ワニの生息地は限られているので、それ以外の場所で目撃されると大騒ぎになります。
そして生息しているはずのないイギリス海峡で、ワニが出たと新聞を賑わしておりました。
ワニの生息地は限られているので、それ以外の場所で目撃されると大騒ぎになります。
そして生息しているはずのないイギリス海峡で、ワニが出たと新聞を賑わしておりました。
目撃報告がなされてからというもの、ブローニュ・シュル・メールなどの海岸開きを一時的に見合わせており、その間にワニの捜索が行われたようです。
ワニを目撃したという最初の連絡はフランスの新聞社に届き、動物保護団体から事実かどうかの確認がとれるまで、遊泳禁止を要求したようです。
その後、海岸救助員や消防士や陸軍まで巻き込んでの大掛かりな大捜索まで行われ、その間は遊泳禁止となっていました。さらに地域の動物園や両生類センターでもワニが脱走していないか調査したようです。
捜索を指揮していたスポークスマンのマリオン氏によると、ワニは30度以上の水温を要し、仮にワニがいたとしても長くは生きられないということが、救助を急いだ理由のひとつであったようです。
ところが大騒ぎだったワニ事件が一気に解決したのは、ワニが見つかったからではなく、ワニだと思われていたものは木の塊であったことが判明したからでした。
勘違いであったことが明らかになったわけですが、この流木の塊を見るに、たしかによく似ていると思わずにいられないワニ型ではあります。
Crocodile sighted in English channel revealed to be drift wood