ホテル日航大阪。この完璧なるミラーとの共演。
学会員の皆様におかれましてはご承知おきのとおり、「『ラブホテル』という単語をタイトルに持ってくるとアクセスが増える」という法則があることを、先日、換気口講師の前川さんが暴露していました。
そういうフリには全力でこたえるのが講師仲間というもの、ちょびっとだけ狙ってみた今回のタイトル、残念ながらラブホテルではないため無理やりですが、私、ホテルのエスカレーターが好きです。本当です。
オシャレとゴージャスこそがホテルの最上のおもてなし、いいエスカレーターが多いんですね。旅先でも、地図をみて、いいホテルがあるとはみちくさしてしまいます。

ホテル日航大阪。この完璧なるミラーとの共演。
トップに登場してもらったのは、ホテル日航大阪。この完璧なるミラーとの共演。素敵ですねぇ。かっこいいですねぇ。真ん中の、謎の造花たちの絶妙なバランスもたまりません。

ホテルのエスカレーターの鉄壁、それはミラーづかいの妙と、白い手すり、それにゴールドorシルバーの配色。そう、ウェディング仕様です。

たとえば横浜のインターコンチネンタルホテルなら、こんなかんじ。
横浜のインターコンチネンタルホテル
まばゆいばかりのシンデレラ自動階段!
ロビー中央には、花嫁が降りてきてフラワーコールなどで祝福されるであろう素敵な大階段も用意されているのですが、私は俄然こちらのエスカレーターを真っ白のウェディングドレス姿でしずしずと登場したいです。そんなことをしたら裾が絡まって大変ですね。その前に、相手がいません。

そんなかんじで日々、(あくまで妄想の中で)花嫁姿で降りてくるのにぴったりの素敵なウェディングエスカレーターを探索している私ですが、花嫁たちの永遠の憧れ、目黒雅叙園はただものではありませんでした。
目黒雅叙園
ウェディング仕様、ここに極まれり!
私が訪れた目的は自分の結婚式はおろか、仕事関連のテクノロジーカンファレンスでしたが、完全無欠のゴールデンエスカレーター空間にうっとりです。妄想もふくらもうというものです。
このようにTPOを弁えた素敵なふるまいができることは、エスカレーターにとっても大事なことだよな、と私なんかは思うのであります。





  • 田村美葉「東京エスカレーター」管理人

  • 東京エスカレーターMANIAX

  • 1984年うまれ、石川県出身。大学入学を機に上京。以来、主にエスカレーターに乗って浮かれたり、かっこいい橋脚を追って延々と高架下を歩いたりしている。高架橋脚ファンクラブ会長。