Googleストリートビューが導入されて以来、便利な一方でプライバシーの侵害になるのではないかと議論されています。
そのストリートビューに、盗難事件の証拠写真が写っていたというニュースがありました。
Googleストリートビューが導入されて以来、便利な一方でプライバシーの侵害になるのではないかと議論されています。
そのストリートビューに、盗難事件の証拠写真が写っていたというニュースがありました。
事件は2009年の夏にさかのぼります。イギリス中部のダービーシャーにある家庭のガレージから、1台の白いキャラバンが盗まれました。
警察は科学捜査をしましたが、盗まれたキャラバンの痕跡が見つかることはありませんでした。
ところが今年に入ってから、所有者がGoogleマップで自分の家を確認していると、まだキャラバンの姿はそこにあり、さらに怪しい男とその車が止まっているのが写し出されていたのです。
ストリートビューを撮影するGoogleカーが、ちょうど盗難の直前に家の前を通り撮影したようで、6月5日の9時30分から14時までの間にキャラバンは盗まれたと見られています。
この事件を担当した警察官も、写真がかなり鮮明なことに驚いていますが、車のナンバープレートはGoogleによって消されているため、まだ車の特定には至っていないようです。
現在、写真の男を公開して呼びかけを行っています。
まだ犯人と決まったわけではありませんが、Googleストリートビューも時にはセキュリティの役に立つものなのですね。そんなに都合よく行くことは、そうそうないでしょうけれど。
Google Street View image appeal in caravan theft probe