ミツバチが地球上からいなくなったらどうなるのか?蜂蜜が食べられなくなる!
これは痛い。
人類にとってかなりの損失だと思います。
でもまぁ、滅亡する程じゃないよね。
ここで生死に関わる問題だとされているのは、
ミツバチたちが地球上で最も優秀なポリネーター(送粉者)だからです。
花粉を運んで受粉させてくれる植物界の救世主。
そんなミツバチたちが、もし消滅したら、地球から緑が失われていき、
植物たちが滅び、それを糧にしている動物たちも滅び、
それらを食べて生きている人間も滅亡するのではないか、という話なのです。
まぁでも、かな~り単純化された仮定の議論ですけどね。
そもそも、ミツバチがいなくなるなんて事が・・・・・・あったんだ!O_O
蜂群崩壊症候群(ほうぐんほうかいしょうこうぐん)を知ってますか?
ハチの群れが崩壊するシンドローム(同時多発)とか、
いかにも恐ろし気なネーミングですが、
日本では「いないいない病」なんて呼ばれてました。(笑)
それはさておき、ミツバチが原因不明で大量に失踪する現象が、
要するに、パッと消えてしまう事件が本当に世界中で起こったのです。
全米でミツバチ突然消える 被害20州超える
2007年03月01日19時55分
全米各地で、ミツバチの巣から女王バチを除く大半のハチが突然消える異常現象の報告が相次いでいる。ミツバチの「いないいない病」と命名された異常現象は昨秋以降、東海岸から西海岸へと広がり、被害地域は20州を超えた。原因は分かっておらず、ミツバチに授粉を頼るアーモンドやリンゴなどの収穫にも影響が出るのではないかと心配されている。
調査を続けるモンタナ大のジェリー・ブロメンシェンク教授によると、巣のハチのうちの6~8割が姿を消すケースが大半だが、まれに「全滅」することもある。
昨秋にペンシルベニア、ジョージア、フロリダの3州で発生した後、全米に拡大した。民間調査会社ビー・アラート・テクノロジーによると、2月13日現在、確認された被害地域は22州にのぼる。その後、ワシントンなど2州からも報告が寄せられているといい、被害の拡大が続いているとみられる。
この2006年から2007年にかけての蜂群崩壊症候群(CCD)で、
全米から25%もの養蜂が消えてしまったという。(;゚д゚)ゴクリ…
ハチだとピンとこないかもしれませんが、
日本中から飼い猫の四分の一が突然いなくなったと想像すれば、
その恐ろしさが分かって頂けるんじゃないかと。
この事件が起こる前のアメリカでは、1971年から2006年にかけて、
野生種のミツバチ数が激減(今ではほとんど存在しない)してたそうなので、
本当にミツバチが地上から消えてなくなると大騒ぎになった模様。
こういったミツバチが神隠しにでもあったような現象は
世界的に起こりました。
1990年代の初めからヨーロッパ全域、フランス、ベルギー、イタリア、ドイツ、スイス、スペイン、ギリシア、ポーランド、オランダ、ドイツ、オーストリアやイギリスなどでも完全にCCDが原因だとは認められていないものの、同様の消失は発生している。ほかにインドやブラジルでも報告され、日本でも類似症例が報告されている。
これは大変なことですよ。( ・`ω・´)
世界の農産物の三分の一は養蜂家が育てたミツバチが受粉をしていると言われ、
リンゴやブルーベリー,アーモンドなどなどの100種類近くの農作物が、
絶体絶命というピンチに陥るかもしれなかったんだ。
という訳で、世界中で原因究明クエストが開始されたんだね。
その研究の中でたくさんの容疑者が浮かび上がってきました。
疫病のせいじゃないか、悪いウイルスが犯人だという説。
栄養失調で巣に帰る前に力尽きたんじゃないかという行き倒れ説。
農薬・殺虫剤が殺したというネオニコチノイド犯行説。
遺伝子組み換え作物が不幸にも影響したという悲しい事故説。
授粉させてすぎて疲れやストレスで死んだという過労死説・・・
そしてもう一つ、センセーショナルに取り上げられた犯人が、
携帯電話の電磁波です! (´Д`;)もしこれが推理小説の真犯人だったら、作者炎上必至の案件ですよね。
だけど、当時は真剣に議論されてたそうですよ。
世界中の大手メディアが取り上げてましたから。
正に「事実は小説より奇なり」だったんだ。
いやでも、現在でも携帯の電磁波のせいで癌になるとかいう研究が、
偉い学者さんたちから発表されたりしてますもんね。
もしかしたら、ワンチャンあるかもと思います。(小並感)
ともかく、2007年頃に蜂群崩壊症候群(CCD)が世界的に騒がれたので、
アメリカでは映画化決定!そして翌2008年に公開されたのが、あの迷作『ハプニング』です。
どんな映画なのか知らないという管理人の同士の為に
wikiから引用。
M・ナイト・シャマラン監督マーク・ウォールバーグ出演のサスペンス映画。6月11日にフランスで、6月13日にアメリカ合衆国で公開された。実際にアメリカで起こったミツバチ失踪事件(蜂群崩壊症候群)を参考にしている。
ストーリー:
ミツバチがアメリカからいなくなり、突然人々が自殺を始めた。髪留めで自らの首を刺す女性、工事現場で次々と飛び降りる作業員たち。果たしてこの行動の原因は何なのか? テロか、放射能汚染か、環境汚染か。
評価:
全体として評価は低く、主演のマーク・ウォールバーグ自身も失敗作と認めている。
あちゃー、主演男優が失敗と言っちゃったかぁ。
幸いなことに管理人は観てないのでお金も時間も損はしてないのだけど、
蜂群崩壊症候群(CCD)をネタにしてると知った今はとっても観てみたくなったよ。
スカパーか尼プラでやってくれんかのう。|ω・`)チラ
実はこの映画、劇中にとても興味深いシーンがあるのです。
「もし、地球の表面からミツバチが消え去ったら、人間は4年も生きてはいけないでしょう。どのようなミツバチも、どのような受粉も、どのような植物も、どのような動物も、どのような人も。」
これが、かのアインシュタイン博士の金言として語られてたり。
この映画が公開される前からCCDを報じるニュースなどでも、
博士の言葉として伝えてられてましたが、
ニュースは観なくても映画なら観るという層にも知られ拡散されて行きました。
ですから、欧米では結構な人が知ってるんじゃないしょうかね。
ただ、これがアインシュタインの言葉というのはガセビアです。(^_^;
あまりに有名になったんで、事の真相を突き止めようとしたサイトによれば、
博士が言ったとする証拠は何もなかったそうな。
恐らくこれは博士の名前を権威付けに利用しただけだったんでしょう。
何かの言葉の後にアインシュタインと付けるだけで信頼性がアップしますから。
「ペットボトルに水を入れ置いておくと猫よけになる」-アインシュタイン
ほら!何か凄く効きそうな感じがしてきたでしょ!
実際は効くどころか猫が集まってくるし火事になるしで最悪なのに。(笑)
猫除けペットボトルと一緒で言葉だけがひとり歩きしちゃったんでしょうね。
まぁよくあることですよ。
アインシュタイン博士は何も悪くない。
そんな流れ弾を受けてしまった博士ですが、日本とも縁が深かったり。
アインシュタインの旅行日記:日本・パレスチナ・スペイン Kindle版
ノーベル物理学賞受賞の前後、アインシュタインは日本、パレスチナ、スペインを訪れていた(1922年~1923年)。
本書はその期間に本人が書き記した日記・手紙類を網羅した一冊である。
公開を考えずに綴られた日記には各国民への辛辣な観察も散見される一方、日本人についての好意的記述が目につく。
20世紀を代表する科学者による貴重な証言である。
他国にはセルジオ越後ばりに辛口なのに、
日本に来た途端ルノアールココアのように甘くなったそうな。
そのツンデレぶりを堪能する為に図書館で予約した。(;^ω^)カイナサイ
しかし、このアインシュタインの言葉とされるミツバチの件、
今の外国人たちはどう思っているのだろう?
気になったので海外掲示板を少し覗いてきました。
・何でこれがアインシュタインが言ったことになってるのか理解できん。
彼は理論物理学者だぞ。
そんな彼がミツバチの何を知ってるっていうんだ?
・2008年の映画『ハブニング』では、ミツバチ[bee]が消滅したら人類の余命は僅か4年だとアインシュタインが予言したとなっているが、それは間違った引用だ。実際には、ビージーズ[Bee Gees]が消滅したらと言っていた。なぜなら彼らがいなけば「Stayin Alive[生き永らえる]」もないからだ
・b = mc2(ミツバチのビーとかけてます)
・そのmcってのはmass cuicide(集団自殺)のことだよな!
・アナル用ビーズが消滅したら本気でヤバイ奴らがいるけどな
・「賢い著名人が言う事なら本当に違いない」という思い込みが悪い
・公平を期すならば、アインシュタインは経済学、政治学、社会学など、
理論物理学以外の多くのことを書き残している。とはいえだ、
生物学や環境科学に関する言葉を彼に帰するのは、ちと盛り過ぎ
・アインシュタインをエプスタインと空目したんで仰天したわw
・あれは90年代のドイツの養蜂家が言った言葉だから
・アルバート・アインシュタインは物理学者であった。養蜂家じゃない。「Einstien and Bees」でググっても、このよく引用されるフレーズは出てこない。この引用文を使っている人は誰も正確にどこでアインシュタインがこれを言ったのかを指摘できない。
誤解しないでくれ。ミツバチを失うことは受粉にとって災難であるのは認める。だがこの引用をアインシュタインに帰するのは不誠実だろ。BEE = MC2
完全にジョーク扱いになっとる。 (笑)
ネットやってるような人なら直ぐに調べて理解するよね。
情報源がテレビか映画のみなんていう層も一定数いるのでアレですが。
とりま、アインシュタイン博士への汚名は払拭されてるようで何より。
話を戻しますよと。
蜂群崩壊症候群(ほうぐんほうかいしょうこうぐん)の原因ですが、
未だ究明されていません。
だから、ある時、急にもっと酷い事態になるかもしれない。
全てのミツバチが突然巣を出たまま帰ってこなくなる・・・(;・`д・́)ゴクリ
そんなことが起こったら、青森のリンゴ農家さんはどうなるのだろう。
(いやもちろん青森限定じゃ済みませんがなんとなくw)
きっとリンゴ一つ買うのにお札が必要になるでしょうねえ。
それとも、今はミツバチに頼らなくても
他に何か安価な授粉の方法があるんでしょうか?
今日はちょっとそれが聞きたくて記事にしてみた部分もあったり。
何れにしろ、ミツバチ頼りのままでは厳しいと思われ。
ふぅ、CCDの原因が過労死じゃありませんようにと祈りながらこの辺で。ノシ
ミツバチ大量死からの近未来ディストピア>33か国以上で刊行の話題作、ドイツの2017年総合No.1ベストセラーだそうですが、CCDを知った今は確かに興味をそそられるテーマ。
ちょっと試してみる。面白かったらレビューしますね。
ハチミツ食べたいけど「国産は高い、中国産は怖い」という管理人のお仲間には
カナダ&ハンガリー産をどうぞ。
シタデールのメープルシロップは良く買ってたなぁ。コロナ前には。orz
5巻が3月23日発売!スキップとローファー読んでる人いねがー?
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蜜蜂 Kindle版◆
水谷養蜂園 カナダ&ハンガリー産はちみつ 800g ◆
シタデール ピュアメープルシロップ ゴールデンデリケートテイスト250g ◆
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