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2013年05月14日 19:53

消滅してからでは遅い…2050年までに地球上から姿を消すと言われている世界15の絶景

 

2050年までに姿を消す絶景00
海外旅行をするにも名所やリゾートは無数にあり、どこから行けばいいのか迷ってしまうことはないでしょうか。

そんな時は、今を逃せば2度と見られなくなる場所から選ぶのも良いかと思います。

近い将来には消滅すると言われている、世界15の絶景をご紹介します。

1. ナウル
2050年までに姿を消す絶景01
太平洋南西部に浮かぶ珊瑚礁の島であるナウル共和国は、バチカン市国、モナコ公国に次いで面積が小さく、人口は、バチカン市国、ツバルに次いで人口が少ないそうです。

2050年までに姿を消す絶景02
アホウドリを始めとする海鳥の糞の堆積によってできたリン鉱石の採掘で栄え、世界最高水準の社会福祉を享受したものの、20世紀末に鉱石が枯渇すると経済が破綻しました。

2050年までに姿を消す絶景03
一時的に島民が裕福になったことで、島で生き抜く生活技法としての伝統が失われ、自然環境は悪化の一途をたどっているとのことです。

ナウル - Wikipedia


2. キリマンジャロ
2050年までに姿を消す絶景04
タンザニア北東部にあるアフリカ大陸の最高峰の山。
山頂の万年雪は、2000年の時点で、19世紀末に比べて12%にまで縮小しており、国連環境計画によれば「2020年までに完全に消滅する可能性がある」とのことです。

キリマンジャロ - Wikipedia


3. キリバス
2050年までに姿を消す絶景05
太平洋上に位置するギルバート諸島、フェニックス諸島、そしてライン諸島の一部等を領土とする国家でイギリス連邦加盟国。33の美しい環礁からなります。

2050年までに姿を消す絶景06
いくつかの島では海水が真水のエリアに侵入し、ヤシの木が成長を止めているとのことです。

キリバス - Wikipedia


4. マーシャル諸島
2050年までに姿を消す絶景07
「真珠の首飾り」とも呼ばれる太平洋上に浮かぶミニ国家のひとつ。

2050年までに姿を消す絶景08
首都のマジュロは海抜3mに位置し、2008年には洪水によって島の各所が水没しました。

マーシャル諸島 - Wikipedia


5. ヴェネツィア
2050年までに姿を消す絶景09
水の都として知られるヴェネツィアは、年々水位が上がっていますが、近年は特に顕著だそうです。

ヴェネツィア - Wikipedia


6. コスラエ島
2050年までに姿を消す絶景10
太平洋ミクロネシア連邦の島。海岸の浸食が進んでいます。

コスラエ州 - Wikipedia


7. 北極、南極
2050年までに姿を消す絶景11
氷山や氷河が減少しています。


8. カーテレット環礁
2050年までに姿を消す絶景12
パプアニューギニアの北部に浮かぶ海抜の低い島々。

2050年までに姿を消す絶景13
海面上昇やサイクロンによって失われようとしています。

Carteret Islands - Wikipedia


9. ソロモン諸島
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オーストラリアの北東、南太平洋のメラネシアにある島々からなる国。

2050年までに姿を消す絶景15
こちらも海面上昇やサイクロンによって美しい海岸が侵食されています。

ソロモン諸島 - Wikipedia


10. グレイシャー国立公園
2050年までに姿を消す絶景16
アメリカ・モンタナ州北部にある国立公園。「大陸生態系の頂点」とも称される、人によって乱されていない巨大な生態系を持っています。幾人かの専門家は2020年までに氷河が失われるだろうと予測しています。

アメリカ合衆国モンタナ州北部にある国立公園


11. セーシェル
2050年までに姿を消す絶景17
アフリカ大陸から1300kmほど離れたインド洋に浮かぶ115の島々からなる国家。

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海水温度の上昇により、海岸のサンゴが死滅しつつあります。

セーシェル - Wikipedia


12. トケラウ
2050年までに姿を消す絶景19
南太平洋にあるニュージーランド領の島。3つの小さな環礁がらなります。

2050年までに姿を消す絶景20
こちらも海水温度の上昇により、海岸のサンゴが死滅しつつあります。

トケラウ - Wikipedia


13. キバリナ
2050年までに姿を消す絶景21
アラスカのイヌピアット・エスキモーが住む人口約430人のちいさな村。サケやアザラシを捕って生活しているそうです。

2050年までに姿を消す絶景22
温暖化の影響で海氷のできる期間が短くなり、冬の嵐によって海岸の浸食が進行し、村民は移住を検討しています。

Kivalina, Alaska - Wikipedia


14. モルディブ
2050年までに姿を消す絶景23
インドとスリランカの南西に位置するインド洋の島国。海抜が一番高いところで2.4mしかなく、近年の海面上昇と珊瑚礁の死滅によって国土消滅の危機にあります。
観光収入の一部でインドなど海外の土地を購入し、移住する計画が立てられています。

モルディブ - Wikipedia


15. ツバル
2050年までに姿を消す絶景24
オセアニアに浮かぶ島国で、住民は1万人未満とバチカンに次いで人口の少ないミニ国家のひとつ。

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モルディブに次いで海抜が低く、洪水や海水の浸食が絶えず、海面上昇により国土消滅の危機にあります。

ツバル - Wikipedia


あくまで予測であり、できることなら外れて欲しいものですが、やはり確実に見られるうちに行っておきたいところですね。

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