1 フライパン(catv?) :2009/12/07(月) 23:08:11.50 ID:8TiziUhb 【教育想論】千葉商科大大学院教授(前衆議院議員)片山さつきさん
「歴史を学べばすべてに通じる」大学入試で日本史と世界史は必修に
今の子供たちは本を読まなくなったといわれますが、私は小さいころから読書が大好きでした。女子大の国文科を出た母の影響もあったのでしょうが、小学生のころにツルゲーネフの「はつ恋」を読み、また源氏物語や三島由紀夫、夏目漱石の全集などを手当たり次第に読んだものです。
大学入試に関する私の持論は、日本史と世界史は社会科の選択科目にしておくのではなく、必修にしたほうがいいということです。まさに「歴史を学べばすべてに通じる」のです。つまり、自国と世界の歴史を学ぶことで、「日本人はどこからやってきてどこへ行こうとしているのか」や「世界のパワーバランスはどのように変遷しているのか」「科学技術の発達は歴史をどう塗り替えてきたのか」といった“人類史”を解くことができます。それは敗戦や「バブル経済崩壊後の失われた10年」など、(日本が経験した)失敗の分析にもきっと役立つでしょう。
そういえば高校生だったころに忘れえぬ思い出があります。後に英国首相になったマーガレット・サッチャー女史がわが校を訪れたことです。政治家の家系でもない普通の女性が成績優秀であったために頭角を現し、「いずれきっと英国のリーダーになるであろう」とささやかれた時期です。学校でも大変な話題になった、そんなサッチャー氏にあこがれ「私だって頑張れば夢はかなうはず」と、心の支えにしたことを覚えています。
http://www.sankei-kansai.com/2009/12/07/20091207-017936.php