環境破壊による被害は人間だけでなく、他の生き物にも及びます。
オーストラリアの海岸に打ち上げられていた海亀の体内から、なんと317ものプラスチックの破片が出てきたそうです。
環境破壊による被害は人間だけでなく、他の生き物にも及びます。
オーストラリアの海岸に打ち上げられていた海亀の体内から、なんと317ものプラスチックの破片が出てきたそうです。
オーストラリアのニューサウス・ウェールズに、アオウミガメの死体が打ち上げられました。死因を調べてみたところ、なんとこのカメの体内からプラスチックの破片が317も出てきたそうです。
海鳥の救助などにたずさわるロシェル・フェリスさんは、過去15年で最もショッキングな出来事であると述べ、間違いなくこのプラスチックが原因でカメが死んだと伝えています。
1年間にプラスチックによる被害にあうカメが40〜50匹はいると言い、海岸線から250km以内の範囲でしか見られないそうです。
また、オーストラリア北東岸に広がるサンゴ礁地帯のグレート・バリアリーフには、アオウミガメが百万単位で存在することから、同様の状況に陥っている亀がいることは疑いようがなく、ゴミのポイ捨てなどに対する行政の取り締まりを強化すべきだと主張しています。
プラスチックは水に溶けないため、それを誤飲・誤食してしまう鳥や亀が死んでしまうケースは世界中で起こっており、環境破壊の被害者となっているのが現状のようです。
317 pieces of plastic found in sea turtle