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2020年06月11日 19:30

「高収入のイヤな仕事→低収入の快適な仕事に転職した人、その後どう?」回答いろいろ

 

高収入のイヤな仕事→低収入の快適な仕事に転職した人
仕事を選ぶならやりがい? それともお金?
両方を満たした仕事に就けている人はそう多くはありません。

「高収入でしんどい仕事から、低収入でやりがいのある仕事に転職した人に質問、どんなストーリーですか、後悔はありますか?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。

Men who have traded in a high paying job they hated, for a low paying job they love, what’s your story? Any regrets?

●10年くらい銀行で働き人生を無駄にした。体重は増え、いつもみじめだった。
職場の同僚は誰ひとり好きになれなかった。地元の消防局の知人と話をして消防士になることにした。なるまでに4年かかった。
ようやくその日が来たとき、自分の最も幸せな日となった。今は36歳で2年半ほど続けているが、もうどんな高額を提示されても銀行には戻らない。

●かなり高収入なブルーカラー(現場作業などの肉体労働)の仕事をしていて、大きなストレスを抱えていた。
肉体を酷使するので誰も健康なまま引退できない。収入は良いときで13万4000ドル(約1400万円)、悪くても平均10万ドル(約1千万円)はあった。大卒ではない男性にしては高収入で福利厚生もすばらしかった。14年働いたけど最後の5〜6年はつらかった。ただ家族がいたので稼がなくてはいけないと思ってやっていた。
辞めたのは3年以上前だけど、その時はつらかったが今の職場環境はずっと良い。人間として扱ってもらえるのも気に入っている。収入は半減したけど働きながら大学も受講していて収入や安定はトンネルの向こうに光も見える。
ビジネスで解決に向けて人を助けるのも好き。今はそれができて仕事に行くのがイヤではないことがすばらしい。
残念なことは早くに仕事をリタイヤできないことだけど、健康と幸せのためなら見返りがある。人生にはちょっと余分のお金より大事なことがいろいろある。
「好きなことをしろ」と言われたことがあるが、理由はお金が無くなる前に先に健康を失うからである。うちの子供はたくさん相続できないが、彼らの父親はみじめではない。

●年収25万ドル(約2700万円)から8万ドル(約860万円)に転職する決断をした。
高収入の仕事よる時間拘束とストレスがイヤだったのが理由。今の仕事が好きとも言えないが、少なくとも生活はできているし、それほどの仕事量でもなく、他の人との交流もない。後悔はないけど、また高収入の仕事に戻るかどうかは現時点ではわからない。

●今ちょうど、年収7万5000ドル(約800万円)から4万5000ドル(約480万円)の仕事に移ろうとしている。今の職場ではこれ以上は上がらないと思える。
営業成績が古株より多くても幹部からは子供のように扱われている。今度は違う分野で、もっと機会が広がっているところへ行くが、そこの知識はあまりないので低収入からスタートする。自分に値する敬意を払ってもらえればいいなと思っている。

●自分から転職したわけではない。大企業のITサポートにいた。収入も9万ドル(約960万円)+ボーナスで福利厚生もすごかった。
しばらくして、その課全体が解雇されてインドに移った。ショックだった。
現在の給与は3分の2になったけど、違いは今の仕事がすごく好きで家で出来ること。
家族にも大きなインパクトがあり、自分がよく休めるので妻子との関係がとてもよくなった。ストレスや常に電話中というのがなくなった。

●グローバル企業で年収10万ドル(約1070万円)の営業の仕事をしていた。
年金や福利もよかった。ファミリービジネスの株を持っていて、仕事を辞める余裕はあったのでレコーディングスタジオのオーナー兼作曲家になった。
始めたのは1996年。デジタル革命によって大半の人が音楽で生計を立てる能力が殺されてしまったのだが、当時はそれに気づかず夢を追いかけていた。
今は小銭のために必死で働くことに疲れてしまったが、営業から長く遠ざかってしまったためにその職種には戻れていない。
貯金は崩さずにがんばってきたが、また1からやるとしたら営業を辞めなかったと思う。

●造船技師をしていた。年収4万ドル(約430万円)で、いずれ10万ドル(約1070万円)稼げる見込みはあったが3年働いてイヤになった。
65度の狭い環境もイヤな理由だった。やめてMBA(経営学修士)を取り、企業で年収1万8000ドル(約190万円)で働いている。
造船技師を辞めて10年経つけど毎日後悔しているよ。間違いなく人生で最悪の決断だったと思う。もし戻れるなら今ならもっと忍耐力がある。自分が学んだレッスンは、人生はどこにいっても簡単ではなく、お金は大事だということ。収入のいい仕事を辞めてはいけない。


転職して良かったケース、後悔したケース、それぞれあるようです。
だからこそ、皆が選択に迷うのでしょうね。

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