20世紀少年 最終章 ぼくらの旗

【 ストーリー ・ あらすじ 】
ともだち歴3年の2019年、世界は世界大統領として君臨する「ともだち」に支配され、殺人ウイルスがまん延する東京は壁で分断。都民の行動は完全に制限されていた。そんな中、カンナ(平愛梨)は反政府組織として武装蜂起する一方、「血の大みそか」以降、行方がわからなくなっていたケンヂ(唐沢寿明)が突然現われる。
【 出演 】
唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、平 愛梨、藤木直人、石塚英彦、宮迫博之、山寺宏一、高橋幸宏、佐野史郎
【 監督 】
堤 幸彦
【 原作・脚本 】
浦沢直樹(「20世紀少年」「21世紀少年」小学館ビッグスピリッツコミックス 刊)
【 感想 】
この映画「 20世紀少年 最終章 ぼくらの旗 」をみなさんは鑑賞されたことがありますか?「20世紀少年」シリーズの3作目の作品であり最後の作品です。1作目からご覧になられた方が気になるのは、そうっ、やはり世界を支配し人類を滅亡させようとしている”ともだち”の正体ですよねっ。もちろん本作である最終章で正体が明らかになります。ですので、ぜひご覧ください。
最終章で新たに登場・活躍する登場人物の紹介
1作目からほんとに豪華な俳優陣が出演している本シリーズですが、新たに本作でも登場するキャラクターがいますので紹介したいと思います。あと、1~2作目に登場はしていましたが本作でスポットが当たる人物もいますので、その辺も含めて紹介したいと思います。
ケロヨン (宮迫博之)
ケンヂと秘密基地を作った仲間の1人。
2000年の「血の大みそか」には参加していなかった。
そばの修行のために
春 波夫 (古田新太)
国民的演歌歌手。
万博のテーマソングを唄っている。
マネージャーとしてマルオを雇っている。
コンチ (山寺宏一)
ケンヂと秘密基地を作った仲間の1人。
北海道に引越しした為、ケンヂたちとの交流は途絶えていた。
北海道で個人でラジオ局を開いている。
ヤン坊・マー坊 (佐野史郎)
小学校時代、ケンヂたちとはライバルの双子。
会社を創設し、社長になった。
ともだちの元で、二足歩行ロボットの開発に関わっていた。
ケンヂ復活!
前作の「最後の希望」のラストで少しだけ出ていましたが、ケンヂが再び復活します。なんと生きていたんですねぇ。しかし、髭にグラサンと風貌はかなり変わってしまっていて、とっても怖そうな姿に変わってしまっていましたが何があったのでしょうねぇ。ただ、ケンヂが帰ってくることによって期待が持てますよねっ。
あとケンヂが死んでしまったと思っていたカンナやオッチョたちにとっては、ケンヂほどの心強い存在はいないと思います。ケンヂの復活によって、ともだちの計画を止めることができるのでしょうか・・・。

「しんよげんの書」のラスト
ともだちの正体も気になるところなんですが、やはりともだちの行動ですよねっ。一体どこまでエスカレートしていくのか?それはやはり「しんよげんの書」を読めばわかることなんですよねっ。というのもともだちは「よげんの書」を実際に実行し、そして引き続き「しんよげんの書」に書かれた内容を実行してきているんですもんねっ。では「しんよげんの書」のラストにはどのように書かれているのか・・・?まぁ予想できることは、それは人類や世界において最悪のことに違いないでしょうねっ。

万博公園での野外音楽コンサート
ケンヂがギターを抱え、野外音楽コンサートで熱唱するシーンがあります。ラジオで流れているケンヂの歌を聴いた大勢の聴衆たちが、誰の唄かもわからず集まってくる。ケンヂの唄はともだちの支配下で規制された生活の中の唯一の娯楽であって、まるで有名人のコンサートが開催されるかのような感覚で多くの聴衆が自らの意思で集まったのだと思います。
しかし、ケンヂの唄による「洗脳」に近いようなコンサートに描かれていたのが少し残念だったと思います。全員が「ラジオからの流れた歌を歌っている歌手を見てみたいから」という理由だけではなく、「みんなが行くから」「暇だったから」「誘われたから」など、色んな思いでやって来たんだと思います。そして、実際にケンヂが歌い始めるとすべての人たちが耳を傾け、その音楽に熱狂する。そんな感じに描いた方が自然で良かったんじゃないかなぁと思いました。ただエキストラの数も恐ろしいほど多く、邦画としてはものすごく壮大で迫力のあるシーンになっていたと思います。
ともだちの正体
この「20世紀少年」シリーズの最大の謎になっているのが、人類を滅亡させようとしているともだちの正体ですよねっ。第2章まで鑑賞されたというみなさんは、ともだちの正体の予想や推理などしていることだと思いますが、誰だかわかりましたか?
私は原作のマンガの方を読んでいますので、それを踏まえた上で推理してこの最終章を鑑賞したのですが、それでもラストにはびっくりしましたし「なるほどっ!」と納得させられました。原作を読んだ人でも読んでない人でも楽しめるラストだったと思います。
CMなどでともだちが2人登場するシーンが流れていますが、もう一人のともだちは一体誰なのか?という疑問もありますよねっ。1人でさえわからないのに、もう一人のともだち・・・?これはほんとに難しいと思います。ということで、「ともだちの正体」「もう一人のともだち」「ともだちとケンヂたちの関係」など、これらの真実を最終章でお確かめください。


もうひとつのエンディング
映画の公開時には上映時間の都合上、カットせざるを得なかった各キャラクターのエピローグ映像を含めた別バージョンのエンディング「もうひとつのエンディング」バージョンが、2010年2月に発売されるDVDとBlu-rayに特別収録されているということなので、一度劇場で鑑賞された方でも楽しめそうですねっ。
まだ発売されていませんし観ていないのでわかりませんが、誰か他の登場人物からの視点でラストが描かれていたりするのでしょうかねぇ?ちょっと気になるところですが、また発売されてから機会がありましたら鑑賞してみたいと思います。劇場で鑑賞できなかった方は本編と共に、「もうひとつのエンディング」も楽しんでみてはいかがでしょうか。
- Comment(4)
- [ 日本映画 ] 邦画
- 2009/12/03
- ぴーちさん
こんばんは、ぴーちさん。
コメントありがとうございます。
原作を読まれていないということですが、原作を知らない方でも楽しめるように作られていたのでとてもよかったと思います。
あとやはり負の力というのはすごいものですねっ。
特に小さい頃に受けた傷などは、
いつまでも覚えていたりするものでしょうし
逆に与えた者の中には残っていなかったりしますしねっ。
この映画でもまさに
ともだちを作り出したのはケンヂたちですよねっ。
マンガの方はけっこう忘れていた部分があったのですが、
映画は1~3作目まで比較的間隔も空くことなく
見ることが出来たので
1作目と2作目の余韻を持ちながら鑑賞できたのがよかったです。
DVDなどで別バージョンのエンディングが用意されているみたいで
できればそちらも観てみたいです。
いつも応援ありがとうございます。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2009/12/03
- パッチさん
- 2010/10/04
- レオンさん
こんばんは、レオンさん。
コメントありがとうございます。
3作一気に鑑賞されたんですねっ。
しかし、あまり楽しまれなかったみたいですねっ。
全然謝らないでいいですよっ。
私は原作を読んでいたので、その世界観にスムーズに入ることができました。
ただやっぱり原作はもっと長い物語でしたので、映像化は難しかったのでしょうねっ。
ちなみに私も「終わりの始まり」が一番良かったです。
確か1作1作が長い映画ですので
3作品一気の鑑賞となると大変だったでしょうねっ。
お疲れさまです。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2010/10/04
- パッチさん
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原作は読んでは居なかったのですが、
3作全部、鑑賞しました。
考えてみると、小学生時代の恨み
を、大人になっても、果たそうと
ずっと心に秘めているというその負の思いの強さは、
実際的には、あり得るのかと思うのですが、
現実にも、つい先日、裁判にもなりましたが、
小学時代に自分の可愛がっていた犬が
役所の手で殺された事に対して、ずっと恨みに思い、
殺人まで犯してしまった男性の事件がありましたように、
現代社会でも、物語のような話が実際に
起っていているので、まんざら、あり得ない話じゃなくなって
いることに、リアルな怖さを感じました。
そういう人間の心の悩みの根深さや、複雑さを
改めて考えさせられる物語でした。
2月にもう一つのエンディングが発売されるんですか^^
機会がありましたら、見てみたいと思います♪
情報、ありがとうございました^^
応援凸