義手や義足の技術は日々進歩していますが、最先端のものは神経と繋がり、脳波で動かすことができるまでになっています。
交通事故で両腕を失ったオーストリアの男性が、ハイテクの義手によって、ついに車の免許を取得したそうです。
義手や義足の技術は日々進歩していますが、最先端のものは神経と繋がり、脳波で動かすことができるまでになっています。
交通事故で両腕を失ったオーストリアの男性が、ハイテクの義手によって、ついに車の免許を取得したそうです。
オーストリアに住むクリスチャン・カンドルバウワーさん(22)は4年前に工場で2万ボルトの電流を受けてしまい両腕を失ってしまいました。
健康な生身の腕は神経によってコントロールされていますが、彼が2年前に装着したハイテク義手は、同じように頭で思うだけで動かすことが出来るそうです。
両腕が切断されたときに高度な手術を施され、神経の位置を変更し、その後義手を装着しました。
彼が脳内で考えることによって電流が切断された腕まで伝わり、経路を伝って義手に届いて動くという仕組みだとのことです。
カンドルバウワーさんはこのハイテク義手を駆使し、運転免許の試験を受け、このたび見事に合格したのです。
運転できるということは彼にとっては非常に重要だったようで、ベルリンで彼の腕がどこまで能力を発揮できるか発表を行うようです。
神経が電気回路のような役目を果たし、思うだけで動かすことのできる義手の発達ぶりは、ロボコップやスターウォーズのようなSFの世界を連想させます。
手足の不自由な人には今後に期待を抱かせるニュースです。
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