エネルギー危機によって省エネが推奨される時代ですが、石油や原子力に代わるエネルギーは確保が困難なものです。
スウェーデンでは、なんと野良ウサギを生物燃料として、家の暖房などに利用しているそうです。
エネルギー危機によって省エネが推奨される時代ですが、石油や原子力に代わるエネルギーは確保が困難なものです。
スウェーデンでは、なんと野良ウサギを生物燃料として、家の暖房などに利用しているそうです。
何千羽と言うウサギが、実はスウェーデンの家の暖房に一役買っていると言うのですが、増えすぎて捨てられたペットや、元々野良だったものがプロのハンターによって狩られています。
今年はすでに3000羽が捕獲されており、増えすぎたウサギが公園内を食い荒らしたり問題になっていたようです。
捕獲されたウサギは冷凍され、プラント(Heating Plant)にまとまった数が引き取られています。
燃料にされるのはウサギだけでもないようで、ネコ、鹿、馬、牛などが狩られることもあるようです。
野生動物の愛護団体は、殺す方法以外にも数を減らす方法があると批判していますが、実際はそんな簡単にはいかないと言います。
記事によると、燃料を確保するためと言うよりは、増えすぎたウサギを減らすためと言うのが本当の理由だとのことです。
合理性だけで言えば一瞬一石二鳥にも思えますが、倫理的にはどうなんでしょうか…。賛否両論割れそうな話です。