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妹に言われると萌えるセリフ、シチュエーション
35
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/20(水) 21:50:17
ID:
/3H2wGsJ
ちょっと、勝手に携帯触んないでくれる?
マジ最悪なんですけど……
……待受が兄貴の写真だなんて恥ずかしいじゃん
38
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/21(木) 00:26:11
ID:
jMZQb7ZX
>>35
何それ可愛い
22:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/10(日) 00:58:02
ID:
wwhXqn2g
あれだろ、兄と仲良さそうに喋ってるのが可愛い系の女の子で
兄は自分みたいな女はタイプじゃないのかと凹んだり
ジト目で見たり、鼻の下を伸ばしてみっともないって怒ったり
まぁ、兄の方は兄の方で美人な妹は自分みたいなタイプの男は
あんま好きじゃないんだろうなって遠慮したり
31
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/19(火) 08:41:48
ID:
hC4UbB1c
妹が照れながらバレンタインチョコを渡してくれたら
32
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/19(火) 12:52:02
ID:
rn9SGnhd
A「お兄ちゃん、えへへっ、はいっチョコレート!」
B「ぎ、義理なんだからねっ!勘違いしないでよね!」
C「恥ずかしいけど…兄さんにチョコあげる…」
D「あ、あの…兄様、バレンタインですので…だからチョコレートです」
33
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/19(火) 21:09:55
ID:
625SRDNr
>>32
BとCの合わせ技でw
AとかDも好きだけど
34
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/20(水) 20:58:53
ID:
74au3Avs
E リボンを付けて 「私を食べて」
「そういうことは彼氏にしなさい」
36
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/20(水) 22:08:58
ID:
SomBqnAn
>>34
妹「お兄ちゃんが居れば彼氏なんていらない……」
38
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/21(木) 00:26:11
ID:
jMZQb7ZX
>>36
お前等><
8:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/09/26(日) 06:30:25
ID:
+22s2VW3
ある晴れた午後の昼下がり。
オレは妹とトランプで遊んでいた。
負けた方が罰ゲーム。勝負はババ抜き。
「はやくしろよ」
「う~ん…どっちかな……」
「はやく」
「急かさないでよ……」
「まだか」
「こっちか…あーでも負けたら罰ゲームだし……」
「お前の負けはもう確定している」
「むっ!なによそれっ!!なら勘を信じてこっちだっ!」
緊張の一瞬。
「……オレの勝ちだな」
「あぁぁぁぁぁっ!!……そんなぁ………がくっ」
「んじゃあルール通り罰ゲームやってもらうぞ」
「なにをやらせるつもり……?」
「この旧スク水とネコミミとしっぽを身に着けて今日一日オレのメイドをやれ」
「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
「そしてまずは『お帰りなさいませにゃんっご主人様っ♥』ってオレに言う」
「こっ!こんなもの着ないっ!!それにそんな事言わないっ!!」
「なら『お帰りなさいませにゃんっ旦那様っ♥』でも良し」
「違うっ!!だから言わないってっ!!
だいたいスクール水着きたメイドなんかどこにいるのっ!!」
「旧スク水を着て主人を出迎えたって設定なんだよ」
「どんな設定だぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
それから一週間後。
行きつけのコスプレ喫茶に顔を出すと、
「お帰りなさいませにゃんっご主人様っ♥」
「あ」
妹がコスプレ喫茶の店員になっていた。
10
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/09/27(月) 02:10:58
ID:
+SYpj3dh
「Unlimited blade works!!」
ピコッ!
「うわっ!……なにするのっ!?」
「すまない。ゲームしてたらやってみたくなったんだ」
「あのねぇ……」
「剣は一本しか出せなかったけど」
「このピコハンが剣なの……?」
「そう。剣の代わり」
「こんなもんでもポカッとやられたら痛いよ」
「痛かったか?」
「痛かった」
「そうか悪かった。愛する妹とのスキンシップのつもりだったんだけど」
「あ……愛する……妹……」
「ちゃんと加減したんだけどな。怪我させたら俺の方が泣いちゃうから」
「な、なら……もっとやっても……いいよ……?」
「……ニヤリ。魔神剣双牙!」
ピコッ!ピコッ!
「…………(……愛する……妹……(恍惚))」
39
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/21(木) 00:59:59
ID:
lF+owEE2
妹として生まれたという事には感謝している
けど、欲を言えば、同級生辺りが良かったな
幼なじみなんかだったら最高だったかも。
…ふふ
私の言っている事の真意、わからないでしょ?
・・・鈍感
41
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/21(木) 19:43:22
ID:
ANDqrKXy
>>39
普段はクールな美少女妹に言われるのか
43
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/22(金) 01:18:09
ID:
mT2y/WkN
兄さん!兄さんには恋人なんていりません!
私がずっと隣を歩いてあげますから。それで満足してください!
えっ?
…お、お前が恋人になったらどうするんだって…?
なっ、ななななっ!そ、そんなの…
きゃっ、ちょ、兄さ…あ、む、むちゅ……
48
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/23(土) 01:31:02
ID:
/C6yhmsU
「兄貴、聞いてんのっ!?」
居間のソファーでアグラをかいている兄貴に怒鳴りつけた
「わかってるって」
面倒臭そうに返事をする兄貴
「晩御飯どうするの」
「外でいいか?作ってもいいけど」
兄貴の料理か外食か…そんなもの、天秤にかけるまでも無い
「え、あ、兄貴の…」
くぅう。しかし、いざ言うとなるとやはり恥ずかしい
「あ。そういえばお袋達が、これで何か食えって言ってたの思い出した」
そう言いながらポケットから取り出したのは諭吉
「たまには外で食うかっ」
ノリノリな顔で、言う
「・・・・」
「おい、どうした?」
「…し…」
「うん?」
「死ねっっ!!」
「ぇえっ??」
52
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/24(日) 11:44:27
ID:
9KU3mH2z
『まったく風邪なんかひきやがって』
「ゴホッ、しょうがないじゃない…」
『今日はゆっくり寝てろ、な?』
「ええー!?デートは?!!」
『また行けばいいだろ?それよりも何か食べるか?』
「ぶぅ…食欲ないよ…」
『ダメ。食べなさい。お粥作ってあげるから』
「え、兄貴が作ってくれるの?大丈夫?」
『お粥くらいワケないだろ。任せなさい』
『できたぞー』
「卵入ってるじゃん!兄貴やるぅ」
『だから言ったろ?』
「じゃあ食べさせて(あーん」
『…ったくしょうがないな』
「おいしい、兄貴おいしいよ!」
『だろ?これなら独り暮らしも余裕だな!』
「そ、それは絶対ダメー!!」
53
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/24(日) 23:11:48
ID:
bLFqjSyL
「せっかくの日曜日なのに、出掛けたりしないの?あのさ、お兄ちゃん…友達いないの?」
「俺の部屋に無断で侵入して、アグラをかきながらゲームしてる奴に言われたくないな」
「まぁまぁ。私達の間に遠慮なんていらないでしょ」
「…そうだな」
俺が勝手にコイツの部屋に入っても、コイツは怒らない。ま、無断で入るなんて滅多にしないが
「それと、友達はいるからな。勘違いすんなよ」
「そうなんだ。まぁ、知ってるけどね」
「…はぁ」
「溜め息つかないでよ。それよりお兄ちゃん、コントローラー」
そう言って2コンにささっているコントローラーを俺に手渡す
「お前、日曜日は絶対これだよなぁ」
日曜日はいつも二人で何かしら(主にゲーム)している事が多い
そのせいか、俺はいつの間にか日曜日に予定を入れなくなっていた
「日曜日はお兄ちゃん攻略の日にしてるから…ね」ボソボソ
「え?」
「何でもないよ」
58
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/27(水) 22:24:10
ID:
U68IY7pd
「兄さん」
校門を出ようとした時だった。
聞き慣れた声が俺を呼び止める。振り向くと、周りに居るほとんどの生徒達の視線を集める女の子が、そこに居た
「お前も丁度帰りか」
「はい。一緒に帰りましょう、兄さん」
そう言って早歩きで俺に近付き、袖を掴む
「今日は、逃がしませんからね」
「はいはい」
俺に向けられる妹の笑顔。途端、ヤジが飛び交う。
そりゃそうだろう。学校一と名高い女の子の笑顔を、今俺が独り占めしているのだから
「逃げないから、離しなさい」
「ヤ、です」
「何で」
「せっかく掴んだのに、離したくありません…」
ボソボソと呟く。よく聞き取れなかった
「…まぁいいや。行くか」
63
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/31(日) 00:41:25
ID:
D2ExNe5V
「馬鹿兄貴」
俺の部屋に断り無く入り、開口一番に罵倒。だが、いつもの事なので気にしない
「どうした」
「勉強教えてくれ」
素直に教えてやってもいいが、せっかくだ。馬鹿と言われた仕返しをしてやろうと、ちょっとした意地悪を思い付く
「すまん。俺は馬鹿な兄貴だから、人に何かを教えるなんて高等技術持ち合わせていないんだ」
「ぬ…」
「すまん、妹よ」
「じゃ、じゃあいいよ!一人でやるからっ」
流石は強情な妹
まぁこう切り返されるのはわかっていた事だ
「冗談だよ。意地悪して悪かったって。ほら、こっち来て座れよ。可愛い妹の頼みを断る訳無いだろ?」
「さ、最初っからそうしろっ。…全く」
悪態をつきながらもどこかしか嬉しそうに見える妹
「と、いうか可愛いとか軽々しく口にすんなっ。は、恥ずかしいだろっ…」
「可愛い奴に可愛いって言ってるだけじゃないか。そんな恥ずかしがるなよ」
「ま、また言った!私は別に可愛くないっ」
「いいや、可愛いね!絶対可愛い!可愛い可愛い可愛い可愛い!」
「~~っ!キモいバカ死ねっっ!!」
「顔赤くして罵倒しても可愛いだけだぞ」
「んなっ!!~っ!」ズシッ!
鈍い音と共にスネに痛みが走る
「お、お前っなっ!あたたた…」
「ふ、ふんっ」
65
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/31(日) 02:51:36
ID:
NQeAzl/5
激しい口調なのにちゃんと萌えるってのが良いですね。GJ!
ちょこっと書いたのを貼らせてください。
―――――――――――――――――――――――――
「……なぁ透子」
「…………なに」
漫画から目を離さずに返事だけする妹。こっちを見なさい。
「いつまでそこで漫画読んでるんだよ」
「…………」
思いっきり無視。
俺のベッドの上でうつ伏せに寝転んで枕に両肘つきながら漫画読んで。
布団にまでしっかり入り込んでるし……
「それ貸してやるから、自分の部屋で読めよ」
「……やだ」
「何でだよ……」
「なんでも」
「俺そろそろ眠いんだって」
時計の針は十二時半。もちろん夜中の。
「……寝れば」
「寝ればって……、透子がそこにいたら寝場所が無いだろ」
「…………なら」
ぼそっと何か言ったと思ったら、
漫画を読んでるうつ伏せ体勢のまま器用にすすすっと横にずれた。
「はい」
「『はい』ってな……」
「スペース空いたよ」
66
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/31(日) 02:53:27
ID:
NQeAzl/5
確かに一人くらい寝られそうなスペースは空いた。
「ってーか、自分の部屋行けって……」
「やだ」
「じゃあ俺がお前の部屋で寝――」
「入っちゃだめ」
「何でだっ!? 寝る場所ねーじゃんかっ!」
「……だからここ」
人差し指でちょんちょんと隣を指さしてる。
しかもまた俺の方を見ずに……
隣ってのは言わずもがなさっき透子が横にずれた事で空いた布団のスペース。
「…………」
「…………」
こりゃ駄目だ。部屋に戻る気配全く無し。でも床で寝るの嫌だし……
心の中で舌打ちをしながら結局ベッドへ。そんで布団の中に潜り込む。
お、人肌に暖められてて温い。
「枕は返せな」
「……ん」
枕を奪い取り、自分の頭の下へ。
目下まで布団をすっぽり被って、透子に背を向けて、
「じゃあ俺は寝るからな、おやすみ」
「……おやすみ」
「…………」
ごそごそ
「…………」
もぞもぞ
…………寝ようとしたらゴソゴソモゾモゾ動き始めやがって……寝れん。
「あんまり動くなよ……眠れないだろ……」
「……ん、わかった」
67
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/31(日) 02:55:13
ID:
NQeAzl/5
……? 何か今、耳元のすぐま後ろで声がしたような、
しかも布団の中で喋ったみたいな、篭った声。
その場で少し寝返りを打って透子の様子を見ると、
「って、お前も寝るのかよっ!」
布団に入って目閉じていらっしゃる。俺の方向いて。
「…………」
俺の声にも目を開けずに無視。漫画読むんじゃないのかよ……
「寝るんだったら……って」
前にもこんな事あったな。
妹の不思議な行動から推測するに、
「もしかして一緒に寝たかったのか?」
「…………」
「ん? どうなんだ? んー?」
「…………ぐ」
お、透子のほっぺが少し赤くなったぞ。
「図星かね。はっはっはっ」
「……わ……わらうなっ……」
頬を赤くしたまま小さい声でぼそぼそ呟いて不機嫌風味。
まったく、一緒に寝たいならそう言えばいいのに、素直じゃないヤツ……
158:
お待っとさん
:
2011/03/01(火) 01:13:22.03
ID:
GIocbIyW
ボクは良く“男の子みたいだね”と言われる。
特に気にしたこともないけど言われてみればそうなのかもしれない。
髪を伸ばしたこともなければ私生活でスカートを履いた記憶も薄い。
『うーん、確かに言葉遣いは多少そうかもしれんがなぁ』
横に並んで下校する兄は気にもしないようでおざなりな返事だ。でも、
『お前がそう言われてるのは知ってるよ。でもまぁ、お前は可愛いから安心しろ!』
ボクの髪をなでながら屈託のない笑顔を見せてくれた。
ボクはこの笑顔が大好きだ。ボクにとっての“幸せ”とは兄のこの笑顔なんだ。
「ねえ、明日休みだしどっか行こうよ?ボク誕生日なんだよ?」
そう、明日はボクの誕生日。この喜びを一番好きな人と分かち合いたい。
兄ならボクのこの気持ちを分かってくれると思う。ボクに幸せを分けてくれると思う。
『ああ・・それなんだけど・・』
ボクの期待に背く歯切れの悪い兄の言葉。
『悪い。明日ちょっと用事あるんだ』
バツの悪い兄の顔、こんな顔を見たのは初めてだった。なんだろう、ボクもそれ以上は追及できずに口をつぐんでしまう。
お互い気まずい雰囲気の中、言葉を交わせずに。
159
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2011/03/01(火) 01:17:58.03
ID:
GIocbIyW
日曜日、ボクは独りで街に出た。兄はすでに出かけてしまったようだった。
せっかくの誕生日・・・しかしボクの気分同様、天気はどんより。
一緒に観たかった映画も主人公とヒロインのハッピーエンドにボクの気は滅入るだけ。
映画館を出ると外は雨模様。ボクは向かいの喫茶店に駆け込む。
二人で映画を観たあとは決まってここでお茶を飲む。
ボクはいつもどおりミルクティーを注文し二階へ上がるがいつもの壁際の席にはカップルが既にいて楽しげに談笑していた。
しかたなくボクは窓際の一人掛けスツールに座り楽しげな雰囲気に背を向ける。
窓から見える風景はたくさんの人々。
男の子を肩車する家族連れ、笑いあう友達どうし、ひとつの傘にはいる男女。雨の中でもみんな楽しそうだ。
こんなにたくさんの人がいても誰もボクに気づかない。まるでボクだけ取り残されたよう。
本当はボクも後ろの席で楽しく過ごしているはずたった。はずだったのに・・・
もう帰ろう、このぶんだと雨はやんでくれそうにない。
冷え切ったミルクティーを飲み干しボクは店を出る。しかし雨の中を歩く決心もつかず店の入り口でしばらく呆けていた。
よどみなく流れる人々をただぼんやりと眺める。
ふいに目に飛び込んできたのは兄の姿。ボクの知らない女の人と歩く兄の姿。
向かいの通りを歩いている楽しげな姿。その姿は通り沿いにある雑貨店へと消えていった。
ボクの視界がモノクロームに反転した。
ボクは駆け出していた。なぜかは分からない。ただ、その場にはいたくなかった。
家に着くころにはすっかり濡れてしまっていてボクはそれを脱ぎ捨てベッドにもぐり込んだ。
ふいに涙があふれた。ああ、ボクはショックだったんだな。ボクより知らない女の人を選んだ兄に。そんな兄に激しく嫉妬した自分に。
もちろん兄が女の人と遊びに行くのは自由だ。ボクは兄の恋人ではない、ただの妹だ。分かってる。でも兄が取られたという事実にボクは打ちひしがれた。
兄がずっと自分のものだと自惚れていたボク自身もたまらなく腹立たしい。涙が止まらない。
160
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2011/03/01(火) 01:20:19.48
ID:
GIocbIyW
ひとしきり泣いて涙も枯れた頃、兄が帰ってきた物音がした。
その足音はそのままボクの部屋の前で止まりドアをノック。
ボクは返答もできない。
『おーい入るぞー・・・うわっ真っ暗じゃないか』
ボクの部屋に入った兄はまるで茶化すような口調だ。
『寝てるのか?風邪でもひいたか?』少し声のトーンが下がる。
『どうした?』とベッドの横にかがみ、ボクの髪をなでる。
「やめて!」体を覆う激しい嫌悪感にボクは兄の手を振り払ってしまった。
さすがに驚いただろうけど兄は一瞬、間を置いてからボクのベッドの端に腰掛けた。
『なぁ、俺なんか悪いことしたかな?今日一緒に遊びに行けなくて怒ってるのか?』
優しい口調。ボクは何も言えない。
『俺が悪いことしたなら謝る、何があったか教えてくれないか?』
ボクは何も言えない・・でも兄を困らせる権利すらボクにはないのだ。単にボクが自惚れていただけなのだから・・・
「・・・が・・・と・・・の・・見た」
『うん?』とぼけたふうに。ボクの気も知らないで。
「お兄ちゃんが知らない女の人と歩いてるの見たの!」つい大声を出してしまう。
兄は困った顔をしたかと思いきや、ふっと優しい顔になり小さな箱をボクに押し付けてきた。
「・・・これは?」情けない、ボクの声はガラガラしている。
『開けてみな』とボクに開けるよう促す。
小さな箱の中には可愛らしいクローバーのネックレスが入っていた。
161
:
終い
:
2011/03/01(火) 01:21:45.59
ID:
GIocbIyW
「これって・・・」
『誕生日プレゼント。今日買ってきたんだよ、ちょっとは女の子っぽくなるかなと思って。』
『大変だったんだぞコレ選ぶの。俺こういうの良くわからないし』
頭を掻きながら照れくさそうな申し訳なさそうな表情。
「じゃ、じゃあ、あの女の人は?!」
『俺が無理言って付き合ってもらったの。女の子の店に男一人じゃ入りづらいだろ。』
そうだったんだ。ならボクの・・・そうならボクの・・・
『誤解だよ。今日はお前のプレゼント買いに行っただけなんだから』
兄の言葉を聞いてボクはへたり込んでしまう。やれやれという兄の顔。
兄はへたり込んで動けないボクの後ろからクローバーのネックレスを付けてくれた。
『うん、良く似合ってるよ。・・あのな・・・俺はな、お前が思ってるよりお前を大事に思ってるん
だからな』
そう言うとボクを優しく抱き締めてくれた。
『ごめんな、心配させて。ホントごめんな』
ボクを強く抱き締める腕。
ボクはその腕の中で涙があふれて止まらなかった。
165
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2011/03/02(水) 17:42:18.01
ID:
SRsZO/Rm
>>161
可愛い妹だ
乙っす!
55:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/27(水) 00:24:38
ID:
HJVejd+b
なかなか良いと思うけど、なぜかわからんが悲しくなってくるな
56
:
名無しくん、、、好きです。。。
:
2010/10/27(水) 03:08:17
ID:
fgo687Tb
こんな妹がいないからだろう……って自分で書いたら哀しくなった(´・ω・`)
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2011/06/08|
萌え
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