リストカットと呼ばれる、手首や腕を切る自傷行為をとってしまう人がいます。
イギリスではそう言う人たち向けに、病院や精神科病棟で安全に傷つけさせるという、斬新なアプローチを試みが始まっているそうです。
リストカットと呼ばれる、手首や腕を切る自傷行為をとってしまう人がいます。
イギリスではそう言う人たち向けに、病院や精神科病棟で安全に傷つけさせるという、斬新なアプローチを試みが始まっているそうです。
この新しいケアプランでは患者が自分で傷つけることが許可されており、さまざまな状況が詳細に記されます。
絆創膏が必要な患者は、看護婦に助けを求めることに同意しないといけません。
さらにこのリストカットの補助には、消毒した刃を与えることや、看護婦が同席することなど、各種の条件が盛り込まれているようです。
論議を醸しているこの方法ですが、医療の専門家は「自傷する決意の強い者については、少なくともその不衛生な刃などから生じる感染症などのリスクを下げる助けになる」と支援しています。
また、非常に複雑で誤解を招きやすい問題であるとしながらも、自傷行為によって気持ち良くなるということ自体がおかしな現象であるとも語っています。
リスカが癖になっている人を止めるのは非常に難しいことですが、だからと言って補助してあげるというのも、かなり飛びぬけた方法と言えます。
ですが、知らないところで自殺されるよりも、管理下に置いて治療を促すというのは、ひとつの解決方法なのかもしれません。
'Assisted self-harming' offered in UK hospitals | Society | The Observer