以下の内容はhttp://labaq.com/archives/51044079.htmlより取得しました。


2008年06月20日 09:22

肺まで転移したガンが新治療で完治─免疫細胞のクローンを注入

 
がん細胞

患者自身の免疫細胞を何十億も注入することによってガンを完全に治したというニュースがありました。 かなり進行した皮膚がんを治療した初めてのケースと発表しています。

英紙TelegraphBBC NEWSによると、52歳のある男性はかなり進行した皮膚ガンを患っていましたが、この治療をしてから8週間後に腫瘍が完全に消えたということです。

治療後2年経って全く再発していないそうで、一時はリンパ腺や肺まで移転していたとは思えないそうです。

病気などの抵抗力のある細胞の中から特にガンなどを攻撃する細胞(CD4+ T)を取り出しクローンして50億個に増殖させたあと、その細胞を男性の体に注入させました。いわゆる減感作療法とか免疫療法"immunotherapy"と呼ばれるものです。

これはガンの画期的な治療となることは間違いなく、イギリスだけで15万人もいる患者に希望をもたらすとしています。現在のところ治療費は莫大で、かつ、さらなる研究が必要だともしています。

過去には白血球をガンの治療に利用されたことはありましたが、今回のこの研究は初めて免疫細胞だけを増やすという手法で行われたものです。通常、ガンと闘う細胞は患者の体内には非常に少ないのだそうです。

驚きの最新治療─パウダーをつけただけで切断した指が完全に生える」でもそうでしたが、こういった画期的な医学の進歩は大きな希望をもたらしてくれますね。

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