以下の内容はhttp://labaq.com/archives/51795149.htmlより取得しました。


動物 / zeronpa / URL
2013年07月04日 19:00

歩けるようになった!…左足を失ったアヒルに3Dプリンターで義足を作ってあげる

 

アヒルの義足00
アメリカ・テネシー州の高校で生まれたアヒルのバターカップは、左足が前後逆向きという障害を抱えていました。

飼育が難しいことから支援団体に引き取ってもらうことになり、順調に成長したものの、満足に歩くこともできませんでした。

そこで、3Dプリンター企業である「NovaCopy」の協賛のもと、逆向きの足を切断し、義足を作るプロジェクトが進められることになったのです。

1.
アヒルの義足01
ヒナ鳥の頃。

2.
アヒルの義足02
支援団体“Feathered Angels Waterfowl Sanctuary”に預けられてすくすくと成長しましたが、不自由な足を切断して義足をつけることを決断。

3.
アヒルの義足03
まずは3Dモデリングによって義足を設計。妹のアヒルの足を元にしたそうです。

3Dモデリングの映像はこちら。

Initial quick test of 3D prosthetic foot for Buttercup 1-26-13 - YouTube

4.
アヒルの義足04
3Dプリンターによって出来た硬いプラスチックでは、歩いたり泳いだりには不向きです。

5.
アヒルの義足05
そこでこれを元に、弾力性のあるシリコン樹脂による義足の制作にかかります。

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アヒルの義足06
型ができたところ。

7.
アヒルの義足07
赤い樹脂を流し込み……。

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アヒルの義足08
固まりました。

9.
アヒルの義足09
抜き取って完成!

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アヒルの義足10
先に滑り止めのキャップをはめて、その上に赤い義足を装着。

11.
アヒルの義足11
無事に歩くことができました!

歩行時の映像はこちら。

Buttercup's foot is completed and he walks normally for the first time! - YouTube

12.
アヒルの義足12
お友達(妹?)と一緒。

13.
アヒルの義足13
歩行は多少ぎこちないものの、歩き回ったり泳いだりできるようになりました。

バターカップの義足プロジェクトの過程はフェイスブックで公開されていますが、7月4日現在で13500人が「いいね!」をしている反響ぶりです。
Buttercup Gets a New High Tech Foot

拳銃の設計図が流出するなどネガティブなニュースも聞こえてくる3Dプリンターですが、こうしたすてきな利用方法が増えるのはうれしいものですね。

A 3D Printed Foot Enables This Duck to Walk Again

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