以下の内容はhttp://labaq.com/archives/51688036.htmlより取得しました。


2011年07月31日 11:39

ひとりぼっちになったマガモの赤ちゃん、なんと「鏡」が救ってくれた

 

マガモと鏡00
人間もひとりっきりでは寂しいものですが、マガモも孤独はつらいようです。

あまりの寂しさからか食事を採るのも拒否していたマガモのヒナが、鏡にうつる自分を仲間と勘違いしたことで、元気を取り戻したというストーリーがありました。

マガモと鏡01
このアリスというマガモの赤ちゃんは、生まれてたった1日というときに、かもめに襲われひどい目に遭いました。

1週間後に救出されたときには衰弱していたそうで、兄弟たちとはぐれてしまったストレスもあり、全く食事を採ろうとしませんでした。

このままでは助からないと考えた救助センターのスタッフは、鏡のアイデアを思いつき、導入することにしました。するとアリスは鏡にうつった自分の姿を仲間たちだと思い込み、急に元気を取り戻したのです。

鏡に近づいては話しかけるような仕草をするというアリス。うっかり鏡を取り除こうものならアリスは狂ったようにわめき散らすと言い、定期的に鏡を突いたりなめたり、さえずったりしているそうです。

マガモの赤ちゃんが仲間たちからはぐれると死んでしまうケースはよくあるそうですが、鏡を置いてからのアリスの変化ぶりにはスタッフも大変驚いているとのことです。

完全に回復するであろう数カ月以内には、再び野生に戻す予定だそうです。

孤独を鏡で克服できるというのは面白いですが、さすがにこの手は人間には使えそうにないですね。

Duckling stays alive thanks to mirror

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