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2009年10月07日 09:58

ついに視力調整がオーダーメイドできる時代に…レーシックの新治療

 

角膜
メガネやコンタクト無しに視力が回復するレーシック(角膜屈折矯正手術)。

手術を受ける芸能人が増えたり、感染症のトラブルなどのニュースを聞くなど、かなりポピュラーなものとなりました。

そのレーシック手術ですが、なんとイギリスの眼科医がオーダーメイドの角膜を提供しているそうです。

イギリスでレーシック治療が初めて行われたのが1989年の11月、ほぼ20年が経ちました。

すっかりポピュラーとなった視力矯正手術ですが、ついに個人の生活スタイルや仕事に合わせた視力調節ができるようになるそうです。

夜行性の視力が欲しいのか、鷹のような鋭い視力が欲しいのか、あるいは遠距離を見通す視力が欲しいのか、それらのニーズに応えられると言うから驚きです。

現在イギリスでは年に約10万人がレーシック手術を行っていると見積もられていますが、角膜に対する細かい要求は年々増えているそうです。

専門医のジュリアン・スティーブン氏は、過去に夜間に1km先を見通すオーダーメイドのレーシック治療を軍の特殊部隊に施しており、戦闘機のパイロットなども同様の能力が求められていると伝えています。

長距離運転手から普通のサラリーマンまで、それぞれの仕事に合わせた角膜の希望者が増加しており、人によって必ずしも通常の視力を必要とするとは限らないのです。

完全な視力と言うのは人々のニーズと年齢によるとされており、近くのものを見る力は年齢を重ねるごとに低下していくので、そのあたりも考慮しないといけないようです。

とあるグループは変わった角膜の希望をしており、片目には遠距離を、もう一方には読書用など、これを「モノビジョン」と呼びます。

医療技術の革新によって、ついに視力のオーダーメイドが出来る時代が来るようです。仕事によっては便利かもしれませんが、なんだかロボコップ並の視力の人が増えていくような想像をしてしまいます。

視力の調整、あなたはどう思いますか。

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