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2008年01月30日 19:15

おしゃべりなオウムが無口になった理由

 
おしゃべりなオウムが無口になった理由

オウムと言えば、人間の言葉の真似をするのが上手なことで知られていますが、時々調子に乗ってうるさいときがあります。家族がよく使っている言葉をコピーするので恥をかかせてくれたりもします。

それもおちゃめなオウムの特徴ではありますが、イギリス、ケンブリッジに失語症になってしまったオウムがいましたのでご紹介します。

そのオウムの名前はハーリーと言います。

飼い主を「パパ」「ママ」と呼び、電話番号を言ったりするほどのおしゃべりオウムだったのですが、ある日家からちょっとお出かけに飛び立ってしまい、数日して戻ってきたら一切の言葉を発しなくなっていたというものです。

飼い主のタンネルさんはハーリーが肩に止まっていたことをすっかり忘れてドアを開けてしまい、その隙にハーリーは飛び出してしまったそうです。

かわいがっていたペットが迷子になってしまったことで、タンネルさん夫婦はポスターを刷るなどして地域を探し回りました。

4日経って、彼らの努力が報われ、ハーリーが車の上に止まっているのをポスターを見て覚えていた車の持ち主が連絡してきてくれたのです。

ところがハーリーはずいぶんと痩せており、野生での生活がトラウマとなったように一切言葉を発しなくなっていたのです。

飼い主は他の鳥たちにいじめられたのではないかと話しています。

Chatterbox parrot silenced by adventureより

いったいハーリー君の身に何が!?と思うも野生はやはり飼われている温室育ちペットにはかなりきつかったというお話です。

やかましい同僚や小うるさい上司も、野に放ってしまえば…ひょっとすると…

無理ですか。無理ですね。


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