告発

【 ストーリー・あらすじ 】
時は1941年、25年の重刑でアルカトラズ刑務所に入獄中だったヘンリー(ケビン・ベーコン)は脱獄に失敗し、計画を密告した仲間を所内で殺害。死刑は確実と思われた裁判だが、若手エリート弁護士ジェームズ(クリスチャン・スレイター)は、ヘンリーが脱獄以前に彼が3年も地下牢に入れられ虐待されていた事実を知って無罪を主張し、逆に刑務所側を告発する・・・。
アルカトラズ刑務所が閉鎖されるひとつのきっかけともなった実際の事件を、マーク・ロッコ監督が映画化。時の若手実力派スターの共演プラス、刑務所長役のゲイリー・オールドマンがいつもながらの怪演を見せてくれるのが見ものの、静かながらも息詰まるシーンが連発する法廷サスペンス劇である。
【 出演 】
クリスチャン・スレーター, ケビン・ベーコン, ゲイリー・オールドマン
【 監督 】
マーク・ロッコ
【 感想 】
この映画「告発」をみなさんは鑑賞したことがありますか?この映画は実話です。観た人ならわかると思いますけど、恐ろしい事件ですよねっ!今では人気の観光スポットとなっているアルカトラズ刑務所、世界で1番有名な刑務所ですよねっ。その刑務所である事件があったんです!
アルカトラズ 刑務所の地下牢に3年間
アルカトラズ刑務所の囚人が地下牢に入れられるんです!地下牢とは明かりが全くなくトイレもシャワーも当然なく、鉄の壁で囲まれた部屋なんです!!そして、毎日のように受ける拷問!!その部屋に入れられた期間は…3年間!!
こんな状況下で3年間も過ごすと誰でも頭がおかしくなってしまいます。その結果、殺人を犯してしまって裁判になるんです。実際に起こった事件を描いた本作、衝撃と余韻にはものすごいものがあると思います。
あなたは全く光のない鉄の部屋で3年間耐えれますか…?

アルカトラズ刑務所の副所長 ゲイリー・オールドマン
アルカトラズ刑務所の副所長を演技派俳優のゲイリー・オールドマンが演じています。もうこれは文句なしの演技です。悪人を演じさせたら素晴らしいですもんねっ。見ていて憎らしい思いになってしまうほど、イヤな男だなぁと感じました。さすがの演技にあっぱれです。

囚人 ヘンリー・ヤング (ケビン・ベーコン)
全く光のない鉄の部屋で3年間を過ごした囚人ヘンリーを、ケビン・ベーコンが演じています。一体彼は何をしてしまったのか・・・?何をすれば3年間もの長い間、鉄で囲まれた地獄のような環境に3年間も収容されなければいけないのか・・・?実はヘンリーの罪は5ドルを盗んだということで、25年という長く厳しい刑を受けたのです。その後、脱獄しようとしたが失敗し、その結果、地下牢の光の届かない鉄の部屋に入れられたのです。

はっきり言ってこの事実は冒頭で出てきますが、この時点で衝撃はとてつもなく大きかったです。確かに盗みや脱獄など悪いことをしたかもしれません。しかし、どのようなことをしたとしてもこのような酷い環境での収容は許しがたいことだと思いました。
3年間の地下牢から出てきて、すぐにヘンリーはスプーンで囚人を殺してしまいます。こうして裁判が始まるのです。殺人というのはやぱり悪いことですよねっ。それはわかります。しかし、地下牢での3年間というものが一体どれほどの影響を与え、どのように変えてしまうものなのか?おそらくヘンリーの精神状態は異常も異常・・・病院での治療が必要だったに違いありません。

もう一度言いますが、地下牢から出てきて殺人を犯したヘンリーは悪いと思います。しかし、そのような人間にしてしまったのは地下牢でありアルカトラズ刑務所なんですよねっ。こうして裁判ではヘンリーとアルカトラズ刑務所の戦いが始まります。
この囚人ヘンリーを演じたケビン・ベーコンはほんとに素晴らしいと思いました。ものすごく難しい演技が必要な役だと思いますが、ケビン・ベーコンは見事に演じきっていたと思います。ケビン・ベーコン・・・流石ですねっ。

弁護士 ジェームズ・スタンフィル (クリスチャン・スレーター)
囚人ヘンリーの弁護を務める若手のエリート弁護士であるスタンフィルを、クリスチャン・スレーターが演じています。もしかしたら私のイメージだけなのかもしれませんが、クリスチャン・スレーターはこのような正義感溢れる役がとっても似合うと思います。

スタンフィルはほんとにいい弁護士だなぁと感じました。心を閉ざしてしまっているヘンリーに、とても優しく接する姿は素敵ですよねっ。ただそう簡単にヘンリーの心の閉ざした壁を開けることはできません。まずは信頼関係を築いていくところから始まります。

ただこれはほんとに大変なことで、まずは情報を集め整理して裁判に挑むのですが、その情報収集の段階がスムーズに進まないのです。というのもヘンリーはこれまでずっと人と接触をしていませんでしたし、精神異常の状態だったので、なかなかうまくいきません。
やはり我慢や根気が必要ですし、優しさも大切です。そういう意味でスタンフィルだからこそ、ヘンリーは心を開いたのでしょうねっ。徐々に2人の間に絆や友情のものが生まれていったのはとても感動しました。裁判もですが、この2人のやり取りはこの映画の見所の1つだと思います。

裁判の結果
ラストで裁判にヘンリーは勝利することができました。しかし、再び地下牢に入れられて3日後、彼は自らの命を絶ちました。そして壁には「VICTORY(勝利)」の文字。彼は一体どのような心境だったのでしょうねぇ?3年間の地下牢の時とは違った思いが、彼の中にあったでしょうねっ。それが壁に書かれた文字に表れていると思います。
ラストは感動があります。囚人ヘンリーが裁判によってもたらした功績はすばらしいと思います。裁判の結果、アルカトラズ刑務所の地下牢は封鎖されましたっ。ほんとによかったです。まだ観ていない人はぜひ「告発」を観てください。おすすめ映画です。
みなさんはこの事件についてどう思いますか?
- Comment(19)
- [ ヒューマン ドラマ映画 ] 法廷 刑務所 脱獄
- 2006/09/12
- ワトソンさん
コメントありがとうございます♪
この映画はけっこう有名な作品ですよっ♪
とてもいい映画です♪特にケビン・ベーコンの演技がすばらしいです♪
アルガトラズでは財政難で極悪人でなくても、人数合わせのために軽い罪の人でも入獄されたらしいです!
その1人がヘンリーを演じるケビン・ベーコンです♪
いい映画ですのでぜひ観てください(^_-)-☆
- 2006/09/12
- パッチさん
この3人ホント素晴らしい演技ですね。日本の俳優さん見習って下さい(笑)
これ実話ですけど、囚人ヘンリーと弁護士ジェームズの勇気溢れる行動がなかったら、ずっと酷いことが続いていたことでしょう。彼等の勇気に拍手です。
しかし光も入らない地下牢に3年間も入っていたヘンリーの精神力は凄まじきモノですね。普通なら発狂しておかしくなりますよ。
アルカトラズは実際行ってきましたが(あっ、もちろん観光ですよ!)、地下牢は....あったのかな?洞窟みたいな所は通った覚えがありますが...というより、てっぺんに置いてきぼり食らってしょぼくれていたことしか覚えてないです!(^^)
- 2006/09/12
- らいさん
コメントありがとうございます♪
この映画はおそろしいですよねっ♪ほんとにヘンリーとジェームズの勇気を称えたいですねっ♪
光のない狭い部屋に3年間…確実におかしくなりますねっ!!家の中だけで3年間暮らすと考えてもおかしくなりそうなのに(>_<)
というか、らいさんはアルカトラズ刑務所に観光に行ったことがあるんですかっ??めちゃくちゃ羨ましいですっ(>_<)
私も行ってみたいですねぇ♪
てっぺんに置いてけぼりをくらったんですか?そういう場所で1人になると、かなり心細い感じがしますねっ♪
でも、アルカトラズ刑務所で置いてけぼりも今となっては自慢話にもなりますし笑いも取れますねっ(^_-)-☆
- 2006/09/12
- パッチさん
私も遊びにきましたよ~
ヨロシク!「告発」私もズシッときた映画です。
囚人の心を開かせようと諦めず諦めず囚人に面会に行く、不正義に対して勇敢に立ち向かう。すごい弁護士でしたね。しかも協力者のすくない新人の立場で。
たしかケビン・ベーコンの嫁が娼婦役で出ていたような・・・
又見たくなってきましたよ。
- 2006/09/13
- marikoさん
こちらこそコメントありがとうございます♪
アルカトラズ刑務所の恐ろしさを身にしみて知っているヘンリー、世間の冷たい目にも負けず正義を貫き通すジェームズ♪ほんとに2人とも勇気があると思います♪
ケビン・ベーコンの嫁さんが娼婦役で出てましたねぇ♪特典映像を観て知りました(^_-)-☆
より多くの人に観てもらって、この映画は実話で、こんな事件があったという事実を知ってほしいです♪
またいつでも遊びに来てくださいねぇ(^_-)-☆
- 2006/09/13
- パッチさん
- 2006/09/14
- ワトソンさん
コメントありがとうございます♪
最後の地下牢で死ぬのは悲しすぎますよねっ!でもヘンリーは勝利したまま死んだので、その「勝利」を奪われないために死んだのでしょうねっ♪
それにしてもケビン・ベーコンの演技は最高でしたねっ♪もうどんな役でもできそうですよねっ(^_-)-☆
- 2006/09/15
- パッチさん
そして最初は自分の名誉のためにヘンリーに近付いた弁護士(クリスチャン・スレーター)も自分の中に在る本当の『正義』に気付き始める。
そして、一度は諦めかけたが最後には真の勝利を勝ち取る!それは、裁判に勝った事も勿論だが、お互いが、お互いに答えを見つけた事。若き弁護士は自分の本来在るべき姿を。
そしてヘンリーは、アキレス腱を切られる仕打ちを受けながらも、もう二度と屈伏しない自分に対する決意と勇気を手に入れた最後のシーン。
僕は映画見てて、あの時ほど感動した事はありませんでした!
僕の中ではサイコーに良い映画です!
- 2008/11/18
- 長chanさん
こんばんは、長chanさん。
コメントありがとうございます。
コメントを読んでいて、長chanさんがどれほどこの映画が好きか、
そしてこの映画から感じたものがいかに大きいか伝わってきました。
地下牢がこの事件がきっかけに封鎖されましたが、
これもすべてヘンリーと弁護士の力だと思います。
彼らの間で徐々に何かが変わっていくのが、よくわかりましたよねっ。
巨大な敵に立ち向かい、そして最後のヘンリーの姿はほんとに感動しました。
これが実話だということが、さらに感動しました。
ほんとに素晴らしい作品だと思います。
キャストも素晴らしく、ケビン・ベーコン、クリスチャン・スレーター、そしてゲイリー・オールドマン。
それぞれ素晴らしい演技を魅せてくれていますよねっ。
できるだけ多くの方に鑑賞してもらいたい作品ですねっ。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2008/11/19
- パッチさん
何度見たことか・・・・・
- 2011/10/20
- 相さん
こんばんは、相さん。
コメントありがとうございます。
これが一番ということで
今開催中の「法廷映画」のアンケートに一票追加させていただきますねっ。
ケビン・ベーコンの演技がほんとに素晴らしく
内容もまた考えさせられるものがあって
素晴らしい作品だと思います。
アンケートにご協力ありがとうございました。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2011/10/22
- パッチさん
「VICTORY(勝利)」のあの文字、今まですべてを諦めていた己に、アキレス腱を切られる様な理不尽な悪にも負けない心を勝ち取った現れだと思っています。
- 2014/11/27
- denim Powellさん
- 2014/11/27
- denim Powellさん
こんばんは、denim Powellさん。
コメントありがとうございます。
以前、「長ちゃん」のお名前でコメント下さってたんですねっ。
その時のコメントを読んでもわかりますが
この映画がいかに好きかというのが伝わってきました。
ラストのあの「VICTORY(勝利)」の文字にもあるように
彼が勝ち取ったものがいかに大きかったと思います。
最後に彼は命を絶ちましたが
ハッピーエンドだったのだと思います。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2014/12/03
- パッチさん
- 2015/10/07
- 。さん
- 2015/11/08
- みたさん
こんばんは、。さん。
コメントありがとうございます。
「君の勝ちだよヘンリー」というのは
確かラストでのセリフですよねっ。
素晴らしいセリフだと思います。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2016/08/31
- パッチさん
こんばんは、みたさん。
コメントありがとうございます。
この映画を鑑賞して感動されたんですねっ。
ほんとに素晴らしい作品だと思います。
ヘンリーが亡くなったのはほんとに残念に思いました。
勝利がいつの間にか彼の人生の目標となっていたのかもしれません。
ご訪問ありがとうございました(^^)
- 2016/08/31
- パッチさん
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この映画は知りませんでした。
アルカトラズを閉鎖にした事件の実話映画で、ケビン・ベーコンとくれば観るしか無いですね。さらにオールドマンの悪役とはインパクトが有りそうです。刑務所と潜水艦映画にの駄作無しだそうです。とりあえずレンタルで探してみます。