軽めの犯罪であっても、罪を重ねていけば実刑を免れることは難しくなります。
イギリスで、すでに29もの犯罪で起訴された男性が、潔癖症であることをを理由に刑務所で服役せずに済んだというニュースがありました。
軽めの犯罪であっても、罪を重ねていけば実刑を免れることは難しくなります。
イギリスで、すでに29もの犯罪で起訴された男性が、潔癖症であることをを理由に刑務所で服役せずに済んだというニュースがありました。
イギリスのネイサン・カシディ(20歳)は過去に29もの犯罪で起訴され、すでに計14回の有罪判決を下されています。
当然ながら捕まるたびに拘束されるのですが、精神疾患のひとつである強迫性障害であり、かなりの潔癖症なのだそうです。
そのためカシディを牢屋に入れると、その不潔さにトラウマになる恐れがあるとして、判事は服役のかわりに2年間の保護観察処分との決定を下しました。
しかしながら疑問点も取りざたされており、カシディは18歳と16歳の共犯者と3人で老夫婦の家に家宅侵入した罪で捕まっていますが、「潔癖症なのに他人の家に侵入して物を触れるというのはどういうことか」と判事から尋ねられています。ただしその件に関しては、カシディは自分は侵入はしていないと主張しています。
精神疾患が量刑に影響を与えることは珍しくありませんが、潔癖症を理由に刑務所行きを免れるのは珍しいケースかもしれません。
もっとも、これだけの犯罪を繰り返したということは、刑務所は彼にとってその程度の脅威でしかなかったのではと思いますが、どうなのでしょうね。
Serial burglar with cleanliness obsession spared jail after judge accepts he'd find it too dirty