フィリピンの北部にあるマウンテン・プロビンス州の町、サガダ。
この秘境のような町には、死者の棺を岩壁や洞窟に吊るすという、一風変わった風習が残っているそうです。
フィリピンの北部にあるマウンテン・プロビンス州の町、サガダ。
この秘境のような町には、死者の棺を岩壁や洞窟に吊るすという、一風変わった風習が残っているそうです。
標高1500mの山あいにあるサガダは棚田や洞窟の美しい土地で、観光客も多く訪れるとのことです。
(1/15)追記:棚田があるのはサガダではなく、サガダにたどり着くまでの道中に「バナウェ(Banaue)」という場所があり、そこに棚田があるそうです。この二つの土地はバスとジープで3時間近く離れていて土地柄もだいぶ異なるそうです。教えてくださった方、どうもありがとうございました!
自分の棺は生前に作っておき、息子や近縁者によって吊るされるそうです。もちろん木製なので風化して壊れ、観光ルートからも覗いた白骨が見えるとか…。
現地の人は埋められるより吊るされることを好み、この風習は2千年以上前から続いているそうです。変わった風習ですが、高い所から先祖に見守られている気持ちになるのかもしれませんね。
でも夜中に訪れるのは遠慮したいところです。
The Hanging Coffins of Sagada | Golberz.Com