雪の結晶を拡大して見ると、その幾何学的な美しさに見とれてしまうほどですが、電子顕微鏡でさらに細かく拡大すると、どんな風に見えるのでしょうか。
極低温走査型電子顕微鏡(LT-SEM)によって撮影された、結晶構造の写真をご覧ください。
なんだか金属片みたいな雪の結晶。倍率は30倍。
倒壊したパルテノン神殿の柱のようなデザイン。
こちらは綺麗な形を維持している柱。
柱を拡大してみるとこんな感じ。
これぞ雪の結晶と言った綺麗な形。
拡大率をあげると、少し丸みを帯びた結晶に。
雪のフレーク。
これがもし大きかったら、人工建造物としか思えませんよね。
対照的な複雑で立体的な結晶と、シンプルで平たい結晶。
縦長の結晶。
手にとってしまえばはかなく溶けてしまう雪も、ミクロの世界ではこんな芸術的な造形美をしていると思うと感慨深いです。
Can You Believe This is the Snow?