720種の性別を持ち、脳がないのに問題解決のための学習能力があり、体の半分を失っても自己修復可能な「特異生命体」が、フランスのパリ動物園で一般公開されました。
およそ地球上の存在とは思えないというか、性別が720種と言われても理解が追いつきませんが、いったいどんな生き物なのでしょうか。
720種の性別を持ち、脳がないのに問題解決のための学習能力があり、体の半分を失っても自己修復可能な「特異生命体」が、フランスのパリ動物園で一般公開されました。
およそ地球上の存在とは思えないというか、性別が720種と言われても理解が追いつきませんが、いったいどんな生き物なのでしょうか。
Pourquoi le blob fascine les scientifiques - YouTube
その生命体の名は「モジホコリ」という黄色い単細胞の粘菌の一種で、植物でも動物でも菌類でもありません。“学名:Physarum polycephalum”
優秀な学習能力を持ち、有毒な物質を避けると、1年後もその行動を覚えていたとのことです。
さらに、迷路に閉じ込めておくと最短距離を予測・発見する能力も持ち合わせています。
光と乾燥が弱点で、生存が厳しい環境では数年に渡って冬眠状態になるのだとか。
モジホコリが発見されたのは1973年ですが、専門家によると10億年前から存在しているのではないかとのこと。
ここまでの特異能力を持っていると、神の見えざる手を感じますね。