お風呂派ですか?シャワー派ですか?
日本人はきれい好きなので、お風呂とシャワーは生活に密着していて切り離せませんが、アメリカの科学者の調査によると、シャワーは健康に悪影響を及ぼす可能性があるとのことです。
お風呂派ですか?シャワー派ですか?
日本人はきれい好きなので、お風呂とシャワーは生活に密着していて切り離せませんが、アメリカの科学者の調査によると、シャワーは健康に悪影響を及ぼす可能性があるとのことです。
コロラド大学のリア・フィーゼル氏の率いるチームが発表したものによると、一般のシャワーヘッドの3分の1は2〜29種類のバクテリアが繁殖しており、特にトリ型結核菌などの繁殖率は通常の蛇口に比べて100倍も高いことが判明したそうです。
このトリ型結核菌というのは肺疾患の原因にもなり、最近の肺疾患の増加は、お風呂に入る人よりシャワーを好む人が増えていることが原因かもしれないと報告されています。
バクテリアの入った蒸気をシャワーを浴びているときに吸い込むことで、肺の深部へ簡単に達してしまうのだそうです。
一般の健康的な人には大きな問題になりにくいとしながらも、もともと肺の弱い人や、HIV感染者、妊婦、高齢者、小さな子供たちには要注意であると警告しています。
実験はアメリカの9都市で、45のシャワーヘッドについて調べられたもので、もちろん全米やその他の国に当てはまるとは言えないとのことですが、シャワーの出始めにお湯(もしくは水)を顔にいきなり当てることは好ましくないと示唆しています。
海外のニュースではありますが、シャワーを浴びる際には少し流してから使う方が無難のようです。でも、やはり日本人ならお風呂でしょう…と考えるにいたったのでした。