アーティストならば、自分の作品を多くの人に認知してもらいたいと思うものです。
ですが、いったいどんな方法を取れば良いのでしょうか。
なんとポーランドで、自分の作品を国立博物館にこっそり飾った学生がいました。
アーティストならば、自分の作品を多くの人に認知してもらいたいと思うものです。
ですが、いったいどんな方法を取れば良いのでしょうか。
なんとポーランドで、自分の作品を国立博物館にこっそり飾った学生がいました。
知らない絵が飾られていたのは、ポーランドの国立博物館。
芸大の学生であるAndrzej Sobiepanは、警備が見ていない隙を見計らい、ポーランドの現代アートが飾られている部屋に、自分の絵をそっと吊るしました。
そのことに誰かが気づくまで、3日間はそこに飾られたままだったと言い、見つかった後には「このことにより もっと若者の作品を飾るスペースが作られていくことを願う」と語っています。
イギリスのアーティストであるバンクシーの影響を受けたという彼は、飾られるまで30年も40年も待つより、自分でなんとかしようと思い立ったと明かしています。
博物館の理事長は、セキュリティ違反であるとしつつも、アーティストの機知に富んだハプニングとして、度量のある受け止め方をしたようです。
その後、博物館側はこの絵をカフェに移して展覧したままにしてあり、日曜日に行われるチャリティ・オークションで、売りに出される予定とのこと。
自分の絵を勝手に飾るのはとても褒められたやり方とは言えませんが、一度限りとは言え有効なプロモーションにはなったようです。
実際に飾っている様子は以下の映像をご覧ください。
Andrzej Sobiepan w Muzeum Narodowym we Wrocławiu 2011 - YouTube
Art student hangs own painting in Poland's National Museum