昨今の先進国ではカスタマーサービスなどの対応を、賃金の安いインドなどの海外に委託(アウトソーシング)しているところが増えています。
イギリスでも企業にトラブルやクレームの電話をすると、強いインド訛りの英語で返事されるケースも珍しくなくなりました。
こう言ったニーズの増加に応えるべく、なんとITのデータ外部委託部門がインドの刑務所内に用意されるとニュースになっていました。
昨今の先進国ではカスタマーサービスなどの対応を、賃金の安いインドなどの海外に委託(アウトソーシング)しているところが増えています。
イギリスでも企業にトラブルやクレームの電話をすると、強いインド訛りの英語で返事されるケースも珍しくなくなりました。
こう言ったニーズの増加に応えるべく、なんとITのデータ外部委託部門がインドの刑務所内に用意されるとニュースになっていました。
HyderabadにあるCharlapally Central刑務所では、教育水準の高い200人ほどの服役者を雇用し、データ入力・情報処理・送信といったことが行われるそうです。
外注委託のハブとなっているインドですが、このプロジェクトは4ヶ月以内に始動する予定となっており、刑務所内に作られるのは今回が初めてとのことです。
現在この刑務所には2100人ほどの服役者がおり、この刑務所はもっとも近代的な刑務所のひとつとなっています。
刑期を終えたときの教育という側面もあるようで、外部委託をしたキャリアを積むことで、企業が将来的に雇用してくれる可能性もあるのではと見ているようです。
今のところは試験的な試みのようですが、これが上手くいけば他の刑務所にも手を広げる予定となっています。
刑務所内における服役囚の一般的な仕事の賃金は1日33ルピー(約30円)ほどですが、このIT部門では100〜150ルピー(約200円から300円)を支払うつもりであるとしています。
何かと人件費のかかる世の中と言う事を考慮すると、とても破格ですが、刑務所内でデータが処理されると言う事実はかなり奇抜と言えそうです。
Outsourcing unit to be set up in Indian jail