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■2013/06/01（土） 開かずの部屋 |
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カテゴリータグ：シリアス・ホラー・サスペンス・鬱系 シリアス・ホラー・サスペンス・鬱系(2013) やる夫短編作品 ２０１３ |
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GL _ィ｀○ / /､__ノ し Ｊ 〆 ／｀ー' (___/ ￣´ ┌───────────────────────────────────────┐ │あれは俺が10歳のころの話 ...│ │俺は冬休みに祖父母のいるA県へと泊りに来ていて、いとこのBやCと一緒に遊んでいた ...│ └───────────────────────────────────────┘ 589 名前：普通の名無しさん[sage] 投稿日：2013/05/31(金) 02:00:29 ID:2Inap33c [3/11] . ノ ､ 、 ﾍ） ﾍ） .l ここの２階立ち入り禁止なんだってさ .... （人__） | 面白そうだから行ってみようぜ .... ヽ ノ , － - . / （≡ ≡ いいですね。行きましょう . ゝ ｰ'- ﾉ . , 、 、 . ○ll○）lヽ （ホントは行きたくないけど ... （人__）l|llノ チキンって思われるのもイヤだお・・・） ┌─────────────────────────────────────┐ │正直怖くて行きたくなかったがチキンと思われたくないので俺とBとCで2階へ行った .│ └─────────────────────────────────────┘ 590 名前：普通の名無しさん[sage] 投稿日：2013/05/31(金) 02:00:44 ID:2Inap33c [4/11] | | | | | | ○ | | | | | | ,. | | | | ,;:' ﾞ | | | | :.;' | |. | | :. | | | | | | | | | |: | | | | | | .::' | | | | |＿_|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿＿＿_,;;'| ／ ＼ ／ ,';. ＼ ,／ , ┌─────────────────┐ │2階に行くと右隅に扉が一つあった │ └─────────────────┘ 591 名前：普通の名無しさん[sage] 投稿日：2013/05/31(金) 02:01:04 ID:2Inap33c [5/11] じゃあ開けてみるぞ ノ ､ 、 ● ●） l 大丈夫かお？ ドキドキしますね （人__） | ノ 、 、 ､ ノ 、 m ヽ ノ ● ●） ヽ. ● ●） ヽ {rｸ￣ ヽ. （人__） ノ. ､-'- ノ ￣| | |. （つ ｀っ. ０ ○ ゝl lし' ｿｰ. 〉 ＼. / （ ｀(＿ﾉ. （_／ ヽ__）. 〈_／ ヽ_〉 ノ ､ 、 て ○ ○） l そ て て ＜ コポォｗｗｗｗｗｗｗｗ （人__） | ノ 、 、 そ ､ ノ 、 そ ＜ ブフゥｗｗｗｗｗｗｗ.. /^) .ノ ○ ○） ヽ. ○ ○） ヽ ヽ ヽ （人__） ノ. ､ 'ｧ ノ | | | （つ ｀っ. ０ ○ ゝl lし' 〉 ＼. / （ ｀(＿ﾉ （_／ ヽ__）. 〈_／ ヽ_〉 592 名前：普通の名無しさん[sage] 投稿日：2013/05/31(金) 02:01:28 ID:2Inap33c [6/11] 「「オバケー！！」」 . , ,ノ ､ ｌ （○ ○). ｃ- , -‐ノ 、 ｃ- , -‐ノ 、 | (__人).|.. c' / （● ●. c' / （● ● ヽ ノ つ. ゝ （__人）つ ゝ -'-ノつ . / 二つ. / 二つ / 二つ . / （ ） / （ ） / （ ） . （__／ .`´ （__／ .`´ （__／ .`´ ┌──────────────────────────┐ │確認しようとすると中から低い不気味な声が聞こえたので .│ │怖くなった俺たちは急いで1階に戻った ..│ └──────────────────────────┘ ＿＿＿_ ／～～u ＼ ／ ／～～＼＼ 何事じゃ！ ／ し （◎）―（◎） ＼ まさか・・・みたのか!!あれをみたのか!? | ∪ ::::（（（__人__）））J| ＼ u ｀⌒´ ／ , 、 、 ○ll○）lヽ 怖くて中は見れなかったお （人__）l|llノ 声は聞いたけど・・・ ┌──────────────────────────────────────┐ │祖父が何事だと駆けつけたので今起きたことを話したら「みたのか!!あれをみたのか!?」 │ │と凄い剣幕でいいだしたので俺たちは声は聞いたけど中はみてないと言った .│ └──────────────────────────────────────┘ 593 名前：普通の名無しさん[sage] 投稿日：2013/05/31(金) 02:01:50 ID:2Inap33c [7/11] ＿＿＿_ ／::: ＼ ／:::::::::: ＼ そうか・・・とりあえずもう2階には行くのをやめなさい ／:::::::::: ＼ |::::::::::::::: | あれは何なんだお？ ／⌒::::::::: ⌒ヽ／ 中には何がいるんだお？ ＞ /:::::::::::: ＼ お前たちが大人になればいずれわかる存在だ /:::::::::::::: ＼ ヽ ┌───────────────────┐ │祖父は詳しいことは教えてくれなかった ....│ └───────────────────┘ . ノ ､ 、 . ●lj●）il 実は……俺見ちゃったんだよな少しだけ… .... （人__）iij| . ヽ狂ﾘ ノ , － - . / （○ ○ 一体何を見たんだお！？ . ゝ （__人） とても話せないだろ・・・＞ ┌───────────────────────────┐ │その日の夜Bは震えながら言った ....│ │ .│ │一体何を見たんだと言ったがBは「とても話せない」といった ......│ └───────────────────────────┘ 594 名前：普通の名無しさん[sage] 投稿日：2013/05/31(金) 02:02:09 ID:2Inap33c [8/11] ＿ |: | __,.|: |__,.,_ _ __ __,.,___,.,__, ,＿_,.,_ ____ ＿_,.,_ _ _ ,.,___,.,__,, ＿, _,, _ __,.,___,.,__,,____ ,_. |: | |: | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ |: | ／＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ _,,- |: | ／／ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ |_,,- |: | ∠／ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿_＼ |.i- |: | ｜ ＿＿＿ | |￣|￣||≡| |_ !.l- |: | |／＼ ＼|＿＿|＿|＿||≡|＿ |」＿＿_ | |:＿| ／／ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ .,,-''!.i- ||￣| ∠／ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_＼,:::!.i- ||≡| ,;:'""':;, '""':;, '""'':;, |＿＿＿i ..| |￣|￣|||≡| ,;:'""':;,"'':;,"'':;, ||≡| i':::::::::::::'i,,::::::::'i,,::::::::'i, |┐┐|__|::::| | _| |||≡|i':::::::::::::'i::,:::i,::::i, ||≡|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |┐┐|||| :::| └| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ||≡|:::::::: | |┐┐|||| :::|＿_| | ─┐ ||≡|:::::::: | ├―――‐| | | ￣ |:￣|:::::::: ｜￣￣￣￣￣￣￣| | ┌───────────────────────────────┐ │それから家に帰るまで2階には上がらず特に変わったこともなかった │ │あれから20年の月日が流れた ......│ └───────────────────────────────┘ 595 名前：普通の名無しさん[sage] 投稿日：2013/05/31(金) 02:02:29 ID:2Inap33c [9/11] i |.:..::..::.:.:.:.:.| |.::..:.:.:.:.::.:..:ﾉ |_＿ ＿ 〈:.彡:..:.::.:..:.〉＿〉,,,...;;-;;..,,_〈_ ＿＿ / |.:.:..::..:.:.:.::..| ﾚ＿ _ __ /ヾj /＿ _ ＿＿ |.:..::.:..:.:.::..::.|＿〈＿＿＿〉/＿＿＿＿_ ｷﾞｼｯ ; |.::.::..:.:.:.:.:.:.:ﾉ i |:.:..:.:.:.:.:.:.:.,〈 ｷﾞｼｯ |_ ＿ _＿ _〉,,..;;-;;..,,.::.:.|＿ _＿＿ _＿ ＿＿ _ ＿ / ﾚ＿＿__/ヽｊ /＿_ ＿ _＿ 〈＿＿＿〉/ ＿＿＿＿ ___＿＿＿＿ ; i |＿ ＿＿＿＿ ___＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ / / ┌────────────────────────────┐ │今思うと2階にいた何かの正体をBが必死になって隠したのか .│ │祖父が「大人になれば分かる」といったのか分かった │ └────────────────────────────┘ 596 名前：普通の名無しさん[sage] 投稿日：2013/05/31(金) 02:02:50 ID:2Inap33c [10/11] .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.; 姉ちゃん、この部屋誰かいるよー？ ＞ .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.; 開けてみよっかー ＞ .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;. .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.; ￣￣|┌┬───― .;.;.;.;.;.;.;.; ￣￣| | | |￣￣￣ ／￣￣ ＼ .;.;.;.;.;.;.;.;.;. ￣￣| | | | ／ :::::＼ .;.;.;.;.;.;.;.;. ￣￣| | | | (人_) ::::::::| .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;..; ￣￣| | | |＿＿＿ ＼.....::::::::: :::,／ ｶﾁｬ .;.;.;.;.;.;.;.;.;..; .o |└┴─┬── ／ ヽ ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ .;.;.;.;..;.;.; °| /⌒|￣ __, i ﾀﾝｯ .;.;.;;.;.;.;.; ￣￣￣￣￣￣￣￣￣ | | .;.;.;.;.;.; ￣￣￣￣￣￣￣￣￣／ ノ ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ .;...;.;.;.;.; | _／￣￣￣| ﾊﾟｼｯ ﾀﾝ .;.;.;.;.;.;.; ＿| |￣|￣|￣ .;.;.;.;.;.; （＿＿＿) |＿| ┌────────────────────────────────┐ │俺がその何かになってしまったから .│ │ほら今も顔も見たことない俺の甥姪たちが俺の部屋に近づいてくる―― .....│ └────────────────────────────────┘ 597 名前：普通の名無しさん[sage] 投稿日：2013/05/31(金) 02:03:14 ID:2Inap33c [11/11] 元ネタ 102：2階にいる何か：2013/01/21(月) 11:50:52.67 ID:c9kDeZ4C0 あれは俺が10歳のころの話 俺は冬休みに祖父母のいるA県へと泊りに来ていて、いとこのBやCと一緒に遊んでいた ある日Bが「立ち入り禁止になってる2階行こうぜｗｗｗ」といいだした 正直怖くて行きたくなかったがチキンと思われたくないので俺とBとCで2階へ行った 2階に行くと右隅に扉が一つあった 確認しようとすると中から「コポォｗｗｗｗｗｗｗｗブフゥｗｗｗｗｗｗｗ」という 低い不気味な声が聞こえたので 怖くなった俺たちは急いで1階に戻った 祖父が何事だと駆けつけたので今起きたことを話したら「みたのか!!あれをみたのか!?」 と凄い剣幕でいいだしたので俺たちは声は聞いたけど中はみてないと言ったら祖父は 「そうかとりあえずもう2階には行くのをやめなさい」といった 俺は祖父に中には何がいるの?と聞いたら祖父は 「お前たちが大人になればいずれわかる存在だ」といった その日の夜Bは震えながら言った 「実は……俺見ちゃたんだよな少しだけ……」と 一体何を見たんだと言ったがBは「とても話せない」といった それから家に帰るまで2階には上がらず特に変わったこともなかった あれから20年の月日が流れた 今思うと2階にいた何かの正体をBが必死になって隠したのか 祖父が「大人になれば分かる」といったのか分かった 俺がその何かになってしまったから ほら今も顔も見たことない俺の甥姪たちが俺の部屋に近づいてくる―― ┌────────────────────┐ │※Ｂの見たもの ......│ │ ....│ │ ／￣￣￣￣＼ │ │ （ 人＿＿＿＿） .....│ │ ｜./ ー◎-◎-） .│ │ （６ (_ _) ） ｶﾀｶﾀｶﾀ │ │ ｜ .∴ ノ ３ ﾉ ＿＿＿＿＿_ │ │ ゝ ノ .| |￣￣＼ ＼ ...│ │ ／ ＼＿＿| | |￣￣| │ │ / ＼＿＿＿ | | |＿＿| │ │ | ＼ |つ |＿_|＿＿／ ／ ...│ │ / ￣￣ |￣￣￣￣| 〔￣￣〕 ......│ │ ｜ |￣ .....│ └────────────────────┘
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| 10:30 |コメント(3) |
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カテゴリータグ：シリアス・ホラー・サスペンス・鬱系 シリアス・ホラー・サスペンス・鬱系(2013) やる夫短編作品 ２０１３
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