医学の発達とともに高齢出産が可能になってきましたが、その傾向は人間だけというわけでもないようです。
ニューヨークの動物園で過去最高と思われる56歳のチンパンジーが出産したそうです。
医学の発達とともに高齢出産が可能になってきましたが、その傾向は人間だけというわけでもないようです。
ニューヨークの動物園で過去最高と思われる56歳のチンパンジーが出産したそうです。
チンパンジーはだいたい8〜10歳で思春期を迎え、野生のチンパンジーの平均寿命は40〜45歳程度、動物園などで飼育されているチンパンジーはだいたい50歳くらいまで生きると言われています。
今回出産をしたスージーという名のチンパンジーは、アメリカの動物園水族館協会(AZA)で3番目に高齢のチンパンジー。
高齢なことで妊娠は不可能であると考えられたことから、彼女の健康を考慮して避妊薬をストップしていたそうです。
彼女の妊娠は全くの驚きだったそうですが、嬉しい知らせでもあったとサンセット動物園のスコット・シューメイカー氏は伝えています。
生まれたのは今月8月18日の夕方4時45分。母子ともに元気で園のスタッフたちに見守られているそうです。妊娠が確認されてからはカンザス州立大学の獣医学チームが診察してきたようです。
人間より成長が早く寿命も短いチンパンジーが、56歳にして無事に元気な赤ちゃんを出産したというのは驚異的ですね。
現在赤ちゃんの名前を募集しているようで、10月には決定して発表されるそうです。
Nothing To Do With Arbroath: 56-year-old chimp gives birth at US zoo