ESA(欧州宇宙機関)が12月20日に、火星探査機による「雪の積もったクレーター」の精細な写真を公開しました。
火星で最も水分を蓄積している直径82kmの巨大な「氷の湖」をご覧ください。
ESA:Perspective view of Korolev crater
(高解像度:1920×1080@ESA)
撮影したのは火星探査機「マーズ・エクスプレス」。
火星の北極領域にある「コロリョフ」“Korolev”クレーター。ソ連のロケット設計技師だったセルゲイ・コロリョフに敬意を表して名付けられたものです。
まるで巨大なアイススケートリンクとも表現されていましたが、雪の下には1800mの深さまで氷の層が形成されているとのことです。