アスファルトと言うと、道路の舗装など人工的なイメージも強いかと思いますが、原油産地の近くでは天然のアスファルトが噴出し、湖を形成することがあるようです。
中でも、トリニダード・トバゴの「ピッチ湖」は世界最大の天然アスファルト湖で、およそ東京ドーム10個分の面積があるそうです。
アスファルトと言うと、道路の舗装など人工的なイメージも強いかと思いますが、原油産地の近くでは天然のアスファルトが噴出し、湖を形成することがあるようです。
中でも、トリニダード・トバゴの「ピッチ湖」は世界最大の天然アスファルト湖で、およそ東京ドーム10個分の面積があるそうです。
トリニダード・トバゴはカリブ海の小アンティル諸島南部に位置し、ピッチ湖はトリニダード島にあります。
広さが40ヘクタール(40万平方メートル)、深さ75m。正方形にすると約632m四方に相当、東京ドームは216m四方。
湖の成因は地質学的に、深部の断層を通って地表に現れた石油の軽質分が蒸発し、重いアスファルトが残ったとのことです。(ピッチ湖 - Wikipedia)
アスファルトで固まった湖面は歩くことができるそうですが、ぬかるんだ場所に落ちると抜けられなくなり危険があるそうです。
このアスファルトは接着剤などの用途として採掘され、輸出されています。
こういった天然アスファルトの池は、世界の石油産地の近くに見られ、米国カリフォルニア州のラ・ブレアとマッキトリック、同サンタバーバラのカーピンテリア、ベネズエラのグアノコ湖とベルムデス湖、イラクのヒートとアブ・ジルなどにあるそうです。