?勝てると思ってんの?」
こうして、未だに続くパレスチナ問題が起こりました。
また、現在にも根深く残る、西洋諸国とイスラム諸国の対立の火種になっていると言っていいでしょう。
39 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)10:21:27 ID:TDl
元を辿れば頭いいオッサン(教祖)がいたが故に何千年経っても人は争い続けるんだなぁ48 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)10:49:14 ID:0lD
植民地化と二枚舌の部分が重要
今日の中東問題の根源
あと、大戦後のオスマン消滅後に国境引いたけど
少数民族はバラバラになり冷戦後に独立性を求め反政府運動に荷担する 第一次大戦時のイギリスが相当ひどかったようですね。40 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)10:27:50 ID:gRR
(主) 【アルカイダの勃興】
さて、今まではイスラム諸国をひとまとめにして話をしてきましたが、
イスラム教徒だってもちろん一筋縄ではいけません。
彼らは大きく分けるとシーア派とスンニ派がという派閥があり、
1980年代においてもイスラム教徒同士の争いがありました。
そこに目をつけた国があります。そう、我らがアメリカ様です。
(=゚ω゚)「イスラムの連中、なんかゴタゴタ内輪もめしてるけど、
あそこ石油が眠ってるんだよなー。俺めっちゃ石油使うしどーにかなんねーのかな」
45 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)10:37:29 ID:gRR
(主) (=゚ω゚)「そうだ。もう、あいつらの内どっちかの勢力を支援してとっとと落ち着いてもらお!
ついでに民主化させて、俺の子分にすば石油もガッポリ手に入るww うはwww」
(=゚ω゚)「ほらー!武器たくさん上げるからチャッチャッと争い終わらしちゃってねー!」
実はこの時アメリカが支援していたのはイラクのフセイン政権だったりします。
今では考えられませんね。
しかし、アメリカの支援も虚しく、争いは泥沼化し、
中東諸国の情勢は不安定となっていきます。そんな中東情勢の中で生まれたのがアルカイダです。
49 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)10:57:07 ID:gRR
(主) ( ̄Å ̄)「アメリカが我々に介入してきてから、古き良きイスラム文化がメチャクチャになっている!」
( ̄Å ̄)「これこそが奴ら邪教徒共の陰謀に違いない。
連中はこのまま、我々のイスラム文明を破壊するつもりだ!
奴らには千年に渡る恨みもあることだ、殺られる前に殺ってやる!」
( ̄Å ̄)「奴らを滅ぼさない限りは、イスラム世界に未来はない!!」
こうして、対アメリカを中心にテロ活動を行うアルカイダが組織されました。
その顛末は皆さんもご存知の通り、911事件からのアフガン戦争、
そしてアルカイダの指導者であるウサマビンラディンの殺害です。
しかし、アルカイダは未だに存在しており、
アルカイダの中の過激派からあの"イスラム国"が生まれてくるのです。
51 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)11:14:56 ID:gRR
(主) 【最終章:シリア内戦とイスラム国】
中東諸国は貧富の差が激しく、失業率が高いほか、
独裁的な政権が多く、中東諸国の各地で政権を打倒し民主化させようという運動が活発になりました。
2010年に端を発するこの一連の運動を『アラブの春』と言います。
イスラエル、イラク、トルコの中間に位置する国、シリアでもアラブの春が起こりました。
シリアのアサド政権を打倒しようという動きがでてきたのです。
もちろん、民主化と聞いたら、首を突っ込まずに入られないあのお方がだまっちゃいません。
反政府軍「みんなー!アサド政権を倒すぞー!」
(=゚ω゚)「お!民主化運動なら俺たちも手伝うぜ!反政府組織を支援するわ!」
アサド「ちょwww ざけんなバーローwww」
52 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)11:20:50 ID:gRR
(主) (-@∀@)「おいアメ公。あんまり調子乗んなよ?俺はアサド政権を支持する」
アサド「ロシアさああん!」スリスリ
(=゚ω゚)「ロシア!てめーはいつも俺の邪魔しやがって!」
(-@∀@)「こっちのセリフじゃカス!」
(=゚ω゚) ☆(@∀@-)ドンパチドンパチ
実はこのように中東の紛争は、未だに冷戦構造の名残があったりします。
また、それとは別に宗教戦争としてイスラエルからシリアへの攻撃があったりと、シリア内はもうめちゃくちゃ。
54 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)11:26:52 ID:0lD
何故シリア、イラクで武力闘争なのか
アラブの春で民主化なら平和的に解決するはず
まずはシリア人自体が民主化したいのか、アサド政権を維持したいのかが不明な点。
また、アメリカの後ろ盾で民主化運動をしていたものの、
実際に活動していたシリア人に民主化後の国を運営するビジョンがなかった点。
アメリカとロシアがそれぞれの利益のために、敵対勢力同士を支援していること。
そして、争いの混沌の中で、
イスラム原理主義者が全く別の国をシリア内に武力で興そうとした点などが挙げられると思います。57 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)11:41:58 ID:0lD
誤解させてすまない
中東はテロや反政府運動が盛んです
遠方地であるが為に、イスラムの文化風習に疎い国民にとって
重要なニュースしか耳を傾けません
つまり、民主化→話し合いではなく、武力行使を用いるのか疑問を持っていると思います
なるほど。
確かに、自分も含めて中東への関心てまだまだ低いですよね。56 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)11:35:14 ID:gRR
(主) そんな中、アルカイダの一部の勢力が頭角をあらわしてきました。
( ̄Å ̄)(なんかシリアん中がドンパチしてる…。
民衆も混乱してるな。みんな強いリーダーシップを求めている。
これって俺らが勢力伸ばすチャンスじゃん?)
( ̄Å ̄)(ウチの幹部連中も最近は日和ってきて使えねーし、
ここはいっちょ新組織を立ち上げてシリア統一、いや中東の統一を狙ってみるか!)
( ̄Å ̄)「おらー!みんなよくきけー!
俺がこれから真のイスラム国家を樹立するぞ!
俺の仲間にならないならお前ら皆殺しじゃー!!!
邪教徒バンバン殺してイスラム文化を取り戻すよー!!日本人だって拉致っちゃうからねーー!!」
(=゚ω゚)(-@∀@)『はぁっ!?!?!?』
58 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)12:03:52 ID:gRR
(主) (=゚ω゚)(-@∀@)……
(=゚ω゚)「とりあえずあいつぶっ倒そうか?」
(-@∀@)「そうだな」
バキッボゴッドガッ
( ̄Å ̄)ギャーーーーーーーー
と言うわけで、現在、全世界を敵に回して孤軍奮闘しているイスラム国。
今後の活躍はかなり厳しくなっていくでしょう。
それにしても、表向きはシリア政権、反政府軍、イスラム国と同じシリアの中で
イスラム教徒が三つ巴の戦いをしている状況です。
彡(゚)(゚)……
はたして、今のこの状況を見たら、イスラム教の開祖は何を思うのでしょうか?
~終~
59 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)12:05:00 ID:gRR
(主) これで終わります!
読んでくれた方ありがとうございました!
60 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)12:07:36 ID:8pY
おもしろかった。
この問題実は一番無能だったのは国連なんじゃないかと思った。
ドイツのこの顔→(゚∀。) ヒドスwwww63 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)12:20:26 ID:FIP
面白かった
イスラエルはハマスとかと戦ってるけど
歴史を見てみるとどっち正義なのか分からなくなる66 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)17:52:21 ID:YRf
イランイスラム革命は触れておくべき67 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)17:59:59 ID:40g
イスラエルあたりって土地として豊かなの?
砂漠を取り合ってるようにみえて宗教を知る前は不思議だったわ69 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)18:09:09 ID:jGY
>>67
あの土地が古くから「肥沃な三日月地帯」と呼ばれているのを知らないの?
皆あの場所を統治する正当性を主張するために神様のお告げを利用してきたんだよ68 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/26(木)18:01:49 ID:FIP
あの土地は呪われてる70 :
名無しさん@おーぷん :2015/11/27(金)01:26:41 ID:pDv
(主) 宗教って本当めんどいな。