カッコいい名前や流行の名前というのは、必ずしもわかりやすさとは一致しないようです。
昨今、アメリカから入ってきたコーヒーメニューの名前は複雑な上に、今さら聞けないと客から要望があることから、イギリスの大手百貨店デベナム“Debenham”では、わかりやすいメニューに切り替えたとのこと。
そのメニューですが、これがまた本当にわかりやすいのです。
カッコいい名前や流行の名前というのは、必ずしもわかりやすさとは一致しないようです。
昨今、アメリカから入ってきたコーヒーメニューの名前は複雑な上に、今さら聞けないと客から要望があることから、イギリスの大手百貨店デベナム“Debenham”では、わかりやすいメニューに切り替えたとのこと。
そのメニューですが、これがまた本当にわかりやすいのです。
メニューは、
「シンプルなコーヒー」
「とてもとてもミルキーなコーヒー」
「泡々のコーヒー」
「チョコレート味のコーヒー」
「ストロングコーヒー」
となっています。
それまでのラッテだの、モカだのと、もともとは英語でも日本語でもないメニューよりは、確かにこうしたメニューのほうがわかりやすいですよね。
イギリスでは70%の客がわかりにくいと不満が出ていたそうで、それまでの「ラテ・ベンティ」(量が多いミルクコーヒー)のようなアメリカンスタイルの用語を一掃することに決めた結果、このように大変シンプルなメニューとなりました。
トール(小)、グランデ(大)、ベンティ(特大)などのややこしいサイズ提供もなくし、カップかマグという風にシンプルな選択にしたようです。
コーヒーのメニューに悩む時間を減らして、楽しむ時間を増やしてもらおうと現在テスト的に導入しているようですが、日本もこれくらいわかりやすいメニューの導入をしても面白いかもしれませんね。
Stores drop fancy coffee names