1 :依頼244 :2010/01/12(火) 03:18:07.18 ID:MNw7+o/1【正論】日本財団会長・笹川陽平 「ニッポン」に統一し元気な国に
≪3つの“名前”が常在≫
新しい年を迎えた。今年も冬季オリンピック、ワールドカップなどスポーツのビッグイベントがめじろ押し。スタンドから沸き上がる「ニッポン」コールには選手だけでなく日本全体を元気付ける明るさがある。
日本は「ニッポン」「ニホン」のふたつの発音のほかに、国際的に使われる「JAPAN」を合わせると、
3つの“名前”が常在する珍しい国だ。国号は国の顔、やはり一本化されるのが望ましい。
政治、経済の低迷で国際的な影響力が落ち込み、存在感が希薄になりつつあるこの国の閉塞(へいそく)感を打ち破り、力強さと活力を取り戻すには、国際的な表記を「NIPPON」に変更、正式の読み方もニッポンに統一し、国が目指すべき新たな国家像を明示することが何よりも必要と考える。
現在、国連の加盟国表記は「JAPAN」。「日本」の古い中国語読み「ジッポン」がJAPANの語源とされ、NIPPONに統一しても特段の矛盾はない。読み方をめぐる長年の議論の経過を見ても、ニッポンを公式発音とする見解が主流を占め、これを反映して紙幣には「NIPPON GINKO」、郵便切手には「NIPPON」と記されている。日本が初めて参加したストックホルム五輪(1912年)開会式のプラカード、東京五輪のユニホームの胸マークもNIPPONだった。
≪正式に使う場合の国名で≫
変更するには新たな国号法でNIPPONを採用し、各国に通知すれば済む。専門家も、変更に特段の問題はなく、どの国もすんなりと受け入れる、と見る。国際的表記をNIPPONに変更する以上、「日本」の公式発音もニッポンに統一することになる。国際的にNIPPONが定着すれば、国内の発音も時間の流れの中でニッポンに一本化される方向に進む。
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100112/acd1001120245000-n1.htm