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2008年10月08日 11:14

閉鎖しつつあるオランダの売春地帯、転職したらブランド服プレゼント

 
閉鎖しつつあるオランダの娼婦地帯

オランダという国は先進的なのか奇抜なのか、変わった法律がいろいろありますが、中でも有名なものに売春が合法というものがあります。

そんな娼婦たちの転職を促すために、 アイントホーフェンという都市で変わった試みを始めました。

安全な職に就けばポイントを与えて、ブランドの服や家具などを手に入れることができるというものです。

THE INDEPENDENTによると、この街では2011年に売春宿などがすべて閉鎖されることになっており、その実行にあたって奨励的な手法が必要ということで、このストリートマイルという案が考え出されました。

アムステルダムや他の都市でも「飾り窓」や「赤線地帯」と呼ばれる売春地域は少しずつ閉鎖される予定で、現在多くの娼婦がヘロイン中毒であることから健康的な生活へのアプローチを模索しています。

また、多くの売春宿が恐喝、人身売買、組織犯罪などと関わりがあることから、今まで自由だった性産業を少しずつ制限していくようです。

現在オランダには2万5千人の売春婦がおり、その半分は違法に働いているかヨーロッパ以外の国から来ていると言われています。

アムステルダムの売春地帯(赤線地帯)には140の売春宿と、娼婦が窓越しに客と交渉する500のディスプレイ部屋があり、年間に1億ユーロ(約138億円)を稼いでいます。

オランダでは18歳以上なら、セックスワーカーとして自分の意思で働くことは合法ですが、組織で売春を斡旋(あっせん)することは、本人が合意していても違法となるそうです。

人権や治安向上ということでしょうが、風俗業で生計を立ててきた人があっさりと職を変えるには、物で釣るよりも転職後の環境を整えないと難しいとは思います。

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