この冬、欧州では記録的な寒波に見舞われていますが、年が明けての6日、イギリスでは記録的な大雪によって一部空港の閉鎖や車が立ち往生するなど、約30年ぶりの厳しい気象で軍が出動するほどの事態になっています。
世界的に異常気象のようで、北京でもこの時期としては40年ぶりの寒さで、6日未明に氷点下16.7度を記録しています。
そんなさなか、イギリス北部の建物に30人が大雪で三日間も閉じ込められていたのですが、困るどころかむしろ楽しんでいたようです。
大雪で30人が三日間も建物に閉じ込められる…あれ？でも楽しそう
場所はノースヨークシャー州ヨークシャー･デイルズにあるタンヒル･イン。海抜570メートルの高地にある、英国でもっとも高所のパブだそうです。
実は30人の客の大半は大学のクロスカントリー部員で、新年を祝おうと大晦日に集まっていたのでした。
大晦日の晩は大雪が降り続け、年が明けた元日の翌朝、車は埋もれて動けない状態になってしまいました。
道路も雪で埋まり、天候の回復も望めず、救助を待つ状態だったそうですが、そこは新年の祝賀ムードのパブ。
みんなでカードゲームしたりクイズ大会を開いたり、学生客たちが皿洗いや料理の手伝いをしたりと、除雪車が到着するまでの三日三晩を楽しんだようです。
部員の一人は「誰も帰りを急ぐ人なんていなかったさ、むしろもう一日続けるつもりだったんだ」と語っています。
新年パーティのはずが思いもよらぬハプニングとなりましたが、パブという場所に学生の組み合わせだと、さぞかし楽しい合宿気分になるのでしょうね。
Nothing To Do With Arbroath: New year revellers still snowed-in at pub - three days on
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