以下の内容はhttp://labaq.com/archives/51501459.htmlより取得しました。


2010年09月13日 11:48

ボールを追いかけた7歳少年が列車に乗ってしまい1300kmの旅へ…発見は4ヶ月後

 

レール
子どもが行方不明になれば日本では一大事です。

直ちに捜索が始まり、見つかればすぐに両親のもとに引き渡されます。

インドでたった7歳の少年が行方不明になってしまい、なんと見つかるまでに4ヶ月もかかったというニュースがありました。

7歳少年
7歳のモハメッド・ファズル君は鉄道の近くでサッカーをして遊んでいました。すると不幸にも彼が蹴ったボールが、停車していた列車の上に乗っかってしまったのです。

彼はボールを取り戻すべく列車によじ登りました。ところが降りる前に列車は動き出してしまったのです。

列車は彼を乗せたまま遥か彼方の地に向けて走り始めました。彼を最初に発見したのはタミル・ナードゥ"Tamil Nadu"の鉄道警察で、なんとそこは彼が住んでいたところから800マイル(約1300km)も離れたところだったのです。

家出少年たちを収容する福祉施設に預けて家族を探しましたが、本人が出身地だと伝えたムンバイ"Mumbai"では手がかりがつかめず、さらに行方不明の子供の捜索依頼なども出されていませんでした。

ですが少年がkanaddaという独特の方言を話したことから、本人の主張した出身地に疑問を抱き、捜索の輪をさらに広げていきます。

最終的には地域のテレビ局に協力してもらって映像を流してもらったところ、たまたまそれを見ていた3歳年上の兄が両親に伝え、めでたく発見となったそうです。

家族が行方不明の通報をしていなかったことと、少年の認識していた出身地が間違っていたことが発見の遅れに繋がったようですが、なぜ警察に知らせなかったかという質問に対して、父親は「警察は何もしてくれないのに賄賂だけを請求してくる」と答えています。

インドの事情を考えると仕方のないことかもしれませんが、7歳の少年にとってはさぞかし心細い旅だったことでしょうね。

ちなみに1300kmはだいたい東京‐福岡くらいの距離のようです。

Boy reunited with family 4 months after ball hunt carried him away

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