いくつかの国の空港で導入され始めた全身透視スキャナ。
まだまだ新しい試みなので、どんな問題が出て来るのかは未知ではありますが、アメリカで暴力事件にまで発展したというニュースがありました。
いくつかの国の空港で導入され始めた全身透視スキャナ。
まだまだ新しい試みなので、どんな問題が出て来るのかは未知ではありますが、アメリカで暴力事件にまで発展したというニュースがありました。
場所はアメリカ、マイアミ空港。
空港のセキュリティに勤める職員同士で、一人が同僚のスキャンされた透視姿を見てしまうところから始まります。
普段はスキャンを見る側であるローランド・ネグリン氏の全身を見たこの同僚のヒューゴ・オソーノ氏は、彼の体のプライベートな部分が小さいとバカにし始め、数カ月それが続いたようです。
事情聴取によると、ネグリン氏は冗談としてとれなくなり我慢の限界に達したと供述しています。ぶち切れた結果、オソーノ氏を無理やりひざまずかせて謝らせ、背中や腕を警備に使う棍棒(baton)で殴ったそうです。
すぐに逮捕され7500ドル(約69万円)の保釈金と暴行罪で起訴されました。
たびたびプライバシー保護の問題が持ち上がる全身スキャンですが、先に職員同士で、かつ男性でトラブルが出ていることは、今後の本格運用への問題点が浮き彫りになったと言えそうです。
しかしながら、ニュース元ではネグリン氏の顔写真が配信されているのですが、世界にサイズについてのレッテルを貼られてしまった彼のプライバシー保護も気になるところです。
Man 'beat colleague over small penis taunts'