結婚のトラブルと言えば、日本でも姑・嫁問題が結構大きくあげられますが、イタリアでも義母というのが結婚においての大きな問題となっています。
しかしながら姑の問題が起こるのは妻のほうだけでもないようです。
ある男性が裁判所に許可をもらって離婚することになったのですが、面白いことにその理由が妻の母親のせいというものでした。
離婚の原因は妻の母親…裁判所が離婚を許可する
英タイムス紙によると、イタリアのサレルノ裁判所では、男性の「義母があまりにひどい」という要求を認めて、離婚を許可したそうです。
36歳になる自動車セールスマンのアントニオさんは、結婚生活が4ヶ月しか続かず、その4ヶ月の間も地獄だったと言います。
妻だった31歳のジェマさんとの間に、婚前契約を作り、その中にジェマさんの母親は結婚生活に干渉しないということが盛り込まれていたそうです。
それまで姑話というのは作られたものが多いと思っていたアントニオさんですが、自分の経験からその考えは変わったと言います。
10年を隔ててようやく、裁判所では男性の言い分を認めて結婚の取り消しを認めました。
ジェマさんはこれに対して、「母親は自分の心身のことを心配していただけで干渉したことはない」と主張しています。
イタリアでは嫁・姑問題がかなり大きいようで、調査によると離婚のケース10のうち3つは、姑問題によるのだそうです。
こういった問題は世界各国共通のようですね。
