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2012年04月16日 12:55

どんなことをしてもらった?…良い上司に恵まれた人のうらやましいエピソードいろいろ

 

いい上司
仕事環境において、どんな職種に就くかも大切ですが、どんな人間関係であるかも同じように大切です。

世の中、上司に対する悪口や不満ばかりといった印象がありますが、もちろん上司に恵まれている人だっています。

そんな良い上司を持った人々が、どんなことをしてもらったかという、海外掲示板に投稿されていたエピソードをご紹介します。

・新しい職場に勤め始め、妻があと3ヶ月で出産予定という頃のこと。ところが1ヶ月半で出産することになり、他にも複雑な問題があって、妻はヘリコプターで3時間離れた病院の集中治療室送りとなった。
 勤め始めたばかりということもあって僕の有給休暇は2.5日しかなく、精神的にもボロボロで上司に病院から電話して状況を説明した。もう有給を使い切った僕は何とか妻と娘の面倒を見られるよう、3時間先の病院から毎日通ってもいいかと上司を説得するつもりだった。そうしたら彼は「何言ってんだ!」と人事部に駆け込み、僕が取れるだけの有給を用意しても足りなかったら、上司の有給と口座から引けと掛けあってくれた。結果、有給は2週間も適用してくれた。上司をとにかく尊敬している。

・今日は1ヶ月の夏休み休暇前の最後の通勤日だったんだけど、上司が200ドルを机の上に置いて、「休暇からちゃんと帰ってくるんだぞ」と言って、僕を最高の気分にしてくれた。

・かなり具合が悪いときに、仕事をしなくちゃいけない日があった。職場に行くと誰もいなかったけど、上司が食事といろんな薬を置いてくれていた。小さなことだけど、彼女の仕事じゃないので。

・建築の夏のバイトで、最終日にビール缶1ケースをくれた。18歳の僕には偉大なことだった。

・個人的に空港に迎えに来てくれて、彼が支払ったホテルに連れていってくれた。

・続けて…。

・うちの上司は、もう最高だよ。全員分のえらく高級なジムの会員費を払ってくれ、スノーボードやいろんな出張にも連れていってくれ、彼の上役に対してオレらのことをかばってくれる。クリスマスにはギターをくれた。彼は本当にすごい。

・いったい何の仕事?

・きっと秘書だよ。

・あるいは父親の芝刈りだろ。

・良い上司なんて都市伝説じゃなかったのか。

・誰も僕のことを信じてくれないとき、上司だけが信じてくれた。今ではチームで一番売り上げのあるエンジニアの一人になれた。

・何ヶ月も失業したあとに、政府関係の職に就いた。想像がつくように財政が厳しく、新規雇用の給料は2ヶ月経たないと支払われない問題があり、その後も1ヶ月分しか支払われず、また3週間待つという状況になった。基本的に6000ドル(約50万円)が未払いのままで、うちの電気は停められそうになっていた。すると上司が1000ドルのチェックを切って、給料の支払いがあるまで貸してくれた。僕を信頼してくれたその気前の良さに感動した。少なくとも支払われるまでは食べることが出来た。

・数週間前、上司に呼ばれて行ってみると、こう言われた。「プロジェクトでかなり頑張ってると聞いている、だから、そこから君を引っぱり出して、もっと強い人間を必要としている場所に転属する。そこは3人くらい君の所属となる者が就く」
これをうれしく思って、自分に信頼を置いてくれた上司に感謝の言葉を述べると、彼は笑ってこう言った。「おいおい、大事なことを聞きもしないのか?当然これは給料のアップもついてくる。給料の値上げなしに責任だけ増加するなんて、絶対に引き受けてはいけないんだぞ。もし誰かがそんなことをしようとしたら、単に君を無料で仕事量を増やしてくれるものだと、バカにしているだけだ」
 一発やられたという感じだった。

・それはいいアドバイスだ。

・うちの上司は部下の女性が困窮していることを知っていた。彼女は仕事を得たばかりで、まだ生活の基盤が成り立ってなかった。引っ越したばかりでベッドとゴミのようなソファ以外に家具もなかった。
 うちの上司は去年のクリスマスにシークレットサンタ(グループやコミュニティ内で匿名のプレゼントをあげること)を計画し、彼女を選んだ。上司と僕はとても良いソファや長いすなどを600ドル(5万円)くらい出して購入し、それを朝の2時に彼女の家の前に置いた。急いで向かいの駐車場に車を止め、照明を落とした。非通知ナンバーで電話をかけて、「玄関を確認しろ」ガチャン。
 彼女はローブ姿のまま出てきて、すぐに泣き始めた。

・とても良い行為だ。でも中に運ぶのを手伝ってあげてもいい。

・私はしばらくバックパッカー・ガイドの仕事をしていた。仕事ではどこでもテントで寝て、国中のどこにでも行った。住所も連絡先もない状態だった。この会社で働くほとんどが男の人で、私は女だった。2年以上働いたあとで学校に通うことにした。大学に行くことを聞いた誰かが、私に自転車を持っているかを聞いてきた。私が自分の自転車を持ったことがないと言うと、数人の人が驚いていた。私が育ったのは貧乏な環境で、働ける年になったらすぐに野外で仕事を始めたので、仕事柄あちこち行くため大きなものは所有できなかった。なおかつ自転車を持つ場所もお金もなかった。
 仕事の最後の日にみんなにさよならを伝えた(ガイドとして働くと、みんなと家族のようになるから)。すると不機嫌で気むずかしい上司がやってきて、中古のマウンテンバイクを差しながら、「これをジャンクショップで先週見つけた。ガールズバイクなので君が使えると思ったんだ」、そう言い残して歩き去った。
 いろんな人が、旅行が終わったら使ったものを寄付していくのだけど、寝袋などは旅行者がよく置いていく。私たちは寝袋をホームレス施設に何百と寄付するほどだ。それにしても、ジャンクショップにしてはこの自転車は良すぎると思った。タイヤもとても良い状態で、「ありがとう!」と言うと、上司はぶつぶつ言いながら、何事もなかったように去った。あとから彼のアシスタントが来て、「あれはウソだよ。40個分の寝袋を自転車の代わりに交換しなくちゃいけなかったんだよ、自転車を持ったことがないことを信じられなかったようだよ。君のことを気にいってるようだ。彼は認めないけどね」
 いつも人からそんなプレゼントをもらうこともなく、そんなに稼ぐわけでもなかった私には、とてもうれしい出来事だった。

・前に働いていたレストランの上司は、僕が違法ぎりぎりの時間いっぱいに働いていることに気がついた(僕は17歳だったので)。彼女が「なんでそんなにたくさん働いているのか」と尋ねてきたので、家計を助けるために、空いている日は全部仕事をするように両親から言われていると伝えた。彼女に労働安全衛生庁から指摘されたら、問題になることを知っているかと聞かれた。知らなかったと答えると、僕のスケジュールを減らし、週末を3回もくれ、もし家でトラブルになったら彼女に電話しなさいと言われた、最高の上司だった。

・5年前に、DELLの安いパソコンを300ドルで買った。上司に、古い会社のモニターを購入させてもらってもいいか尋ねると、彼女は許可してくれた。そのあと彼女はオフィスに僕を呼び、2000ドル分のコンピューターを買ってくれると言ってくれた。

・履歴書に経験も職歴もなかった僕に、仕事をくれてチャンスをくれた。60日以内に昇級して賃上げされた。3週間以内に100ドルのボーナスをくれた。新しいプロジェクトが来るたびに自由と信頼が増えていく。それから100%の医療保険(歯科付き)もある。感謝でいっぱいだ。

・新しい職場に移ったら、上司に呼ばれて次のことを言われた。
1. 時間かっきりに来なくてよい、いつでも都合のいいときに来い。
2. 休みが必要なときは、言えばその代わりをする。
3. 医者に行くとか買い物に行くとか、個人的な雑用があれば、勤務時間中にやってよい。
4. ランチはゆっくりとれ。
 彼は冗談を言ってるんだと思ったが、翌日7時に誰も来ていないのを知って本当なのがわかった。みんながここに着くと朝食を食べに行き、そしてランチを取りにいく。みんなとにかく自分のことをしてるが、それでも仕事は終えている。勤労意欲はすごく高い。

・妹が結婚したとき、彼らはお金がなくハネムーンも計画出来ないほどだった。安上がりで済むハネムーンの計画を同僚に話しているのを妹の旦那の上司が聞きつけ、彼を呼び出すと、「おい、ハワイに別荘があるんだが、会社が君らの航空券を買う。1週間、お前らはそこに行くんだ。キーを探すから黙って行ってこい」と言ったそうだ。

良い上司もいるものですね。

うらやましいという声もたくさん出ていましたが、こんな良い上司に恵まれたなら、それに応えようと仕事も生産性も上がるのではないかと思います。

Boss just threw two hundred dollar bills on my desk and said...

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