MAXIMUM PCという海外サイトで.com: The Top 100 PC Tech Innovations of All Timeという現在にいたるまでのPCの技術革新TOP100が紹介されていました。
![昔のパソコン](https://livedoor.blogimg.jp/laba_q/imgs/a/8/a86e1584.jpg)
この手のランキングは「順位がおかしい」とか「何でこれが入って無いんだ?」などの異論反論もあることでしょうが「選んだ人にとってはこれが革新的だったんだな」と思ってみたり、「こんな物もあったなぁ」と懐かしんだりして見る分には楽しめるのではないでしょうか。
MAXIMUM PCという海外サイトで.com: The Top 100 PC Tech Innovations of All Timeという現在にいたるまでのPCの技術革新TOP100が紹介されていました。
この手のランキングは「順位がおかしい」とか「何でこれが入って無いんだ?」などの異論反論もあることでしょうが「選んだ人にとってはこれが革新的だったんだな」と思ってみたり、「こんな物もあったなぁ」と懐かしんだりして見る分には楽しめるのではないでしょうか。
いきなりソリティアかよ、という気はしますが、これとマインスーパーはオフィスにおけるサボりの形態を革新したのは確か。
無停電電源装置。これが無いとネットサービスが落ちまくってることでしょう。
クーラーマスター社といえば自作ユーザー御用達の冷却ファンで有名なメーカーですが、これはPCケース。冷却性やデザインで定評らしいですが、これがランクインするあたりにランク付けした人の人物像が浮かびます。
これが無ければ、Windowsユーザーの多くが無理やりコンセント抜いてPCを壊していたに違いないですね、すばらしい技術革新でした。ってそういうことでいいの?(汗)
品質のいい音声通話、初心者でもファイアウォールなど気にせず導入出来て、ファイル送信までお手軽な親切設計など、多くの人が認める技術革新ですが今のところ赤字だそうで、ネットビジネスって難しいです。
コネクタが後ろじゃなくて前についたのは技術革新というより時間の問題だった気はしますが、便利になりました。
「マイクロソフトはハードウェアを作らせると素晴しい」という定説ができ上がったのはこの頃でしたかね。
WEBカメラ
Firefoxは新しいウェブ標準を実装たこと、無料で配ってソースコードと呼ばれる通常の企業では機密になる部分も全部公開したうえでビジネスを成立させたこと、おかげでライバルであるマイクロソフトも長らく開発を停滞させてたInternet Explorerの新版を出さざるを得なくなったこと等々、数々の革新がありましたね。
これも多分に趣味のランキングのような。
パーソナルファイアウォール
最初にメジャーになったUSBメモリ。今や安くて大容量になったものですね。
ADSLの普及でネット環境は激変しました。
3Dサウンド
昔のメーカー製PCで最初にすることはプリインストールのAOLアイコンを削除することだった記憶。
デスクトップPCのケーブルがすっきりしました。
日本ではあまり普及しなかったけれど、欧米ではZIPドライブが普及していました。CD-Rが普及するまでフロッピーで頑張ってた日本人は今考えると凄い。あ、MO忘れてた。
キーボードの位置を内側にすることでタイプしやすくなったそうです。
フラッシュメモリは技術革新ですね、もっと上位でもいいような。回る媒体もいつかなくなるんでしょうか。
P2Pファイル交換プロトコルですね。これのおかげで大きなサイズのファイルを配布するのが便利になりました。今や映像作品のプロモーションビデオの配布や、Linuxなどの無料OSの配布にも使われています。
これが革新かと言われるとちょっと疑問ではありますが、確かに今のパソコンに使われてるハードディスク接続の基礎ではありますね。元々SCSIなどに比べて安価なところに普及してさらに安価になったおかげか、今ではサーバやワークステーションにもけっこう使われるようになりました。
今ではプリンタにとりつけてLAN経由で印刷するプリントサーバなどが安価に売られてますが、こうしたネットワークプリンタというものを世に出したのはこの製品なんだとか。確かにそれなら革新的ですね。
Linuxブームの火付け役でした。また、LinuxというOSをサポートを付けて販売し、高価なUNIXワークステーションのシェアに食いこんでいった実績は目をみはるものがあります。
サブウーハーが付いたPC向けスピーカー? 1996年なら確かに目新しかったかもですね。
まだパソコンがマイコンと呼ばれてた時代の名機らしいです。日本でいうとPC-6001とかそのへんなんですかね。
世界初のモバイルPC。Wikipedia:Osborne 1
インターネットの黎明期に生まれ、大ヒットしたメーラー。Wikipedia:Eudora
世界初の個人向けコンピュータ、メモリはわずか256バイト。Wikipedia:Altair 8800
今でこそスキャナは安くて高性能ですが、当時はとんでもなく高かったそうです。
ついにテラバイトに達してしまった、ということで選ばれました。
水冷。電力と発熱が天井知らずの頃でした。
自作ユーザーに最も愛されたチップセットのひとつ。
DVDはPCより家電として大きな革新でしたね。
Excel支配が進むまでは、ビジネスPCの基本でした。
64bit CPUを安価に提供したという意味では革新的かもしれませんが……。なんでCPUじゃなくてCPUをとりつけるソケット?
これを革新といってしまうと、世界中から怨嗟の声が聞こえてきそうですが。
ハードディスクドライブ(HDD)というと、大昔はドラム缶のような大きさでした。3.5インチサイズになってPCにたくさん内蔵できるようになったのは、確かに革新かもしれないですね。
手段と目的の主従関係が入れ替わったPCマニアの判定パーツです。
確かに素晴らしいCPUですが、Pentium4が逆革新だったようにも思えます。
動画エンコードブームを起こしました
ウィルス対策ソフトの先駆けですね。
これが付いてないメーカーPCを買ってしまい、3Dゲームをやりたいけどやれなくて泣きを見る初心者が続出しました。
垂直磁気記録型のハードディスク。従来の磁石を水平にならべる形になる記録方式より格段に容量を拡大させられる新技術です。元は70年代にシーゲイト社で開発された技術の模様。今になるまで実用化できなかったんですかね。(参考:垂直磁気記録ハードディスク)
性能よりもバッテリーを持たせろという需要に応えてくれました。
ヘビーユーザーに愛された高速10,000rpmのハードディスク。革新かなあ……
Macは説明するのも無粋な程ですね。
インスタントメッセンジャーというジャンルを確立したのは大きいかもですね。AOLというと映画「ユー・ガット・メール」のメール受信時の音声もAOLのものでした。
PCもついにMacのように簡単になるとお祭り騒ぎでした。保存せずにフリーズして阿鼻叫喚なオフィスを無数に生み出した意味でも革新をあたえてくれました。
巨大なワイド型PC用モニタ。でも別にワイド型モニタはこれが最初じゃないですよねえ。なんで入ってるんだろう。
Pentiumを出す前は互換CPUに押されて、会社が傾いてたなんて今のIntelからは信じられません。
商業的に成功してるRedHat Linuxよりアドバンテージの多いDebian GNU/Linuxを、初心者にもわかりやすくまとめあげた今もっとも勢いのあるLinuxディストリビューション。PCメーカーDellによるプリインストールモデルの販売なども決まり、絶好調です。
ICQ懐かしい……。IDナンバーがむやみに増えていました。ICQのIDナンバーが若いほど古参ということで、ナンバーの若さを競う人達もいました。
nVIDIA社の一人勝ちに近かったビデオチップ業界を、ATI社との2強にしたともいえる名カード。
海外でプロゲーマーなる職業を生み出したのもこのゲームの存在が大きかった記憶です。
安定したIntel製チップセット。こんなものまでいれなくても……。
プラスチックケースで保管が楽になりました。
インターネットによる著作権問題がこれによって加熱しました。今ではDoCoMoと提携して音楽配信に乗り出してますね。
個人的にはElecomのマウスドライバが好きです。
あー、確かにこれは革新的かも。これによってパソコンは32bitのメモリ空間を扱えるようになり、仮想記憶(スワップ)がサポートされ、今日の32bitパソコンの基礎となりました。
USBに対応したから、とのこと。
海外で2000万台売り上げたというモンスターパソコン。
大衆向けの安価な印刷環境を提供したプリンタ、とのこと。
いまでもThinkPadは愛用者が多いですね。アメリカの会社であるIBMの製品であり、今は中国のレノボの製品になりましたが、実は開発してるのは日本の大和事業所です。
MOは高かったので、フロッピーからいきなりCD-Rに移行する人も多かったですね。音楽用と併せ、一気に使い勝手がよくなりました。
自作erも自作向け雑誌も、これが出たあたりに激増しました。intel製に対しての価格競争を生み出してくれました。
PCIはパソコンに他の部品を接続するための規格ですが、それはそれ以前にもISAなどがあったわけで、別に革新的という気はしないですね。確かに性能はぐっとよくなりましたけども。
液晶モニタの反応速度が遅くてゲームなどすると残像が残るなどしてたところ、高速な製品が登場、とのこと。
Open GLの実力を見せ付けてくれました、Linux版も出てましたね。DirextXが覇権を握ってしまいましたけど。
CRTにアナログ接続だった時代はビデオカードによって画質に差が出やすく、G400の画質は多くの人に支持されました。Voodoo3、TNT2、Savage4などが覇権を争っていました。
これは2つの事を創出したそうです。1つはPC/AT互換機の市場、もう1つはポータブルコンピューター。
フォトショップは数多の職人と写真に対する疑心暗鬼を生み出してくれました。(参考:Photoshopのマジック・もう写真は信用できない)
パソコンはそれぞれのメーカーがバラバラに作ってるようで、実は大きさやネジ穴の位置、コネクタ形状などに規格があり、それにそって作られてるものが多いです。こうすることで部品を共用化してコストを安くできるんですね。ATX規格もそのひとつです。
64bit OS時代はいつ頃やってくるんでしょうか。
どうしてもPCエンジンを思い出してしまいます。
大ヒットした3Dゲームですが……。革新といわれるとピンとこないですね。
パソコンの世界にカラーをもたらしました。それまでは単色が多かったんですね。
北米ではケーブルTV回線でブロードバンド化した率が高いんでしょうね。
DDR SDAMが素晴らしいというよりRDRAMが商業的に失敗だった気も。
人間工学に基づいただの、合理的なキー配置だの、様々なキーボードが誕生しましたが、結局このタイプが生き残ってますね。
ゲーマー御用達なサウンドカード。
リチウムイオンバッテリー。PCに限らず、継ぎ足し充電でモバイル環境が快適になりました。
一般向け価格のHDDでギガバイトを超えたという一品
100Mb/sになって喜んだ経験があるならギークです。
エポックメイキングという意味ではGeForce256の方だと思いますが、普及させたのはこちら。
CP/Mのパクリだの盗作だの言われながらも世界中で大ヒットしたパソコン用OS。これのおかげでマイクロソフトは一財産築き上げ、それを元に今のWindowsで世界有数の金持ちになっちゃったわけですね。
1次キャッシュ、FPUといった、今のパソコン用CPUの基本は全部ここにあるという名作CPU。でも高かったよママン……
いわゆる無線LANですね。
マウスが1963年にあったとは。Xeroxがボールを導入したのが1972年、そしてAppleがかっぱらっていったとあります。
ウォークマンやCD以来の、音楽再生環境に革命を与えてくれました。
DirectXで動いてる物はパフォーマンスが悪い、なんて言われていた時代が懐かしい。
海外ゲーマーにとっては、まさに革命的な作品でしょうね。
IBM PC互換機のオリジナルであり元祖。ここから始まりました。
「モデム」というと今時はADSLなどの接続に使うアレを思い浮かべるかもしれないですが、昔は電話回線にさし込んで使うものでした。FAXみたいなピーピーガガガーピーという音でネットへの扉を開いてくれました。
日本人がドラクエを好きなように欧米人はFPSが好き。
技術でいうならNTや2000なんでしょうけど、世界中の人がフリーズとメモリリークの苦行から(だいぶ)開放されました。
イリノイ大学の米国立スーパーコンピュータ応用研究所(NCSA)所属のマーク・アンドリーセンらによって1993年に開発されたウェブブラウザ。画像と文書を同時に出せるという今ではあたりまえのWEBは、ここから始まりました。Wikipedia: NCSA Mosaic
Pentium PROやMMXではなくPentium IIが選ばれてますが、Athlon64が登場するまでマーケット的に圧倒したのはこの辺からですね。
このビデオカードの誕生でPCゲームの3D時代が始まりました。
USB自体より、色々なUSB周辺機器が生み出されました。
maximumpc.com: The Top 100 PC Tech Innovations of All Timeより
独断と偏見混じりすぎだろという感じのランキングですが、100個も集めただけの根性は正直満腹感服です。