ずいぶんと年季の入ったこの箱は155年前の「ネズミ捕り」で、アンティークな品としてイギリスの博物館に展示されているものだそうです。
ところが展示だけが目的だったこの古いトラップに、生け捕りにされてしまったネズミがいました。
ずいぶんと年季の入ったこの箱は155年前の「ネズミ捕り」で、アンティークな品としてイギリスの博物館に展示されているものだそうです。
ところが展示だけが目的だったこの古いトラップに、生け捕りにされてしまったネズミがいました。
こちらが実際に捕えられたネズミ。
後ろには一度入ったら出られない穴。
1861年に作られたこのマウストラップは、生け捕りにするケージ式のもので、「田舎の生活」というテーマで博物館に展示されていました。
非常に古いものながらも、最もシンプル、そして「シーソーのメカニズムでネズミを簡単に捕まえる」と作られたときの説明がそのまま記されています。
一匹のネズミが警備の目を盗んで入り口を潜り抜け、さらに博物館のスタッフに気づかれないまま展示場へと忍び込んだのです。
そして何千とあった展示物の中からネズミが選んだのは、155年前に作られた自分を捕えるトラップだったのです。
罠には、おとりとなるエサは仕掛けられていなかったのですが、それでもネズミが入りこむ十分な魅力があったようです。
この思わぬハプニングに、博物館のスタッフはネズミをどうするか決めかねているそうで、1つは品よく埋葬してやるというオプション、もう1つははく製にして、トラップの特徴としてそのままにしておくというものだそうです。
罠としては150年たった今も効果があることが判明し、展示品のクオリティが証明されたというお話でした。
Museum's 155-year old Perpetual Mouse Trap has claimed its latest victim