さて今回は、以前ご紹介した滋賀県立水環境科学館(残念ながら閉館) 、大阪にある鴻池水みらいセンターと並ぶ、マンホーラーの聖地、名古屋市にある名古屋市下水道科学館のご紹介です。

名古屋市下水道科学館とは


名古屋市上下水道局が運営する下水道に関する学習・広報施設で、名古屋の名城公園にある名城水処理センターの1Fにあります。

館内は、ルートに沿って回ると一通り下水に関する知識が得られる仕組みになっています。

026_002(2012年11月撮影 以下同日撮影)

子供も楽しめるように、身体を動かしながら下水道がわかるアドベンチャーゲームなども用意されています。
026_003お、ここでマンホーラーに気になる情報がありますね。ゲーム機のカーペットを注目ください。ここに描かれているのは、名古屋市下水道事業100周年記念マンホール蓋をモチーフにしたカーペットの模様なんです。これはテンションがあがりますね。
026_004なかなか見れないマンホール蓋の下の世界も展示されています。
026_005そして充実しているのが、図書室です。
026_006今では手に入らないマンホール蓋に関する書籍まで見ることが可能です。残念ながら保存状態が良くないのですが、とても貴重です。ぜひ電子化していただきたいものです。
と、こんな感じで建物内もとても楽しめるのですが、マンホーラーとして欠かせないのが、建物の外です。

こんな感じで、マンホール蓋が展示されているんですね。
026_007平成元年に名古屋で開催された世界デザイン博覧会で展示された蓋がそろっています。
026_008圧巻の数です。しかも地元の名古屋の蓋はもちろん愛知県内の蓋だけではなく、日本全国の蓋が展示されています。

026_009 左から、夕張市、横手市、天童市、小地谷市、水戸市、下田市、飯田市、中津川市、岐阜市
026_010左から、岐阜市、犬山市、安城市、知立市、奈良市、太地町、宝塚市、姫路市
026_011左から、宝塚市、姫路市、岡山市、高松市、宇和島市、下関市、佐賀市、山鹿市、熊本市が展示されています。
026_0121940年代頃の蓋も。。。さすがにレプリカなのかな?

これだけのマンホール蓋が展示されているのは、なかなか無いですね。まさにマンホーラーの聖地ですね。

お気に入りの蓋の詳細をブログの方でご紹介していますので、ご興味のある方は覗いてください。エントリーはこちら

おまけ


たっぷりとマンホール蓋を鑑賞した後に、、、名古屋市下水道事業100周年記念マンホール蓋の蓋を探しに街を探し回ったのですが、やっと見つけた時には日が暮れていました。
026_013
今は無事に撮影を済ませていますが、こんな感じで夜になると綺麗に撮れないのが、この趣味の悩みですね。