【あんこ】やる夫は同居人に苦労させられるようです【劣等生】 その47
その他 > やる夫が憑依したり転生するようです - 2024年05月07日 (火)
- 7019 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 15:43:13.58 ID:DbM7o825
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、''｀廴 _､‐''~､ -=ﾆニニニニニ／⌒＼
_ -ﾆ―=''^ } -=ﾆニニ-┌へ -ﾆﾆニ`､
_ -ﾆ￣ へ ￣~ﾟ^'' 圦辷」 -=ﾆニ-`､
／ / )>｡. -=ﾆニ⌒┘へ -=ﾆニ}
/ : / / ⌒)i'ｯ｡.,_ -= ∧ ヽ「￣
′ ′ / } : } }￣￣'， :∨/ GWの方が色々忙しくなって連休こそ疲れる羽目になってて草なのです
{ { -‐…‐′/} /--- ∧ ∨/
i{ { 抖劣x､/ / ／ } 八}ﾟ, ∧ ﾟ, はいとりま生存報告、今日辺り投下出来たらいいなとは思っています
八 込^Vｯ' ヽ⌒ ｨぅ灯「} 」込_」 ＿＿
//∧ ∨{ " " " ~~ﾟ” }厂{ { ＼-=-￣￣~ﾟ^'' ､ しかし劣等生三期の新規ED叡智すぎてなんども見返してしまいます
／// } :}∧ ′ /} } { } -=ﾆニ -‐…‐＼
／￣￣￣_}_/ 沁、 ｰ'ｰ' ..:∧_八 ﾟ,ｰ┐ ／ -ﾆﾆ ／ 制作には叔母上推しが確実にいるな（確信
/￣￣￣￣／ { ⌒)>｡. _､‐''^~￣￣~^辷]: ﾟ,- ^''=―=''^´ -=ﾆニ/
／/ : : : : : : :／ ∧ ／ -‐…‐- - ソ「¨L ﾟ, -=ﾆニニニニニ-{ これが公式のそのEDノンクレジット動画なので一度見てみたらいいがでしょうか
_ -=ﾆ⌒: : : : : ／ ､ / // {辷> / ′ 込辷^ソ∧ -=ﾆニ ''^~￣
''^ﾟ~￣￣￣￣ i{ ／ } { 〈-=-〉_／/ :∧八} ‘, -=ﾆ, ﾞ ttps://www.youtube.com/watch?v=-h7x_irpKfE
／ ￣~^'' 乂 _ノ . { { }￣ {辷}′ :-}i ‘,＼/
／ _,,， ''^｀ヽ~~^'' } } .′-:{辷} |/ ‘,
′ ''^~~ -=く(￣ : : : | : : : }＼ { { | -= ﾟ,「 [ |i ‘, ､
i{ ´^''＝=‐- ＼ : : : :| : : : :. } } | -=ﾆﾟ, :[ |i ‘, ＼
､ ´^''=― ~''＜_: : /∧ { { | -ﾆニﾟ,:[ .′ ﾟ,冖
]:)i'ｯ｡.,_ _／ ~'マ[沁、 } } | -ﾆﾆﾆﾟ,[ . ∧ }-[
] -= ⌒)i'ｯ｡.,_「 /~''＜ )>｡. 辷 | -ﾆﾆニ}辷_ .｡<(-‘, }-[
] -=ﾆニ [ -⌒ﾆ=- ＜ }-=][ ￣- ､ -=ﾆ/ -=-][ -=ﾆ∧ /「
] -=ﾆニ [ -=[ : : | :/__厂 /-=∧ -=ﾆﾆ＼／ -=ﾆ-]'，-=ﾆﾆ＼ /-|
] -=ﾆニ [ -=[ : : |/′{ /-=/ : :'，-=ﾆﾆﾆニ二二 ]: '，-=ﾆニ うIづ-=|
] -=ﾆニ [ -=[ : :/- ＼_:/-=/ : : : :ﾟ, -=ﾆニニニ二 ] : :'，-=ﾆﾆﾆ:} [ -=|
「廴 -=ﾆ [ -=[ :/ -=ﾆニニ / : : :^＼ﾟ, -=ﾆﾆニニニ ] : : : ､-=ﾆﾆ/ :[ -=|
|^)>｡.⌒辷]-=[ : ､ -ﾆﾆﾆ / : : : : : : : ﾟ, -=ﾆニニニ-] : : : : ＼_／: : [ -=|
- 7025 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 16:36:47.22 ID:DbM7o825
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-‐……‐- (- ( ＼ ＼
、''｀ ''^ﾟ~￣~ﾟ^'' ､ ＼＼ ＼ ＼
／ /i:i ﾟ, ￣~^'' ､ ＼ ＼`､ } }
/ / /i:i:i:i: ﾟ, ､＼ ＼ '， '，} :} }
′ ′i:i|i:i:i| や:'，＼ ＼ '，V / ､
: |i:i:i:i:|i:i:i|， や:ﾟ,~^''`､ ﾟ, '，'，_/^＼＼
| | |'，i:ｉ|i:i:i| '， やﾟ,_／〉∨ | | ､>
| | |∧i |i:i/-‐＼ ﾔ 「~^/⌒'，:| |
| | | '，:′ 抖抒ﾃ:| い:[ :| |
∧∧込怎､{ └^”| :| __/ : | |
乂'，∧ ､ """ | ′ , ﾞ { | |
}＼:..､ _ ..: . } / : : しかし劣等生はやってみて思いましたが
′ ⌒)>｡. ＇ ィ( ∧ /∧ ∨/
/ / ／/うあ,,__､‐''~- }′ [: ∨/ 案外自分に合ってますね
/ / ／ / 廴-=ﾆニ／ '， :{ ∨/
′ ／⌒＼ /⌒∨「¨´ `､ :} ∨/ 迂闊にハーレムできない世界観なので
／| : /゛⌒＼ ヽ′i:i∧:} `､ ∨/
′ | |／ : ／^＼{i:i:i/廴′ ∨ } 使い捨てヒロイン増やさないお陰で本筋が基本で寄り道少ないってのが
| 乂| ／ i{i:i:{ ＼ } }
| ′/''^~ _､‐''~乂{ヽ :. 厂 }
八 i{ ′／ ‘, ∨ √ { 八
⌒| { , ﾞ ‘, } } }′}
_,, -=ﾆ￣| ∨ .′ ‘, } .′/ /
_､‐''~ | ′ { /.′ ′′/
┌ ′_ ＼_､‐''^~￣.:| / { } ／ .′ ′{i /
┌´^''=―＼ ヽ￣￣~ﾟ^'' ,,_「~~^'' ､ ／ ／′ ′八
´^''=― -辷 ┘ ~ﾟ^'' ～ ,,_」^{ .′ /
┌‐‐=''^ -:/ -‐…''^i'ｯ｡.,_ ￣~′ ′
￣ 乂_>/ / _)ｱﾟ/ ￣ﾆ=- _ /
〈_/ _)ｱﾟ ′ ／:/i:i￣ﾆ=- _ /
_)ｱﾟ. / /i:i:i/i:i:i/i:i:{i:ﾟ,i:iﾟ, うぅ=‐- く
_)ｱﾟ , ﾞ {i:i:/i:i:i/i:i:i:i{i:∧i:'， ∨/
_)ｱﾟ , ﾞ { {i:i{i:i:i {i:i:i:i:i{i:i:∧i:} ∨/
_)ｱﾟ , ﾞ L:廴_∧i:i:i:乂_/:/ }
/ / ′ |i:i:＼_/| {
/ / i{ |i:i:i:|i:i:i:| 乂_
/ / { '， |i:i:i:|i:i:i:| ￣~ﾟ^'' ､
/ / i{ ∧ .|i:i:i:|i:i:i:| ＼
/ / 八 '， |i:i:i:|i:i:i:| 乂 ￣~ﾟ^'' ､
′ / / ､ . |i:i:i:|i:i:i:| ⌒ﾆ=- ,,_ }
/ / / ＼ . |i:i:i:|i:i:i:| 廴
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／ -=ﾆニニニ￣￣~ﾟ^'' ､
／ -=ﾆニ ､ ''^''､ -=ﾆニニニ`､
, ﾞ -=ﾆニニ-廴_ソ「~^ ､ -ﾆﾆﾆニ`､
＼_ -=ﾆ^~￣~^'' ＼ ＼ -=ﾆﾆニ ､
_､‐''~ -‐ …………‐- ,,_)>｡. ､ -=ﾆﾆ :.
〈( -=-／ ′.′ ⌒)i'ｯ｡., ､ -=-)〉
＼_/ / { { { : { }/}∧ } ＼~'マ[_
/ /{ ∧: } { /} /￣~^}八 } )>｡. ~'マ[_
.′.′ / ∧{'， / :} /,jI斗劣ミ }/ 〉 }⌒≧=-′
{ { :{''^~~ ＼廴 〃 V㌣''^〈_/^'， |
∧ : '，八 抖抒ﾃ /i/i/i/ / 〉ぃ} :|
「'， ＼ ＼ 込ゞ^” ､ 〈_/}_ノ :| 原作キャラでやる夫と女性として
∧:ﾟ, )>｡.}∧/i/i .:┐ 〈_/ |
∧:ﾟ, }∧沁、 乂_ノ / 〉 : | よく絡めるキャラとか真由美以外だと
「'，'， .′ }/ ::.... _,,，〈_/ | [
∧ '，∨ ＿＿＿⌒)i'ｯ｡., ＜⌒ {_/ : | ∨/ 来訪者編でのあのキャラ以外今のところ想像つかないですし
/￣∨^'， /／^＼ 「{､ | ∨/
／{ {⌒＼:}-= }-=}∧ } _ノ∧ ~''＜＿ ∨/
／- ∧ ＼ {-=/- / 沁、 _/^'ｰ「 / -=ニ ＼廴__
／/ -=-沁、 ヽｰ廴/{ 厂圦-=ﾉ_／~^'' ､ -=ﾆニニ '，
/- /~￣￣￣'， }冖冖′ | 「~「 | ＼-=ﾆニニﾟ,
/- / : : : _､‐''~∧ } | |- ﾟ, | {:＼-ﾆﾆニ}
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_)ｱﾟ- /: :／′ ／{: ∨} .′ |-=-ﾟ, | ∨/ ＼ -=-〉
_/ -= { :/:/ . ／ ､ / / |-=- | ′ ∨/ :| ＼-{
. _)ｱﾟ -=ﾆ {/:/:／ ￣′ ′ |-=ﾆ | ′ ∨/ |-=-ヽ
_)ｱﾟ-= /-=/:／ ／{ ′-= | ′ '/ ′-= {
／ -=-/-=／ .′ { ′-=ﾆ| }/ -=ﾆﾆ＼
／ -ﾆﾆニ ／ ∧ ﾟ, '，-=, ﾞ } -=ﾆニニ ＼
/ -=ﾆニニ-{ / :∧__」 }_／ .′-=ﾆニニニ}
- 7045 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 20:14:57.40 ID:DbM7o825
- さて今日はやります
半から投下の予定 - 7046 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 20:15:24.49 ID:9NucDLhZ
- わーい
- 7047 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 20:16:30.48 ID:WnsZuiVs
- わーい
- 7048 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 20:16:55.64 ID:VVaD2faV
- わーい
- 7052 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 20:32:14.66 ID:DbM7o825
- やります
- 7053 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 20:32:41.52 ID:DbM7o825
-
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ﾚ',､,､{ノ;';}i:{ﾉﾉ ＼｣i:{ } ゝ}i:i{ j/ //二 ┴ ^~ ＼＼,,.､､ --‐‐==ﾆﾆ二三三| :| |＼¨¨丁ﾞ””￣￣|
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;';';';';';';';';'{i:i{;';';';';';'㍉ﾞ|:Г|丁ﾐﾐ}i:i}ﾐＴニTﾆV77777¨| |￣~"ｉ丁丁Ｔ二|::::,､＜ニニニl￣:|￣ |＿∨｜: :爻淡淡淡淡| |
""""~~~~~~~"""''' 弌∟_:_ミﾐji:i:}ミニニニニニニニニニニニニT三:∟∟二二Tニ|......|.......|--┴┴─……￢冖冖Ｔ三三
: : : : :_:_:_:_:_:_:_:_: ､､､､､ --┴┴‐……￢冖 ¨¨¨￣｀ヽ 〈￣￣;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';ﾉ三三
￣￣;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';ノ ゝ;';';';';';';';'三三二ニ=-──……￢￢冖冖 ¨¨￣￣
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,,､､､､､,,
, ''´ ｀丶
, ′ ∨＿_
/ | | | l Ｖ /
| ﾄ ―__| |/ハ〈
| ﾊ|`ｰ┘ ＿| | / ﾏ
| |/´ 〃⌒从 | }＼
| 从 ,ｧ= , " | 乂_ノ ./ ＿＿＿, ― ､／¨¨フ 【やる夫は昼食の中華料理を
|ﾊ |＼" f:.:.フ | ハ{＞―――――＜ニニﾆ=/ √ー''~｀丶、
| ﾊ ∨:.ヽ _＿__／乂_／ﾚ/ニニニ／／ニニニニニﾆ{ ﾄ､＿ 、 ＼) 横浜駅近くにある海に面した公園を先程まで
. ∧ ∨:/:| |/ {ﾉ 廴,/∨.ニニ| |ニニニニニニニ＼＿／ ヽヽ＼)
ゝ‐彡 廴/ {⌒Ｖ ∧ ∨ニﾆ| |ﾆ=- ￣￣￣ `┘ 腹ごなしの運動も兼ねて真由美と二人で散歩をしていた】
|_/ﾆ| | Ｖ | /∧ ∨ｱ￣￣
/ニﾆ| |zzｚ∨|／::::}∧,ノ＼＿
／二二| |〈:::::::[:]::::::::::Yニニﾆ＼:i＼
. _ ‐ニニﾆ二ヽ|ﾆ廴;;八;;;;;;;;ﾉニニニニヽ:i:＼
. ／ニニニニニ／|ﾆ/::::::| |;;;;;;;Ｖニニニニ/i:i:i:i:i:＼
. ／ニニニニニ／: : |-{;;;;;;;;| |;;;;;;;;;;;Ｖﾆﾆ＞''´＼i:i:i:i:ｉ:ｉ:}
. ／ニニニニニ／/: : : |ニﾆﾆ|､ |ﾆ＞''´ ｀丶:ｉ}
. ／ニニニﾆ=- '´ /: : : : : : : : :㍉.＼ `､ ` ､
. / 寸ニ=-'´/ .: : : : : : : : : : : :㍉l ', `､ ヽ
⊂ニ¨¨Ｖ 寸 /ｲ |.: : :. :.|: : : : : : : : :} ', `､ / ∨ /
/ ＼_ イ / | |l.: : : :.|ｌ: : : : : |!: :.{ }､ ＿ ／{ ∨ /
. //, / | |l.: : : :.|ｌ: : : : : |!: / / ＼ ヽ ∨ /
. 7/.// ＼ﾊ|l.: : : :.|ｌ: : : : :从/ } ヽ ‘， ∨ /
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 【この散歩の意義は無論デートスポットを巡るそれではない
／ （●） （●） ＼
l ⌒（__人__）⌒ ｌ 敵が襲い来るならばどこからを考えるのにあった】
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
- 7054 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 20:36:11.86 ID:DbM7o825
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＿＿＿_ （あまり考えたくないが
／_ノ ヽ_＼
／（ ●） （ ●）＼ 本格的な三年前の沖縄の時ような侵攻があるなら
／ ::::::⌒（__人__）⌒::::＼
| ￣ | 横浜はその先駆けとして選ばれてしまうと考えていい）
＼ ／
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼
／（●） （●.） ＼
／ （__人＿,） ＼ （なにせここは狙われるに足る理由が多すぎる）
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ |
＼ヽ L ,／
ゝ ﾉ
／ /
- 7055 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 20:40:33.12 ID:DbM7o825
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｛ r- '
｀ ー--─-- ､_ ノ
rrrrry ￣´
仁三.Nf＝ﾐＮ.三ミ!
|: :| |:::::::::| |: :|
rrrrｧｧｧﾃﾃﾗｵﾘ二二仁三[二二ﾘﾎﾃｴﾅァｮｪrrrrrrry （ここには日本魔法師協会の双璧を成す関東支部があり
||≠||≠||f||f||f|: :| |:::::::::| |: :|ﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||
rrrrrrfｧｧｧﾃﾃﾗﾗﾅ|: :| |:::::::::| |: :|ﾎﾎﾃﾃｴｴﾅﾅァｮｮｪｪrrry そこのメインデータバンクで根拠地の京都と並んで
||f||f||≠||≠||f||f||f|: :| |:::::::::| |: :|ﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||ﾐ||ﾐ||
||f||f||≠||≠||f||f||f|: :| |:::::::::| |: :|ﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||ﾐ||ﾐ|| 『日本の』魔法技術の重要資料が多数記録されているんだ
||f||f||≠||≠||f||f||f|: :| |:::::::::| |: :|ﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||ﾐ||ﾐ||
||f||f||≠||≠||f||f||f|: :| |:::::::::| |: :|ﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||ﾐ||ﾐ|| 日本の魔法への対策そして軍事転用、一挙両得になる知的戦略物資）
||f||f||≠||≠||f||f||f|: :| |:::::::::| |: :|ﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||ﾐ||ﾐ||
||f||f||≠||≠||f||f||f|: :| |:::::::::| |: :|ﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||ﾐ||ﾐ||
||f||f||≠||≠||f||f||f|: :| |:::::::::| |: :|ﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||ﾐ||ﾐ||
||f||f||≠||≠||f||f||f|: :| |:::::::::| |: :|ﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||ﾐ||ﾐ||
||f||f||≠||≠||f||f||fﾘ二二仁三[二二ﾘﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||ﾐ||ﾐ||-ｰ- ､＿r ｰｰ--─
||f||f||≠||≠||f||f||f伝三［＿＿_］三圦ﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||ﾐ||ﾐ||
ﾄrrrrffｧｧｧﾃﾃﾗﾗﾅ|: :| |:::::::::| |: :|ﾎﾎﾃﾃｴｴﾅﾅァｮｮｪｪrj引
||f||f||≠||≠||f||f||f}尨＝个= 个＝气{ﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||ﾐ||ﾐ|| ＿_rｰ─
ﾄrrrrffｧｧｧﾃﾃﾗﾗﾅ|: :| |:::::::::| |: :|ﾎﾎﾃﾃｴｴﾅﾅァｮｮｪｪrj引 （＿＿＿
||f||f||≠||≠||f||f||f|: :| |:::::::::| |: :|ﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||ﾐ||ﾐ|| r--─ '
||f||f||≠||≠||f||f||f|: :| |:::::::::| |: :|ﾐ| |ﾐ||ﾐ||ﾐ| |廴||廴||ﾐ||ﾐ|| 廴＿＿＿
＿＿＿
／）／ノ ' ヽ､＼ （そんな戦争の趨勢にすら影響を与える日本側の重要拠点の
／ .ｲ '（●） .（●）＼
. /,'才.ﾐ). （__人__） ＼ すぐ傍に中華街、公然と大亜連合の牙城がある
. | ≧ｼ' ´ ⌒｀ |
. ＼ ヽ ／ ことをまず起こすならこれ以上の場所はない）
- 7057 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 20:45:08.22 ID:DbM7o825
-
＿＿_
／ ＼
／ ヽ ／ 丶
/ （●） （●） ヽ
l::::⌒（__人__）⌒:::u:l
＼ |r┬-| ／ （いや……本当なんで横浜にあるんだ？？？
/ `ー'´ ヽ
し､ ﾄ､ﾉ 東京に置いとけよ……少なくとも横浜だけはないだろう）
| _ l
!___/´ ヽ___l
＿＿＿_
／ ＼
／三＿',!｀zx二 ＼ 【やる夫は内心止まらない溜息を零しながらも
／ ´ー¨‐｀ ´ｰ¨‐'' ＼
| （__人__） | ある嫌な想像に突き当たり更にうんざりしていた】
＼ ´ﾆﾆ｀ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
- 7061 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 20:49:19.97 ID:DbM7o825
-
＿ _ (◯
,．.:'.:.:.:.:.:. :ヽ､ ,ｲ7´
/;;;:;:.r─‐-､jlﾉ＼ /;:;:i
|;;;;:;:;{ ,,_ ｀ヾN /;:;:;:.!
l;;r､/ rｪﾃ rz< ﾘ /;:;:;:;:;|
r‐j uj. , _j 「 /;:;:;:;:;:;:|
〉ﾌ^8､ ' r -, / /;:;:;:;:;:;:;:;|'
二二二 二_ _,, ィ´/ ＼ ｀´ /二二 二二二 二二,/;:;:;:;:;:;:;:;:;:|二二 二二 二二二
, r‐'"´ / lﾄ､ 丁´ /|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:! 【東京に置かない理由が
/⌒ヽ. / ﾊ ＼__/| ﾄ､ / |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
,! ﾞ､ ＼ / ', O ﾄ､! ＼ / |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| 政治家たちが自分のすぐ傍に
| ', 〈 , l ヽ l! / |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| ,．-─- ､
| ﾞi/ ﾞ､. ﾞ､ / 〉| l ,/ !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| /,^ヽ ＿,､ ! 大量の人間兵器である魔法師たちを
| !ﾘ ﾞ､ V / ! | ,/ |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|. ﾘ,,,,_ ,,,,_ ! |
| l! ＼ l / ,! | / !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| /´~7 ｀~'｀{ j 国家中枢に配置するのを酷く嫌ったからだと】
.! } ＼!/ ,' | /i |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| ! /^ﾆヽ ｿ
! | | / │ ,/.::| |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| 」 ￣｀`,ｲ
| ! ! | / | /.:.::l| ,ィ´.:.:.:.:.::,､ -‐ ''7.:l ｀＼二7 ﾊヽ,, _
| ! / |,ｲ | /:.:.::::|| /.:;;/ ／. .:. : .:. :./.:.:.ﾄ､_ ,ｲ;;;;;V^!.: i.:.:.:｀
ﾄ､ V / l |/.:.::::::::|;! |:;;;;i / .:. :.: .: .: .:..|_.:_.:! 〉;;;{ l.:.:.|.:.:.:.:
/ ﾄ､ ＼ / l !:.:.::::::::|;;| |;;:;;;!! .: .:. :. :. :. :.: ／.:ヽ /;;;;;;|/:＼.: .:.:.:
′/ ＼ ＼ /| | 」:.:.:::::::|;;;| ＼;;||. :.: .: .: .: .: .: ＼:.::.:＼;;;;;;/ :.:./.: .:.:.:.
- 7063 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 20:50:21.89 ID:YZOz2IS6
- 防衛兵器ですよね；
- 7069 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 20:53:27.28 ID:DbM7o825
-
（魔法師がクーデターなんぞ起こしても
／￣￣￣＼
.. ／ ＿, 、＿ ＼ 例え成功したとしてもだ
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 圧倒的マイノリティで後が間違いなく続かない）
＼ ｀ ⌒´ ／
＿＿＿_
／ ＼ （大多数の魔法師たちはそれが自殺行為だとよーくわかっている
／ ─ ─＼
／ ‐=・=‐ ‐=・= ＼ なのに感情論で都内にはおけず
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 結果的に政治家たちの多くは利敵行為を働いている有り様）
- 7075 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 20:57:59.37 ID:DbM7o825
-
ノ ﾟ.ﾉヽ , /}
,,ｲ`" ､-' `;_' '
,-､ _.._,,-''￣ (,(~ヽ'~
）'~ ﾚｰ'ﾞ i`'}
~つ | i'
／ 。/ !
/ /},-'' ,,ﾉ
i､ ,i' _,,...,-‐-､/ i
..ゝ <,,-＝=､ ,,-,/
) {~''~>`v-''`ｰﾞ`'~
{ ﾚ_ﾉ
ノ ''
＿＿__ （日本の諸外国に対する国防は
／ ＼
／ ＼ 魔法による比重が非常に多くを占めている
／） ノ ' ヽ､ ＼
／ .ｲ（ー） （ー） u | 魔法技術は日本国の生命線と言って差し支えない
/,'才.ﾐ) （__人__） ／
. | ≧ｼ' ｀ ⌒´ < それをこうも脇を甘くするとは……なにを考えているんだ）
／ / ヽ
- 7082 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:03:02.65 ID:DbM7o825
-
【普段であれば益体もないと議論するだけ無意味と
＿＿＿
／::::::::::::::: ＼ 心に沈めておくそれが
／::::::::::::::::::::::::::::＼
／:::::::::::::::::::::::::::::: ＼ 『昼食』の一件で心が乱れたことで浮上し
. |:::::::::::::::::::::::::::（ー） . |
＼ （__人__） . ／ 次々と吹きこぼれていた】
＿＿＿
／ ＼ （はぁ～感情的になってるな
／ _ノ '' 'ー ＼
／ （●） （●） ＼ 冷静さを欠いていたらこの工程は
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ ノイズが混じりすぎて駄目になるっていうのに……）
- 7087 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:07:52.47 ID:DbM7o825
-
/ ,ｨ/ / .／ ／／|. '， '， ∨ /
/ ／ / /. ｰ=彡 ／ | ﾊ , ∨ /
, / |. ＿／ -==- / .| ｌ ∨ /
__＿ｌ | |√ ﾚ'~ ‐ _ / | ∨ /
. _ - ~::::::::〈| | │| `' ㍉Ｖ | |. ∨/
| ::::::::::::::::: |ﾍー=| │| ＼| | |. '/
∧::::::::::::::::::|. ﾍー' │|,ｨ===ミx | | |ﾊ. '/
. ∧ :::::::::::: | V 丿 │| ヾ / / |:│}/ 【連れ立って歩いている真由美を生返事で
. ,∧:::::／^|'， /／ ﾊ{ /:/:/: ,ｨ=ﾐｘ、 /／) |:│}
／:::::: ｀¨¨¨ﾊ У } ' ヾ! ,ｨ.／ ) |:│, 不機嫌にさせたら元の木阿弥と
＼::::::::::::::::/ ∧. / :/:/:./'ﾞ ／) |: j/
. ｀¨/＾∨ : ∧ /＼ (^ヵ. / ／ ／| |:/ 会話を意識して繋げる
/ / : : :/＼＿./ .|: )h､ / ′,ｲ | |
, // ＞‐＜-､: : | |､､: :.)ｈ、 _ ,,､＜ /:: .| 八 横目で上機嫌なのを確認して再び思考に移る】
／ /／ ヽ ｀'| | ｀`～:≧＝ﾆ⌒/ ,:: 从ｲ
／ .//. '， | | ///￣/:.:/ / / ∨ /
／ // ＼ V| |＼ /// ∧/ / ∧ ∨ /
.イ＿__.// ＼. /⌒＼ 〉〉〉 イ ./ ,. イ 〈:.:∧ `､/
/〈 ＼㍉､. ﾏﾏ / /^ヽ ∨:∧ ＼
.. ＿＿＿_
／ ― -＼
.. ／ （●） （●） （いかんいかん
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ | 時間は限られている建設的な思考を心がけろ
. ＼ ／
. ノ ＼ 敵の襲撃があるなら十中八九海から）
／´ ヽ
- 7092 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:11:52.35 ID:DbM7o825
-
l
|
|
|
|
｜ф| （陸路は魔法師によるテ□リズムがあり得るが
_r_=_=_=_=_ｈ丑|__
,ｏ/´‐YＴ-=‐=‐=-ＴY-｀':,ｏ、 国防軍が鎮圧に動くのを鑑みたら
8/ {｜ {（◯）} ｜} ':,8
/ 〔} ､∟ゞ==彡 ｣/ {〕 ':, 一高の時とは違う。通常兵器も絡めないと
┌‐┬,‐⊥､‐_‐_‐_≧=====≦_‐_‐_┬┴┬‐┬┐
r=ｭ∠二/ ￣｀¨¨´￣￣￣￣＿＿∠二ｐｭ⊥二エﾆ=‐土[≧┐ テロ側はあっという間にイニシアチブを失う）
. ／￣￣ ／| }ｎ‐Ю「〕――Ю「〕n／￣￣￣ ／｢-‐ ￣｢ _｣,,.⊥-'〔
. く=ｧ≦三={＼'┴＾┴┴――┴┴ {､ﾆ7三三≧ｘ_｣-‐_=ﾆ¨￣-‐ _|{）｣}
｀{三三=_｢＼〉￣￣￣￣￣￣￣ ､〉{三三三=｝|｢ |_,,.⊥ ┴ⅵﾘ∥
､三三=_r‐r_､＿［>＿_[Ω[〉＿[〉＿{三三三=}ﾘl-‐ v Y^} l{ l{､ﾉ≧/
＼三三=_{{ ゞ欠´仄彡'≦=-‐ “ ､三三三=_{ l{ ﾉ､ﾉ=≧=‐ “¨´
｀丶､三_≧_=-‐ “¨ ｀丶､三三=_≧=‐ “¨
｀￣ ｀⌒￣
＿＿＿_
／ ＼
／ -‐'' ｀ﾞ'ｰ ＼
／ （●） （●） ＼ （第一陸路じゃ本国への帰還が現実的じゃない
／￣￣ | （__人__） | ._ｒ､ _ｒ､
_／ ＼ ´ヽ＿/ ` ／ｒﾄ､ヽ＼ ｒﾄ､ヽ＼ 使い捨てにされる可能性があるのと
ー‐ ヽ ヽ ヽ ＼ 三 ヽ ヽ ヽ ＼
ｙ ヽ ヽ ヽ 〉 ヽ ヽ ヽ 〉 使い捨てが確実なのは全然違う）
/ ├ / 三 ├ /
| （ < （ <
| ゝ ヽ ゝ ヽ
- 7093 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:15:39.56 ID:DbM7o825
-
＿＿＿＿＿＿＿＿
〈<三三三三三三三>〉
|| ＿＿＿ .||
|| ／ ＼ ||
||／ .＼||
／ _ノ ― ＼
| （ー） （ー） |
＼ （__人__） ｲ
／´￣ .ｨヽ| （海からなら市民を人質にして船舶へ連れ込み
〈 ￣ ‐- 、 i
.:｀ ｰi‐ -、_ ヽ | l 撃沈への備えとすることができる）
|| ヽ.て 〉 ..| l
＿_/´ ヽ /⌒::| ＼_
||三l |ノ-‐-‐-| |｀ー´||
￣|.ヽ _,l- ､￣￣| .|''|''''|"
| |ヽl´ | 〉 〈..| |
| | `-‐´ ...ヽ_＿ｿ | |
￣ .￣
＿＿
. ／´ ＼
. / ヽ
/ '⌒ !
. | ⌒ （_人_） 【空路を考えないのは首都絶対防衛圏の空の哨戒網を
､ ､:::ﾘ ｲ
. ｰｧ Ｔ´ 航空機で突破されることだけはないと信じているからである
. / ',
/ ヽ これを安々と破られるならその国は主権国家を辞めていいレベルのそれ
,′| ｉ ｉ | ∨
; | | | | 第一どこに着陸してどこで離陸するんだよという話だ】
! | | | |
｛. { ,' ﾉ
. > ＼)（／ く
. ／ ／￣￣￣＼ ＼
. 'ー‐ ー‐'
- 7097 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:20:13.76 ID:DbM7o825
-
＿＿＿_
／ ＼
／ -‐´ ｀ー＼
／ （●） （●）＼
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ （となると論文コンペの方は人質件
> ー‐ <
. / ／￣彡ﾐヽ、 連れ帰った後の実験体か……）
/ ヽ / / ヽ ヽ
ヽ. Ｙ / | |
ヽ ノ ヽ ノ
|
ニニニニニニニニニﾆﾆ二二二二∨///////＼ ＼､ﾉし ／ ’
ニニニニニニニニニニニニニ二二∨⌒＼￣￣￣∨ ＿＿＿. ⌒）(＿＿＿
ニニニニニニニニニニニニニニﾆ二∨///＼. ＞''´ ｀`～､、 ／^￣￣
ニニニニニニニニニニニニ二二二二∨＼￣｀ ／ ／. ﾄ､ ＜"'''- ．._
ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ}///＼ / / ││ |u ＼＼＼ ＼
ニニニニﾆﾆ二二＿＿＿＿__ニニニﾆﾆ}/////./ / |.斗-┘ `～.∧ ∨
ニニニ二二二／ニﾆﾆﾆﾆﾆノニニﾆﾆ二}////,《{.乂/. | ,､‐≦ tヵ{.∧ ∨ ｰっ
_________________/ﾆﾆニ二:^''＜⌒''＜:ニ二:}'///,:/:{ / /∧ ﾍ ,ｨ''ゞ' :/:/:/: 7:∨.ﾍ ∨
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＞‐ﾍ＼ ヽ二/,'//,:/:.:.∨ /≠∧. V:/:/:/: ﾊ }: :.∧. ∨
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二二／=:∧ ∨. ＼l{.:.:.:/イ Y^'，. ∨ u. {:^Ｖ(: : : }. }
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ∧ニﾆ:∧ ∨ ゞ=彡|∧ 乂.} V:､ __＿_)し'⌒ﾟ o/ ,
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞''^~￣￣￣∧: :∨二:∧ ∨. ＼ } :∧＼_} }: u: :/＿。＼.｀~´／
ﾆﾆﾆ＞''´ニニニニニ二∧: :}ニ二∧ ∨ }: : ∧ } / ｀Y ｀¨´ 【やる夫は連れ去られた
＞''´∨ニニニニニﾆ二二}: :}ニﾆﾆ:∧. ＼＿＿／￣ ＼＿／ ／. , ；
∨ニニニﾆ二二二J,ノニニニﾆ＼. / ι ＼ / u / 後の魔法大学付属生に待ち受ける
. }＼ニニニニニニニニﾆﾆ二二二≧=‐-/ , / /(
. /ニニニニニﾆ二二二___.... ＞――＜./ l | u { /⌒ヽ 末路を簡単に想像できてしまうが故に胸糞が悪くなっていた】
/ニニﾆﾆ二二二二, '´ ｀`～､、 u ./ l u | / ∨ o
. {ニニニﾆ二二二／ ι ＞／ '， | ', ∨
. {ニニ二二二二/ '， | , }!
. {ﾆニ二二二二, j '， | }: ,､.-∧
/ニニニﾆﾆ二{ (j ＼.: : : :. :.'， |:⌒Yﾒ､__(::(う Ｖ
/ニニニニニニ, ｀｀⌒"''‐-､、.: : : :. :._＿＿ l ';う'´ ﾊ Ｖ
/ニニニニニニ∧ ∨‐=ﾆ⌒: : : : :.l ∨ ` ､∧ u '/
{ニニニニニﾆ二∧ u. ∨/⌒＼: :. l ∨ ヽ , '/
{ニニニニニニﾆ二h､ ∨/ ＞ _ l l u }∧ ∨ ＿ ,､、
∨ニニニニニニ二}. ヽ ∨/ ；l. | / ∧ ∨／＞┐；
. _}ニニニニニニニ/. ヽ ∨/ l u |-=≦ ∧ ー' ／
/ﾆ}ニﾆﾆ二二二二/⌒ヽ＿ヽ. ) ∨/ l |： ＼:､___／⌒
{‐/ニニニﾆﾆ二二/.: : : : : :. :.ヽ {j ∨/. ｌ | ⌒＼｀
Ｖニニニニニ二二}⌒＼: : : ﾊ. ∨ ；l '，
{ニﾆニ二二二二/ ＼ }: l ＞― へｰ┐；
∨ニニニﾆ二:／ )i'ｯ｡.,_ ＿＿_.／ _＿l. ヽ ∨⌒
￣￣￣￣ 人 ヽ ヽ ∨，
_ - ~＼X__〉_」ｰ' ’
- 7099 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 21:22:49.61 ID:VVaD2faV
- 四葉で懲りないんやな
- 7100 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:24:59.56 ID:DbM7o825
-
_＿__ ＿＿
⌒{:::::＼ ＼::＼
_ -‐…‐- _}:::/::/＼. }::::::}
,､丶` ⌒ヽ<::::>::::／_／::／
. ／⌒／ ／⌒ヽ｀丶、ﾉ＼:￣:::::}￣
, / .／/ } ＼} }＼:::::}＿＿＿__
. ′ |／ / , } }iＹ＾}∨ニﾆﾆﾆﾆ‐ ＼
{ // / ﾊ／Vヾり } ｀寸￣￣⌒＼
// | | i|//| ／,ｨtヵ ｧ() ﾘ '/_ ‐＼
. i/ { | |斗‐ ∨ ﾉゞ'' / / lソ ‐=＼
. 人 从 ≪莎 .从 (＼__〈__ノソ ‐=ﾆﾍ
. ／ ⌒ヽ_((＼ _` ' ／ ∨:::::::::/ ＼)::V＿＿_ノﾆニﾆ〉
. ‐彡イ ／ ／∨＼ _,,〕ﾆ=‐く <:::::::::::::/ }､:::V二二二ﾆ／ 【現四葉家当主、四葉真夜が連れ去られた一件が
. ／ﾆ‐⌒ <:::::＼::::::::::＾::::::::／＿)／::∧￣フ￣￣
. /ﾆ‐ ／ﾆ>廴￣＞―ｧ''~:.:.:.:.:.:.:/::::::∧＿〉 自分が産まれる契機となっていただけに
. /ニ| ／ﾆ／ _ ゝ――＜:.:.:.:.:.:.:.:.:/:::／:::∧::|
|ﾆﾆ| /ﾆﾆ_ -~:.:.:_ - ~:.:.／:.:.:.:.:.:.／:::::::::::::::::::}!::〕|nn やる夫もその経緯はある程度は知っていた】
|ﾆ‐, /ﾆ／:.:.:._ -~:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.／::::::::::::::::::::::::八_>ヽ」
|ﾆ/ /／:.:.:.／:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.／::＼:::::::::::::::::::::/ ￣
. V ／:.:.:.／:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.／ ＞､::::::::::::::::::::/
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.{vV / `¨¨¨¨´/〉
. ／:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:/ ,′ _,ノ/
〈:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ,､＿＿ノ. /
. ￣ヽ/:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ l⌒ヽ>:〈_／
乂:.:／二／￣￣／ ,::::::::::::::::/
/:::::::::::／ ,:::::::::::::／
_/:::::::／=‐＼ /:::::::::::/
. / {::::／ ＼=-＼ /:::::::::::/
/〕 {/ ‐=/:::::::::::/
/／ / /:::::::::ｱ､
. 〈ヽ__/. /:::::::ｱ ⌒＼
`ｰ' /:::::::ｱ
/::::::ｱ
/l:::::/ 〉
/ l::::/^{
/ヽ ／ 厂
〈 ∨￣√
`⌒⌒´
_､- "~/ヽ⌒＼‐- ..,,_
／⌒/ / / ‘， ＼ ｀
／/ .:/ / : ‘ |: ∨ .r-＼
/ ./ :l | | :l | ∨ |.〈 ‘,
/ :l: l ‘， ‘， l ∨ﾉノ＼‘,
/ | ‘ ‘， ‘， .l l ∨―/l＼
.:: |: ‘， ‘ ‘，､‘，./ /| ∨./ l:i:iﾑ
l | |'， .＼ ‘,/ヽ〉|／ﾚ' /ヽ| :li:i:|:i:i:i:|
l､∧l-‐ ､＼ | ＼〉-――-| /ミl／li:i:|＼/
∧ |,ャ==ミ＼|ヽ／x=＝=ミ |／ ⌒', l: |:i:iﾊ
＼l､lヽ乂ｿ ,乂iソ }ﾉ |:| :l: |:i:l: |ヽ 【十師族の魔法師の女子で子供を産まないということは
┌―ｧ⌒l | |/, .: ､,,ノ | :l: |:i:l: l:i:ﾑ _
／ ￣二7┐/, ‘ /( ).:|'， |:i:l: l＼i:ゝ ／⌒／ 二ﾆ=- _ 通常許されず恥晒しですらある
／ _二ニニつ､_ー,,ｧ ／|.:)ノ.:.l ‘, ⌒ ‘,~ - _＿,,.／ ／／⌒ ＼
/(華) ／| |」 /＼ _ - _ノ'，.:.:.:.| ‘,. ‘,＼⌒'' ／ _二ﾆ=- しかし四葉真夜は今45歳で尚、未婚を貫いている】
/::::::: ＼＿／ /:ヽ/: :/.:.: :.＼_,,.. - ~ _ - r―<⌒> :| ＼＼＿＿＿_／ ￣二ﾆ==--
/:::::::::::::::| / /: :/: : : /: :/: : : |- ~( /⌒7⌒＞ｒ=ミ＿_ ‘,: ＼ _ - ~_､＜_
/::::::::::::::::l / /＜⌒)＜＞_､-‐ |:::::::::)-「⌒):::::ﾊ | ＼_〉.‘, :.＼ _ - ~ _､- ⌒
/:::::::::::::::::l / ＜⌒＞''⌒) ＼ (華)- ''"/::|_／:::::| (⌒＼ ‘, ＼ <＿＿､-＜
/::::::::::::::::::l.／.／/::(⌒〉''"~ ／:::::::l |:::::::::::::::::l ＼_ノ＼./ ‘， :.＼＿
/:::::::::::::::::::l＾／ ./:::::::／ ／::/:::::: l |:::::::::::::::::l |::::::::::::l ‘，＼ ￣~"''～､、
. .:::::::::::::::::::::lヽ ./:::::::/ ／:::::/:::::::::‘， .|::::::::::::::::l .|::::::::::::l‘， ＼~ - _ ＼
/:::::::::::::::::::::l 〈―l::::::/ _.／::::::::/:::::::::::::: ＼,,.|:::::::::::::::l |::::::::::::l: ‘， ‘｡. ＼ ~ - _<⌒＼‘，
/ ::::::::::::::::::: l /ヽ::|､- ''" ::::::::::: /::::::::::::::::::_､- |::::::::::::::l_ _l::::::::::::l ‘， ‘＼ :.＼ ＼⌒' ‘,.|
/:::::::::::::::::::::: l/ ‘， :::::::::::::::::: / ::::::::::: ／ |:::::::::::::|:::|／/l::::::::::::l＼:.‘， |: ‘，＼〉 :l :|
.::::::::::::::::::::::::∧ )ヽ::::::::::::::::/ :::::::: ／⌒( |::::::::::::|ニ／::::l::::::::::: : ＼.', | ‘, ＼＼|. /
. |::::::::::::::::::::::/. ‘， / ‘，::::::::::,:::::::::::: l ‘, ./|::::::::::::| :::::::::::: l::::::::::::l |:.‘ | .l＼ ‘，
. | :::::::::::::::: ∧ 〉､l |::::::::::::|::::::::::: ‘, ./.:| |::::::::::::| ::::::::::::: l::::::::::::l .|/ l: / | ‘， l
. |::::::::::::: ／::(＼/ ‘｡ .|〉::::::: ‘,:::::::::＜＼／.:∧|::::::::::::| :::::::::::::: l::::::::::::l,,／ | /'， / ‘/
＼;;;_／:/ :: ＼_＞'"＼/::::::: _､-＼::::::::::: ＜⌒>:|::::::::::::|::::::::::::::::::l::::::::::::l. ／ .〉／
. ／::::/:::::::::/ (＞‐-‐ '"::::::::::: ｀'ー- -一 ''"|::::::::::::|::::::::::::::::::|'，:::::: l
. ／:::::::/:::::::::/ /‘，:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'/::::::: |::::::::::::::::::|:‘，:::: l:＼
-‐ー／::::::::::/:::::::::/ / :: ‘，::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'/::::: |::::::::::::::::::|＼'，:: l:::: ＼
_ - ~:::_､- /:::::::::/ /::::::::: ‘，:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'/::: |::::::::::::::::::|. ‘，:l:::::::::::`''ー- ,,_ ＿,,､-‐=ミ
￣⌒ ／ :::::: / /::::::::: ／‘，::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'/: |::::::::::::::::::| ‘: l＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／ ＼
- 7102 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:29:23.39 ID:DbM7o825
-
＼､_ﾉし／ {. }!. ∧ ＼ `､
つ (⌒'.,､ -―- ､、 ， { 厂 ∧ ＼ ヽ
＾ ／ ヽ’ '， / _ノ ∧ '，
. ； / /メ . |≧只ﾄ､ Ｙ '， / ⌒. ＼ ＿＿. '，
N 人| | / |:i:i:i:ｉ〉 l '.／ ／ ｀''ｧ''"´ ',
｢:/:/: |从^) |:i:i:i｣㍉ '， { ﾊ , ''´ ﾉ ',
. ﾊ () 厂ﾏ， '， '， ヽ , ''´ -‐―――――=彡 〉
｡ﾟ⌒ ― ､ 从 | | ｌ } '， , ''´ ヽ､＿ ｧ‐''
. j } )∧. /}_/}从 ＿＿＿＞――＜ ﾉﾉ￣ ＿ -=ﾆ´
{j / '´￣｀` ―‐t‐-＜ﾆ廴＿＿ Y _,,､-=ﾆ⌒ |
。 / u ((:::::::::::::::::::::::::::::::) _,,､-=ﾆ⌒ ！
r:'´ ´￣￣}￣￣￣ ＼￣￣ _,,､-=ﾆ⌒{ Y"´ ！
. 人 ／ }.； ｀¨¨¨¨´ { )´ ！ 【但しこれは処女であることを意味しない
{ u ', | ' ’. { / }
∧ J '，. ＼､_ﾉし/／ { ／ ', } 彼女は大漢に連れ去られた歳
/∧ / '， _）r'⌒＿ / ', }
. 。 、 ＿ ′ ｀¨¨¨¨´ ｀ヽ. っ / ､. 二二二ニ 生殖能力を失わされている
. ＼ ( } 。 爻/,,､ヽ` 丶 {
＼ {j⌒ヽ） ）,'＿＿＿爻メ '， 恐らくは子宮を摘出されたのだ】
、 ＼ _／/:.:)（:.:.:.:.爻ﾒ 人 / }
､＿_Ｙ (ノ √:.⌒:ノ:.:/ ／⌒ ｀ヽ. ,
. ＿＿てゝ,_ _. 。 | ι √￣￣¨/ /
. ￣）'⌒Ｙ＾ { ＿__ √ o / ／ ／
／ | c Y´＿＿｀Ｙ /. ／ _＿＿＿＿＿
. ,／ l ；.|::::::::::::::: 厂. / ／ ‐――‐‐
|::::::::::::: / / ／ ／ _＿＿
；|::::::::::::└-､､./ / ／ -―――
ﾏ:::::::::::::::::::::::::｀'寸 _ -~ ＞''´
`ー ､､:::::::::::::::::::::寸 _ -~………‐- ‐''~´
ミｈ､::::::::::::寸 _ -~ ノ
l ﾉ ｀'＜:::::`''ー＜ ノ ￣
l/. ＞､:::::::::::Ｙ＿｡*'^ _,,､-=ﾆ⌒￣ ＼
{ ﾉ ＼:::::::} ,､ ''´ ヽ
人 ヽ:::ﾍ, ''´ ＿}
~ ‐ _ _,,､-=ﾆ};;;ノ； 〔｢√r‐
￣ ｀¨¨¨¨
／ ./ ／ / / ~ - _
／ / /／ / 〈 ｀''<二=- _
／ _､-―- .,,_ | L ヽ ..:／/l二＼二ﾆ=- .,,_
／ ⌒＼ | l: 〉 ／ '/二 ＼ニ二二 |
. / ./ /＼ ＼ ⌒/ ./／ / '/ニニ＼ニﾆﾆ|
/ ./ / : : : ＼ ‘，,,.／／ / ＼ニﾆﾆ〉 -＜
/ : : |: |:..‘， ＼. ‘，／ ⌒ヽ/ﾆ＼ﾆ＼
. /:|:. l: :|: | ＼ ‘，ノ|ノ| ／ :l⌒~ - ,, '/二 ＼ﾆ＼
.: | :ll: |: |: ‘， ‘， ‘， ,,|／|ノ|_| |⌒ヽ‘， '/二二＼ﾆ〉
| l l:| : '/ '/. ‘， ‘， _､-''" l⌒(_ﾉ l '/二二ﾆ「＼
| l | | '/ '/ ‘， :|:', ／:| | ｨ' ／ ｀ヽ_ﾉ .|:.'，'/二二_l ＼
| l， l :l '/ '/ | |／ :|＼| ィ笊{''" |/,'，'/二二l ＼＼
| l‘, l '/ '/ '/ ／‘, :| ,ｲ_)::} /､ .[]ﾉ.:/,l `⌒ '"＼ ＼＼
| | ‘, | '/ '/ '/ "| | '， ,ィ笊:::ソ､ :l/｀ヽ l |:.＼ ＼
| l ‘,| '/ '/ '/ :|/ ,,lノｱ _,ア｀ | |:| lー-､ ＼ 【だから彼女は夫を迎えずにいられる
| '/: '/ ‘， ＼_,,＼-＼ :| l｀ヽノ/, l::| |~'「⌒
| '/ ‘， ,,＞ ''"＼ :l＼__,>､ﾉ / /＾/,. l:| | ＼/ ……優秀な魔法師の男子との間に子供を残せないなら
. '/ '/. ‘， ＼ ＼._､-ｧ笊uう / | /, ∨./ ／
. '/ ＼:. ＼:. ＼./⌒)ｰ,-, ''" , /: 〈 l /, ∨／ 真夜はその意味で価値を見出されないが故】
. '/ .l＼:. ＼＿＞ ,,_> └ ／ / ＿,|＼:.｀ヽ/, ｀''ーｧ'"
. ＼ ‘, ＼＿_＞| | | ＼- _ -‐ ''" ノ /⌒ヽ::::::: l ./＼＿_／
. ＼'， ‘，:. :| | l ‘, |~ - _＿＿＿_＿＿＿／⌒)＼＼:::| / ／ /
| :| | l ＼‘， ﾉ‘，( ／ /＼＿ノ＿ _､--=ミ,_ /
| :| | l ＼''~ ＼'"_,,.:／_／ ) ⌒ん) 〈 ..ﾊ:. /
| :| | l ＼＿＿,,＞'")ヽ _,／:| | | へ〉.〈,ﾉ|＼ /
| :| | l | ./ /:::::::::::::: | 乂____,,／: 〉 ＼/
| :| | l ∨ヽ／::::::::::::::::::| | ＼ ::::::/ ／::/_､-=ミ
| :| | l ./::::::::::::::::::::::::::::::| |＿ ヽ:/ /::__/_､-=ミ､
| :| | l ／::::::::::::::::::::::::::::: /｀ヽ |::::::｀ヽ.〈/-⌒:::::::::::::
| :| | l |::::::::::::::::::::::::::::::／ ., ⌒l: |::::::::: ( / ::::::::::::::::::::::
| :| | l /:::::::::::::::::::::::::／ /::::::::l .:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::
| :| | l ./::::::::::::::::::::::／L / ::::::: l: /:::::::::／ :::::::::::::::::::::::::::
- 7105 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:34:02.56 ID:DbM7o825
-
／￣￣￣ ＼ （四葉真夜は強大な魔法師として少ない選択肢の中で
／ . ＼
／ _ ノ ヽ、_ ＼ 許された些細な女の幸せを
. | （ー） （ー） . |
＼ （__人__） . ／ 生涯に渡って踏みにじられ今がある
/ ｀⌒´ ヽ
ヽ、二⌒) (⌒ニノ 彼女の怨みは凄まじいものがあるだろう）
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ （その行き場のない怒りがどこへ向かっているか
／ （●） （一） ＼
| （__人__） | 強大な魔法師の一族、四葉家当主というだけに
＼ `_⌒ ´ ／
. ノ.,.,.,.,.,.,.,/ ）ヽ.,.,.,く 気になるが……達也たちから話をされない限り
(;:;:;:＼;:;:／|_ノi ）;:;:;:;:)
. |;:;:;:;:ﾞ;:;:;:;:;:|;:;:;:|;:;:;:;:;:;:/ 俺には関わりがない話だ。そう深く考える必要もないか）
＼_;:;:;:;:;:;:;|;:;:;:|;:;:;:;:::ﾉ
- 7106 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 21:35:42.76 ID:miWVvjzl
- うん、そうだね関係ないね（震え声）
- 7108 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 21:36:51.53 ID:kZGSEAm9
- 関係あるわけないよね！
- 7110 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:38:28.40 ID:DbM7o825
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 【やる夫は四葉の関係者ではない
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､ r､／ ヘ 彼女が実の姉から精神操作魔法をかけられたことを知らない
ヽヾ 三 |:l1 ヽ
＼>ヽ/ |｀ ｝ | | だから表面的な事実関係から事態を推理するだけに留まる】
ﾍ lノ `'ｿ | |
/´ / |. |
＼. ｨ | |
| | |
∧ ＿＿＿____
| ' ’ / ／ ＜⌒ i ’ , ﾟ
＼､_ﾉし/／. } /.:／. ＼. ＼､ﾉし'／
_）r'⌒' _＿＿／ ￣￣￣￣｀＼￣ ‐- _'⌒ヽて
. _ - ~ ／ ＼ u ｀''＜
／ u / │ | | |. ∨.＿／ }；
{. ∨_/. / / ∧ | | | ∨ / u /
；l u. ∨ | ./_/u ',_.|＿|_|. ∨ ./，
l /／{ |/__,,ノ ゝ‐‐- .| }ヽ}. / ’ Y⌒ヽ
/, ／ { c,ｨ==ﾐ ｧ==ﾐっ } / / ( ).:.::)
/, { 从:/:/:/: <! :/:/:/:|ﾟ｡ }/ / ゞノ:ノ
∧ u. { ハ u ,ｨ＝､ ,| / u /
。∧ ∧ {: :}h､ Ｖ:)(:ﾉuィ | / / ┌卍卍卍┐
ο ∧ ∧ 廴| |[ﾆi≧≦iﾆ]:/_／/. /卍卍卍┘ 卍 【問題なのは男は精子バンクに登録された後は
∧ ＼＼__| |―､￣ｧ―//´. /:. /┘
∧ u: 〉 N o // u ヽ:. / ⌒つ ジェネレーターか脳だけのソーサリーブースターに加工
／⌒＼＿＿_／/∧／´ ＼ .／}/ι ｀ヽ
/／⌒＼＿＿_／/: :/ u ∨. Ｖ 女であれば第二第三の四葉真夜と化すこと】
{(. ／: : , Y:ｯ:.ヽ }{ (.:ｯ:) } } }
. ＼＿__ .／: : ／{ ゝ‐' 八 u ,:_
／: : ／ 人 {j ／ ＼ ,ｲ⌒ﾟ っ
. ／: : ／ o `''‐---‐''´ ｀''‐--=彡 ノ ノ
. ／: : ／. ＼＼ ﾊ ／ ＼ |
/: : : :( ﾊ u. ﾊ. |
{ : : : : ＼ ／ :. Ｖ/. ＼､ﾉし ／ ’
. ＼: : : : :.＼＿__ノ ／ ⌒⌒ Ｖ/ ⌒）(＿＿＿
. ~ ‐ _: : : :＜ / / }/ ／^￣￣
￣ ‐- _｀¨¨⌒/ ι }/ _,,. -‐ ''"´
｀`～､、 ヽ、 ／ _,,. -‐ ''"´
＼ u ／ /
｀ヽ ヽ _／ J
}{ ＼ /
!j. } o {:／) ヽJ/
u ＼/ _,,ｎ,,_ ／／ } {
}ノ／⌒⌒＼( し u. _
=- ,,_＿. ;{ {i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:}ヾ_ _ -=三
三三三三三ﾆﾆ=-. Ｏ ﾟ⌒丶.:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:}/⌒°o _ -=ﾆ三三三三
三三三三三三三三三ﾆﾆﾆ=-=爻爻爻爻爻爻=-=ﾆﾆ三三三三三三三
三三三三三三三三三三三三三三爻爻爻三三三三三三三三三三三
- 7111 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:42:41.28 ID:DbM7o825
-
＿＿＿_
／三三三 ＼ （そういうことをするために来るなら
／ ─三三─ ＼
／ （●）三（●） ＼ それ相応の仕打ちをされても怒る資格ないってこと
| 三（__人__）三 |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 攻めてくるなら覚悟して来いよな）
／ 三三三 ＼
二二二二/ニニニニニニニニニニニ二}// } ﾄ､
ニニﾆ二/ニニニニニニニニニニ二二////} ,､‐|__〉zzzzzzzx ＿. |
二二二/ニニニニニニニニニﾆﾆ二二_,,､zzzx {⌒寸ﾆｈ,ｨiｱ ｀''ミ(_／ ＼､ﾉし ／ ’
ニニﾆ/ニニニニニニニニニニニ二,ｨｱ ///}ヽ::ﾐh､ ＼:.:寸ｱ'´ ／ Y ＼ ， ⌒）(＿＿＿
⌒＼/ニニニニニニニニﾆﾆ二二二{i{ ／⌒∨ )::::::::Y -=彡⌒ｱ ／ } ＼’ ／^￣￣
二二Vニニニニニニニニニﾆﾆ二二}㍉ ///∧彡ゞ:( / / / } ｧ'⌒ヽ
ニニﾆVニニニニニニﾆニ二二二二}//ﾞ㍉ ./∧ {/ / /／ /ui V ( ).:.:.)
ニニ二∨ニニニニニニニニニ二二}//// ﾏx /l. ＿{ { {_/⌒''ｰ''^} / } } | | 乂..:.::ノ
ニﾆ二二＼ニニニニニニニニﾆﾆ二}//////ﾏx l ):::从 从 从ﾏ^炒ﾐ V ／＼ /} } | |；
ニニニﾆ二:＼ニﾆﾆ＞''~ ''＜_,,､､､､､//// /=}.l ＿ <::::::::∧ ﾊ ﾄ(:/:^'' ／⌒´炒㍉V /ﾚ
. /''＜ニニニﾆ＼ '´ ｀ヾh､ ｀ヽ,ｲﾆ ／ ヽ￣￣{ﾆ| } u 〉:/:/:从 イ/ ｡ 【見知った同級生たちが
/二二｀''＜ニﾆﾆ:ﾊ ι }ﾆ(ﾆﾆﾆア/ ＼ ﾏﾊへ ,ィ:7 u.八 ／/
ニニニﾆ二{ニﾆ二} ,ィiア''~￣ ＼ / u ﾉ i!＼マzz＼ じ'(,､＜/ ／ Y⌒ヽ っ その犠牲になる可能性を有しているだけに
ニニニﾆ二{ニﾆ:}ﾆ} ,ｨiｱ <⌒⌒ヽ__ / i! /⌒ヽ. ﾏ￣ ﾟ.o }ﾊ ( ).:.:)
ニニニﾆ二{ | |ﾆ} ,ｨiｱ ι /:i:i:i:i:i:i:h、 ヽ i! | '， ﾏ ／ u } ゝ.ノノ 彼は確かな怒りを抱いていた
ニニニﾆ二{_| |ﾆ} ＼: :// <⌒厂厂''<:i/イ i! |厂にl:.> ﾏ几几ﾉ〉
ニニニﾆ二:| ∨i{ /::::/⌒⌒廴ﾊ i! ￣￣ ﾏzzイ 危惧でしかない杞憂かもしれないと知りながら】
ニニニニニ| u. 寸: : :.u /:／ ／ ι i! ` ､ /. ﾏ'＜
ニニニニﾆﾊ ~ ‐ _: : : :./:::Y ⌒ヽ/ i!. ヽ (j ﾏ ヽ ヽヽ
二二二二∧厂廴ﾉヽ__厂Ｙ__ノﾆ=-|::::::} {:::ﾊ. ,ｨﾑ '， ﾏ. Ｙ
二二二-/ {::＼ﾉ＿ノ＿ノ_,ィ ∧::/ ﾏ::::l /::::::ﾑ. , }::h､_}__ ） ）
二二二/ ∧:::::::::::::::::::::::::::::/ ＼ ヾ::l /￣￣ ㍉. {j. } /￣_./ﾆﾆh ､_ﾉし／
二二-/ ゝ厂＼::::::::::::, イ＞ / /＼ ,ｨニニｈ､ ,､.-‐-､ ㍉ / u. /／:.:.:} ⌒寸 `⌒) て
二二/. {ゝ廴ノ⌒ヽ_ノソ / /ニ＞～～～‐､:.:.:.:} }ヽ. ／ _,,､:::( {.:.:.,.:.:Y＾/＾/ﾞY； ／^
二-/ /:::Ｙ ⌒'<::::::/ ／／. {ニ{. Y ,:::ヽ V::}i:)ノ―＜⌒ﾆ=‐ -=ﾆ⌒'ｰ┘～～'
二/ _,,,､く:::::::/. )::/ ／／/ /.寸乂{ }::::::}. }人 ﾟ o
┌──────────────────────────────── ── ─
└────────────────────────── ── ─
┌──────────────────── ── ─
└──────────── ── ─
┌──────── ── ─
└── ── ─
- 7113 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:46:46.66 ID:DbM7o825
-
｜|｜
| .|: |
｜.|:::|
. ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|_.:|::::|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| |ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ|ｌ|ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ| |ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ|ｌ|ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ |
| |ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ|||ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ| |ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ|||ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ |
| |ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ|||ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ| |ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ|||ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ |
| |ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ|||ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ| |ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ|||ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ |
| |ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ|||ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ| |ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ|||ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ | 【論文コンペディションの開催地である
| ||||||||||||||||||||||||||.||＼＿＿ﾟ.｡＿ﾟ｡＿＿｡ﾟ＿｡.ﾟ＿＿／|||||||||||||||||||||||||||| |
| ||||||||||||||||||||||||||.|| | | | | | | | |::::::| | | || |||||||||||||||||||||||||||| | 横浜国際会議場へも足を運び
,; '"￣｀ﾞ; ,ｌ'"￣｀ﾞ',ｌ|||||||||l;'´￣｀ﾞ=========================|l'" ￣ ｀ｌ|||l,-‐-､,| | ,;'"￣｀ﾞヽ
ｉ;;::.. i |;::. ｉ|||||||||||;. i| | | | | | | |::::::| | | | i;. ｉ| | ｉ;;::.. i 有事の際のシェルターへの避難経路を構想するやる夫】
ヾ;.;.;.;.;,.ノ ヾ;:.;....,ノｌ||||||||||lヾ;:. ,,.ノ========================ヾ;., ,ノｌ||ｌ､,,;,.,,ノ| | ヾ;.;.;.;.;,.ノ
｝| | ,｝|￣|￣|￣|￣.｝|||二ニlﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|. |::::::|ニlニ二||￣｝| ￣￣ ｝| |￣| ｝|
￣￣￣￣￣￣￣￣ r‐'二l二ゝ--､￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣└○┴┴○‐'￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
／ ＼ 七草先輩、4月にブランシュ
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 8月は無頭竜のいざこざがあったので
| （__人__） |
＼ ⊂ ヽ∩ < 一応、ここがテロに狙われた際のことを考え
| | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／ シェルターへの避難√を考えませんか
＼ ＿＿＿＼_／
- 7119 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:51:16.91 ID:DbM7o825
-
,ィ 守
／ 寸
. 冫 ﾏ
/ ,| Ｖ
. / ,'.! l Ⅴ
/ l l ,' .| |! .|. W
,' .|. ,| ,' | | | .|. |
. ' | /|/ .| | ! ', l .|. |
| | .| _／|' _,, -'' ｀ ～ j'- ,,'ﾍj`～､jヽ| |
| | |'"-‐''"＾ ~' ‐ ､、 .| |
j l| .| | | えぇいいわよ。君ならやると思っていたわ
|.|| l __ __ | |
|| ! ', l. ,､xz=＝=x ｨ=＝=zx､ ,' | 職員室で引き継ぎ作業の時に
|| .! |' ', :/:/:/ /:/:/ ' |
. * ! .|.ヾ ′ /ノ! .| 先生たちもやる夫くんなら
* ', lヽ', ....... ,'オ |
+ .ﾍ ', 込. 乂::::::::::::ノ ｲ::| ! テロ対策もバッチリだと喜んでいたもの
+ .ﾍ ﾍ:::::`::.... ￣ .イ::::::| ｲ
ヽ,| `～ .,ヽ_／|::＞ ｡.. ..､ ＜::::!:::＼:| ／ .|
| | |:::__|. ￣ .|__:::| ` ´ |
| | |~|_j |_, ! | |
_,L=-‐ ''' | | | .| | .|'' ‐- ..,,L.__
／~-､ ﾏhﾍ | |.|___,,.. -- ..,,__ |. ! .| ,ｲ㌻ ／-ミ寸
/ /:ﾔ::::＼ﾏﾑ＼__ ／ .! .| ﾍ, _,, У㌻./:/::::::::.| |
＿＿＿_ ━┓
／ ＼ ┏┛
／ ＼ ,＿＼. ・
／ （●）゛ （●） ＼
| ∪ （__人__） | ……………………………………………………
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
/ ',
,' || | |
,' l| | | | .| r――
' || | .! | .| |ﾆﾆﾆﾆ
| | | ! | | | |
| | .| .| ! | | |
||'!､ | | | | ﾄ | | | むしろしない方がおかしいわよねー
ﾚ从`ー-ミj ＿_,,,...` --‐､ﾄ! | __,, -‐,,"‐ |
| /l ''"￣ .| .|――――----― ''''￣.. -‐''" ! 幾ら今回のが建前でもパフォーマンスとして
l ハ | |―------―― ''''"￣ ／ｲ |ﾆﾆﾆ
. |. ハ ,-‐＿＿＿__ .! |:: ／／ ./!ヽ＿ やっておかなきゃやる夫くんが
|. ハ Уﾔ釟￣ﾞｱ | |:: _ -"／ ./.,'.|..|
|. i Wﾑ ´ .| |::: _, -'"_ -" / / |..| 私とただデートしたかっただけでって露見しちゃうじゃない
| ,' ﾞ少´ .| | .|::: _,.. -‐''" _､‐" 冫 /| |..|
|. ll. ／ /:/:/ ,' '! |--‐‐''" _ -'" ..::／ ./ | |...|
. | |.l ,' ,',' | .|:::::::::::::_,, - ''" ...::／ / | .|...|
. l | l. ‘， / .| .|‐ '''" ...::::／ ｲ | .|....|
. * ﾑ. '， | ',:::::::::::::::... ..:::::::／ ｲ L_|....|
. + ﾍ. ‘， .|. ＼:::::::::::::::::::::::_ -" ／ ⌒''''‐
ヽﾍ ‘， 弋_￣ノ ', ＼___,. - '" .／::::
ヽ `.､ ヽ ／:::::::::::.
＼ ヽ >､ ィ":::::::::::::::::::.
＼. ＼ _. ＜:::::::::`l ､ _ -''":::::::::::::::::::::::::::::.
` .､`≦ _,. -‐| ` ー‐ ''".|,. -|:::::::::::::::::::::::::::::::::::.
` ー '' " ./:::_,::|_,..|:::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::::::::.
_＞ '" ./:::::::::::::::/ ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::.
＞''" / / _,､-''" ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::.
- 7121 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 21:53:17.37 ID:2MzMoNko
- うん……逆なんだ
- 7124 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:55:45.90 ID:DbM7o825
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ ﾎﾟｸ…… 【教師が本来なら然るべき対策をとれよと思わないでもなかったが
／ U _ノ ヽ_ ＼
| （一）|lil|（ー） | 教師は軍人ではない国防軍との深い関わりもない
/ ∩ノ ⊃_） ／
( ＼ ／ ＿ノ | | やれることには限度がある】
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 【十師族の俊英と目されるやる夫に
| （__人__） U |
＼ ｀ ⌒´ ,／ 対してできることなど実際少ないのだ
r､／ ＼r 、
|:l1 l;l:| 期待するのも仕方ないかと諦め話を遮る事無く進める】
/|｀ ｝ ｛ ´|ヽ
ノ `'ｿ ゝ' `ヽ、
/´ / ヽ、 ヽ
＼. ｨ 个‐´
| |
- 7126 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 21:59:47.85 ID:DbM7o825
-
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ―） （―）＼ 地下通路を通って行く
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| | 魔法科付属高校生たちからなる学生班と
＿＿（ ⌒-ｨ⌒ヽ、 /⌒` '⌒ ）＿＿
`ー-ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー"
＿＿＿_
／ ― ＼ 地上経路を使って周囲で
. ／ (● ) ﾍ＼
| （⌒ (● ) ｜ 避難し損ねた一般人を救助しながら
ﾍ ￣｀､__） ｜
ヽ ｜ シェルターへ向かう地上班の二つに
, へ、 ＿／
. | ＾ヽ 分けようと思うのですがどうでしょうか？
. | １ |
- 7127 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:03:58.25 ID:DbM7o825
-
,. - ========- .,
,.＜. . . . . . . . . . . . . . .＞.,
／. . . . . .,'. . . . . . . . . . . . . . . ヽ
/. . . . . . . .i. . . . . . . . . i. . . ..',. . . ..ヽ
/. . . . /. . . ..{. . . . . . . . . |. . . . .',. . . . .V /
,'. . . . /. . . .i{i.i. . . . . . . . . |',. . . . ',. . . . ..V /
,'. . . . ,'. . . . i | ',. . . . . . ',. . | V. . . .',. . . . . V /
,'. . . . .i´"''～ミ V_______.-- ! _､‐''゛ ',. . . . . V /
,'. . . . . |./ ￣ ￣ ＼. ..V. . . . ..V /
,. . . . . .|' ____ ,,,,,,,,, ｀ V. . . . . V /
.{. . . . . .| ,ｲ'.だ沁ﾐ ｲだﾐ､｀ﾐ., i. . . . . . V
.|. . . . . .| .{{ {ﾉ:ﾘ:::} {ﾉﾘ:::} .ﾘ .|. . . . . . .|
.|. . . . . .|. ゝ .' , ゝ ' i |. . . . .. ..|
.|. . . . . .|.i i ,i. . . . .. ..|
.|. . . . . .|..', ,ｨ=, .ﾉ ',..|. . . . . ..| ん？分散して行動する意味ある？
.|. . . . |￣ .>., {: : ::} ,.イ￣ |. . . . ／
, ':>.,. .| .＞ ´＞., r--..., ,...＜-., .i. . ／
／. . . . . ! ´.|. . . . .. . .} ｀ | ┐., ＞.,. . . . .i｀ '. . . ヽ
/. . . . . . . . . . |. . . . ＞ i .{￣￣, .',. . . . |. . . . . . ヽ
././. . . . . . . .＞!. . >´ i ´ /￣￣ ',<____!.,. . . . . . ﾍ
/ /. . . . ＞i::i ￣ ',ー-ヽ.,＞´ .', //＜.,ﾍ
| //ﾆ ﾏ., ',---〈., .ィ V ﾑ' /ﾆi i ﾍ
／ |.|ニﾍ.ﾏ., ',三三ニ! ヽ＜ i://ﾆﾆ| | ﾍ
.´ .|.|ニﾆﾍ ﾏ., ', |ﾆ| ｀＞.,,.＜ .Vﾆﾆﾆ| |. . ﾍ
.／. . . ..| |ニﾑﾆﾍ マ>., ﾍ .｀´ ／ V.ﾏﾆﾍ.i. . . .V /
. . . . . . |ｲﾆﾑ====＞.,マﾆ＞.,ﾍ ∧ ,イ>'∧ﾏニ|. . . . V /
. . . . . . |ニ'ニニiニニニ＞.,---ﾍ /ﾆﾆ', ,..＜>',.イ二iiニﾆ',. . . . .V /
. . . . . . |ﾆiニﾆﾆ|ﾆ>´￣￣￣＞.,i- i＜￣',＞ ´イニニニ',ﾆﾆﾆV. . . . V /
. . . . . . |ﾆﾏニﾆ,|ﾆ', >! ! .iニニニニニニ>=-´.V. . . . V
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ えぇ、地上の方は腕に覚えがある少数精鋭の武闘派を揃えて
／ （⌒） （⌒） ＼l⌒l
| （__人__） |`''| 一般市民を余裕があれば救助し
＼ ｀ ⌒´ _／ /
/ 魔法師のイメージの悪化をある程度までは防ごうかと
-―─- 、
／ ＼
′ ⌒ ⌒ ,
i （ ―） （― ） ｉ 狙いは魔法師である我々です
| (__人__) |
､ ノ その際に一般の方の死者が多く出ては
⊂⌒ヽ ＞ ＜_/⌒つ
＼ 丶′ 7 魔法師へ向けられる世間の目は
＼ ノ ﾄ､_/
. ′ | より一層冷たいものとなってしまうでしょう
. i |
乂 ｲ
| /ー―一 、 |
し′ ､_ｊ
- 7129 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:07:48.61 ID:DbM7o825
-
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
. ／ （ ●） （ ●）＼ マスコミ対策としても人命救助に当たっていたという
| ⌒（__人__）⌒ |
. ＼ ｀ ⌒´ ／ 立て看板を我々が備えていれば
/⌒ ヽ
. | ヽ＿＿ ＿ ', 軍属にない学生が勇気を出してやっていたのもあり
:､＿ ） （￣ ＿丿
| ／ ￣｀ｉ ／￣ ｀ｉ 世間的に叩けない風潮に持っていくことも出来なくはありません
| | , |
∧ | |＿_／ /
. ｀ーヽ ＿ | | ＿／
. （＿＿） ､＿＿）
-‐…‐-
、''｀ ''^~^'' ''^~^'' ､
／ ''^~￣ ~^'' ､ ＼ ＼
.: ／ ／ :. `､ :.
, ﾞ , ﾞ / ′ :}: '， ∧ '， '，
/ / / / { { '， ∧ ﾟ, ﾟ,
′ / / { { } } '， ﾟ, : ,
: ′/ 八 '， { ['， '， | |^ヽ|
| | -―=''^｀'， : }''～ ,,_ '，:| | : |''^~~^,
| |/ / ~^'' ￣ | |廴,|''^~~/
| |jI斗劣ミ _｣L｣_ | | _/|廴 {
| 込, Vrツ ^灯怎ぅx| | / |⌒''┘
:. : |.:. /i/i/ ､ ￣~ﾟ^'/ 厂: |: '， やる夫くん、魔法師社会の不利益を防ぐ
∧ |∧ """"/′ ′/:| _〉
/∧ , ::..､ ｀ ー ' u .ｨ( { : { / |／⌒ 十師族らしい考え方をするわね
}:＼乂 } :)>｡. .....:/ 八 / : | |
＞-､┘: /: ハうTづ {､ ′ 厂i{ : | | なんとも頼もしいこと
/: :{ 乂_/ /| : } . . / . }{ : /￣ へ | |
/ : : , } :{ { |､ /ｉ{ : {／／ /~''＜ ﾟ,
i{: : : ∧ 乂＿ﾉ:| ''^~~^'' , ﾞ 乂__／ , ﾞ .: :／ '，
i{ : : :}: : ､ | 「」 , ﾞ ／ .: :, ﾞ .: .:.} ﾟ,
i{: : :/ : : :＼ , , ﾞ 、''｀.: .: }/.: .: :. :} ﾟ,
∧, ﾞ.: .: .: .: .:)>｡.: ﾟ, ／ _,,， ''^｀ .: .: : : / .: .: .: ./ ´,
/／.: .: .: :.「￣~^'' うIづ-‐…‐- ､ .: .: .: .: {.: .: .: .: .} ´,
_)ｱﾟ.: .: .: .: .: .|i:i:i:i:i:i:i:[辷]''^~~ i:i:i:i:/ .: .: .: .: :ﾟ, .: .: : / ´,
/ .: .: .: .: .: .:∧__､‐''~′|＼i:i:i:i:i:i:i「 .: .: .: .: .: .:'，.: /} '，
.′.: .: .: .: .: .:{i:i:i:i:i:i:i/ :|i:i:i^''=―′.: .: .: .: .: .: .'，.:/ '，
. /{ .: .: .: .: .: .: : ~''＜ｉ/ |i:i:i:i:i:i:i:i:i〉 .: .: .: .: .: .: .: .:, { | '，
':∧ .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: { 厂￣￣.: .: .: .: .: .: .: .: .: :} } | |: '，
{ 沁、.: .: .: .: .: .: .: .: :. { {.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: ′ | |
{ { : )>｡. .: .: .: .: .: .: .: } } .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: ., ﾞ:/ | |
{ { ⌒≧=- ''^ﾟ~￣~~ﾟ^'' .: .: .: .: .: .: .: : ィ( .:{'， .′
{ { {.: .: .: .:/ / { ´^''=―=''^´: : : : {∧ / /
- 7132 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:11:30.05 ID:DbM7o825
-
. __＿＿
. ／ ＼
／ ＼ 【腹芸が明らかに得意ではない十文字先輩は兎も角
／ ⌒ ー ＼
| （●） （●） | 政治の家の長女である七草先輩は
＼ （__人__） ／
／ ｀⌒ ´ イ｀ヽ、 少しは気を遣ってほしいのですがとやる夫は思ったが】
. , ' ｀￣ ＼
＿＿＿_ ヽ v /
／─ ─＼ -（ｍ）- 【色々と根回しを欠かさない油断ならない子女なら
／（ ●） （●）＼. ≡
／ （__人__） ＼ 自分がこうも誘導できず
| |
/ ∩ノ ⊃ ／ 労力が重なっていただろうことを振り返れば
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| | 彼女はこれで案外いいのかもしれないと思わなくもない】
＼ ／＿＿＿ ／
- 7137 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:16:25.61 ID:DbM7o825
-
―――‐
／ ＼
／ ＼ ＼ ＼
| ハ | | l|=┐
/ | 从 |∨⌒∨| | ,| ⌒}
' 从｜ |./ ＼| __ | |=-ﾉ|＝┘
| | ｀l| |⌒__ ィ 示ｬ |彡/| ＼
| | | | ヽｨ＝ミ 乂tﾉ八 .|／∧｣￣､/)
| | | ＼八乂ｔ), ""ｲ | / _ -// )っ
| | | |∧"" ､ ノ |l し-ﾆ| |__ノ´ それでその際は派手に助けるの？
ヽ! | |_ノ＼＿＿ ＜乂／ﾆﾆﾆ＼_,У＝= ､、
ヽ__乂_ノ /. .)_ﾉﾊ・/ﾆﾆﾆく＿ . . .＼ ＼}}
/ /. . . {〔::大::〕ﾆﾆﾆﾆ/. . . . . ＼ ＼
､＿＿_／ /. . . .人V-|V＼.ﾆ／￣＼. . . . .ヽ ｜
￣￣/ |. . . . . . |ﾆム ¨ ＼ , ./＼⌒ヽ| ﾉ
| |. . . . . . |／ /､＿|__／､ / | ／
＼|＼_|､. . . . . . ＼|l_＿_|＿＿|＼/| ´
＼（￣￣ |￣ | ￣￣「´ ｜
| | | |
(艾艾） (艾艾)
| | | |
{三ﾝ {三ﾝ
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | いえ当校の生徒に無理はさせられません
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ ある程度で必要以上の成果はいらないかと
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
＿＿＿_ なんと言ってもやりすぎてしまっては
／_ノ ヽ､_＼
／（ ─） (─）＼ 却って魔法師たちの追い風としてマスコミに利用されてしまいます
／::::::⌒／)／） ⌒::::: ＼
| ／／ ／ | 今がよければそれでいいなどと
＼ | / 二二) ／
／ ｉ r‐一' ＼ そんなことではいけないでしょう七草先輩
- 7140 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:20:15.42 ID:DbM7o825
-
―――
／ ＼
＼
//＼＿＿ | ＿
/ ／￣ /l | | ＼￣| ｉ そうね。君の活躍を基準にしないことを
|／∨｜ 从 ＼|､＿|＼|＼ ｜￣| |
| |／＿_ノ ＼＿_ ＼| | |ﾐ、 責め立てられるようになるならそれは間違いなく害悪
| /| | ＿_ ＿_ | | |｀}
l | | | ,ｨ"_)示ﾐ "_)示㍉| | |_,} 学生は学生らしく楽をしていいの
八| |｜ |《 込.ツ 込ツ 》/ | |"
| 丶_≧"" ' "" /ｲ! | |＼ どうせ大人になったら責任ばかり付き纏うんだから
| |八 八| / .! ＼
八. ヽｉ}＼ ﾏ ﾌ イ. Ｖ /| |＼ 丶
-､ ＼ ∨} ≧=r―=≦| |乂/ノ:ｉ| | |i ﾉ
{ ＼__-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼|ﾉ｀| |ﾉ .| | |～ｧ‐ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ- ＿_ .／ ）
＼__ V＼ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| | |ﾊ､_＿_∧! .乂ﾉﾆ/ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ ／'￣＿／
ﾉ ＼_＼-ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|＼|,ノ ∧= =/´＼／ﾆﾆ|ﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ / ／ ノ ＼
／ ｀ ､ } |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆ＼ ∧･/┼‐/二ﾆﾆ|ﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ | |／ '￣ ＼
／ ノ、 、 V /￣ -ﾆ/ﾆﾆﾆニ＼∧／／ﾆﾆﾆﾆ |ﾆ＝ー‐ﾆﾆﾆﾆﾆ |_{、´ ＼
／ ／ | | ＼__ ⌒＼ / /ﾆﾆﾆ{￣￣｀{ﾆ}´￣￣}ﾆﾆ |｜ | ／￣ ／ _/ /＼ ＼
（_／ | |＼ ＼￣＼_) /ﾆﾆﾆﾆ〉////,|~|////〈ﾆﾆﾆ|｜ | し'⌒´ ／.| | ＼__）
､ﾉ 丶ﾉ / .|ﾆﾆﾆﾆﾊ____／l l＼__／ﾆﾆ-|｜ | / / ｜
/ |ﾆﾆﾆﾆ＼//// ∨//ﾞ〉ﾆﾆﾆ|｜. ＼ ､_/ ゝ′
/ ./ﾆﾆﾆﾆﾆ ￣ﾆ| |￣ﾆﾆﾆﾆ-|｜ ＼ ＼
/ ./＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-/ | ﾆﾆﾆﾆﾆ.|｜ ＼ ＼
''^ﾟ~￣￣~ﾟ^''
／ ''^~~ v ~~^'' ＼
.: 、''｀ ''^~~^'' ´'' ､ :.
/ ／／: ／/ | '， ＼ ＼ '，
＿′ .: , ﾞ .′ |: '， '， `､ `､
、''｀: .′, ﾞ , ﾞ /′ | ﾟ, '， ﾟ, '，
i{／: : {// / ' { | }'，:'， :ﾟ, : '，
乂 : :// / { , : | }∧ '， , :|: }
八.′ , _､‐''^~~^､ | ^~~^'' ､ } |/
//:{ { ／⌒´ ￣~^'' ′ 廴 }ヽ :|
／{:{>{ {〈 ~^'' ''^~ } | さっ、デートの締めにお茶でもいかが
.′ {:{: { {ｰく^筏恣ｯ ｨf怎莎^>ｰ : | '，
{/: :乂 { {乂{ /i/i/i/ /i/i/i/ノ′ | '， 私手ずからお茶をサービスしてあげる
廴:_:八{ { ｰ:. i /:{ : }
⌒'， { 沁、 ､ ， .: } .′ やる夫くんも知っての通り、私は紅茶には煩いの
八:'，乂__/:)>｡. .｡<( ′ //
／ ￣{ 厂￣: ⌒)i'ｯ｡., .｡ｯ'i(⌒ ＼{__／,ヽ＼ 美味しいの淹れて上げるついてきなさい
.′- }-{ { 乂 } ][ { ノ } }-=ヽ
{-=- {-{ { } ][ { } }-=-}
}-=-八乂廴 ^''=― ﾉ:八 '， ￣~ﾟ^'' : / /-=-:{
.′＿ ┐-)>''^~~^''廴 、''｀＼^''=―''^~~^''＜<( -=ﾆ '，
/／---､>ー ''^ﾟ~~￣ ´''～ ,,_^''=― へ＼ -=:}
_)ｱﾟ ￣ソ v ￣~^'' <~~^'' ∨/{
／ / ￣┘ .′ 辷冖-:∨/
i{( ′ _ノ ⌒'， ∨/
- 7141 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:24:34.61 ID:DbM7o825
-
＿＿＿_ 【自宅でもないし一体どこでと普通の人ならそう思うところで
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ 『やる夫は』そう思うこと無く
／ （●） （●） ＼
l ⌒（__人__）⌒ ｌ 手間が省けたとばかりにご相伴に預かりますと笑顔で
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼ 手を引く真由美に着いていく】
_＿＿__
''´ ｀ヽ
／ / ヽ ∨ /
/ / / /| }! ∨ /
厶| }ﾄ､ | ∨
| | |／__ ⌒^^__uヽ| ,
| | ≪巧 佗≫! | | 【握手などはするが気になる異性相手に
| ゝ:/:/: ' :/:/:/ | |
八 ∧u. ､ , / // 手を握った経験のない初心なねんねの彼女は
／ ＼＼」＞ _ ＜{＿ ／|
／ ／＿| {／/}: : : ::{/{ |―┐ 顔を真赤にして後ろを振り返る余裕などいない】
／ ／ /∧ ゝ'. |''⌒''/ 乂_l .／ﾆ∨
, ﾆニ＼＿_.'，_,/＿＿,／ﾆニ-Ｖ
/ / ∨二二{:::::::::凵:::::::／二二∨- |
, {ニニニ＞''八''＜ニニﾆ二}ﾆ-|
{ | 人ニニ/::::::/-ヘ:::::＼ニニ/:二:∨
- 7142 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:27:36.08 ID:DbM7o825
-
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,ｨ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :-=/=- : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 〃: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:-= ﾆﾆ ≠┘.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::___,,-= ﾆ二三三三三三三三三三三三三ｱ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿＿＿_____,,,,,.......__,,-=ﾆ二三≧≧≧≧≧=ﾆ二|王|工工工工工工工E
_ ___ _____r===--=＝- . - .''´::: :: :::_,,-=ﾆ二三≧≧≧≧≧=ﾆ二工工工工工|王|工工工工工工工E
|-=''!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::___,,-=ﾆ二三≧≧≧≧=ﾆ二|王|工工工工工工工工|王|工工工工工工工三__
ヾ-=ニ二三_ - =ﾆ二三≧≧≧≧.-=ﾆ二工工工工|王|工工工工工工工工|王|工工工工／
-====|｀ヽ|_|巛ﾆ=-==-=ﾆ二工工工工工工工工工|王|工工工工工工工工|王|工工／￣ ∥ ∥ ∥
三ﾐ、;;;;;;;;;;;;;; |.ヾミttttttttttt┼┼┼┼┼┼┼┼┼|王|┼┼┼／／ ┌───────────
＿＿＼rﾊ.: .:＼ . .|jjjjjjjjjjjjj_jﾐヽ￣ヽ土土土土土土|王|土土／／= .|｀|^lﾐii=-,,,_＿_＿＿＿
＿＿___ミ＼ .:.:.:＼:::::::::::::: ::::｀=ヽﾐヽ, ヽ=-r-=ェｴｴｴｴii;|￣|￣|￣|￣|￣||￣.|｀|^lﾐii=|工|≧!!三i .i l .|￣|
＼iiiiiiiiiii| lヽ ＼..:.:.:＼:::::::::::::::::::::::::ヽミヽ, ヽ,,_ ."""""""""""""""|｀|^|ﾐ||::|土|≧||三|_|_|_|二| |
..＼::::::＼_|＼.＼.:.:.::＼:::::::::::::::::::::::::ヽミヽ, ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: └=ﾐ|_!!_|土|≧||三|_||| .|二| |
＼::::::::＼|＼.＼:.:.:.:＼:::::::::::::::::::::::::::ヽミヽ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣ ＼:.:.:..＼ ヽミヽ, ヽ
＿＿＿_ 【だからその意中の相手が
／ ＼
‐ ─ ＼ 手を繋いでいることでなく
（ （ ●） ＼
（人__） | 他のことに気を取られている
｀⌒´ ／
｀ｌ ＼ ことにまるで気付くことはなかった】
ｌ ＼
┌──────────────────────────────── ── ─
└────────────────────────── ── ─
┌──────────────────── ── ─
└──────────── ── ─
┌──────── ── ─
└── ── ─
- 7143 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:30:20.87 ID:DbM7o825
-
|::::|:| |::| |i:i| |i:i| |ｉ:|￣ｒへ ＼ |＿ノ:::::::_､‐ :￣::: |:::::::::
|::::|:| |::| |i:i|i三三三三三三三三三三三三i|i:i| |ｉ:| |::::└＼| : _､‐''゛|:ｒ''^ｆ＾ヽ: |:::::::::
|::::|:| |::| |i:i|: |ＺＺＺＺＺＺＺＺZZ⊆三三⊇ :|i:i| |ｉ:|''"´::::::::::::::|:ｒ'ﾞ´f'＾ｉ:|:し'〈〉: |:::|:::::::::
|::::|:| |::| |i:i|: | |.:.:.:.:.:.:.:.:. | |.:.:. _|7´| |`Yl__ |i:i| |ｉ:|:::::/￣ﾍ:::::|:し'〈〉::|:|:|:::::::::: |:::|::::::::
|::::|:| |::| |i:i|: | |_:_:_:_:_:_:_:| |_:_:| |{.:.:| |.:.:}| | |i:i| |ｉ:|:::/::::::/lﾍ: |:|:::::::::::|:|:|:::::::::: |:::|::::::::
|::::|:| |::| |i:i|: | |¨¨¨¨¨¨¨| |¨¨|_|乂|_|乂|_| |i:i| ｉ⌒ｉ |ｉ:|/::::::/.:.|.: ',|:|:::::::::::|:|:|:::::::::: |:::|::::::::
|::::|:| |::| |i:i|: | |.:.:.:.:.:.:.:.:. | |.:.:. ⊆三三⊇ :|i:i| ｒ-＜＿＞‐ｭ |ｉ:|::::::::|.:.:.|.:.: |:|:::::::::::|:|:|:::::::::: |:::|::::::::
|::::|:| |::| |i:i|: | |=======| |=====ｉ| | l |i:i| { |￣￣￣ﾞ| } |ｉ:|::::::::|.:.:.|.:.: |:|:::::::::::|:|:|:::::::::: |:::|::::::::
|::::|:| |::| |i:i|: | |.:.:.:.:.:.:.:.:. | |.:.:.:.:.:.:. | | l |i:i| { | :| } |ｉ:|::::::::|三三ｉ|:|:::::::::::|i|i|:::::::::: |:::|::::::::
|::::|:| |::| |i:i|: 八_:_:_:_:____| |_:_:_:____| | l |i:i| { |:〈〉 .〈〉:| } |ｉ:|::::::::|.:.:.|.:.: |:|:::::::::::|:|:|:::::::::: |:::|::::::::
|::::|:| |::|,＿＿＿＿＿___＿ |i:i| γ ヽ¨¨¨¨¨:| |¨¨|( )| | | l |i:i| { | | | | | | } |ｉ:|: :():|.:.:.|.:.: |:|:::::::::::|:|:|:::::::::: |:::|::::::::
.ｨｼ'⌒刈 |::| | | | | | | | | | | | | | :|i:i| { }△.:.:.:. | |: : l:)(:| | | l |i:i| { |_|_|＿|_|_| } |ｉ:|::::::::|.:.:.|.:.: |:し'⌒´ |.:^⌒し' .:|::::::::
| |::::＿|_|＿＿ |::|_|_|_|_|_|:ｒｒｒー‐ｎ_|_|_,|i:i|＿乂_ノ|三三|_|_|＿|(_)|_|_|_|＿__|i:i|ｒ弌彑=-─-= ｒｒｭi:ｉ|::::::::|::: ┌┴--= ..⊥ ＿|:::::::
| |/: : : : : : : : : )⌒ヽ⌒ヽ {i:i{ーｰ{ｉ{￣|:|i:i|丁¨¨¨¨¨,二二二⊥二二二二⊥ｉ..{i:i:|＿＿＿＿__}:i:}L｣＿: |<>ｉＬ..._:_:__}{: : : : : : : i|::::|￣
| |: : : : : : : : ／＿＿〉 ｀Ⅵ─‐{ｉ{i───── くﾆ=- ＿＿＿＿__{i:i:|＿＿＿＿__}:i:} -=ツ |: :.:.|::x-ｖ-|:|:|¨¨" " '' |::::|:::::::
| |￣￣￣￣￣￣￣ﾍ Ⅵ三Ⅵi |三三二二二二二二二ﾆⅥi-───-:iⅣ三|::: : |: :.:.|:::|: 〈〉|:|:|＾〈〉^:､::::|::::|:::::::
| | '， Ⅵ Ⅵi ￣7i:i7i:i:i:Ｙ^^ｉ⌒ﾞ'ーｰ┬ｒ:|i:i|──r‐ｒー|i:|''{込,::::::|: :.:.|:::|::::::::|i|i|:::::::: : |::::|::::|::::::
| |￣￣￣￣￣￣￣￣ ＼ Ⅵ'"´￣￣￣￣￣｀ヽ {i:i{{i:i:i:i:} ├---‐┐|::|_|i:i| |: :| |i:|弋i:ｉ}:::: |: :.::|:::|::::::::|:|:|:::::::: : |::::|::::|::::::
|_|＿＿＿＿＿＿＿＿＿_＼,|i:|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｼ′ {i:i{Vi:V＿_| <￣ |i:i|￣￣￣｀ﾞ`|i:|￣|i:}‐‐L_: :Ｌ」_::::::|:|:|:::::::: : |::::|::::|::::::
| | |i:|‐:|i:|￣￣￣|i|¨:|i:| }i:}:|i:i:| [￣￣￣|i:|＼|i:i|二二二二i|i:| |i:} ｀|- _~"'' _:::::::|::::|::::|::::::
|＿| |i:| |i:|￣¨"""|i|'"|i:|"""７i:}ﾞ|i:i:|￣ . . . . . . |i:| |i:i|¨¨¨:|i:i|:|￣|i:| ﾉﾘ |_| ⌒ﾆ=- _~"'::┘::|::::::
|i:| |i:| |i| |i:|. . : :{V: |i:i:| : : : : : : : : |i:|: : |i:i|: : : :|i:i|:|: : |i:|: :{i:{ ⌒ﾆ=-⊥二
＿＿＿
／ ＼ 【真由美から振る舞われた紅茶で喉を潤す
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （ー ） （● ） ＼ 彼女の自宅でも別荘でもない場所で何故淹れたての
| ⌒ （__人__） ⌒ |
＼ γrj¨￣￣¨i ／ お茶が飲めているかといえば
／ j '⌒t_r=､_ノ ＼
| ／ /´ ｀¨´ | 招待されたここがある種彼女の庭先のようなものだったから】
- 7145 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:33:11.53 ID:DbM7o825
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ― ヽ
／ （ ●） （ ●）' 【今やる夫がいる場所は『日本魔法師協会関東支部』
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／ ( ::) その内部にあるティールームの一室を借り切ったところ】
／ ー‐ ヽ ( ::)
/ ／＾ｰ r￣￣￣i
| i / ﾉ、＿__ノ
| l ／ r‐´ ￣ |
,. - = ￣￣ = - _
／ ＼
／ ヽ
/ / / , , V V
/ / / / /! i ､ V V Vｰ┐
/ / i / / i! |! ヽ, V .V V/./!￣|
| /| |/ _,/ ヽ|! |ﾍ V } V//! ﾔ 冂 厂| _
|/.| |!／､_ `⌒フ′￣"| }!/ }!-ｯ′ │| 〈＿| / 〉
i! | i! "''' ''"ｨぅ笊ミ､! |! ﾉﾐマ │レ'＾i 〈_/
!. ∧ ｨぅ笊ﾐ んiﾊｱ ! !ｲ ＼＼ / ／￣ 【無論、有料で営業している場所で
i ∧` V"ﾘ 乂ノ / / ! | ／ / (__｢ﾚi
V ,∧ ~" ､ ／／ ! }ﾐ､/゜ . 乂＿__ _ﾉ 無料で店員そっちのけで
}､ !i込 、 _ ノ ~ィ! i // `゜`< __| Ｌ冂___
i!ﾍ .ﾍ／＞s｡. _,. ＜/}!| | ／､ V . └┐ｎ__rっ) 給仕に調理までしているのは立派な営業妨害に当たるが
i⌒ﾆフ 冫ﾍ__`__,,ｲ /~} |/ ヽ-/'ｱ7､ V `< |_| =「l=
`ー' / |/~|.V /i/､ _,,../ / /ｱ'/::::`-┐､ `< (必_) ここは関東、十師族七草の威光が最大限通ずる】
/ f⌒':::::V､__/ |ﾆニ-/＿/ｲｱ／::::::::::::i!`､V `< （{
>'"|::::::::i::::Vﾐ､ | o メ､_ィｱ／:::::::::::::::::|:::::::>､ ＼ }）
.／:::::::|::::::::/ﾆﾆVミ,| /ィアメ'´---==|::::::::! >'´_ヽ ヽV （{
／::::::::::::|:::::/:::/::::ﾍ`､|/彡イ´:::￣i~"'''-}/:::::!'´／~::::::V `､}.ﾘ }）
>':::::::::::::::::::|::V::＞'⌒~/~7'´⌒~''=､::i:::::::::::!r┐／::/:/:::_::::Vﾙ' （{
./::::::::::::::::::::__//:::V ーVf’､ー /::,':::::::::/V ￣ﾍ,.ィ'´~::::::::V }）
./::::::::-=''⌒`､!.|:::::/ ／!iヽ, /::::,::::::::/ V／´::::::::::::::::::::/
＼::::::::::::::::::::::/!／'- '" / V `＜_/ヽ::､:::_:'､ ／:::::::::::::::::::::::／}
＼::::::::::::::::|::::::>、 / V ＞'´:::::-／ヾ::::::::::::::::::::::／ |
＼::>'彡!::::::::::::`´| |`´:::::::::::／ ﾐｘ ヾ::::::::::::::／ |
</ ＞､＿＿| }:::::::::::__! `ﾐx,＞,ィ´ |
|`､_< / | ￣|~ ./ ＼ ~フ'´ ｜
| ／ / | ,`ｒ=＜ ｜
／::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::ﾊ
i:::::::::::::::::::::/:::::::/!::}::::::::ﾊ ィ ｨ:.:.....
i!::::::|:::::/／ .|:／ .ﾚ ヾ:::::::| ／:.:У:.:.:.:.:.:ヽ
ｊ!::::::|::::| r＝ﾐ へ |:::|::ﾘ ＿}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.i!:::::::|::::| 〉 :::::|:! _,.. -‐..:.:.:.:.:.:.:.ミｈ｡.,_:.:.:.:.:.:.:.:
.|:::::::::!::::! ー ' .ﾉ:::::/ ／_:.,.ｨ'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.:.:.:.:
｜::::::圦个s｡ ／ 二ぅ::::::} ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:.:.:.
|::::::::::::::ヾ} ./ ---. 寸:j _..ィ....￣｀≧s｡. ./:.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ:.:.:.i!:.:.:.:.i:.:.:}:.:.:.:.:
.｜ -― イ . | ソ:/ ／.............................ﾊ {:./:.:{.:.:.:.ィ.:.:./＾レ }:.:.:.ノ:.:.:ﾊ:.:.:.: 【であるからして真由美の紅茶道楽に始まる
|i′ | j′￣｀ヽ /.....................................ﾊ ﾚ|:.:.:V:/ レ′r=ミ: イ ）/ }:./
｜ } } i } /ｲ.....i!..../!.../^ヾ.............! !:/ !:圦^` イ:/ .ｿ 我が儘ぶりには店員も職員も慣れっこで
:ﾊ ∨ j | ヽ | |.!.人./ ﾚ r=ﾐ |..........} ,ゝ-ﾍっ ,.ｲ:: .!{
|::ﾊ ∨ .! ├ミ、 ,..ヽ、 ﾚ.ハ⌒ !..........! 〉 .〉イ_,.... V 何時ものことと最初は驚いていなかった】
!::::ﾊ .∨ .:.:.:.:.:}.イ:.:.:.:.ﾊ |..圦 ｀ ヮ レﾍ,,,ﾉ / ./ ./ V
.|:::: :ﾊ / j!:.:.:.:ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:} ,ﾚ^ ＞-イ._ | | ｲ ../ }
|:.:.:.:.ﾊ .{ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丿 ,.. ⌒:ﾄ、.}. | .| / }
|:::::::::::ヽ ﾉ------- /| | }::ﾊ,! | / ./:: /
从从从ヽ ／ |.｜ ./| !::::::} | ./ ./ /
| { | {:::| .|:::::::} ∠zzzzzﾒ、
.} | | ﾏ! .::::::::ﾉ ゝ ／ /}ζ
- 7147 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:36:34.21 ID:DbM7o825
-
／￣￣￣ ＼
./ / 、＿ |
/_ ⌒ ＿＿＼ ＿__
／_ ィ｢￣￣ `ｰ }ｈ＼ ／:::::::::::::::＼
＜:::ｱ}( )‐( )}__ア /:::::::::八:::::::::::‘，
>个| ￣ ´! ￣ |ｲ |::::::::/ ＼:::::::::}
〉.｣{へ、´ -ヽ .ｲ/ 乂_/ e e‐-/_ 【しかしその彼らが互いに目を見合ってあれ？と
{ ] __｣＞＜{､ﾉ、 (ﾍ ! た/
_jI斗〈,弋 )‐く ⌒＼/ヽ_`.ｲ:､ なったところで予想の展開から外れつつあるのに
./ ) _{ヽ ｀¨¨´ 辷(＼ ｧ| ⌒ｱ{|::::＼
∧ ', ヒｲ ￣ L_j ∧ ＿,ｲ j .ﾉ 〉、:::〉 やる夫はおやっ？と違和感を覚えていた】
./ l 〉‐{ イ. }( ‘， / |iii|_/ ハ_/iiii|⌒'/
{_ |八乂 ｲ/ V _l ./ ､|iiii7 ∥/ iiiiii{/ '〈/
|￣｀ﾄ( |⌒| V ／⌒寸iiiiiiiiiiiiii| |/
／ ＼
／ ヽ
, ／ ／ | ，
_＿＿/. / / /. '，
| /. / / /. / ',
∧ _ハ / / ／// /ﾊ ! . |
＞''⌒:, ∨ / ''才⌒''ｰ/ // Ｖ |. | l
ヽ { Ｖ. ,¨´＿ ヽ､___厶､､,, V |. | | 【どうやら喫茶店やレストランに比べたら
ﾉ＼_/{Ｖ. Y＾茫ミh､` ＿ ｀ヽ/ | |
. ／ /_____{. | | 乂ソ ＾ ｨ巧ミh､ / / | 不味いから私が用意するわねと言う真由美の言は
＿__ ／ ／ ./.: :.ﾊ | 人{ :/:/:/: 匕ソ 》./ / ,
｀ヽ ､ _ (⌒ .／.: :./: :}|. ﾊ ‘ /:/:/:^,ｲ/ ′ 常のことではないらしい
￣ ‐――‐＜}ﾍ /: ﾍ （＾ｰ ヵ /彡 / /
/ . ∨://} ＼ ｀こ´ , イ:./ ／}./ 正確に言えばその度合がだが】
―‐‐ ､、 {. //: : : : :.` ―=ﾆ⌒ . |:/ ／ {／
⌒ﾆ=‐ ___ ╲. { //＼ }: : : : ／: : | |ー＜:. '/
. ／ ヽ:ﾊ {＿／ {: : :./(,_____| | ヽ ∨ /
／ _,,､-=ﾆ⌒:.:.:.} } '´ | | ',: ∨ /
/ ／.: : : :.／..: .:l／ |__,／ }: : ＼
. /.: : : :.／.:.:.:.:.:/ ヽ ,､丶 / ,: :＼ ＼
- 7149 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:40:44.04 ID:DbM7o825
-
|
＼ __ ／
＿ （ｍ） ＿
|ミ|
／ ｀´ ＼
＿＿＿_ 【今日ランチボックスもないのに
／⌒ ⌒＼ ﾁｰﾝ!
／（ ●） （●）＼ 彼女の持ち込んだバックが少し大きいと思っていたら
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| U |r┬-| | 茶葉とスコーンの材料を持ち歩いていたらしく
/ `ー'´ ∩ノ ⊃
( ＼ ／＿ノ それを最初から使うつもりでいたようだった】
.＼ “ ＿＿＿＿ノ ／
＼_ ＿＿＿＿ ／
_ -‐…‐- _
, ''´ ､
, _､-''゛ ` 、
＿＿ ／ _ - ~ ／ ヽ
〈 ／ ／ ／
} ,ｲ:! ／ / ／ '，
〈 / | | ／ ／／/ / | ,
_＿＿,, - ~/:| | ∨ /／￣ |＿/ | / / ′
／￣~"''～､ / | ∨ /:/,ｨzzzx｀寸ヽ | / //. !
_ ‐ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐＜｀¨¨´/ ∨ |. /:/んう::)沁', ヽ! | // |
-ﾆﾆニ／ ￣￣ ＼ }h､ / , |/}/ 乂::ソ И ∨ / /', | | | 君には今日のお礼にとびきり
ﾆニﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}＼}ﾊ : l │|.:/:/:/:. ｰ ﾉ′ ∨:/ / }/ | | /:|
ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.〈 〈ヽ| : : | │| :/:/:. _ ヽ.^/ / .}/∥ 美味しいのあげたいなと思っていたの
.ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ￣￣＼: : : : | │| { ,ｨzzx '， / / /: :}:∥
.ﾆﾆ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}＿,,ノ │| 、 l> (::うﾂ }i} } / /: : :// どう？どちらも私がいいと思えたものを出したつもりなのだけど
ﾆ＼}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼. 人| - :/:/:. ｰ彳_,,､＜} ／)/: : ://}
ﾆﾆ/＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ ￣￣￣＞――＜￣＼ ,､＜二_:_:ノ: :ﾚ': : /＝彡 /
.ﾆ/ﾆﾆ ＼ﾆﾆﾆ〈_,/ﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆ)二＞''_,,￣"''＜: : : : :＿ : : :ノ ,,､-‐―‐＜
-/ﾆﾆﾆ/ﾆ￣＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／-Ｙ{ √､ ノ ｀''＜. `㍉ 寸二ﾆﾆﾆﾆ-＼
/ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾉ::::＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_､-''゛ﾆﾆ-{ ヽヽ ⌒> ) }} .}ﾆﾆ＼.ニﾆﾆ‐〉
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣}￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三}三三三三三三三三三三三三三三三三
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | |
- 7151 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:44:13.99 ID:DbM7o825
-
【上目遣いに見つめてくるクラっと来そうな美少女のそれに
＿＿＿_
／_ノ ヽ_＼ やる夫はこう思っていた……
／（ ●） （ ●）＼
／ ::::::⌒（__人__）⌒::::＼ 持ち込みで客に調理場占領されるのと
| ￣ |
＼ ／ ただで飲み食いされるのどっちがより迷惑なのだろうか？と】
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 【結論はすぐに出た
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､／ ＼r 、 どちらも迷惑
|:l1 l;l:|
/|｀ ｝ ｛ ´|ヽ 至極当然のものである】
ノ `'ｿ ゝ' `ヽ、
/´ / ヽ、 ヽ
＼. ｨ 个‐´
| |
- 7152 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 22:45:22.59 ID:lRFgaYnG
- せやな
- 7158 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:47:22.99 ID:DbM7o825
-
＿＿＿＿
/ ⌒ ⌒ ＼ 【そのような思考を経ていながらもやる夫は
./( ―） （ ●） ＼
/::⌒（_人＿）⌒::::: | チラッ 美味しいですよと笑顔で対応する
| ー .|
＼ ／ 実際美味いので嘘でもなんでもない】
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼
／（●） （●.） ＼ （ただ……普段から良いもの食べ慣れてないだけに
／ （__人＿,） ＼
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ | 美味いとかしか言えないボキャ貧さが露呈するな）
＼ヽ L ,／
ゝ ﾉ
／ /
- 7159 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 22:48:47.83 ID:Phl8adWc
- 草
- 7161 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:51:02.73 ID:DbM7o825
-
''^ﾟ~￣￣~ﾟ^''
／i: ''^~￣ i:i:i:i:＼i:i:i:＼
.:i:i:／i:i:i:、''｀i:i:i:ｉ/i:i:i:i:'，i:i:i:i:.
/i:i/i:i:i:／i:i:i:i／i/i:i: }i:i:i}i:i:i:i:i: '，
′i:i:i:/i:i:i/i:i/i:i/′i:i:}i:i:i}i:i: }i:i:ｉ:ﾟ,
:i:i:i:i: /i:i:i/i:i/i:i/ {i:i:i:i ′∧i:i}i:i:i:i:}
|i:i:i:/^′{''^~~^'' {i:i:i/i:i:/ }i八i:i:i:}
|i:i:i{ {i:i:i{ ｨぅ怎㍉/i:i:i/^~~^''i}i:i:i:}
|i:i:i∨}i:i:i}込vツ ⌒¨´笊うﾊ/i:i:i: }
∧i:i:i:i:}i:i:i{ /i/i/ ,└^”.: i:i:i:i:/
/∧i:i: {i:i:i{､ ､ _ /ｉ:/i:i:/
／{i:i:i} )>｡. ィ({i:i:i:i:/
、''｀ 八／乂:⌒≧≦{ 乂_∧
／⌒＼ ＼. .＼ . ._,, } }:.{.: }
′.: .:＼.:＼ ｀ヽ~ へ } 厂 : } 【やる夫はヴィクトリアたちの手料理で家庭料理は
|.: .: .: .: : '，: )i'ｯ｡.,_ ＼「」 }: / .: .:､{
| .: .: .: .: : } .: .: .: ⌒)i'ｯ｡., :」 /＿ .: .:＼ ここ半年で馴染みとなってきていたが
: .: .: .: .: .:′.: .: .: .: .:＿＼}_／i:i:i:i:} .: .: .:'，
ﾟ, .: .: .: .:{ .: .: .: .: .: { i:i:i:ｰ辷] i:i:i:i:}､ .: .: .} 本格的な料理とは未だに縁遠いのである】
∧ .: .: .: { .: .: .: .: .: 廴_／:} { ￣i:i:i} : : : }
/∧ .: .: .:'，.: .: .: .: .{i:i:i:i:i:i八:廴_:／ : .: .:￣~^'' ､
/∧ .: .: : )>｡. .: .: .:￣ ／{ .: .: .: .: .: ィ(_,, -=ﾆ二 ､＿
／i} i∧ :. ''^~ ⌒≧=- /_,, -=ﾆ二￣ -= ／⌒ヽ- ＼＼
／i:i:／ 沁、.: .: .: .: .:.)>｡.「＼ -=ﾆニニ／⌒ヽ{ : : : : :} -=-(_/､
／i:、''｀ ／:. :)>｡. .: .: .:／: ア￣~^'' ―┐{: : : :ノ^''=-／⌒＼ -= ＼
/i:i:/ ′.: .: .:.⌒)>｡. { .: ( 「￣ ｰ／⌒＼{ : : : :_,, -=ﾆ}
{i:i:i{ { .: .: .: .: .: .: .⌒≧=-＼ {-＼⌒ヽ _,, -=ﾆ二￣- _,,， ′
{i:i:i{ { .: .: .: .:_､‐''^~￣} '，)>｡. 乂-= Y ￣ -=ﾆﾆ_,,.. ‐ ''^~
乂i:廴 : .: .: :／:. L, -‐┘ } ⌒≧= ､-}__,,.. ‐ ''^~
⌒ ∧ .:/廴 ／ } } '， '， '，: ∨
/∧{＿/. } 廴 } ／ ￣￣~^'' ､}
} '， _､‐''^~￣ ー . ﾟ,
} }: / . ﾟ, . ﾟ,
{ }∧ . . ﾟ, . :
廴_/ {. '，. . . ﾟ,､ . . }
:. :. . . . } ＼ . . }
∧. . `､ . . . ′､ . . . ｨ(
沁、 . ＼ . . / ≧=-=≦
)>｡. ィ(
￣￣
＿＿＿_
／ ＼ （まぁいいさ……所詮俺は違法施設の実験体
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 食の良し悪しを測ることを求められる
. | （__人__） |
/＼＿＿ ｀⌒´ .＿＿／ヽ ﾋｮｺｯ 立場とは無縁の人間
/ （ｍｍ） （ｍｍ） ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 七草の当主との会談の際取り繕えればそれでいい）
- 7165 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:54:15.79 ID:DbM7o825
-
＿＿＿ （敵の狙いはここから閲覧できる
／）／ノ ' ヽ､＼
／ .ｲ '（●） .（●）＼ 魔法師協会メインデータバンクのデータ
. /,'才.ﾐ). （__人__） ＼
. | ≧ｼ' ´ ⌒｀ | ここを守り切るのが主目的となる
. ＼ ヽ ／
少なくとも十師族の人間として思われてる今、蔑ろにしてはならない）
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ― ヽ （故にこそ本物の七草の縁者である先輩を通じて
／ （ ●） （ ●）'
| （__人__） | ここを訪れて正式に職員たちに顔見世しておく必要があった）
＼ ｀ ⌒´ ,／
／ ー‐ ヽ
- 7168 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 22:57:58.86 ID:DbM7o825
-
＿＿＿
, ''´ ｀丶、＿＿＿
／ ＼ /
/ ﾊ ヽ
. / ＼/:∧＿＿〉 γ ⌒ヽ 【そう推定と確定では指示にすぐさま従うかで
, | Vx ＼ ∨:∧ ＼ ( ).:.)
| V＼ ヽ ∨: }＿__ > 乂ノ:ノ 少なくないタイムロスが生じる
.Y⌒Ｙ | │ | V u＼__ '， l＾Y: ＼
（ ).:.:). | │ |ﾍ __ -┘｀¨´ｨzzｘ l /|: : . ＼ 鉄火場で致命的なそれを避けるため
ゝ‐' | ∧ | u ,, 炊rソ |:.:.|｀`～､、,_＼
|. ` ┘イ ＿_ :/:/:/:从 |:.:.|ι ／: : :＞ ､、 やる夫は彼女にここに連れて来て貰ったのだ】
|:ｈ､《 之ｿ:/: |l |.:.:| /: : :／ ヽ
八 | : : l＼:/:/ ` _ ノ |l |.:.:| ./: : :/ u '，
＼ '/ : } | ≧=-u‐ 乂＿ し'|/: : :/ l＼ ＿＿＿___
. ／＼_V:/ | {: : / ﾟ｡＼ |´ |: : :/. Ｙ u l ＼
／ .: .:／ヽ | {: / 乂_.乂/ .{ l＿ ＼ Ｙ
／ . :／: : ／ヽ｀¨¨´} j{ {. l : : :＼ }
／￣￣￣＼ （有事の際のイニシアチブは俺でも取れるようになった
／ ＼
/ ─ ─ ヽ これで今日横浜でやれることはすべて済んだ
| （●） （●） |
＼ ∩（__人/777／ ……だがこれは少々予定外だ）
／ （丶＿//// ＼
- 7172 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 23:00:41.33 ID:DbM7o825
-
, -―- 、 , -‐- ､
/ : : : : : : : ヽ ／: : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : : :| ｌ: : : : : : : : : :',
r一': : : : : : : : : ｌ: | |:| : : : : : : : : :l＿
/し' : : : : : : : : : : : ﾊ | |:ﾊ: : : : : : : : : : : し11
{: : : : : : : : : : : : :_:｣´: 〉 〈:｀|:_:_: : : : : : : : : : ﾉﾉ
（: : : : : : : : ::r-‐'＾):_〈_, _):ﾉ´{:_:_: : : : : : : : : )
｀7＾}人ﾉ` T,､_,.厶_ 公x,､∠彡{人{｀T´
/ ,/ / ,､_) {,、 〈＾´',、 ヽ
/ _,ノ〈/ / >' , | ｌ ‘く_ヽ l〉 ＼ ',
/ ｛__／／ / 丶＼j＼｣ l
.人 _ ＿ _ ノ ﾉl |}／ ＼{｛ {＼_ ＿ _ _,ﾉ}
{丶二二 ｨ ノ丿 {ゝゝ、二二 ｨﾉ
‘ ｰr-ｎ--r-ｧ'´ ＼‘r- ｎ- r '
| l l |〈 〉| | | |
∟L}＿l__) ∠ﾉ_,ﾉﾉ_,ﾉ
''^ﾟ~￣￣~ﾟ^''
／ ''^~~ v ~~^'' ＼
.: 、''｀ ''^~~^'' ´'' ､ :.
/ ／／: ／/ | '， ＼ ＼ '，
＿′ .: , ﾞ .′ |: '， '， `､ `､
、''｀: .′, ﾞ , ﾞ /′ | ﾟ, '， ﾟ, '，
i{／: : {// / ' { | }'，:'， :ﾟ, : '，
乂 : :// / { , : | }∧ '， , :|: }
八.′ , _､‐''^~~^､ | ^~~^'' ､ } |/
//:{ { ／⌒´ ￣~^'' ′ 廴 }ヽ :| 【何が予定外？答えは職員や店員たちのざわめき
／{:{>{ {〈 ~^'' ''^~ } |
.′ {:{: { {ｰく^筏恣ｯ ｨf怎莎^>ｰ : | '， 真由美お嬢様の異常行動にある
{/: :乂 { {乂{ /i/i/i/ /i/i/i/ノ′ | '，
廴:_:八{ { ｰ:. i /:{ : } 彼らからすれば初めて見る七草のお嬢様
⌒'， { 沁、 ､ ， .: } .′
八:'，乂__/:)>｡. .｡<( ′ // これは恋していると思うのも仕方ないもの】
／ ￣{ 厂￣: ⌒)i'ｯ｡., .｡ｯ'i(⌒ ＼{__／,ヽ＼
.′- }-{ { 乂 } ][ { ノ } }-=ヽ
{-=- {-{ { } ][ { } }-=-}
}-=-八乂廴 ^''=― ﾉ:八 '， ￣~ﾟ^'' : / /-=-:{
.′＿ ┐-)>''^~~^''廴 、''｀＼^''=―''^~~^''＜<( -=ﾆ '，
/／---､>ー ''^ﾟ~~￣ ´''～ ,,_^''=― へ＼ -=:}
_)ｱﾟ ￣ソ v ￣~^'' <~~^'' ∨/{
／ / ￣┘ .′ 辷冖-:∨/
i{( ′ _ノ ⌒'， ∨/
八 ＼___「 . : 乂 : } )
〈 | . . | }＿／′
／ ヽ :∧ . . . | . : {
- 7174 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 23:03:53.66 ID:DbM7o825
-
＿＿＿ （小悪魔気分で狙ってやってるならまだしも
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ これ素で今回やっているから
／ （ー ） （● ） ＼
| ⌒ （__人__） ⌒ | 七草真由美軽くない
＼ γrj¨￣￣¨i ／
／ j '⌒t_r=､_ノ ＼ いやむしろ重い女だぜ）
| ／ /´ ｀¨´ |
【劣等生】やる夫は同居人に苦労させられるようです END
_ -‐…‐- _
, ´ ` ､ Y⌒ヽ
／ ＼ ＼ （ ): :)
| | |∨ Ｖ ∨ ゝ‐''
/. | ∧ '，＿|u∨.| | V
|. ,＿ノ ┘ `''ー ト | |、 【自分だけ悩んでいるのも不公平だと
| |/ ＿_ ,ｨ茫うﾐｘ. | ＼
| |<う:ツ^:/:/:/:/:/:/u| |/⌒ いいんですか？と指摘した途端
| 从:/:/:/ ' :/:/:/:/八. |
∧ ﾊ.u r‐ ''^） ((} ,! 今更思い当たったのか違うのよこれはと
ｧ'´ '， へ ｀こ´ ,x} ハ ﾟ
/ ＼ ∨:.＞ _ ＜{ :厂 ./: ∧ o 余計に火に油を注ぐような行動に出た
, ι ＼_∨:.} ＼ /_:{/__.／＞- ､、
Ｙ:| |: :} ヽ'´ { /: :／ﾞ⌒Ｙ 彼女を見てやる夫は不謹慎ながら心からおかしくなって笑ったそうな】
| } | |: :}:. ＼ { {: / ｌ
。 ∧ }人＿し ＼ 八＿ﾚ. く }!
ο / ∧ / ヽ u ＼ 从
. / ﾊ , ヽ '， ∨:∧
- 7179 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/05/05(日) 23:08:29.71 ID:DbM7o825
- 今日の投下はこれにて終了です
真由美との横浜デート編完結
やる夫は十師族の性能はそれなりには詳しくても
内情はまるで教えられていないので
真由美たち七草姉妹がどんな風に育てられたかもまるで知りません - 7180 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 23:08:55.35 ID:eAqrCdCK
- 乙
ネチャっとした視線で「娘、GJ」してそうな弘一殿ｗｗｗ - 7181 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 23:10:08.23 ID:oQeYj23n
- 乙でしたー
- 7182 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 23:12:11.47 ID:g4L9RRH4
- 乙
- 7186 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 23:19:57.46 ID:kZGSEAm9
- 乙
- 7191 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 23:42:11.61 ID:GAu5XKFY
- 乙
- 7192 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 23:42:55.55 ID:QVF3jLNk
- 乙ー
- 7193 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/05(日) 23:46:02.39 ID:E0r+/lWD
- 乙
- 7195 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/06(月) 00:21:23.98 ID:2z1GhhAg
- 乙
- 7202 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/06(月) 01:26:08.37 ID:bWCo0PRh
- 乙
- 7204 ： 暇な名無しさん ： 2024/05/06(月) 09:29:18.09 ID:2z1GhhAg
- 乙
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