1 羽根ペン(アラバマ州) 2009/12/24(木) 19:44:29.14 ID:P71OzLNZ ※ 「ものづくり」にこだわり進化への対応を逃した日本
日本と米国とのGDP格差が開きだしたのは1990年代である。この時期はIT革命が起きた時期と重なる。それから10数年経過し、米国の若いITベンチャーが日本の巨大エレクトロニクス企業を赤字決算に追い詰めたのである。
敗北の原因はいくつもある。ITの業界では、技術革新が驚異的なスピードで進み、意思決定に時間のかかる日本企業は迅速な対応ができなかった。その間に多くの製品で「技術の標準化」と「コモディティ化」が進み、利益を確保できる製品が急速に少なくなってしまった。日本企業が「ものづくり」にこだわり、ソフトの重要性を見逃してしまった面も米ベンチャーを躍進させた一因と言えるだろう。
※ 日本の電化製品にはiPhoneのような感動はない
日米の量販店にぎっしりと陳列された日本の製品を見て、筆者は何の感動も覚えない。筆者がiPhoneを最初に手にした時は違った。そこには感動があった。「こんな製品が欲しかったんだよ」とひとり呟いた。日本の名門企業はどうして人を感動させる製品を作れないのだろうか。「買う側の視点」などはどこかに飛んで行ってしまったのではないだろうか。
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