ゲリラ投下で外伝いきますよ。

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──幼い頃から、私は多才な子供だった。
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大陸全土から冒険者や商人が集まるコアミアという土地には
興味を引くに足る物事が多すぎたし、
実家の財力とそして、私自身の才能はそれらを学ぶに充分すぎた。
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この頃の私にとって周りの人間は皆、愚か者だった。
無理からぬ事だ。
芸術でも武芸でも信仰でも、
同世代の中で私はいつも頭一つ抜きん出ていたのだから。
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　　　　　　／　　　｜　　　　　　　　　　＼　　　　　　┼ヽ
　　　　 ／ /　　　 ⊥ -──　　─　、　　ヽ　 　 　 <ﾉ⌒)
　　　 /　 /　　／ 　　　　　　　　＿＿　｀ヽ　＼　　　　|　十``
　　 / 　 /　／ 　　　 ＿ ,　-ｰ '　　　　＼　 ＼/　　 　ヽ<ﾉ｀'
　　 ｌ　　 ／　　　, ｲ　　　　　　l 　 |　 　　ヽ／　　　　　　 ┼､ヽ
　　 ｌ　／ ,.　イ ´　|　 !　　　 |l,|､-十ｰ 　、 ＼　　　　　　 / ノ
　　 |/ ／　　 |　|　| -'ｌ、　　 ! l| | ｜｜ ｜　　',　　　┼‐
　　 | /l　|　|　|,.イ´ﾄ、| ＼　 | 仟ﾃ卞,|　 |　|　｜ 　 _/　こ
　　// ｌ　|　|　|　|ィテ卞　 ヾ'　ヽ::ヽ:::}l　｜｜　!　　　　　　あ　/
　　ゝｰ|　|　|　| ハ、:ヽ:::}　　　　 つ::ノ|　/ /　/ 　　　　r､,、　/^'v
　　　　ｌ　ｌ　ｌ　ヽ　ヾつ:ノ　r　ｰv、　:::::!./ /　/　　　 　 ヽノ
　　　　ヽ !ヽ!　　＼ |:::　　 ヽ　　ﾉ　_,ノ/_/___|　／ヽ、＿
　　　　　 /__|＼　　ヽ＞一ァ、　＜ｰ-く　|　 |/::::::::::::::::／
　　　　　＞::::｀::＼　 ∨￣{　 }_ <_.∨/.:ヽ} 　ヽ、:::::::::::::＞
　 -ｰ:::':´::::::::::::::::::＞-ゝ: : ｀´: : : フﾞ/: :く ｰ､　　lヽ:::::／
　　｀ｰァ:::::::::::::::／: : : : /: : : : : ／／,､_{:｀'ｰ'､_ノ: :}::<
　　　　フゞ- ／: : : : : /: : : : ／／ｌぎん}: : : : : : 厶ヾ
　　　 /　/ ノ: : : : : : / : : ／／: : :.ゝ一: ￣ヾ￣|　|
　　　 | ∧{ ヽ、: : ＿l_:.／／: : : : : : : : : : : : : ＼|　|
　　　 |l　 ヾ一'￣ //ヽ「´: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ/
　　　　　　{ヽ、 ／厶ﾟﾉ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾉ

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とはいえ世の中が広い事も
信じられないような実力を誇る英雄達が存在することも、
知識としてではあるが知っていた――知っていたつもりだった。
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　　　　　　　　 ＿rｯｭ＿
　　　　　 　 __,-≧ーｧ'"´三≧_
　　　　　一／勹っ-ﾌ´￣　　　　＼
　　　／／/ ァ'´　　ﾍ＼,　　　､ﾄ､　ヽ
　　/　/ / ξ　　＼､,_乂＼　　≠　　〉
　　k. j / ﾃ　　ト-､_γｯ、　ヽV 'ro､,V
　｜ﾐ i.{　ﾂ　　 i　 　ゞ,_ﾍ　　　　Vさら
　 l　> 》ｧﾉ_ 　　ﾍ　　とう　　 　　　　い　　　つ
　 j .(⊂j lわj　　 ＼　　 　 　 　 　 　 ハ　　っ
　 |　 フ||ﾄ､､　 　 　＼ 　 　　　　r‐v'＼|
ハ!　 ｲ(||ﾄJ )　　ﾄ ､　＼　 　　　ゝ　＼
ﾍ ＼　 j !i ＼　 　lーニ二-─ イ　　 　)
⌒　 ＼川r‐‐〉　　l　r'とｨiﾄ⊃) ゝ　　 /
テｧ　　 |jt)　　 ＼ 〈｀'-ﾆ!lﾍV＞┴⌒⌒つ
ノテｧ ｨ/ 　 　 　 ＼ トκJ U )>r‐-'⌒⌒ヌ_
　 才 /　　 　 　 　 丶　２　Ｏ< 　 r‐⌒>' /
　/ | 人　　　　　　　　　　ヒーベ‐-､__/　f

>>664
当時のコアミアの王様はレルムでもめったに出会えない最強戦士の一人ですしねー。

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だから私は入学を希望したのだ。
伝説に謳われるその人が主宰するカガミンスター魔法学園に。
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　ヾ"　;ゞヾ"ゞヾ　ゞヾヾ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　"ゞ; 　ゞヾ"　ヾ" ヾゞヾ;ヾ
ゞヾ　　"ヾ;ゞ"ゞヾ　ゞ;ヾヾ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 "ヾ　ゞヾヾ"; ; ゞヾ　ヾヾ: :ゞ;
　ヾゞ"ゞ;ヾ　ゞヾ〃;ヾヾ　ゞ;ヾ　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　"ゞ::ヾヾ"ゞ　〃ゞヾ　ゞ"ゞヾ::
ヾ　　ゞ; ゞヾ"ゞヾ　ゞヾ ; ヾ;ゞヾ　　　　　　　　　　　　　　　　　　"ゞ; ヾ 　;ヾゞ"ヾ; ; ゞヾ　"ゞ; ;ヾ
ゞヾ"ゞヾ; ゞゞ"ゞ〃ヾ　:ゞヾ 　　　 　 　 　 　 　 　 　 ├─┤　　　; "ヾゞ　;ゞ　"ゞヾ　:ゞ〃ゞヾ; ;ゞヾ;;
　ヾ＼ヾゞ;:::　y'ヾヾ; ;ゞ　ヾ ;　　　　　　　　　　　　　　|| ◎ ||　　　　"ヾ ;ヾ 　ヾ＼ヾゞ;:::　y'ヾヾ; ;ゞヾ
ゞ; ; ゞ;ヾii;;:::: ｲ;//ゞ; ヾ　　"ゞ　 ___┬┬┬┬┬┬┬|| == ||┬┬┬┬"ヾ;;"　ゞ";ゞ;ヾii;;:::: ｲ;//ゞ; ゞヾ
ヾ　ヾ;ゞiii;;:::　|/; "|￣￣|￣|　　|二二二二二二二二|| 田 ||::::|￣￣|￣|ゞ; ヽiii;;:::　|/;ヾ;ゞ "ヾ
￣￣￣￣￣￣￣|　 　 |　 |　　| 田　田 || 田　田||=:|| == ||ﾞ=|　 　 | ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |　 |　　|――――――――|| 田 ||::::|　　　|　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |　 |　　|￣￣￣ ||￣￣￣|| ;;|| == ||::::|　　　|　|　　　　　　　　　　　　　　　　 :|
　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |　 |　　| 田　田 || 田　田||=:|| == ||ﾞ=|　　　|　|　カガミンスター魔法学園　 |
　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |　 |　　|――――――――|| 田 ||::::|　　　|　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　　|
　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　　|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛らしく、いつも私の後をついてくる妹も一緒だったけど
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そこで私は運命的な出会いをすることとなる。
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┃やる夫は忘れられた世界の魔法使いのようです　外伝　 　　┃
┃　　　　　　　　　　　　水銀燈には必要なものがあるようです　 ┃
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賢者カガミンスターの第一印象はそれほど強いものではなかった。
千年を超えて生き続ける魔女だというのに、
そのあたりにいくらでもいる女学生にしか見えなかった。
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　　　　　　　　　　　　＿　　 _　　- ―― -　､_
　　　　　　　　　 ＿⌒＞｀'´: : : : : : : : : : : : : : :｀＞- ､
　　 　 　 　 　 〈ｰ､／: : : : : : : : : : : : : : : :､: : : /:.:.:.:.:∧　＿
　　　　　　　　　∨:／ : : : : : : : : : : : : : : : :＼: !:.:.:.:./＜´:.:.:.:.｀7
　　　　　　　　　/:/ : : : : : : : : : /＼: :ヽ: :!ﾄ､: ヾ;.:.:.:.{:.:.:}.:.:.:.:.／
　　 　 　 　 　 /〃 ; : :/: : : :,ｨ:/　　 ヽ: :ﾄﾘ　ヽ__' ,:.:.:∨.:.:.イ
.　　　　　　　 /ｲ: :/: :/: : : :/ l !　　　　斗!＜´ ＼＼:.:.＼:.:.:＼
　　　　　　　　/! /!: /!: :ｰ/- iL_　 　 　 ﾘ　 　_ 斗ﾄ,:｀: r‐<ｰ≦　　　　　　　ようこそ私の魔法学園へ
　　　　 　 　 〈_| l_l: :! !1 /__　　　　　　　,.ィｆ{´::::｡|ﾘヾ-､!:.:.:〉__∧　　　　　　 歓迎するわよ、水銀燈さん
.　　　　　 　 　 ﾚ'ﾍ: l : ! {ｆｷ≠=ミ　　　 　 ∨:::::リ　rﾍ l｀Y: : :l: : ＼
　　　　　　 　 　 　 ｀! ∧｀､∨::::ﾟﾘ　 　 　 　 ￣　 ､'_ノﾉ::/: : /: : : : ＼
　　　　　　　　　 　 /!: : ﾍ∧ ￣ 　 　 　 __　 ' ' '/ ￣ｌ__/: :,.ｲ : : : : : : ヽ
　 　 　 　 　 　 　 //l: : : : : ,ゝ' ' '　　＜　ﾉ 　／!,､／ ,.ｨ≦-'､: : : : : : : :'., 　 , -､
　　　　　　　　　 //　!: : : : :|! : ＞ ‐ ---r　'　／/: : /./　　　 ｀ ｰ-_..＿_ '／　 ﾉ
　 　 　 　 　 　 // 　 !: : : :∧: :l: : | ／アl__／ ,./: :〃/　　　 　 ,　´, - ／　　/
　　　　　　 　 〃　　 l: : : / __L.!.ィ´,､/´>､_,／/: ://! !　 　 　 /　 /　/　 　 .{
　　　　　　　 /　　　/: : /´　 /.:./イ⌒>'／.:.:.:.!: :/ l | ﾄ､　 　./　 / '´　 　 　 l
　　 　 　 　 /　　／: :／　i／:.:.:7/｀V /.:.:.:.:.:.:.l: :l:.:.ヾ!:l　＼　{　 .|! 　 /｀Y´∨ヽ
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　r ､　 i´Y　 　 ! /　　/:.:.:.:.:.:.:.:.l:::::::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.リ.:.:.:.:.:.:.:./　 　＼ ゝ __ ' 　 /　/._　＼
　ヽ ＼j　|/7 ／ﾘ　　 {:.:.:.:.:.:.:.:.:.l_／:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./　　 　 　 ￣| !｀T´｀:´ : }＼　ヽ
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　　 ﾉ .／/　　　　　　,ｲ.:.:.:.:.:.:.:.Ｏ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./　 　 　 　 　 　 　 / : : ／
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　¨´　 ＼_＞一 ´/: /　!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/

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それがとんでもない事だと思い至る前に
彼女の発言が私の胸をかき乱した。
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　＿　＿　/＿_／.: :.:／: : : : : : : : : ／: :. :. :.: : :/: : : : : :-:、＿: :＼
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:::::::::::::じ'::／:.: : ,.': : : : : :／: : :／ : ／/: : :.／ ハ: : : : : : : : : :ヽ
:::::::::::/:::/: : : : /: : : : : : : :.,:-/: :.／　/: :／　 /　|: :__: : : : : : : : :ヽ
:::::／|: /: ;.イ:/: : : : : : :／　/:／　　/／　　 / 　卜:.|:｀ヽ: : : : : : ハ　　　　期待しているわよ
７|: : |/／: :l/ : : : : :／　　/'´　　 ノ′　　 /　　 | : :|:.:.: |:.: : : : /: : i　　　 今年の新人はレベルが高いんだから
': |: : {´ : __/ : : : ／　,ﾍ、ー―　　　　　　/　　　|:.:.,ﾊ: : :! : |:. :.|: : : l　　　 いつもの年だったら貴女の成績なら首位なんだもの
: :|: : :￣: /: : :／　　 ゞミ主主多　　　　　 　　　|:./　|: : : : |: : :| : : :|
:.｜: .:. : ,' : ,ｲ　　:::::::::::::::.　　　　　　　　　 __＼ j/ 　 |.: : : :| : : !∧: |
: :.| : : : :|: /（_　　　:::::::::::::::　　　　　　　　 ㏍　 `ｰ　 ,|.: : :.:! : : |′V
: : | : : : |/､　　　　　　　　　　　__　　　　　ゞミ主主!/:|: : :/ : : ,ﾊ
: :. ｌ : : : :|: :ト-ﾍ、　　　　　　/::::::`￢ｧ　 　 　:::::::: /: :|: :/: : :./::::}
: .: .l: : : : |: :|　　 ＼　　　　　{:::::::::::::/　　　 　 ::::: ﾊ : | / : : /￣
:.:.: ﾊ : : : |: :|　　／::`ト､　　　`ｰ一'　　　　　　　ﾉｲ: :j/|: : /
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:./,.'　 〉、:.ヽ:!:::::::::::::::|　　　|::::::::}　　　　 / : : : l// : : : :|/
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j/　 　 　 ヽ:: }: : :| ::::|　　　/:::::::::::::::/∧: : :,ｲ/ : : : :/
　　　　　　 ヽ|: : :| :: |　　 /:::::::::::::::///ﾊ／ /: : : : /

もう一人のウォーターディープの賢者はツカサン・エアランサンかミユキン・エアランサンなのかwww

まあ、出てくることはないでしょうがwwww

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衝撃だった。
もちろん、自分が世界で一番の知力を持っているなどと自惚れるつもりはない。
だが同世代の間で自分が一番ではない、という事を久しく経験していないのも事実だった。
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　　　　　　　　　　　　　_　-―　　　―-　　_
　　　　　　　　 　 _　-‐::::::::￣::::::::￢―　、　｀　、
　　　　　　　　／.:::::::}>{包}く]:::::::::::::::::::::::::.＼　　＼
　　　 　 　 ／.:::::　　-宀冖冖宀ー-　:::::::::::::.＼　　＼
　　 　 　 /.:::::／　　　　　　　 　 　 　 　 ＼:::::::::.ヽ　　ヽ
.　 　 　 /:::／　　　　　　　　　　　　 、　　　＼::::::::'　　　l
　　 　 /／　 　 　 '　　 /　　　 　 　 |　　l　|　 ヽ::::|　 　 |l
　　　〈/　 　 　 |　| ｉ　｜ 　 |　　|　l∥｜|　| l＿|::::|＿　l｜
　　　 ′|　'｜ ||　| |　l||　!　| '.　l　j｣Ｌ⊥!| l {{⌒氷⌒ヾ|｜
　　　|　 | |ｌ l|　|ｌ　| | ｌ |ｌ　|　l|　>イ | l　| || | ヾ､ｲハ､_ﾉl　|!
　 　 |　｜ｌ| |l　|ﾍT ト ハ ヽ ﾍ´ ,,斗=ﾆ、寸| l /7⌒ｌT´l　|l
　　　|　｜|ｌ l|ヽ|,,ゝ ;=ﾐ　 ＼＼〃 | r、 }〝ﾘ //.:::::::| |l｜　|
　　　　、ﾄヾ ヽﾍ〈　{ tﾍ　　　　　 ､ヽﾞノｨ　//〈::::::::::ハ|｜　|l
　　　　 ＼l＼ヽ＼　ヾ彡　　　　　　￣　 , ∧::ヽ／ｰ┴ｯ　　ｌ|
　　　　　　|　 ＼ ヽ　　　 ‘　　　_,,.　u／/ / 厂::::::::fア　＞'⌒ヽ、
　　　　　　|　 　 ｀　＞、　 ヽニ´'´　　 ｲ　' /.:::::::::::fｱ　/.::::::::::::::::::l
　　　　　 ∧　　　〈 |｜|＞,、　__　 ＜__l　l ｌ::::::::::::fｱ　/.:::::::::::::::::::::|
　　　　 〔￣ヽ　　　ヽl| l:::::|{ﾑ::::::::仁ヽ_|　|:l|:::::::::fｱ　/.::::::::::::::::::::::::ﾄ､
　　　　＿〕ｰｔ__,、　ｲl　|:::::| {ﾑ:::::::}_ ィﾄ|　|:l|::::::fｱ　/.::::::::::::::::::::::::::::い、
　　　八__ﾄ､　　 ￣ヽ|ｌ |:::::| ｀{ﾑ::::::/::|∥ |::|:::fｱ　/.::::::::::::::::::::::::::::::::.＼ヽ
　　　　　廴__人} 　 ∥(|ｌ:::ﾄ、 ｀ヾｲ::::|∥ |:::fｱ　r'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
　　　　 ＼　　　`￢ l　八:::::廴　　￣ l |l [　　　|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イlﾍ
　　　　 　 ｀ヽ、*・|　|':::::|::::L＞―＜_lハl⌒l⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::::::／l　| |
　　　　　 ｰ┘￣Ｌ |　|::::::|::::`ー'ニ/　/ ｀ ＜Y⌒く￣￣`ー-､_/　 |　| |
　　　　　　　 }{　　｀　|:::::::|::::::::}～ﾍ　{　{　 r　 ＼　ヽ::::::::::::〈 ∥　｜ | |
　　　　　　`ー-､｣_ﾊ｜￣|::::::::{｀(こ｀ーﾍ、 )　 　 ヽﾉ.:::::::::::::.ヽ| 　 |　l/

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学園の教師陣なら知らず、同じ入学生で自分以上の人間がいる。
その時私の胸を去来した感情を、なんと表現すればいいのだろう。
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私だって敗北を知らないというわけではない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾐｭﾙﾐﾄﾞﾝ
私をはじめて剣で打ち負かしたのは、　剣　士　の称号を持つ、
高潔な女戦士だった。
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　　　　　　　　　　　　　　　　〃⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　__ｌ{
　　　　　　　　　　　　.　 ´/´ 　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　_ /　　/　　　　　 ヽ
　 　 　 　 　 　 / ｨf 　　! 　 iﾉﾉﾊ ﾉﾊﾊ
　　　　　　　　 i/ /i 　 _! 　 ｌｨテく　Yｌi|
　　　　　　　　 {Y 入 （ |　i l人ｆｿ　〔ｉl |
　　　　　　　　 乂ﾊj ＼j　l j　　　--ﾉﾘ
　　　　　　　　　／／,T{　リ 　 _ ＜　rｧ-ｧ ､
　　　　　　　　/　/ /_ﾉ´￣￣ 「 LLLr‐‐､　_〉
　　 　 　　　 〈　/ /.!入__＿___j__ __,.ｲＶ(´___ﾉ
　　　　　　　　 / /ｌ |　　　ﾄ､_i___ﾒＹ/　　|iＸ|
　 　 　 　　　 ん'　ｌ」　　　|/====r〈　　 |iＸ|
　　　　　　　　　　　　　　/ 　 　　|ハ___〈___〉___
. 　　　　　　　　　　　　 / 　 　 　 !/´　 ー‐' 　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　 /＼___＿oﾉ､／´| 谷 |｀＼ /
.　　　　　　　 　　　　/　　　　　.i.l　　V.|>　<!
　　　　　　　　　　　/＼＿＿_oﾉil 　　i | 个 |
.　　　　　　　　　　/ 　 　 　 .|　 l|　　 l |(○)|
　　　　　　　　　 〈　　　 　　 | 　l|　　 l |[_ii_]|
　　　　　　　　　 〈＼＿＿_oﾉ　 |ﾄヽ　l_|<__>|
　　　　 　 　　　　 ＼＿＿_______ｌj/〈〉ｒｉ|〉ｰ〈|
　　　　　　　　　　 　 ｀vvvvvvvvvﾍf´ |'王｀!
　　　　　　　　　　　　　/ Vｨ===くrｧ～.|(○)|
　　　　　　　　　 　 　　iＹ´>'　　　ヽ____| 乂 |
　　　　　 　 　 　 　　　乂＿＿____ノ　〈`ー‐'〉
　　　 　 　　　　　 　 　 　　　　　　　　 `ー '

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　　　　ｾﾚｰﾈ
私に月の女神の教えを説き、信仰の道標を示してくれたのは、
神殿を一つ任される、高徳の司祭だった。
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　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　 . イ´ : : : : : : : : : ミ.. .
　 　 　 　 　 　 ／: : : : :　-―‐-　. : : : : :＼
　　　　　 　 ／ : :/イ´ ..　----　.. ｀ヽヽ:　: :ヽ
　　　　　　/ .　: / イ´ : / : :l: :| i : : ｀ヽ､i:　: : : .
　　　　　 .′ : /: :/:　. ｲ:　:　: | |i: : .ヽ: : l: . : :i i
　　　　　 i.! : : i|: :|: : : i |. :| . . l :|| : . .|| :｜: : :| l
　　　　　 || :|: :|! :|! : _｣ L⊥: ⊥ハ: : :|! : || : : |:.|
　　　　∧||: |: :|:／´　 _ノ　　　　　￣ ｀ヽ|l : :i.|:.レﾍ
　　　 〈.　|l i:l:. :{　　　　　　　　｀^ｰ 　 　 |l: : ﾘ: |　ノ
　　　 　` |从. : l　　　　　　　 　 　 　 　 j.l : 从:|´
　 　 　 　 |.:.{`ト{　≡≡′　 　 `≡≡'　ｲイ }.:.:!
　　　　 　 |.:|トミ.!　　　　　 　 　 　 　 　 ﾚノ.i.:.:′
　　　　 　 |小: :.:.:､　　　　　'　　　､　　 ﾉ:.: :/:/
　　　　 　 |:.:ハ :_ :＼ 　 ｰ､―‐ノ　 ／--v':.l{
　　　　 　 |/:.:.:i´ i｀{:.i`i　.　 ￣　ィ:´i:.j　　}:.:.|
　　　　 　 }:.:.:.:.|　　|:.|i:}　　 ￣　 {:.:.l|:|/　ハ:.l
　　 　 　 ﾉ:.:.:._:|　　レ' 　 　 　 　 ` ｰ|　 ト :.:.|
　　　　 f:.￣::.::.|, -､} ___　　　　　　__/　 j::.::.` ー..､
　　　 /⌒ヽ::.::.::|: :ハ　　｀　....　 ´　/⌒{::.::.::.::.::/ヽ}
　　　.′　　},.‐┤ : : i　　　　　　　 i : : :ﾚ‐ ､::./　　 .
　 　 |　　　 l{（::.| : |: :ト.... ＿＿＿ .|: : : |⌒j }'　　　 |

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いずれも納得のいく敗北であり、
いつかこの人達に追いつきたい、と思わせるに充分な相手だった。
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それに引き換え、
走り回った挙句にやっと探し当てた入学生首位の男は、
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　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　／三三ヲ´　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿
　　　　　　　　　 　 (三三三≦　　　　　　　　　　　　　 　 ｒ=ﾆ三三三ヲ´
　　　　　　　　　　　 ＼三ﾆ＜　　　　　　　 　 　 　 　 　 /三三三≦､
　　　　　　　　　　　　　＼三≫＿＿＿　　　　　　　 　 /三三三＜￣
　　　　　　　　　　　　　　}ﾆ／　　　 ｀弋ヽｰ､　　　　 ,/三三ﾆ／）ﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　　У　i　　　　　｀弋}__＼._　 /ﾆ／7∨v')≫￣
　　　　　　　「ヽ　 ､　 　 ﾊ i　ﾄ、　 ﾊi､ ∧ 心ﾒ==.〉ﾆ/:: :/┐└i
　　　　　　　 ＼＼{､ヽ､ {　A､|_ヽ. ﾉﾉレ　} , Y^ｿ‐v/:: ::/┬_」￣
　　　　　　　　´ｰ-}_ ヾ:::ﾊ ',　◯　　 ◯cl人 Ｖ:: :l::i:: :/‐┘:: ＼
　　　　　　　 　 　 └--Ll iﾞ ﾟ　　 　 ＿　　,ﾄ. |:: :: :／:: :: :: :: ／
　　　　　　　　　　　　　　| .〉、　⌒´ 　_）／:∧!:: ::ヽ<´￣￣ﾋ―､
　　　　　　　　　　　　　　ﾚ′＼　 ￣ イ介__)~|:: :: i:: ＼__―ﾋ'^ｰ'
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀￣ﾞ＜く__{@}‐':: :: :|:: :: :: i ｃ┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヾ:」:: ::}＞＜ヾ:: ∨::ﾄ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ「／´￣￣｀ヾｰヽ」

　　　　　 ＿＿__
　　　　／ヽ 　／＼
　　 ／（●）　（●）丶
　 /::⌒（__人__）⌒:::uヽ
　 l　　　 |r┬-|　　 　 l
　 ＼　　 `ー'´　　　／
　　/　　　　　　　　 ヽ
　　し､　　　　　　 ﾄ､ﾉ
　　　 |　　　_　 　 l
　　　 !___/´　ヽ___l

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白饅頭のような容貌をしていた。
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しかも品性が下劣だった
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　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　／ ⌒　　⌒＼
　　　　　 ／　（⌒）　 （⌒）＼
　　　　／ 　 ///（__人__）///＼　　　やる夫は魔法使いになって
　　 　 |　　 u. 　 `Y⌒y'´　　　 |　　　モテモテハーレムを作るんだお
　 　 　 ＼ 　 　 　 ﾞー ′　　,／
　　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　 　 　 / rｰ'ゝ　　　　　　　〆ヽ
　　　　/,ﾉヾ　,>　　　　　　ヾ_ノ,|
　　　　|　ヽ〆　　　　　　　　|´　|

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当然、私と合うはずなんてなかった
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾔ ﾙ ｵ
出会いからして最悪だったのだ、あの男とは
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　　　　　　 ,. -ｭニ弌垳ト､
　　　　　／r'^m-=:三〈*蕁・ぜbr>
　　　　 /ﾉ( m、>/ ／ l　!　ヽ
　　　　/,　.ｉfｱ,' /lV|ﾊﾍ ｌ　l }}⌒l　　　　 くたばれ
≧　　/ｲ |　|ｲl｀┬-ﾐヽ!//川ﾉ从　　　　セクハラ饅頭
三弋/,／ ⌒ﾄ､!　`ｰ'　 てiﾉｲ:::::|
≧=,／::::,,::::::::: ＼,　､__´　ﾊﾘ::::/　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
ミ∠从,,/ヾ:::::::::::::ﾆﾆ 冖i´ﾚﾉノ 　　　　　　　　　　　　　　／ノ　　ヽ__　＼
⌒( _ ノﾐ≧ヾ:::::::ﾄ;;::.}〉薔})ﾘ´　　　　　　＿＿　 　 　　／　i⌒|ﾞ|,（○）　　＼
∠三彡ソ　 ヾ:::::ヾ:::: ｌ}〉〈:::＼＿,, -‐ ''"::::￣フﾞ''~ﾉフ===-';;;;;i[　て/　　　　＼
　　　　　　　 ヾ::::::..../::::スﾍソ￣:::::::::::::::::::::／,~ﾉ~ﾉ>;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | Σ（　’, 　　 |　　ﾐｴﾀｵ
　　　　　　　　l:::::::::::::::::::::::::::::::....:::::::::::::::／,~ﾉ~ﾉノ￣￣＼￣￣ｒ'"￣´ ， '　／

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それからの私は勉学に打ち込んだ
勿論あんなやつをいつまでも首位にしておく事は許されないからだ。
生意気な事に、あの白饅頭もこの私を目の仇にしているらしい。
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　　 　 　 　r ＜二. ｒ ‐､＿　´丶
　　 　 　／￣´￣ ´￣¨'-､}--､　＼
　　 　 /　_,　 ----　.. _ 　 丶./-､　ヽ
　　　/イ__.人＿人__人_人＞、＼｣　 ﾍ
　　 ﾊ_/　 　 　 　 　 　l＼ ￣｣＿./￣| ',
　　,'　　　ﾄ、　 　 ,　-‐|‐　ヽ!|＿/＼.｣ハ
　　| 　 , -| ＼　 　 ∧/ - ､ |　├ ､ 　 　i
　　! ﾍ　トゝ＿ヽト ! / ｒ　､ !|　｜　l　 　 l
　　 ',| ﾍ.|ｆ r　、　　　　ｉ lj |　ｌ　 l .ノ 　 　 i
.　　　Vﾍ|ﾍ.ｌ lj !　 　 　 　 　 |　 |　 　 　 　i
　　　　|　ﾊ　 　 　、- ｧ 　 ／!　 !　 　 　 　l
　　　 　ｌ　 |＞------ ‐＜.＼|　 |￣´ヽ.　　l
　　　　｜　!　 ／ﾄ､/＼, -ｉ＼ |　｣ 　 　 ＼　i
　　　 　 !　 |　＼／:×: ＼／ |/´　 　 　 ｜ l
　 　　 　 l∧|　 　 l :×:/　＿_ ｜　 　 　 /　 l
　 　　,. -――‐-　､,r'´￣　 　￣ヽ-i　 　|　 ｜
　 　〈　 　　　　　　ﾍ　基礎　　 　ﾍ｣ﾊ-､ l 　 !
　　　Y´￣i　　　　　i　魔法　　「￣´l 〈　! l　｜
　 　｜　　l　 　 　 　ｌ　概論.　 |　 　|　| 〈 |.ﾊj
　 　 i 　 /　 　 　 　 l　　　　　 ヽ __j.ノ　｣/
　　 　 ￣! ,　-――-､l, -――‐-- ､j个ー- ､

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あいつと激論を交わした事だって、両手の指じゃ数え切れないくらいある。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


　　　 　 　 ,.:::''::´::￣::`:::.、
.　 　 　 ／:;: '´Ｔ 丁l `ヽ::}　　　　　　r'´ ﾞヽ　　　　　／｀ヽ　　　 　 　 　 ＿＿＿_
.　　　 /{:::/ ｌ |ｌ ﾄ､ ｌ Nﾄｌ iﾊ　 　 　 　 ヽ 　 ヽ从从 @　　/　　　　　 　 ＼　　　／＼
　　　 lｄｂ|　ｌ k＼ヽﾚ／ﾘｌ l/⌒l 　 　 　 ＼　 ＼／　 ／て　　 　 　 （●）liil（●） ﾉ(＼
.　　　| ∧l 　lK◯ 　 ○ｿｲ|「「|　　 　 ∑　ヽ.／ 　 ／ 　そ　　 　 ／ （__人__）　　⌒ 　 ＼
　 　 ,ｌ ／::⌒ヽ.　 ,-┐,从|| :: |　　　　　 ,)／ 　 ／ ＼　く　　　　 | 　　|!!il|!|!l| 　 　 　 　　|
　　 ／::: へ::: :::＼ニ イﾄ/ ::/::!　　　　／} 　 ／ ＼　　＼ 　　　　 ＼i⌒ヽｪｪ| 　　　　　／
　／,ｲ／ﾆ|::: ::: :::{ 《薔Y ::ノ|;/　　 ／　 { ／ YＹY ＼ 　　＼　　　　　＼　＼　　/⌒,/´
( _ ノ ≦≠|::: ::: :::ヾ__＼´　　　 ／ |　　 }′　　　　　 ＼ 　　＼　　 　 / ＼　＼/　 /ｌ
　　　Nヾ≦|::: ::: ::: ::: ::: ::＼_,／/　 !　　 {　　 　 　 　 　 ＼　　　＼_／　 　 ＼_＿ノ |＼
　　　　　　 .|::: ::: ::: ::: ::: ::: :ヽУ　　|　　 }　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　 　　　　|)　）
　　　　　　　ヽ::: :::: ::: ::: ::: ::: ::＼.　 !　　.{　　　　　　　　　　　 ＼ 　　　　　　　 　　,r' ／
　　　　　　　　 ＼::: ::: ::: ::: :::. ､ ::＼l　　 }　　　　　　　　　　　　　｀' ,　　　 　 　 ／ｰ'′
　　　　　　　　　　＼::: ::: :::＼:: × ::＼　{　　　　　　　　　　　　　　 )　　　　 ／
　　　　　　　　　　　 ＼::: :::／＼::: ::: :::＼　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　 ／

━━━━━━━━━━━━━━━━━
何を思ったのか、そんな私達を見て
妹はズレた感想を述べた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━


　　　　　　　_r-._,-,_
　　　　　 r‐'　＿_　~t_
　　　　　j'／"il li ~＼〈
　 　　,rf/l | l l| |l l i iﾞﾄ'､　　　あなたたち、いっそ付き合っちゃえばいいのだわ
　　　i l''ﾊl　ｰ　　ｰ　|ﾊﾞl i
　 　 | l　| ヽ ＿＿ ﾉ |　l |
.　　 | l　ll○ゝ＿.ノ 　j　l |
.　　 |l.　i:::::l､_`@_´ﾌ ξ　!|
　　 彡 '､::ﾉ:::＝＝〇）　 ミ
　　　ｿ 　 i:::::::::::::::::::l　　 ﾘ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あいつとの関係の、どこをみればそんな風な発想が出てくるのか。
我が妹ながらスイーツ（笑）
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　　|;;| ﾞ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;|　 　 |`ｰ;;/　　|;;;;;;| _|/ｨ､,､,､r' :: :: :: :: '`ﾞ'`;'`ﾞk
　　|;;;l;;;.ﾞ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;| 　 /;;;;;.ﾉ,,_ ＿|;;;;;;;lゝ': :: :: :: :: :, - ､ _, ､: :: :: :k
　　|;;;ﾞ､;;;;ﾞ､;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ〈￣r'-ー￢　　i ￣_ゞ ;;_;;_;r"￣　　　　　ﾞ､: :: :ゝ
　　＼;;ﾞ､;;､>､;;;;;;;;;;;;;;ﾞ､　.i 　 　 i　　ﾄ'`': :,r'　 /　　　　　　　　 `ﾞ`i: :'ﾞ"i､
　　　 ＼>ﾞ､ ﾞ､;;;;;;;;;;;;;;ﾞ､　i　　　i　 ゞ: :: : l 　 l　　　　　　　　　　 ,ﾄ､_: ::>
　　　　 ＼､､>'､;;;;;;;;;;;;;;ﾞ､,i､_,,､ ､i,,,,i.ゞ::r´l　　l　/　 　 　 　 　 　 l　 〉::^‐i_
　 〈ヽ　,'ﾞi `' ､､ﾞ､;;;;;;;;;;;;;ﾞ､　i"""i r'`: : l　l　.l ./　　　　　　　　　l 　 l._: :: :<
　　ヾゞ､j l|,､fi.＼ﾞ､;;;;;;;;;;;;ﾞ､ i 　 i>: :: :r '　l l /＿,,.. -ー'＼　　 /. / 　 ｿ_i"
　　　ﾞi;;;;;;;;;;;;;;;|il ,､_ﾞ､;;;;;;;;;;;;;ﾞ､i　 i,ﾌ_, 〉､　 il/　　　､　　,　ﾞ＼ / ﾉ　　/: :>　　　だれがスイーツなのだわっ
.　　　 l;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ';;;〈 ﾞ､;;;;ﾊ iヽ;ﾞ､/l　/<::ヽ, 'i､　　　　ヽﾉ　　　X　　　'ヽ: :ｽ
　　　　l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l　ﾞ､l .l/　 ｿ　l k ` .r'　 ﾞ､i　　　　 ﾞi　　 　 ﾞ､　 _ノ : :<
　　　　 ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　_l_,,,-ー-､ r､i`l: :ﾞ.､　　j.l　　　　 .l　　　　ﾞ､<: ::､ﾄ"
　　　　　 ヽ;;;;;;;;;;;;;;;／　,-‐ー-､ ヽ ゝ,i,､:::ヽ .ｿ　　　　　.|　　　　 〉l: :< ､ヽ.
. 　 　　　　ヽ;;;;;;;;;'/　／l　r'"ｰ''ﾞi ﾞl: :: ::^k: :'ｰl　 　 　 　 |　　　　 |'::､r` ヾヽ.
　　　　　　　〉､;;;/　,/;;|　l ﾞｰ､: :: ﾞl .l,: :: :: `ﾚ､::＼ ,､ ,､　,ﾍ ,､ ,､ ,､ﾄ'`'　　 ヽヽ
　　　　　　/;;;;;;〉', ./;;|.l;|　.l 　"￣ il .ﾄ;;-､::,:､;: ::.r'-､_,.､_r`,-､,‐､_>　　　　　iﾞ､ヽ
.　　　_,､,､/;;;;;;/／/､;;ヽ､　 i　l　,s'ﾞ`l..ll/> , 　 i､ |:　　 |.　l:: 　 |　　　　　　　lヽ.l
. 　 　l.lﾞliﾞi|;;;;;;;l'　 lﾞ 　ゞ;;;ﾞ､ l　l ζ:::liilt´‐´　 ﾉ`､,l::.　 |.　|:　　|.　　　　　　　|.ヽ|
　　　 ゞ､ﾄﾞ､;;| 　 |-ー´;;r､i　l l　~'ｨ`ゞ'っ_`／ｼ,ﾉ |　　|　 l: 　l.　　　　　　　　| '､|
　　　 ~`'-､V　　l;;;;;__;;;;ヾﾘl　' l　　^-､::､:: ￣,-`' .l.￣.l　i.￣ i　　　　　　　　 |　'|
　　　　　</|　　|￣　ii_ﾞﾞ"i.l,　　l　　 l　ﾞ"`l"ﾞ" 　 fi:￣.i /i:￣l.　　　　　　　　j　/.
.　　　　　　|　　|　　　 "ゞ〃　　l　　l　　/ 　 　 〈;;l 　 l〈;;ヽ　l.　 　　　　　　j ./.
　　　　 　_j　　|　　　　 `'ﾞtﾞi､　　　　　ｿ　　　 　 ﾞi;;`'＠､.i;;`'＠ヽ　　　　　 /
　　　　／ 　／　　　　　　　ゞ=---‐'"　　　　　　 l;;;;;;;;;;;;;;li;;;;;;;;;;;;l　　　　＼＼
　　 ／ 　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ゞー''　　￣　　　　　　　　＼

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾔﾙｵ
いつの間にか私は、そしてあいつも一人前の魔法使いになっていた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾗｲﾊﾞﾙ
認めたくはないけど、やる夫という宿敵の存在が
私の実力を引き上げていたのかもしれない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　　　　 　 　 　 ,ｫｪ､＿__
　　　　　　 　,.f込ｔﾝ:::::::::::｀ ヽ、
　　　　　／::::;. -‐ 　´￣￣｀丶＼
　　　　〃::／　　　　　　　　　　＼ヽ、
.　　 　 ll::/　　　l　　　　　　　　、　ヽY ＿
　　　　ll::l}　　　ｌ　　|　　　 l　|　l　　 lイﾆ}|
　　　　ll;;l}　l､　|　　 | ｌ、 -l‐七/ｖ'　 lミ彳、
.　　　_,'Vｉ 　l,x tT二ｔ,|ヽ,ノ,ｨT}｀'j　ｌ ||〃へ.､
　　／<//l､ ヽヽｨf_lｊ`　 　 　¨ ∠ノlﾉ.||　l　ヽ>
　　ヽ／/{∧　 ＼＿.　　__'_,　,ｨ′l　 ﾚ.　l
.　　/ //'l |　＼__＜. ､ __`_´.ｲ,ヽ　 ＼,__　l
　 /　l_| |_!　　 ｌ　 ｌ l'ー--,＜└vヽ　 ＼＼!
. / 　　　,ｨｰ-.‐|　 |'′　//lＹﾐヽ|l ハ 、 ヽ:.＼
/ 　 　 /.::::::::::::{ 　 ＼ｰtfﾉｌi　斤　l:::::|j＼ l:::::::.＼
　　　 /.:::::::::::::::ヽi＼ ヽ ￣l｣ |/　　|::.Ｙ :::`'::::::::::/
.　　 /.::::::::::::::::::::::|:::l ヽl_,､_ｒ､,_,､r､l'|:::::', :::::::::::::/
　　〈:::::::::::::::::::::::::l:::::＼ﾞ　' |　l　/ ' ,}::::/ :::::::::::ハ
.　　 ＼:::::::::::::::::::i､:::::::::＼　　仍} ,/:::::ｌ｀ヽ:::::::::::::',
　　　　 T :::::::::::/ ＼:::::::::::` - ､／::::::::l　 ヽ:::::::::..ヽ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　ﾌﾟｰﾙ･ｵﾌﾞ･ﾚｲﾃﾞｨｱﾝｽ
そんな折、「　輝　き　の　池　」探索隊の話が持ち上がり、私とやる夫がメンバーに選ばれた。
実力を考えれば妥当な選択である、というのに不思議と私の心は浮き立っていた。
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　　　　　　　　　　　／;;;;r'￣´　　　　　　｀￣ゝ､;;;;;;;;;;ﾊヽ
　　　　　　　　　 ／ソ´　　　　　　　　　　　　　 (ﾍ;;;;;;;ﾊ）ﾊ
　　　　　　　　 /／´　　　　　 /　　 　 　 　 　 　 (ﾍ;;;;;;;|） ﾊ
　　 　 　 　 　 ﾚ'　　 　 　 　 /|　　　ヽヽ　ヽ　　　 （ﾍ;;;;|）　ﾊ
　　　 　 　 　 /　 　 　 / 　 /│　　　 |＿＼|__|＿_　(ﾍ;|））　ﾊ
　　　 　 　 　 l　　　　/ 　l　|　|　　　r'|　　　|　ﾊ　　｀ ((!!)) 　 |
　　　 　 　 　 |　　 　 |　| 」-ﾄ､ﾄ､　　|　　　_x===|　　 }（（ﾄ､ヽ |
　　　 　 　 　 |　　　　レ|´|　|　| ヽ　|　 ｒテ´　　 | /　ハヽ__」〉|
　　　 　 　 ＿| |　　　 | |　|_==ヾ､ ∨　　　 　 　 |/　/　{{￣￣||
　　　　　 〈l￣〉ﾊﾊ ＼＼xﾞ　　　　 , 　　　　　　 /／/ / llヾ〉　|||
　　　　　　ヾ_'-'∧. ヽ ＼＼　 　 　 _　 ノ 　 　 jﾉ ,ｲ /|　ll |ヾ_　|　　　 /
　　　　　　 /||ゞ´∧　＼_＼ゝ　　　　　　　　　 ／//　|　{{|　 |　|　 　 /;;;
　 　 　 　 /／´||　〉〉､_ ヽ￣ヽ､　　　　　　　　／ｲ‐,,/　 ﾞ|　 |　|∧／;;;;;;
　　　　　//　　 ﾞ　|_|　/＼＼＿|｀　- -､-　＜￣;;;;;/l　　 } /｀│＿;;;;;;;;;;;
　 　 　 /＼ー─-､　/　 /￣/| 　 || 　 |;;;;;;;|;;;;;;;;;;;//|　　 |＿／;;;;;;;;| ;;;;;;;
　___＿/＿__〉;;;;;;;;;;;;>'　 /　 /l l/　||　　|;;;;;∧;;;;;;;;;/_ |　　/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ;;;;;;;
__ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;//　/|　/-ﾄ─--'￣＼/　|ヽ;;;/　 | /ﾚ';;;;;;;;';;;;;;;;;;;;| ;;;;;;
＿;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ｲ　/;;;|/;;;;;;;;;;;;;;;/》／　　　 ＼　 《 ﾚ'/;;|;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;| ;;;;;;
＞;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;|　|;;;;;;;;;十､／ヽ-へへへ／￣《/;;;/;;;;;;; /;;;;;;;;;;＜´| ;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　|;;;;;;;／|´　《ミＹ≡》）　　　 《/;;;/;;;;;∠;;;;;;;;;;;;;;;;;;〈￣￣
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／|;;;;;;;;;;;;ﾚ/;;／;;;/　　 ゞ===ﾞ´　　 　《/;;;;;ﾚ'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
;;;;;;;／|／ 　 |;;;;∧__{;;;;|;;;;;/）　　　　　　　　　 《/;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／
／/　 　 ／ ヽ/く;;;;;ヽ |;;;;|》 　 　 |/ 　 ／　 《/;;;;;;;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
　 |　　 /　　 /　 ヽ;;;;;;;;;;;;;|》ヽ　　| 　 /　　 《/;;;;;;;;;;/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〈

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……やる夫が探索隊を辞退したと聞いたのはそのすぐあとだった。
しかも、学園を出て知り合いの戦士とフランへ向かうという。
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　　　　　　　　 ,.:::''::´::￣::`:::.、
　　　　　 　 ／:;: '´Ｔ 丁l `ヽ::}
　 　 　 　 /{:::/ ｌ |ｌ ﾄ､ ｌ Nﾄｌ iﾊ
　　　　　 lｄｂ|　ｌ k_ィヽﾚ仁ﾘｌ│
　　 　 　 | ∧l 　lK◯ 　 ○ｿｲ
　　　　　,ｌ 　（ｌ 　ぃ　 ,-┐,从|
　　　　　l　　　ヽ ﾄゝ､ニ イﾄ､ﾄ､
　　　 　 |/≪T ,バ､:文:｀Yラ､ゝ
　　　　　Ｎ≠{〈:::::::〉:;i:::}:::〉≧
　　　　　ヾ≦ﾊＺi::ﾍ;:::〈ｌ:::|j≧
　　　　　　／:::::::ﾊ:::KＸl:_:ﾄ､
　　　　 ∠::::::::::::{ﾐk::〉Xl,ｿ::::＞
　　　　　　|:::::::::::｀^^ＫＸヽノ

━━━━━━━━━━━━━
そして覚えたのは深い喪失感
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿,、
　　　　　　　　　　　　　　　, __-,=＝=＝=〔{〈*・夕br>
　　　　　　　 　 　 　 　 ／_f〆::::::::::::::::::::::弋之ｿ::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 / ｊf７::::::::／￣￣￣￣￣ ＼:::::＼
　　　　　　　　　　　 /　{i7:::::／　 i　　　 　 　 　 　 ＼:::::ヽ
　　　　　　　　　 　 ;′ {|::::/　 　 l i　　　　|　　　　 　 ヽ:::::
　ﾄ、 　 　 　 　 　 ,′　{|:/ ｌ　　| |｜ 　 |　|　 　 　 |　 |　Ｙ|
　|:::＼　　　　　　｜　　{||　|　　|｜l十￢　|　　　/｜　|　　|
＼＼:::＼　　　 　 |　　　ﾞ|　|　　斤==ミハ ||　　/ﾄ､ｊ　 |　　||
::::::＼＼:::＼.　 　 |　　 　|　| 　 | {　　|　　ﾘ| ／癶〈|　| 　 ハ
::::::::::::＼〉 ::::＼　 |　　　｜ | ヽ ＼￣ 　 　 　 〈_,バﾚ |　,∧｜
:::::::::::::::::::::::::::::::＼|　　　｜｜　＼ ＼　 　 　 ,　｀ /!　|〃ハ_!　-―
::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　　ｌ　　　|　￣ ー=;-　　"/｜/″／::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::/ 厂￣＼ 　 ｌ　　　ｌ＼　　　　　 イ｜l/ーく::::::::::::＜￣￣
:::::::::::::::::::::::/ /::.::.＼　 ＼　l　 　 l:::::::::r‐＜ﾍ　ｌ　〈::.::.::ヽ＼::::::::::::＼
::::::::::::::::::::: | ｌ::.::.::.::.::.＼__ ヽ ｌ　　 ｌ::::::::ﾄ＼__∧　　 Ｙ::.::.:ｌ　 ＼::::::::::::＼
￣＞::::::::::::| ｌ::.::／::.::.::.::.::＼|::ｌ　　 ｌ:::::/￣ ＞ﾍ　 　 ｌ::.::.j＿ 　 :::::::::::::::
::::::／￣￣ｊ ｊ／::.::.::.::.〈￣￣}ﾚﾍ 　 ∨ 　 　 　 ﾍ　　 ｌ::.l::.::.::〉　〉:::::::::::::
／　　　　〔 Ｌ::.::.::.::.::.::.ｊ＿__ﾉ::::::ﾍ　　',＿___　＿jﾍ 　 V::.::./　/＼[＼::::
　　 　 　 　 ｀ ト　　／::.:: ヘ :::::::∧　 ∨ｰ┴;ヱ、::',　 ';:.:/　/
　　　　　　　　|　i く::.:／::.::.::.＼/:::::',　 ｉ　匸{〈*蝮くl|　 |〈　〈
　　　　　　　　|　i 　＼ヽ .::.::.::.::＼:::|　 |―-ゞｰﾍ/〉|　 |ヽ:i　,
　　　　　　　　|　i　　　＼＼.::.::.::.:ヽ|　 |　...::.::.::＼/:|　/ /:l　|

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
勘違いしないで欲しい。
　　　　ｼﾝｸ
これは 妹 が言うような恋愛感情なんかではない。
腕を競う相手がいなくなったがための、虚脱である。
考えてみれば対等の立場で誰かと競い合ったことなんて
これまでの私の人生でどれだけあったろう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　 　 　 　 　 ,-…{薔}ｭ-、　 　 　 　 ＿＿＿
　　　 　 　 ﾉし￣￣＼ :l ｀i　　　;／(＞)＾　ヽ＼;
　　　　　/ ⌒　　　 　 i　!ﾞｉ!　;.／ 　(＿　 （＜） ＼;
　　　 　 ｉ ――――　| ∞|;./　　 /rｪヾ__）⌒:::　 ヾ;
　　　 　 |　!　　|　i　 | | ∧| i　　 ｀⌒´-'´　　u;　　ﾉ;;
　　　＿_|　!　　|　l　 | |__i__! ＼ヽ　、　 ,　　 　　／;
　　/;;;;;;;;|　!　　|　l　 ｌ |;;;;;;;;ヽ ＼-^^ｎ ∠　　 ヾ、
　 /;;;;;;;;;;|　!　　ｌ　|　 ! !;;;;;;;;;ヽ　/￣~ﾉ　＿＿/　i;
　　/.:.:./|　　　 !　l　ﾊ!ﾞ ヽ ヽ二).:.:./（⌒　　　 ノ
　,ｲi.:.:.:| ﾄﾉﾚ , ,'　ｨ/　lr､.:.:＼ /.:.:./　 ￣￣￣/



　　　　　　　: ,.:::''::´::￣::`:::.、;　　 ＿＿＿＿
　　　　 　; ／:;: '´Ｔ 丁l `ヽ::}　;／　;u　 ノ し ヾ
　　　　 : /{:::/ ｌ |ｌ ﾄ､ ｌ Nﾄｌ iﾊ;/　　　　　 ⌒　　＼
　　　　; lｄｂ|　ｌ k_ィヽﾚ仁ﾘｌ,/ 　　　 　 　 　　 　　ヽ
　 　 　; | ∧l 　lK＞ 　 ＜/　　　　　 　　＾　　　　 │
　　　 ; ,ｌ 　（ｌ 　ぃ　 ,-､　 |　　　　 　　　　　　　 　│
　　　;. l　　　ヽ ﾄゝ､ｎ^^- ＼　　　　 　 　 　 , ＿／
　　 　: |/≪T ,バ､:文￣丶／￣　　　　　　　 ＼
　　　 ; Ｎ≠{〈:::::::〉:;i:ヽ　 ´　　 ノ　 　　　　　　　＼

>>688
ずいぶんと低レベルに見えますwwwwww

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
やる夫との切磋琢磨は、いつの間にか私にとって重要なものになっていたらしい。
なによりも癇に障るのは、私にとって必要なこの関係が、
あいつにとって、それほど重要ではなさそうだということだ。
片思いというのが、恋ではなく宿敵という関係でも辛いものだと、この時初めて知った。
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　　　　l.l　　　　　　　　　　　　　、　　 　 　 　 　 　 　 /
　　　　l　　　　　　　　　　　　　 〉,　　　　　　　　　　/
　　 　 l　　　　　 　 　 　 　 　 /ノ　　　　　　　 　 , ′
　　 　 ;　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／
　　 　j　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　／　　／
　　　 i　　　　　　 - ...＿_ 　_,,.. -　　 　 _／　＿彡イ
　　 　 ;　 　 　 　 　 　 　 ｀´　　　　　　￣￣　ｲ 　 |
　　 　u 　　　　　　　 　 == 　　　　　　　 ／　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　 '´|　　|
｀ 　 、　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,　'´ 　 ｜　 |
　　　｀ 　 .,　　　　　　　　　　イ　　　　　|　　;
＿＿＿＿_＞＿、 ＿,　 ＜　l | 　 　 　 |　 /
::::::::::::::: ／.::::::::::|:::::::|二::.＼　ｌ |　　　　/　/
:::::::::::／.:::::／￣|:::::::ﾄ､::|＼:.＼ |　　　/　/　　　　　　/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
だから私は宣言したのだ。
ﾔﾙｵ
敵に塩を送って、再会を約束して。
あなたのライバルは私なのだから、無様な真似はしないようにと。
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　　　　　　　　　　　　　　　　_ _　 __
　　　 　 　 　 　 　 　 　 〆´　 　 ,ｼ｀{＠}、
　　　　　　　　 　 　 　 /　　　　{l.: : : : : ,ｼ＼
　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　___{l: : :,ｼ　 ,　 ∧
　　　　　　　　　　　 /　　　 ／i:lS|~ 孑」　　 ト､
　　　　　　 　 　 　 /　　　 "　 l:l　l　|､-ト､　 l !|
　　　　　　　　　　/　　 　i　　 "|　ﾈ ! ゞﾊ、,ノ
　　　　 ＼　、　 /　　　　|　　　|＼|/　　〉"
　　　 ､__　＼i.∨　　　　 !　　　 l:ヽヽ_- '
　　　　＼;:≧^　　　　　　　　　 |;;lヽヽ,,,/　／
　　　　 ≧ﾂ　　　　　　i　　　　 !=;::´:;:;:;:;≧-―
　　　-≦ﾊ　　　i　　　 |　　　　 |;:;:;:;:;:;:;:;≦'‐-､
　　　　∠　　　ﾊ　　　｜　　　　l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ﾑ-＜　　 ,一へ
　　　　!　　　 ﾊ　　 　 ｜　　　　|;:;:;:;:;:;:;:;:;ﾑﾂ　　 　 （　　　ヽ
　　　/　　　　　　　　 　l　　　　 Ν＼;:;:ﾂ气　　　　／　　,／
　　 l　i　 ト ﾊ l|　 　 i 　ﾄ　　　　|:::＼''＼ヽヽ　_ｪ-´､~< ´
　　 i ﾊ 　l | ハ∨ ,/w|　i　　l　　|:: :: :ヽ :: :: l-L_＼ {　ゝ
　　 ヽ ヽ l l　 　 ∨　ﾂ ！i 　 　 !: :: ::.: ヾ: ::ﾂ气　{ （　ヽ
　　 　!　｀′　　　　　　"ﾄ |　　　l:: :: :: :: :ﾄ: ::.liヾ　」　{／
　　　　　　　　　　　 , -‐‐!/!　 / :: :: :: :: _ヽ:: :: ::厂""´
　　　　　　　 ,-―｀ :: :: :: :| / / _ _,-―:: ヽ ヽ:: :: ::ヽ
　　　　　""´／:: :: :: :: ::　,V／´ :: :: :: :: ::　ヽ!:: :: :: ::ヽ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
私もまたフランへと旅立つ。
ﾌﾟｰﾙ･ｵﾌﾞ･ﾚｲﾃﾞｨｱﾝｽ
「　輝　き　の　池　」を探索するために。
この冒険で、やる夫と出会うこともあるだろう。
ﾌﾟｰﾙ
　池　はフランにあると目されているのだから。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


　　　 　 　 　 　 　 　 / // ､ヽ′　　 ,/　 　　　_ﾉﾞ/　//　ﾉ　 / ハ　　　 !::::ｌ　l:::::l　l 　|:::::l/
　　　　　　　 　 　 　/ / ｌ　 | ! 　　　,/　　 　 ／ ,/　/　／ 　/ / /　　　 ヽ::ゝ !::::!　ｌ　 l:::/
　　　　　 　 　 　 　 | l!　|　 | ! |　　i|| 　　 ／ ／,,,,,,/／ 　／／ /　 　　/ヽ＼:::::/　 l　 |::l
.　　　　　 　 　 　 　 ﾘ　 | 　l　ｌl i　 l !　／　 巛≠≠７ ∠― ／　 　 　 ｌ　ｌ　 |::::| 　 l　 l::!
　 　 　 　 　 　 　 　 '　　ヽ !　ｌl ｌ　 ! |/l　　 　l! }　, ′　　　/　　 　 ,　' ｌ　!　 |::::| 　 l　 |::ｌ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 l!　ヽヽ　 lノ　 　 /liﾉr'　 　 　／　　　／l　　!　| 　|::::| 　 l　 |::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∨　　 　 '￣　 　 　／ 　 _, -´ ｜ 　 !　l　 |::::| 　 l　 |::l
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,　 ´ 　 　 　 　 　 　 ∠ - ￣　　　｜　 / 　ｌ 　|::::| 　 l　 |::l
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 l　 / 　,'　　|::::| 　 l　 ｌ::l
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｌ　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l　 l　｜　　|::::|　　 l　｀′
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ, ‐-　　　　　　　　　 　 　 　 　 l 　l　 　　 /｀´　　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!　、　　　　　　　　　 　 　 　 　l　/ 　　　/ 　　　　　ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/､　　　　　　　　　　　　　　　 /./　　　 /　ｌ　　　　　ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 i　 }　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /./　　　 ∧　 |　　　　　ｌ
.　　　　　　､_　　　　　　　　　 　 /　　ヽ　_　　　　　　　　　　　/./ 　　　/　,.ｌ、 ｌ　　　　　l
　　　　　　 　`'ﾐニニ＝,､　　　 /　　,　 　　,/ ー　-　、　　　 /./ 　　　/‐'´::.::.ヽ..ｌ　　　　 l
　　　 　 　 　 ｀三三三三三三l　　/　 　 ,/　　　　　　!　　　//　　 　/::.::.::.::.::.:.::.::ヽ..　　　 l
　　　　三三三三三三三三三! 　 ｌ　　 ,/　　　　　　/l:.::.::.:.//　　 　/::.::.::.::.::.::.::.::ｨﾉ〈ヽ..　　l
　　　＝ニミ三三三三二ニニ! 　 ｌ 　 /三二ニニ／/::.::.::.//　　 ／::.::.::.::.::.::.::.::.:ﾉ} ゝ.::.ヽ＿!_
　.=＝ニ二三三三三三三三| 　 ｌ　 /三二ニﾐ／::./ /::.:://　 ／::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|r-r、::.::.::.::.::.
　ミ三三三三三三三二二ニl　 l　 /ﾐ三三三〈::.::.〈 /::.:/　 ／ i::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:ｨﾉ 〈/::.::.::.::.::.::.
=ニ三三三三三三／::.::.::.::.::.l 　ｌ　/::.::.::.::.::.::.::.::ゞ::.:ゝ::./ ／　 　ｌ::.::.::.::.::.::.::.::::.::.ﾉ} 　ゝ::.::.::.::.::.::

━━━━━━━━━━━━━━━━
その時まで、死ぬんじゃないわよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾔﾙｵ
　　　　　　　　　　　　　私の宿敵――
━━━━━━━━━━━━━━━━





　　　　　　　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　┃やる夫は忘れられた世界の魔法使いのようです　外伝了　　┃
　　　　　　　┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

以上で投下を終わります。

ゲリラに付き合ってくださり、ありがとうございました。
他部署のサーバトラブルで、予定外に早く帰宅できたので、なんか作るかと思って投下しました。

>>689
なんか、ギャグ入れないと持たなかったのでw

この世界はチート存在がうろちょろしてるんで、水銀燈くらいのチートはかわいいもんかな、と思っています。

あと今のままでは水銀燈がヒロイン（予定）からヒロイン（笑）になりそうだったので、ちょっと持ち上げという事で。

おつー。楽しませて頂きましたｗ

>>696
＞ヒロイン（予定）からヒロイン（笑）へ
痛い！　他人事とは思えないほど心が痛い！ｗ

TRPGの世界は上を見るときりがないのばっかだからしょうがないっちゃしょうがない

乙
最初別のスレを見てるのかと思ったほど銀ちゃんが乙女すぎる
ただのアホの子じゃなかったんだな

わりと本気に「あれ？銀ちゃんってヒロインだったの？」と思ってしまったよ

乙でした

>その時まで、死ぬんじゃないわよ。
こんなこと言いつつ今の彼女はごらんの有様ですｗ

乙でした。

銀ちゃんエリート？まぁ僧侶/戦士/魔法使いは序盤は超有能か。しかし
　>同世代の中で私はいつも頭一つ抜きん出ていたのだから
【知識】はともかく【賢さ】で抜きん出てたようにはとても見えんｗ

賢さを文字通りに取るからいかんのだ
神様が「ああ、銀ちゃんバカ可愛いなあ」と愛でてえこひいきでボーナスくれる能力値だと考えるんだｗ

D&D三版だと、信仰呪文の使い手はいろんな形で魅力度も重要になったからねえ。
アンデッド能力やパラディンの一撃とか。

キャラクターとプレイヤーの賢さは違うしなぁw

いるのよね、スペックが高くてもそれを活かせない人ってｗ

レス返しー

>>697
最終的に神にもなれる世界ですしね。

>>698
>>699
ありがとうございます。
このスレのやる夫と水銀燈の関係は、とりあえずこんなところです。

>>700
絶望した。
予告段階からヒロイン面して登場していたのに、ヒロインと思われていない銀ちゃんに絶望した。

>>701
今回の話をふまえた上で、以前の話を読んでもらうとまた違った面が見えてくるかもしれないです。

>>702
厨ニ病に罹患していることとライバル絡みの判断を除けばきっとまともなんですよ。
なんか赤い人が「この外伝はあくまで水銀燈視点の話なのだわ」とか言ってましたけど、きっと普段はこうなんですよ。

>>703
神様も水銀党員なんですね。わかります。

>>704
いろいろと変わりましたからね。３版以降は。

>>705
>>706
TRPGではおなじみの現象ですね。

＞TRPGではおなじみの現象ですね。
TRPGに限らんけどなー（ぉ

>>708
それはあれですね。
戦うのがいやだーとか言っておきながら、ばんばん雑魚刈って経験点やゴールドを稼ぐような（偏見

某所の作者さんが怒涛の全レスしているのを見て、圧倒されてしまいまいた。
私には無理だ。
気の利いたコメントを返そうとして、本編以上に悩んだ挙句タイミングを見失うのが目に見えるようです。

で、自己レスになるんですけど

>神様も水銀党員なんですね

なんか短編とかスレのタイトルみたいな響きじゃないですか？「神様も水銀党員」って。
めぐが神様になって水銀燈を見守っていく話。
孤立した水銀燈をこっそり勇気付けたり、白饅頭との仲を邪魔してみたり。

だれかそういう話を作らないもんですかね。

めぐが神様じゃ水銀燈いじられまくってひどい目にあうだけなんじゃ……ｗｗｗ

>>709
＞全レス返し
私も一応全スレ返ししてるけど、まー、少ないから返せるってのはあるねｗ
作者の投下よりレスの方が多い、となったら多分無理ｗ
まぁ、気の利いた事が言えないなら、返せるような奴だけ返せばいいと思うよ。
あるいは似たようなレスを複数まとめてレスるとか。

>>710
ですよねーｗ

>>710
でも、その内容もわかっていながら見てみたい気持ちがあるｗｗｗ

>>710
じゃあ、あれです。
女神めぐが、水銀燈をやきもきさせるためだけに、やる夫にパッシブタイプのフラグ建設技能くっつけるんですよ。
それで、毎回やる夫といい雰囲気になろうとしたところを邪魔される。

>>711
どうもです。自分の力量の及ぶ範囲で頑張ります。

>>712
ですよねー

その事実に気づいたやる夫が必死にレベルを上げて、運命を打破する神殺しの物語が始まるわけですね分かります

そして逆に自分が付けたフラグ建設パワーに射抜かれるめぐがヒロイン

そして結局ぼっちの銀ちゃんカワイソス

ﾊﾟｯﾊﾟｯﾊﾟｯﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟﾊﾟｯﾊﾟ　ﾊﾟｯﾊﾟｯﾊﾟｯﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟｯﾊﾟ

信者なんて神様にとってはお気に入りのオモチャそのものじゃないかｗ

全レス返しって、カオススレ？

>>714-716
>>718

あんまりノリがいいから、嘘予告作っちゃったじゃないですか。


結構ノリノリでいけた。
どＳなめぐ神様、いいかもしんない。


>>719
いや、そこじゃないです。
まあ、あんまり他のスレの話題を出してよそ様に迷惑かけるといけないんで、詮索は無しということでひとつ。

それじゃぁ、ぼちぼち投下していきますねー

っとその前に
>>709-716あたりの雑談からひらめいた嘘予告が、まとめサイトさんに掲載されました。

ttp://yaruomatometai.blog72.fc2.com/blog-entry-1417.html

ありがとうございます。

それでは行きます。