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2010年09月08日 20:42

朽ち果てていく旧ソ連時代の軍用機…ウクライナの廃棄された飛行場

 

ウクライナの廃棄兵器00
東西の冷戦時代に活躍していた兵器も、現役引退や維持費削減によって捨てられていく運命にあります。

ウクライナのかつての飛行場に、野ざらしで放置され朽ちていく軍用機をご覧ください。

ウクライナの廃棄兵器01
L-29の後姿。練習機ですが、1973年の第4次中東戦争ではエジプト所属のL-29が実戦に投入されています。

アエロ L-29 デルフィーン(Aero L-29 Delfin)は、チェコスロバキアで開発されたジェット練習機である。初飛行は1959年4月5日。アフリカやアジアのソ連衛星国でも使用され、3,600機以上生産された。現在でも、特にアフリカ諸国では運用、保管され続けている 。
L-29 (航空機) - Wikipedia

ウクライナの廃棄兵器02
さび付いたコックピットのキャノピー。

ウクライナの廃棄兵器03
いつから放置されているのかわかりませんが、このまま人知れず朽ちていくのでしょう。

ウクライナの廃棄兵器04
パンクしたタイヤと燃料タンク。

ウクライナの廃棄兵器05
ずらっと並んだ様子は、まるで墓場のよう。

ウクライナの廃棄兵器06
プロペラが外されたMi-2ヘリ。

Mi-2攻撃型 (航空機) - Wikipedia

ウクライナの廃棄兵器07
破損した後部のプロペラ。

ウクライナの廃棄兵器08
フロント部分は、現役かと思うくらいに綺麗。

ウクライナの廃棄兵器09
一機だけ鎮座したMi-8ヘリ。

Mi-8(ミル8;ロシア語:ミー・ヴォースィェミ)は、ソビエト連邦のミル設計局で開発されたヘリコプターである。単純で頑丈な構造と汎用性の高さが特徴で、軍用、民間含めて12000機以上が生産されている。現在も製造、販売が行われており、旧東側諸国、アフリカ諸国だけでなくドイツの警察、アメリカの航空会社でも使用され、コミューター機としての使用や個人、企業の所有機も存在する。軍用型は特に旧共産圏やアフリカ諸国に輸出され、第一線機として使用されている。
Mi-8 (航空機) - Wikipedia

ウクライナの廃棄兵器11
左の白い機体はAn-24。

An-24(アントノフ24;ロシア語:アーン・ドヴァーッツァチ・チトィーリェ)は、旧ソ連(現ウクライナ)のアントノフ設計局(現ANTKアントーノウ)の製作した44-52座席のターボプロップ旅客機である。ソ連国内で1000機以上が運用され、中華人民共和国でもコピー機Y-7が生産された。現在でも独立国家共同体諸国やアフリカ諸国などで民間機および軍用機として約300機が現役として就航中である。サハリン航空の所有するAn-24が2007年初頭まで日本にも飛来していた。
An-24 (航空機) - Wikipedia

ウクライナの廃棄兵器12
前から見た姿。

ウクライナの廃棄兵器13
廃棄された車両。それぞれ搭載している箱の形が違います。

ウクライナの廃棄兵器14
鉄格子のある窓。現役時は何を搭載していたのでしょうか。

ウクライナの廃棄兵器15
今は使われていない建物。


兵器とは言え、こうして朽ち果てていく姿を見ると、何とも言えない寂寥感を抱いてしまいます。

English Russia » Abandoned Airdrome in Ukraine

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