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2017年05月09日 11:57

フランス新大統領にマクロン氏…なぜかアメリカ人に大ウケしていたツイートがこちら

 

フランス大統領選の人気ツイート
世界中が注目していたフランス大統領選ですが、マクロン氏がルペン氏に大差をつけて勝利しました。

エマニュエル・マクロン氏は、39歳で史上最年少のフランス大統領になることや、24歳年上の妻がいることなど、話題には事欠きませんが、1番人気となっていたツイートはなぜかアメリカのトランプ大統領に関するものでした。

その内容というのが……。

For the first time in History, a French President will speak better English than the US President

「おもしろい事実:これで歴史上初めて、フランスの大統領がアメリカの大統領より英語をうまく話すことになるだろう」

これはマクロン氏の英語が上手というよりは、トランプ大統領の英語スピーチがいかにひどいかを皮肉ったものです。

ジョーク半分とはいえ、このツイートがアメリカ人も含めて大ウケしていました。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●アメリカ人として、小5レベルの話し方をするリーダーを持って恥ずかしい。

●うちの10歳の孫はトランプ大統領よりまともに話をしているよ。これは本当。高校レベルの読書をして理解もしている。

●トランプ大統領のスピーチ例。
「言葉はわかってる。ベストな言葉を持ってる」
「自分はとてもいい頭脳を持ってるから、最初は自分と話す。そしてたくさん話したんだ」
こういうスピーチが自分のでっち上げたものだったら、どんなにいいかと思うよ。

↑彼の英語は質より量だ。

●実際のトランプのスピーチ。
「えっとな、核を持ってることについて、私の伯父は偉大な教授で科学者でエンジニア、ドクター・ジョン・トランプだった。MITでね。良い遺伝だ。とても良い遺伝だよ。そう、それでとても賢かった。フランスのウォートンスクールだ、そう、ても良い、とても賢い。
そう、もしあなたが保守の共和党ならだが、そして自分がリベラルなら、もし、そう、もし自分がリベラルな民主党なら、きっと私を世界で最も賢い人と言うだろう。本当だよ!
でももし保守の共和党支持者なら試みたと思うよ。ああ、彼らはいつも数字なんだ。だから自分はいつも良いスタートなんだ。
ウォートンスクールに行って、とても良い生徒だった。そこに行って、あそこに行って、これをして、財産を作った。それでいつも証明書を出してたよ。なぜかというと我々は少し不利な条件だったからな。
だがこの核の取引を見ると、ちょっと気になるんだが本当に簡単で、それらの人生ほどは大事じゃないんだ。(核はともてパワフルで、伯父がそれを何年も何年も前に研究した。そのパワーを35年前にね。彼はそのパワーといったい何が起こるかをね。そして彼は正しかった。誰が想像しただろう)
だが、今4人の囚人に何が起こっているかを見ると、それは前は3人だった。でも今は4人だ。そしてすべてはメッセンジャーだと言っておく。(以下省略)」

↑実際のそのスピーチ動画。

Donald Trump’s Rambling Sentence on July 21, 2015 - YouTube

↑ああ、本当にそれはスピーチ丸ごとを引用したものだった。

↑なんてこった。いったい彼は何の話をしてるんだ?

↑もう誰にもわからないよ。

↑なんと続けて流れる「言葉の嘔吐」なのだろうか。

↑「言葉の嘔吐」ってのは、実にふさわしい表現だな。

●この間、セス・マイヤー氏がトランプ大統領についてうまいことを言ってたよ。彼はジョージ・W・ブッシュ元大統領の言葉をそのままパクるが、意味は理解していないってね。

●これは全くおもしろくない。

↑これは面白い。

↑まともなリーダーを選んだ、アメリカ以外の国民には面白いと思うよ。
オーストラリア人だが、ここの右翼候補者は全国身体障碍者支援計画というのを支持している。同じことがアメリカでは社会主義と呼ばれるだろう。
うちの州では何百万ドルもの費用をDV被害者の支援に投じ、数10億ドルを新しいインフラに使うことに決めたが、それはアメリカでは冒涜なんだ。
アメリカを例えるなら、高校時代に最もホットな女の子たちとデートしていたナイスガイが、10年後の同窓会では落ちぶれているのを見るようなもんだよ。静かにニヤニヤしながら、カナッペ(クラッカーにキャビアやチーズをのせた前菜)を片手に人の不幸を楽しんでいる気分だよ。

●これは特にカナダ人にとっては面白い。カナダの首相はフランス語と英語のバイリンガルでなければいけないからね。

●しかもトランプ大統領の英語力は落ちる一方なんだ。80年代のスピーチを見てみるといい。90年代、2000年代、そして2010年代。10年ごとに彼の言語能力は衰えている。このスピードじゃ2020年にはトランプ大統領は文字通りよだれを垂らすような、老害になっているさ。


アメリカの歴代大統領の中には、第1言語が英語ではない(オランダ語)大統領もいたそうです。(第8代大統領マーティン・ヴァン・ビューレン)

それにしてもフランス大統領選でさえ話題の主役になってしまうとは、いろんな意味で存在感の強いアメリカ大統領なのだとは思います。

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