以下の内容はhttp://labaq.com/archives/51827587.htmlより取得しました。


2014年06月09日 20:54

「これは革新的なアイデアだ…」貧しいインドの子供たちのために廃ダンボールを使った学習環境を提供

 

インドのダンボール活用02
教育熱が高く識字率も年々上昇しているインドですが、貧困な地域では学校に机すらなく、子供たちが直接地面を使って読み書きしている姿も珍しくありません。

視力低下や猫背になるなど、子供たちの健康が懸念されるこの状況を是正しようと、NGO団体が、不要になったダンボールを利用する活動を始めました。

その結果生まれた、革新的なアイデアをご覧ください。

1.
インドのダンボール活用00
勉強に熱心なインドの子供たち。


2.
インドのダンボール活用01
しかし机がないため、ノートを取るにもこのような姿勢を強いられていました。


3.
インドのダンボール活用03
そんな子供たちのために、廃棄処分されたダンボールをリサイクルすることにしたそうです。


4.
インドのダンボール活用04
そして子供たちに配布されたのが、ダンボールで作られたこのカバン。
その名も「HELP DESK」


5.
インドのダンボール活用05
ん? デスクという名前ということは……?


6.
インドのダンボール活用06
なんと、机に変形するカバンです!


7.
インドのダンボール活用07
廃ダンボールを集めているところ。


8.
インドのダンボール活用08
こちらが設計図。


9.
インドのダンボール活用09
型に合わせて裁断したところ。


10.
インドのダンボール活用16
こちらが出来上がったもの。


11.
インドのダンボール活用17
ヒモを通すことで背負う事もできます。


12.
インドのダンボール活用11
完全に開くとこんな感じ。


13.
インドのダンボール活用12
こんな風に折りたたんでいき……。


14.
インドのダンボール活用13
はめ込むと机にチェンジ。


15.
インドのダンボール活用15
配布されて喜ぶ子供たち。


16.
インドのダンボール活用14
1人ひとつずつ机ができ、姿勢が見違えるほどよくなりましたね。


17.
インドのダンボール活用18
通学姿も楽しそう。

このプロジェクトを行っているのはNGO団体“AARMBH”で、映像はこちらになります。

Aarambh: Help Desk - YouTube

貧困な途上国への物質的な支援には限界がありますが、廃棄されたダンボールを活用するというのは、環境面からも経済面からも理にかなったアイデアではないでしょうか。

耐久性はそれほど期待できませんが、自作ができるように「HELP DESK」を作るための図工の授業を導入すれば、プロジェクトの永続性が期待できそうですね。

These kids need desk both at school and home. Wait, there's more!

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